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【レビュー】Anker Eufy RoboVac G10 Hybrid 掃除機と水拭きの一台二役のお掃除ロボット。購入する前に考えたことから実際に使っての感想。

2020年1月13日

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【レビュー】Anker Eufy RoboVac G10 Hybrid 掃除機と水拭きの一台二役のお掃除ロボット。購入する前に考えたことから実際に使っての感想。

2020年1月13日

Eufy RoboVac G10 Hybrid 水拭きでの使用風景

2019年1月に発売したばかりのAnkerのサブブランド Eufyのロボット掃除機 RoboVac G10 Hybrid を購入しました。

これまでもこのEufyから発売されているロボット掃除機 RoboVac 11Sを使用してきたので、Anker Eufyのロボット掃除機は2台目です。

今回RoboVac G10 Hybridを購入したのは掃除機と水拭きの両用になったから。少し前にEufyが発売した RoboVac L70 Hybrid も同じく水拭きとの両用なんだけど、こちらは価格が55,000円くらいで、すでに床拭きロボットのブラーバを持っていたのでわざわざ買い換えるほどでもと思っていたんですが、

今回発売されたRoboVac G10 Hybridは価格が26,800円!

1年半くらい前に購入して今でも大活躍してるRoboVac 11Sが確か発売当時25,000円程度した(今は値下がりして2万円を切ってる)ので、ほとんど変わらないような価格で水拭きまで出来るようになったんです。

さらにRoboVac 11Sよりもスマホアプリから操作出来るようになってたり、短時間で効率よく清掃出来るようになってたり水拭き以外にも大きく性能アップしてます。

購入を検討した時に気になってる点もあったんだけど使ってみないと分からないしということで購入してみました。

実際に購入したRoboVac G10 Hybridを購入前から気になっていた点や実際に使用しての感想などとともに紹介していきます。

Anker Eufy RoboVac G10 Hybrid 購入前に期待してたことと不安だったこと

Eufy RoboVac G10 Hybrid

比較対象がやっぱりこれまで使ってきたEufy Robovac 11Sブラーバなので、吸引の掃除機としての掃除性能は単純に向上するからそこに心配はない一方で、

Eufy Robovac 11Sの掃除性能で満足してるからそれだけで買い換えるほどの魅力は感じていなくて、

Eufy Robovac 11Sとブラーバ、2台まとめて取って替われるのか、別々の方が良かったなってなるのか、どうだろうっていうところが期待でもあり不安でもありという感じでした。

吸引と水拭きの両用でブラーバが不要になるのか

掃除ロボット Eufy RoboVac 11Sと水拭きロボットブラーバ

気になったのが最大掃除時間が80分というところ。今まではEufy Robovac 11Sが勝手に戻ってくるまで延々動かして(来客前とか時間が限られてる時は時間が許す限り動かしてその後水拭きはしない)その後ブラーバと交代という感じ。Eufy Robovac 11Sは運転時間最大100分ということなので1年半とか使ってバッテリー消耗してるだろうからそんなには動いてないんだろうけど結構な時間動かしてる。

そんな使い方だからEufy RoboVac G10 Hybrid の80分で吸引と水拭きと両方終えられるかなと気になってた。

そんな広いスペースを掃除するわけじゃないんだけどEufy Robovac 11Sはマッピング機能とかもないからいくらでも同じところを行ったり来たりするので過剰なくらい走らせてて、効率よく回れば10分や20分もあればいけるんじゃないかと思うんだけど。

Eufy RoboVac G10 Hybridはスマート・ダイナミック・ナビゲーションというナビゲーションシステムで効率的に動いて短時間で掃除を終えられるという説明もあったのでまあ大丈夫なのかなと思いつつ。

途中で充電が必要になっちゃうとしたら充電時間は5-6時間だから、だったらブラーバとの2台使いの方がいいかなって。

もう一つ心配な点として、効率よく回れるっていうのは言い換えれば同じところを何度も掃除したりしないことになると思うので、ランダムにあちこち長時間掃除してるのに比べて、マッピングに漏れとか出て行き損なって掃除しないままになったり行ってるんだけど一回だけだからゴミが取りきれないということがないかなとか。

iPhoneアプリからの操作

Eufy Robovac 11S は付属のリモコンからの操作だったんだけど、Eufy RoboVac G10 Hybrid はスマホのアプリから操作が出来る。

これは不安とかじゃないけど、リモコンだけでも特に不便はないし不満もなかったけどiPhoneから操作出来るようになるならそれに越したことはないし、

詳しくは調べてないから掃除の開始と終了以外に何が出来るのかなとかそういう期待とそんなに変わるもんかなっていう疑いみたいな部分と。

Eufy Robovac 11Sと同じサイズ感

同じく水拭きと両用でありながら他にも機能が一番充実してる最上位機種の Eufy RoboVac L70 Hybridが出た時に食いつかなかったのが価格の他にサイズが大きそうっていうのもあったんだけど、特に厚くなるのが何か嫌で。

このEufy RoboVac G10 Hybrid は Eufy Robovac 11S とほぼ同じサイズっぽかった(商品パッケージの寸法っていう表記なんだけど実際にはおそらくこれが製品のサイズで、寸法は同じだけど重量が100g軽くなってる)

家具の間とか狭いところもあるのと収納場所もあるし持って掃除したいところにピンポイントで移動することもあるしなるべく小さくあって欲しいし、Eufy RoboVac 11Sはその薄さが初めて見た時は思ってたよりひとまわりくらい薄い!って思って気に入ったところもあった。

水拭きと両用になったり機能増えたらそりゃ大きく厚くもなっちゃうかって思ってたんだけどこのサイズでまじか!ってなった。

思い切って購入!

冷静に考えてみれば80分も動けば掃除するのに十分じゃない?というのと、基本的な掃除性能もアップして水拭きまで出来るのがEufy RoboVac 11Sを購入した当時の価格とほとんど変わらんくらいで買えるっていうこと、もうAnker Eufy RoboVac 11S も1年半くらい使っててまだヘタれた感じは全くないけどいずれ消耗を感じてくるだろうし買い換えてみてもいいか。と、あれこれ買い換える言い訳を思いついたので購入してみることにしました。

こうやって言い訳を重ねてる時って結局本当のところ買いたくなっちゃってるんですよね。

Anker Eufy RoboVac G10 Hybrid

パッケージや中身はこんな感じ。

Anker Eufy RoboVac G10 Hybridの特徴

スマート・ダイナミック・ナビゲーション:ジャイロセンサーと加速度センサーを搭載することにより、Eufyのエントリーモデルに搭載されているナビゲーションシステムと比べて効率的に動くことができ、短時間で掃除を行うことができます。

ハイブリッド設計:吸引による掃除だけでなく、硬い床の⽔拭きが可能なモッピングモードを搭載しています。環境や⽬的に合わせて2つのモードを使い分けることで、床をくまなくきれいに掃除します。

便利なWi-Fi機能:EufyHomeアプリをお使いいただくと、掃除の開始・終了のコントロールやスケジュール設定、モード変更等をスマートフォンから簡単に行えます。(※掃除のスケジュール設定はEufyHomeアプリを使用した場合にのみ利用できます。)

薄型設計ながらパワフル:約7.2cmの薄型設計のためベッドやソファーの下など手の届きにくい場所でも簡単に掃除をすることができます。またエントリーモデルのRoboVac 11Sと比較して約1.5倍の最大2000Paの強力な吸引力で部屋の隅々までしっかりと掃除します。

Amazonの販売ページから

Anker Eufy RoboVac G10 Hybrid 付属品一式

Eufy RoboVac G10 Hybrid 付属品一式
  • 結束バンド5本
  • 清掃ブラシ
  • サイドブラシ4個 (2個は交換用)
  • フィルターエレメント4個 (水タンクについてるモノの交換用)
  • モッピングクロス 水洗い可能 2個
  • 水タンク
  • 交換用フィルター
  • 防水パッド
  • 充電ステーション
  • 充電アダプタ

以上が画像に写ってるもので、
あとクイックスタートガイドと取扱説明書がついてます。

交換用フィルターは本体のダストボックス内に装着済みのフィルターの交換用

Eufy RoboVac G10 Hybrid のダストボックスと交換用フィルター

モッピングクロス・水タンク・フィルターエレメントは拭き掃除関連

水タンクにはモッピングクロスが装着済み。

水タンクに付いてるのがフィルターエレメント。交換用が別に4個。

サイドブラシを装着

手元に届いたらサイドブラシを取り付け。使うのは2個で、残りの2個は交換用。
ついでに左下の主電源をオンに。

Eufy RoboVac G10 Hybrid 本体 底面にブラシを取り付ける

充電ステーションに防水パッドを取り付け

防水パッドは水拭きから充電ステーションに戻ってきた時に床が濡れないように。

拭き掃除をしないなら付けなくても大丈夫。

届いたらとりあえず充電しながらEufyHomeのアプリを落としたり、Wi-Fi設定をしたり。

一通り掃除をすると「掃除を終了しました」と言って自分でこの充電ステーションに帰ります。

Anker Eufy RoboVac G10 Hybridを実際に使った感想

実際に手元に届いて2日使ってこの記事を書いています。もうしばらく使った後に後日また追記しようと思いますが、とりあえず初めの感想を。

Anker Eufy RoboVac 11Sとの比較

サイズはこの通り。厳密に測定はしてないけど厚みも含めて Eufy RoboVac 11Sとほぼ一緒。

販売ページの表によるとAnker Eufy RoboVac 11Sの1300Paと比べてEufy RoboVac G10 Hybrid は2000Paと吸引力は大きく向上してるようなんだけど、

そもそもAnker Eufy RoboVac 11Sで満足していたんでそこは特に凄さを実感出来てません。

アプリから吸引力の設定が最大と標準を設定出来るんだけど、最大にしちゃうと吸引力の向上よりも音が少しうるさくなるのでそっちの方が嫌。

標準にすればEufy RoboVac 11Sと変わらないくらいの音だと思う。

慣れてしまってすっかり忘れてたけどやっぱり静か。仕事しながら最大で運転してたらうるさ!って思って実感。標準なら大丈夫。

連続使用時間は問題なし

はじめ吸引力最大で運転してることに気付かなかくてずっとそれで動かしてたんだけど、それでも時間は十分な感じだったので心配してた連続使用時間の問題はなさそう。

十分吸引と水拭き両方終えられる感じでした。

もちろん使うスペースによるだろうけど、こちらが実際に使ってる事務所の簡単な見取り図。

前にEufy RoboVac 11Sを紹介する時に作ったやつ。

ロボット掃除機 Eufy RoboVac11Sで掃除した部屋の見取り図

坪数とかは忘れちゃったんで右下がトイレだということでなんとなくイメージしてください。

こんな感じの事務所内をドアさえ開けておけば全部回ってくれる感じです。

苦手なエリアはスポット機能で重点的に。

もう一つの心配だった周り損なったりゴミの取りこぼしが無いのかについては毎日ロボット掃除機走らせてるしそうそうゴミが目立つこともないので2日程度の使用だとちょっと判断がつかないんだけど、

仮に自分の家のなかにロボット掃除機が回り切るのが苦手なエリアがあるとしたら、その辺だけを重点的に掃除するスポット機能っていうのがあったので、それで解決出来そうです。アプリの操作画面からワンタップで。

EufyHome アプリでの操作が思ってた以上に便利

使うまでは今までのリモコンでも不便はなかったしって思ってたんだけどEufy RoboVac 11Sの時は結局普通に掃除する機能しか使ってなかったのでリモコンで掃除の開始と充電に戻らせることができれば良かった。

それだけのことでもリモコンだと遠くで壁を挟んでたりすると反応しない時は近くまで行ってリモコン操作だったのが、Eufy RoboVac G10 Hybrid は Wi-Fi繋がってるから同じネットワーク下に入れば大丈夫なのも便利、

さらにすでに少し触れた吸引力の設定やスポット機能やスケジュール機能、充電残量が見えるのなんかも掃除中の他、充電中に今どれくらいかなって確認出来たりして便利。

モッピングモードの使い方とかブラシやフィルターの消耗状況とかも確認出来たり。

あとやっぱりiPhoneで操作できた方がリモコンが見つからないとかならなくて助かる。

Eufy RoboVac G10 Hybrid を実際に使用してる様子を動画で

動画だとわかりづらいかもしれないけど水拭きもバッチリ。

定期的に床を水拭きしておくと本当きれいに保てます。

僕は一人で会社をやっててその事務所で使ってるんだけど来客に、一人なのに綺麗にしてますよねなんて言われてロボット掃除機の話してって流れがよくあってそのまま前のEufy RoboVac 11S買ったって人も結構居たくらい。

ブラーバを無くしてこれ1台でいけるかが問題だったんだけど全然大丈夫そうです!

しばらく使ってまた追記します。

Eufy RoboVac G10 Hybrid 水拭きでの使用風景

前に書いた通りまだ2日使った程度での感想なので、実際にもっと長い期間使ってわかることもたくさんあると思うので、少しずつ追記していこうと思います。

ただとりあえず今の時点でも、ロボット掃除機と床拭きロボットと2台持ちする必要がなくなったと感じてます。高機能なロボット掃除機なら1台で見たってこの価格なら高くないのに水拭きまで出来てしまうっていうのは本当にすごい!ブラーバの分のスペースが空くのも助かる。

Eufy RoboVac 11Sは僕にとって初のロボット掃除機でありながら大満足で生活をとっても快適にしてくれました。

それに味をしめてブラーバを購入してこれまた自分の中で大ヒットとなってたんですが、ここに来てまたEufyがやってくれたという感じ。

Eufyはコンスタントに新型を出してるからこの先もどう進化していくのか楽しみです。

ちなみに水拭きは要らないとか、少しでも安くロボット掃除機をっていうことならまだまだEufy RoboVac 11Sだってオススメだし、それでもほとんど変わらないくらいの値段でアプリ対応などしている15Cもあるので、そっちもオススメ。

どれも優秀でどれを選んでも失敗っていうことはないので、水拭き、値段、アプリ対応などなどを天秤にかけて自分にとって重要なのを選べばいいと思います。タイミングによってはクーポンとかポイントとかでさらに安くなってたりもするんでそこもチェックしてみるといいですね。

ただまだロボット掃除機を持ってなくてっていうなら少しの値段を気にして買い時を探すよりさっさと買っちゃった方がまじで生活が快適になってお金を払った価値はすぐに感じられると思います。

2020年1月追記 これまでにも所々加筆修正しています。

もうEufy Robovac G10Hybridを購入して2年近いようです。

すっかりブラーバは手放し、Robovac G10 Hybrid一本で掃除を任せています。

しばらく前にアップデートでアレクサ対応され、僕自身も2020年10月ごろからスマートデバイスを導入し始めたので、最近はアレクサを通して「アレクサ、ロボバックで掃除して」などと言えばiPhoneを触らずとも掃除させられるようになりました。

気軽に毎日、なんなら日に2回とか掃除機をかけられて、床も水拭きで艶が出てと本当に最高です。

どんな機種が合うかは使い方や住んでる環境にもよると思いますが、とにかくロボット掃除機、そして水拭き対応機種はオススメです!

2020年5月追記 後継機 Anker Eufy Robovac G30シリーズ3機種が発売

この記事で紹介してきたAnker Eufy G10 Hybrid の後継機種 G30シリーズ3機種が発売になりました。

3機種共通でナビゲーション機能が強化されてマッピング機能が備わったみたいで、それに加えてG30 Edgeは境界線テープが、G30 Hybridはさらに水拭きと両用。という感じ。

だからG10 Hybridの後継機種と書いたけど水拭きまであるのはHybridと付いてるG30 Hybridだけですね。

2022年8月追記

2019年1月に購入したEufy Robovac G10 Hybridで当時はこの価格で水拭きまでと大満足でしたが、ロボット掃除機の進化はすごくどんどん手頃な価格で高機能の機種が手に入るようになってきました。

予算との相談次第になりますが、今から買うなら上記の機種もいいけど、そこに少し足せば自動ごみ収集機能付きや障害物検知の優秀な機種も手に入るので、どちらからといえばそういった機種の方がお勧め。

今までに使ってきたロボット掃除機をまとめて紹介してる記事も作成したのでよろしければそちらもどうぞ。

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てず


好きなモノ・コトを紹介するブログ Tezlog(てずろぐ)を運営。
Apple製品など生活を便利快適にしてくれる家電・ガジェットや、
革製品など素材感の良い長く付き合っていける一生モノみたいなモノが好き。
好きなモノだけを持って気持ちよく生きていきたい。
2016年ブログ「Tezlog」開設。
2021年よりYahoo!ニュース エキスパート クリエイター参加。
2022年よりMakuakeアンバサダー。
2023年よりXREAL Japan SNSアンバサダー。
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