NOMAD Magnetic Leather Backをレビュー。iPhone 15 Pro Max用のRustic Brown カラーを購入しました。
iPhone 15 Pro Max ケースはNOMADのModern Leather Caseを使用していて、買い換える予定は全然なかったんだけど、先日発売されたMagnetic Leather Backがあまりにも良さそうだったので買わずにはいられませんでした。
Magnetic Leather Backはケースをいうか背面用のカバーという感じ。iPhoneに装着すると背面のレザーがかっこよく、iPhone自体のチタン素材も活かせて、全体のサイズ感もすっきり、グリップ感も良い感じ。一方で保護性能には不安も。という感じ。
画像と共にメリット・デメリット・製品仕様や実際の使用感などを紹介します。
※2024年8月27日、半年使用してのエイジングとiPhoneのチタンフレームへのダメージについて追記しました。
NOMADのLeather Backは日本国内で購入しようとすると発売当初よりもかなり価格が割高になってしまっています。詳しくは記事の最後に加筆しましたが、ぼくは革製品が好きなのでレザーであることが大事ですが、レザーであることよりも背面を保護してチタンフレームを剥き出しで使いたいという用途なら背面だけに貼る↓のようなスキンシールなどもアリかもしれないと思っています。しっかりしたカバーよりも保護性能は落ちると思いますが、背面ガラスに傷などはつきづらくなりそう。
色やデザインもさまざまなものがあるようです。
NOMAD Magnetic Leather Backの評価
メリット
- Horweenレザーがかっこいい
- iPhoneのチタンデザインが活かせる
- 背面カバーだけなのでサイズ感がすっきり
- グリップ感もいい
- MagSafe対応
デメリット
- 側面と画面への保護がない
評価
NOMAD Magnetic Leather BackのレザーとiPhoneの15 Pro/Pro Maxのチタンの組み合わせで最高にかっこよく高級感。どちらも手に馴染んで、ケースではない分サイズもスッキリしてグリップしやすい。画面や側面への保護力は皆無なので保護性能よりも、かっこよさ・高級感などを重視する人向け。人は選ぶけど合う人には最高です。
MagSageアクセサリや充電器は使えるけどくっつきが少し弱めな点は少し残念です。(SNSでMagSafeの磁力について問題ないという声も多くありそんなに気にならない程度、あるい磁力が強めのケースと比べて弱い程度。)
NOMAD Magnetic Leather Back 特徴と使用感
NOMAD Magnetic Leather Back はModern Leather Case などと同じくHorween Leatherを使用したカバー。とてもかっこいいレザーでエイジングも楽しめるけど小傷が付きやすいのも同様だと思うので、綺麗なまま使いたい人には不向きだと思います。
iPhoneへの装着はMagSafeのマグネットと粘着シートで貼り付けます。粘着シートは剥がした後濡らした布で拭き取って乾燥させれば粘着力が回復して繰り返し使えるようです。
MagSafeのみだととりあえずくっ付けることは出来るけど簡単に動かせてしまって確かに粘着シートで貼り付ける必要があると感じました。
iPhoneが触れる面は柔らかいマイクロファイバー素材。
MagSafeはiPhoneに貼り付けるのにはもちろん、貼り付けてる状態でMagSafeアクセサリの使用や充電にももちろん使えます。が、磁力は少し弱いようです。初めはこのケースの不良かと思ったのですが、実用できるレベルの中、磁力の強いケースと比べると弱いという程度で、SNSで他の方からも別に弱く感じないという声がありました。NOMADに確認しても特に不良というわけでもなさそう。
後日他のケースと比べて感じたのが、薄めのMagSafe対応ケースは他社でもいくつか同じ程度(実用できるけど磁力が強めのケースと比べると少し弱め)というのがあって、それくらいというふうに感じました。なので特に問題視するほどではなさそうです。
NOMAD Magnetic Leather Back 製品仕様
ブランド | NOMAD |
製品名 | Magnetic Leather Back |
対応機種 | iPhone 15 Pro・iPhone 15 Pro Max |
カラー | Black・Rustic Brown |
厚さ | 2.05mm |
重さ | 約 33.9 g (実測・iPhone 15 Pro Max用・粘着シートの保護フィルム剥がす前) |
厚さは約2.05mm。革張りのプレートという感じ。
カメラ周りはポリカーボネート製のフレーム。
iPhone 15 Pro Max ブラックチタニウムに装着
iPhone 15 Pro Max ブラックチタニウムに着けるとこんな感じ。
NOMAD Magnetic Leather BackのレザーとiPhone本体のチタンの合わせ技で高級感がすごい。見た目だけじゃなくスリムなのに加えレザーもチタンも手に馴染んでとても持ちやすいです。
↑はこれまで使っていたNOMADのModern Leather Caseとの比較。どちらもiPhone 15 Pro MaxでMagnetic Leather Back なら一回り小さく。どちらもHorweenレザーのRustic Brownだけどレザーの色も少し違いますね。Magnetic Leather Backの方が少し濃く暗めで僕はこちらの方が好み。でも実物は画像ほどの差は感じませんでした。
背面以外は守られないから使う人はかなり選ぶと思うけど、かっこよさと持ちやすさは最高。この貼り付けるタイプのiPhoneケースというかカバー。これから色んなメーカーから出てくるかもしれませんね。なんで今まで無かった?と思うくらいとても良いです。
iPhoneのチタン部分、見た目も触り心地もめちゃめちゃ良くて、裸で使いたい気持ちもありながら、背面やカメラ周りを傷つけるのは恐いということでケースをつけない選択肢は持てずにいました。
僕の感覚だとチタンみたいな金属部分は使用していく中で傷がついてもそれはそれでかっこいいと思うんだけど、背面やカメラ周りが傷ついたり割れたりするのはキツイですよね。
MagSafeのマグネットと粘着シートでしっかりくっついていて、不意に外れたりズレるような不安は全くないけど、Magnetic Leather BackとiPhoneの間に爪を入れれば外すこともできそうです。
Webサイトでも簡単に取り外しできるし、貼り直しもできるという内容の記載がありました。
レザーもチタンもかっこいい。カメラ周りのフレームはレンズより高くなっています。
背面の保護だけということでガラスフィルムの類は必須になるし、きっと落として割って貼り直しみたいなことも増えるかなという覚悟はしています。保護のことだけ考えたら普通のケースを選んだ方が絶対にいいですね。でも敢えて使いたいくらいかっこいい。
あと今までケースの中に仕込むタイプのストラップホルダーをつけてカラビナリールやショルダーストラップを付けていたので、それが使えなくなってしまうのも今回購入を少し迷わせました。
画面の保護を高めたいとか、ストラップ類を使いたい時は今まで使ってたModern Leather Caseや他のケースとも使い分けようかと思います。
同じNOMADでHorweenレザーのModern Leather Caseと比べるとこんな感じ。Modern Leather Caseは3ヶ月ほど使ったモノ。ケースのフレームがないからとてもスッキリしています。色味も少し濃く、Magnetic Leather Backの方がより好みです。
半年使用してのエイジングとiPhoneへのダメージ
この項目は2024年8月27日に追記しています。半年以上使用して今もとても気に入っています。画像の通り小傷の数はすごいですが、これはNOMADの他のホーウィンレザーのiPhoneケースも同様です。承知で購入していて全く不満はありません。新品の綺麗なのもかっこいいけど、傷だらけになってもレザーはかっこいい。
これがヴィーガンレザーとかのフェイクレザーなんかだと水濡れでシミになったり、爪で小傷がついたりはしないものの、擦れたりしてボロボロになってくるとレザーのエイジングのかっこよさとは別物で残念な感じになるのでやっぱり本革が好きだなと思います。ただ自分は好きだから気に入ってるけど好きじゃない人から見れば汚くなっただけとも言えるので完全に好みの問題ですね。
背面にだけ付けるカバーということで、やっぱりチタンフレームが剥き出しで使えるのが魅力でもあり、傷がつかないか心配というところでもありました。実際に半年以上、背面の傷がこれだけ付くくらいの感じで使用しました。普通に何度も落としたりしてるし、ここ1ヶ月程度はMagSafeでストラップやキーホルダーをつけられるようにしたのでバッグやショルダーでぶら下げたりと傷が付きかねない使い方をしてきましたが、さすがチタンフレーム!全然無傷!
ちなみにガラスフィルムは3回くらい割りました。派手にじゃなく角にヒビが入って貼り直すのを3回くらい。使い始める時にも、金属のフレームは多少傷がついたところでかっこいいし、割れたら台無しになる背面はレザーカバー、前面はガラスフィルムで守れるから大丈夫だろうと考えていました。普通のiPhoneケースならフチで液晶が割れづらいけど、それがないのでガラスフィルムは多少割れるだろうなというのも覚悟していたので3回くらいならまあ想定の範囲内という感じでした。
ガラスフィルムが3回くらい割れてもチタンフレームは無傷!もちろん何しても傷がつかないなんてことはないと思います。ダメージの与え方によっては傷がつくこともあるでしょう。ただ傷が付きやすいか付きにくいかとかいうならつきにくいと言えると感じています。
指紋とか脂とかは普通に付きます。これらの写真を撮る前に指紋なんかは拭き取りました。普通にクロスで拭き取れるので問題はないと思います。
このフレーム周りのスッキリ感は見た目も持ちやすさも、半年使用してやっぱり良かったと、いやますます気に入っています。次回のiPhoneでもこのケースを使いたい。
NOMAD Magnetic Leather Back レビュー まとめ
NOMAD Magnetic Leather Back をレビューしました。
- エイジングが楽しめるホーウィンレザーがかっこいい
- チタンのかっこよさも感じられる
- サイズ感もスリムに
- グリップ感も良い
と最高なようで、保護性能には不安もかなりあるので、とにかくかっこよさとかチタンを隠さずに使いたい、その辺を重視する人にだけおすすめのiPhone ケースというか背面カバー。
MagSafeアクセサリを付けたりMagSafe充電にも対応。
経験上NOMADのHorweenレザーのケースは小傷がつきやすいので、それも込みでエイジングが楽しんでいるけど、気になる人にはその点も不向きかと思います。
海外のNOMAD公式サイトから購入。海外からの発送だけど注文して3日程度で手元に届きました!価格が40ドルと通常のケースタイプよりも安価。円安と送料もあって日本からだと安いとは言えないけど決して高すぎる!というような価格ではありませんでした。
いつの間にかNOMAD公式サイトでの日本からの購入がドル表示から円表示の固定価格になり、価格もドルから単純に円換算するよりも高くなっていました。送料も日本円表示で定額(以前より高めな印象)に。単純に円安になった以上に価格が上がってしまったように見えるので、日本国内からは海外のNOMAD公式サイトよりも日本国内の正規代理店を使って欲しいということかなと感じましたがどちらにしてもかなり高いので、以前は海外サイトという点で気持ち的なハードルはあるものの、価格的には高価なブランドという印象ではなかったんだけど、価格面ではちょっと手を出しづらいブランドになってしまい残念です。
レザーであることよりも背面だけ保護しつつチタンフレームを剥き出しで使いたいなら↑のような背面にだけ貼るスキンシールという手もあるかも。レザー調以外にもさまざまなカラーやデザインがあるようです。使ったことはないのであくまでそういうのもアリかもというくらいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
TwitterやInstagramでブログの更新報告などしています。良かったらフォローして下さい!
記事の感想・質問・意見・要望、その他なんでもお気軽にお寄せ下さい。とても励みになります!