EcoFlow JAPANからポータブル電源RIVERをご提供頂きました。
ずっと欲しかったんですよね。ポータブル電源。ずっと欲しかったのに購入してなかったのは欲しかった理由がいざという時のために一個持っておきたいなというものだったから。欲しいは欲しいけど今すぐ必要でもないし、ということで購入に至っていませんでした。
アウトドア用途で使いたいとかすぐにでも使いたい目的があれば購入も早かったと思うんだけど、今じゃなくてもと思うと先延ばしにしちゃうんですよね。
でもマジで欲しかったので、買うならこの辺かな、というのはいくつか目星をつけていました。今回お話を頂いた EcoFlow RIVERもその中の1製品で。容量的に小さめのモデルなので買いやすそうということと、かっこよさも大きな理由でした。
いざという時の備えとなるとかっこよさなんて二の次のようだけど、せっかく持つなら普段使いして有効活用したいし、普段使いしておいた方がいざという時に使い方がわからないとかケーブルがないとか充電がないとかいうことにもならなそうですよね。
で、普段使いするならやっぱりかっこいいモノがいいですよね。RIVERはデスク周りに置いてもかっこいいし今は寝室に置いて使用しています。かっこいいから目に触れるとこに出して置けるし、なんならインテリアの一つくらいになります。
もちろん見た目だけじゃなく、10台のデバイスに同時に電力供給できるとか、モバイルバッテリーと違ってコンセントを挿せるからいろんな機器で使用できます。さらにX-Boost機能を使うと最大1200Wまでのヘアドライヤーなんかも動かせたり、安全面でもバッテリー内部の電圧調整や保護を自動で行う独自のバッテリーマネジメントシステムが搭載されてるそうです。
電源容量は288wh。モバイルバッテリーの表記なんかでお馴染みのmAhに変換すると80,000mAh相当くらいな様です。用途によってはさらに上のモデルを検討してもいいと思うけど、実はエクストラバッテリーというのを購入すると簡単に増設して上のモデルと同じ容量に出来るのでまずはRIVERから。という使い方も。別売りのソーラーパネルなんかも併せて使用したくなりますね。
いくつものモバイル機器をまとめて充電してみたり、いつもの家のデスク環境で繋いでる電源タップをまるまるRIVERに繋いで変わらず使用出来るのかなど見てみました。普段は寝室に置いて毎日のように充電する機器以外の都度ケーブルをコンセントに差して充電していたような機器の充電に使いながらいざという時に備えています。大きな災害だけでなくちょっとした数時間の停電など色んな場合があると思うのでやっぱり一つあるといいですね。
EcoFlow ポータブル電源 RIVER パッケージと付属品
パッケージ
本体と付属品一式
専用車載充電ケーブル
車内充電用のケーブル。12VシガーソケットとRIVERを繋いで充電します。
専用ソーラーチャージャー充電ケーブル
EcoFlowのソーラーパネルと繋ぐためのケーブルのようです。
DC5521-DC5525ケーブルと本体専用AC充電ケーブル
左側のDC5521-DC5525ケーブルは、ノートパソコンなど入力端子がDC5525形状の場合はDC5521の方をRIVER本体に。監視カメラ、デジタルテレビチューナーなど入力端子がDC5521形状になってる場合はDC5525をRIVER本体に挿すことで一本で幅広い機器に対応出来るようです。
右側はRIVER本体充電用の電源ケーブル。
マニュアルガイド
付属品のボックスがクイックスタートガイド的な感じになってました。
他社製ソーラーパネルを接続する際の注意
他社製のソーラーパネルを接続する際の注意事項。
EcoFlow ポータブル電源 RIVER 本体の仕様や特徴
基本情報
重量 | 5kg |
寸法 | 28.8 x 18.5 x 19.4 cm |
充電温度範囲 | 0-45°C +/- 3°C |
放電温度範囲 | -20-60°C +/- 3°C |
色 | サイバーブラック |
保証期間 | お買い上げ日から24カ月 |
バッテリー情報
容量 | 288Wh (28.8V) |
電池素材 | リチウムイオン |
保存性 | 1年(フル充電後) |
寿命 | 800回以上 (80%+) |
管理システム | BMS、過電圧保護、過負荷保護、 過熱保護、 短絡保護、低温保護、低電圧保護、過電流保護 |
テストと認証規格 | RoHS |
このハンドルがしっかりしていて持ちやすくてよかったです。持ち運んで色んな場所で使うので大事ですよね。
底面はこんな感じ。エクストラバッテリーっていう増設用のバッテリーを追加するときに下に重ねて足の部分の穴をねじ止めするようです。
EcoFlow RIVER本体への充電方法
EcoFlow RIVER本体への充電は本体左側面から。
充電方法 | AC壁コンセント、12Vシガーソケット、ソーラーチャージャー |
フル充電時間 | 1.6時間(AC) 3時間(12V シガーソケット) 1.6時間~3時間 (2x110Wソーラーチャージャーを快晴状態の天候で使用した場合) |
入力規格 | |
---|---|
AC充電入力電力 | 最大250W(X-Steamテクノロジー) |
AC充電入力電圧 | 100 ~ 120 V AC(50Hz/60Hz) のみ |
ソーラーチャージ入力 * | 200W、10-25V DC 最大12A |
シガーソケット * | 12V DC 最大10A |
付属のAC充電ケーブルをコンセントに繋いで充電しています。大容量にも関わらず2時間もかからずにフル充電。
ソーラーパネルがあれば日常の小さな充電に使う程度なら全部賄えちゃいそうです。
充電端子や出力規格
本体正面には、USB-C ×1、USB-A ×3、シガーソケット出力 ×1
USB-Cが1は少ないようだけど最大100W出力なのと側面にAC出力があるので別途充電器など繋いで増設出来ます。
側面にはAC出力 ×3。定格出力600W、X-Boost機能で最大1200Wまでの機器を動かせます。
上部は排気口になっていて内部が熱くなるとファンが回ってここから排気されます。ドライヤーを試した時はすぐにファンが回りましたが、そんなにうるさくもないし、排気口周りが熱くなる程度で心配になるような熱さにはなりませんでした。
X-Boost機能とは
X-Boost 機能は、高度なアルゴリズムにより高出力な電化製品の出力を下げます。600W から最大 1200W までの電化製品を動かすことができます。
なお、電化製品によっては電圧を下げると製品保護のため、利用停止する製品もあります。X-Boost 機能は全ての電化製品に適用していないため、ご利用前に接続テストを行ってください。 公式サイトから引用 https://jp.ecoflow.com/products/river-portable-power-station
出力規格
出力規格 | |
---|---|
AC出力(x3) | 600W (サージ1200W),100V AC( 50Hz/60Hz) |
USB-A出力(x2) | 各ポート最大12W、5V DC、2.4A |
USB-A急速充電(x1) | 最大28W、5V DC、 9V DC、12V DC、2.4A |
USB-C出力(x1) | 最大100W、5V DC、9V DC、15V DC、20V DC、5A |
シガーソケット 出力(x1) | 最大136W、13.6V DC、10A |
DC5521 出力(x2) | 各ポート最大13.6V DC、3A |
LEDライト付き
LEDライト付き。本体のボタンのほか、スマホアプリから遠隔でも点けられるので停電などのトラブル時やアウトドアでは何かと便利かもしれませんね。
EcoFlow アプリで使用状況や設定がわかりやすい
EcoFlowのアプリを入れてWi-Fi設定をすることで遠隔でもポータブル電源の使用状況や設定の確認が出来ます。
これはメイン画面でバッテリー残量や出力や入力の使用状況以外にも本体の内部温度なんかは安全に使用出来てるかの確認にもなるし、遠隔でX-Boost機能のオンオフやLEDライトのオンオフなんかも。
こちらは設定画面。だいたい初期設定で使ってるけど変更できる項目も多いですね。今回の試用期間中に一度ファームウェアのアップデートもありました。
情報の項目からはいちいち公式サイトや説明書を見にいかなくても基本仕様の確認が出来ます。便利ですね!
たくさんの機器をまとめて充電
まずは手近なところにあったデバイスをまとめて充電してみました。
AC出力にUSB-C充電器を接続してiPhone,iPad mini,AirPods Proをまとめて充電。 EcoFlow RIVER本体のUSB-Cからもモバイルバッテリーを。
これくらいじゃまだまだ余裕!
停電時とかに備えてモバイルバッテリーや充電池をまとめて充電したりするのもあっという間に終わりますね。
せっかく電源はあるのにケーブルが足りないなんてことないように余ってるケーブルをしっかりまとめたりしておくと良さそう。
PC環境の電力を丸々ポータブル電源で。
M1 MacBook Airに42インチのモニター、HomePod mini ×2、メッシュWi-Fiルーターなんかが繋がってる電源タップのコードを EcoFlow RIVERに繋いでデスク周りの電源をまとめてEcoFlow RIVERに頼ってみました。普段電源タップのコードを繋いでる壁のコンセントまでのコードがなくなってスッキリしました。あくまでテスト的に使っただけで常用はしていません。
普段と全く変わらず使えて電源の不足や不安定さなど一切感じずにしばらく作業していました。環境だけでなく作業内容なんかにも左右されると思うんだけど僕の使い方だと丸々3時間分くらいいけるみたい。流石に大きな災害時だとそもそもこんな用途で使ってる余裕はないと思うので、ちょっとの急な停電で少しすれば復旧するだろうみたいな時に使うならいいかもしれませんね。
デスクにポータブル電源とキャスターをつけて夜間にポータブル電源を充電して日中は自由に動かせてケーブルフリーなデスク環境っていうのにはもう少し容量の多いモデルが良さそうです。 EcoFlowならRIVER Proが単純にRIVERの3倍くらいの容量があるのでいけそうかな。
デスク周りといえば仕事場のデスクでは冬は電気膝掛けやデスク下に小さなヒーターを使ってるし、暑くなり始めの時期なんかは扇風機も置きたくなったりするけど何かと置く場所と配線の関係に困ったりするんですよね。年中置きっ放しのモノと違って少しの時期だけ設置してまた撤去してっていうモノもポータブル電源があると置きやすくなりますね。
寝室で普段使いしながらいざという時の備えに。
今は寝室でたまに充電すれば十分な充電池やハンディクリーナー、マッサージ系の機器なんかの充電に使いつつ、何かあった際の非常用電源として備えています。
ポータブル電源自体を充電しながら繋いだ機器への充電も行うパススルー充電も可能なのだけど、バッテリーの消耗早める可能性があるようなのでバッテリー本体の充電が減ってきたら継ぎ足すような感じで使用しています。大きな充電に使うよりもたまの充電でいちいちコンセントにケーブルを挿したりするのが面倒なのを任せているような感じです。
普段使いも出来てかっこよく置けて、いざという時の備えとしても、と、とてもありがたい製品だけど、一方でこれだけの充電容量があればどんな時でも怖いもの無し!とまではいかないので、予算と環境によってはオプション品の増設や、より高容量のある上位機種とかもいいかもしれませんね。ソーラーパネルなんかも是非併せて使ってみたいし、いきなり揃えるのもいいけど、まずはRIVERを買って、使い心地を試したりタイミングを見てエクストラバッテリーやソーラーパネルを徐々に揃えていくというのもいいかもしれません。用途や環境によってはエクストラバッテリーで増設するより本体複数買いとかもいくつかの場所で使えていいかもしれないですね。
今回紹介したEcoFlow RIVERはこちら
拡張用のエクストラバッテリーはこちら
↓は、RIVERとエクストラバッテリーがセットになってるRIVER MAX。
さらに高容量のRIVER Proとバリエーションが豊富なので、ご自身の目的や予算、用途によって選ぶと良さそうです。やっぱり備えとしては大きいに越したことないけど備え以外での用途や家庭環境とか購入するタイミングとかもありますもんね。
ソーラーチャージャーも設置するのにいい庭やベランダがあったら普段使い出来そうですね。
ソーラーパネルで充電
2022年1月にBLUETTIのソーラーパネルとポータブル電源をご提供頂きました。
BLUETTIのポータブル電源 EB55とECOFLOW RIVERの付属のソーラーパネル充電用のケーブルや端子が同一だったので、BLUETTIのソーラーパネルからもECOFLOW RIVERの充電が出来ました。
RIVERの倍程度の容量のBLUETTI EB55が冬の日の短い時期でも晴れの日ならベランダ置きのソーラーパネルでほとんどフル充電出来るくらいで、ECOFLOW RIVERも簡単にフル充電。毎日ケーブルを繋いでおけば勝手に太陽光充電されるのでポータブル電源の普段使いが、ちょっとコンセントが必要な時だけ、などでなくとても積極的に使えるようになってすごく便利でした。
BLUETTI EB55の方が容量が大きいのでどうせ太陽光で充電出来るなら容量大きめのほうがいいと思う一方で、ECOFLOW RIVERはアプリから遠隔で充電状況が確認出来たり、充電残量も1%刻みで見ることが出来る点が良かったです。
BLUETTI ポータブル電源 EB55 レビュー。ソーラーパネルとの普段使いで活用の幅が広がった!
BLUETTI PV200 レビュー。折りたたみ式200Wソーラーパネル。ベランダに設置して簡単自家発電。持ち運びも楽々。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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