
Appleから発売した紛失防止タグ AirTagを購入しました。純正のAirTagケースのAirTagレザー・キーリング サドルブラウンと合わせて。
今回AirTagを購入したものの、紛失防止タグ自体は2019年からMAMORIOを使用しています。
AirTagには世界中にある数億台のiPhone、iPad、Macデバイスの「探す」ネットワークが使えるという大きなメリットがありますが、その機能はあくまで失くしたことをユーザーが気づいて、紛失モードを設定して利用するもの。
MAMORIOにはユーザーの手元から離れた時点で通知を出してくれる機能があります。
鍵を落として家の玄関まで来てやっと気づくとか、財布を落としたけど気づかず数日経ってしまうことなどを考えると、手元から離れた時点で通知してくれるMAMORIOの方が僕には心強く感じるので、AirTagの発表があっても、どっちを使うかというとMAMORIOを使うなと思ってたんだけど、
一方でAppleの紛失防止タグ。実際に使わずに多分あーだこーだと言っていてもしょうがないし、ただただ使ってみたいという気持ちでAirTagを購入してみました。
先に結果を話してしまうとやっぱりMAMORIOの方が好きだなと思ってます。あくまで僕の用途とか重視することにおいては、ということで好みの問題。
そしてやっぱりさすがApple製品でしばらく持って使ってみたい気持ちにもなりました。
多少実験したりしてみたものの、まだ手にして少しの時間しか経っていないし、しばらく使って気づくこともあるかもしれないし、あと今までMAMORIOを付けていなかったAirPods Proという使い道も見つかったので。
一番役立てられそうなのは鍵につけることだとは感じてるんだけどもうすでにキーケースがパンパンでAirTagを付ける余地はないんですよね。
AirTagとAirTag レザー・キーリング





AirTagを AppleIDに登録



AirTag レザー・キーリングを付ける


AirTag レザー・キーリングをAirPods Proケースに取り付け。


AirTagの使用感

AirTagの場所を探すときは「探す」アプリ内、下部の「持ち物を探す」タブから。
iPhoneやMacなんかを探すときに使う「デバイスを探す」タブとは別れています。

地図上で最後に通信出来た位置を確認出来ます。設定した絵文字もここで使われる。

位置を検出できるくらい近距離だと矢印と距離を知らせてくれる。背景が灰色の時はiPhoneを向けてる方向には無い時で、

向きを合わせると背景が明るい緑に。

10cm刻みで場所を教えてくれてかなり正確。
ただしこんな具合に正確な位置を検出できるようになる範囲はそれほど広くなさそう。
仕事場のビルが端から端まで8mほどの小さなビルなんだけど、その1フロア内なら検出出来たけど、外からも試そうとしたところ、3Fから2Fの階段を降りてる最中に検出出来なくなった。
家の中とかで探すにはこれ以上ないくらい便利そうだけど、街の中とか広いショッピング施設や駐車場とかで探すにはまず大まかに近く(10m程度?)まで行けないと難しそう。

失くしちゃった時は紛失モードにすることで、近くをiPhoneなんかのユーザーが通りかかって検出したりすると教えてくれたり、端末に電話番号やメッセージを表示させることが出来るみたい。
でも前述の近くで検出して矢印と距離を教えてくれてた時と違って、住所なんかが出て、この辺でAirTagが検出されましたっていう通知が出たとして、その距離にはズレがあるし、
単なる置き忘れで置いた場所にそのままある時なんかは住所がわかれば、ああ、あの時置き忘れたのか!って探せそうだけど、移動中にぽろっと落としたとか、置き忘れた後時間が経って誰かに持ち運ばれたりして移動してしまったモノを、この辺で検出したっていう通知一本で見つけるのは結構難しそう。
音を鳴らして探すのも音量は結構小さいので、手元や部屋の中にあるけどちょっと見失ってるのを探すのにはすごく便利!っていう感じだけど、騒がしい場所や離れた場所で音を頼りに見つけるのは難しそう。
AirTag自体が今までの紛失防止タグ製品より有名だし、見せるように付けたくなるデザインだし、悪意を持ってモノを盗む人には簡単に捨てられちゃうようなモノだから盗まれるっていうことに関してはかなり度外視してるのかな。
あくまで置き忘れとかを見つけるとか、そもそも出先での紛失防止、というよりは家の中なんかでちょこちょこ場所を見失うモノを見つけるのに使うのが向いてる印象。
鍵とか財布に付けられると急ぎで家を出なきゃってときに見つからないみたいな対策としていいと思うんだけど、キーケースはパンパンだし財布には入るサイズじゃないしなので、家や仕事場を出るときに付けて出ようとしたら場所を見失ってモタつくことのあるAirPods Proにつけることにしました。
これはすごく便利!必要!とまでは思ってないからそのうち他のものに付け替えるかも。
サードパーティ製でうまく色んなモノに付けやすくなるグッズが出るとか、将来的にはもっと小型になるとかすると持ちやすいかな。
自転車に乗ってた頃なら盗まれる対策じゃなくて停めてる駐輪場内に居るのに自分の自転車(なんの変哲もないママチャリ)が見つけられないみたいな時があったからあの頃に欲しかったかもしれない。
あと元々は前述のMAMORIOを使い始めた理由でもあるんだけど、家に置いてあったか仕事場に置いてあったか確認したい。みたいな役割はMAMORIOでもAirTagでも良いなと。
少し実験した程度の使用感なのでしばらく使ってわかったこととか印象が変わったりしたら追記します。
AirTagとMAMORIO 3種の比較
冒頭でも書いたMAMORIOとの比較。


簡単にMAMORIOのそれぞれの特徴を書いちゃうと、
- 穴の空いてる「MAMORIO」はそのままキーリングなんかが通せる一番小型な製品。ただし電池は交換出来ず1年くらいで買い替えが必要。少しお得に書い直せるOTAKIAGEっていうシステムがMAMORIOシリーズ全品にある。AirTagよりも嵩張らずにキーケースなんかに付けられる。
- 「MAMORIO RE」は3個入りと5個入りのパッケージで販売されてて電池交換式。電池交換出来るからランニングコストが低いのと数が付いてるから色んなバッグやポーチとかポケット的な構造のものに入れておきやすいし、AirTagよりも目立たないデザインだからバッグや財布の小銭入れなんかに入れておいて盗まれても気付かれず捨てられづらそう。
- 「MAMORIO CARD」は最薄1.7mmのカード型でワイヤレス充電付き。バッテリーは半年程度持つそう。小銭入れのマチが少ないコンパクト財布やパスケースなんかにも入れられる。
こんな感じでMAMORIOシリーズは合わせて持ちたいものによって選べるバリエーションが豊富でAirTagより持ちやすい場合が多い。
そして冒頭にも書いた、そもそものMAMORIOの手元から離れた時点で通知を出すという機能で、やっぱり早い段階で落としたとか、置いてきたことに気づかせてくれて急いで取りに戻るっていうのが出来るのはMAMORIOだと思う。

あとMAMORIO Spotっていう「みんなで探す」モードになってるMAMORIOが届くと通知をくれるスポットが国内のほとんどの鉄道の駅なんかに設置されてて、それも電車移動の多い僕には心強い。
ズレのある街中の住所が通知されてこの周辺で検出されましたと言われても置き忘れたその場所にある場合以外だとなかなか見つけるのが難しいと思うけど、MAMORIO Spotに届いた場合だと駅に遺失物の問い合わせなんかをすればいいし。
あとMAMORIOそのものを使ってなくてもアプリを入れて設定しておくとアプリの入ってるiPhoneがMAMORIO Spotに届いたときにもメールが来るのでPCなんかで見られるアドレスを設定しておけばいざというときにはそれも役立ちそう。
とまあ、こんな感じなのですでにたくさんのMAMORIOを使ってることもあってAirTagを少し使ってみた上でも出先での紛失対策にはMAMORIO派です。
あとMAMORIOと比較されがちだったTileは、AirTagのように失くしたことに気づいてから探すのに使うタイプで、Tileからスマホの音を鳴らせるとか、サイズにバリエーションがあるとか良い点もあるけど、基本はAirTagが上位互換になったような印象。
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