
2026年9月29日に開かれた「TORRAS 新製品体験会および事業戦略発表会 〜日常の動きを変えるパフォーマンスギア〜」に参加してきました。

日本での10年を経て次のステージに進むTORRASの今を届ける・素材選びや技術へのこだわりなど、製品だけでは語りきれない開発の背景を、実際に見て体感してもらいたい・スタンドから広がる、手から解放されたスマートフォンの新しい自由な使い方をご提案する。そういった思いで開かれたイベントだそうです。
ブランドのこれまでと製品づくりの考え方、これからの日本での展開を、日本法人のメンバーが直接話す場でした。後半は新製品を実際に手に取りながら説明を聞ける体験会。まだ日本未発売の製品も多数ありました。さらに、今回は展示されていない今後展開予定の製品もあるそうで、これからも非常に楽しみです。
日本での10年とブランドの考え方

最初は代表の孔燕さんから、TORRASが日本でどう歩んできたかの話。「TORRASがどんな会社なのか、これから日本で何をしたいのかを知ってほしい」と話し始めました。
TORRASが海外展開を始めたのは2016年で、Amazonを通じてアメリカ・日本・イギリス・ドイツに同時に出たのがスタートだそうです。2017年から2020年までは毎年倍のペースで急成長したそう。
2023年にはスマホケースが日本のAmazonでカテゴリ上位に入り、新しいiPhoneが出る時期にはシェア1位になることも多いとのこと。その2023年には保護フィルムや充電製品も日本での販売をスタート。家電量販店などの店頭にも並び始めて、最初は10店舗に満たなかったのが、今年は40店舗を超えるまでになったそうです。そしてスタンド付きケースは、6年で累計2,000万個を超えたと話していました。
印象的だったのは、ブランドとしての考え方の部分。TORRASは「どこにでもある」ブランドにはなりたくないと言います。「売れているものを見て似たものを作り、安さで競争することはしない」「当たり前になっている製品を定義し直して、新しい価値を付ける」。社内では「もう少し良くできないか」という問いを繰り返していて、出来上がった案を一からやり直すこともあるそうです。日本の消費者の品質へのこだわりや細かいところへの目は、TORRASが大事にしているものと近い、とも話していました。
これからについては、東京にすでに独立したオフィスを構えていて、日本のスタッフの採用も続けているとのこと。将来は日本で製品の企画やデザインもできるチームにしたい、低価格を武器にするのではなく、ユーザーが価値を感じてお金を払いたいと思える製品で選ばれたい、という話で締めくくられました。
TORRASの製品づくり

続いて製品開発チームの牛瀟雨さん。TORRASの製品づくりの出発点は「ユーザーとの小さなストーリー」で、ユーザーの声を聞き、使い方を観察して、まだ言葉になっていない望みを見つけることだそうです。
スタンド付きケースが生まれたきっかけは2020年。スマホで写真や動画を撮ったり、動画を見たり、仕事をしたりする人が増えて、長く持っていると手が疲れることに気づいたことから、「ケースを支点にできないか」と考えたとのこと。

そこから2年かけて作り込み、1,000トンのプレス機でスタンドの耐久性を繰り返し試したり、誤差を0.02mmに抑えたり、軸受けの直径を1.2mmにしたりと、細かい数字が次々に出てきました。
充電器の話も面白くて、きっかけは2020年にiPhoneに充電器が付かなくなったこと。充電が速くなるほど熱くなることへの不安に対して、TORRASは「低温」を基準にしてきたそうです。最初は卵がゆだるくらいの77℃あった温度を、7年かけて今年は人が熱いと感じない37℃まで下げた、という話でした。

充電器とケーブルを別々の2つにするのではなく、オールインワンで設計し直し、外出時にも机の整理にも役立つようにしたFlexLineはユーザーの持ち運びと収納の体験を見直した答えだといいます。

モバイルバッテリーでも安全の基準を定義し直し、中国で最も厳しい安全試験を満たすようにしたそう。充電の過程で、ユーザーの体験はより快適になると信じているとのこと。

最後は山の雲や霧をイメージしたという日本未発売のアロマディフューザーも登場しました。見えるアロマディフューザーといったニュアンスで紹介されていました。こちらのアロマディフューザーは今回は展示されていませんでした。国内展開が楽しみ。
TORRASが目指すのは

最後はブランドマーケティングの項振宇さん。TORRASが作りたいのは「まったく新しい生活様式」ではなく、「一度使ったら戻れない体験」だという話から始まりました。
スタンド付きケースでできることは「立てる・吸い付ける・掛ける」の3つ。三脚や自撮り棒がなくても、どこにでもスマホを置けて、両手が空く。それが変えるのは人とスマホの関係で、一人での練習や旅を人に頼まずに撮れる、家族写真で撮る人だけが写らないということがなくなる、料理中にレシピを立てておける、といった例が挙げられていました。「1.0はスマホを守る、2.0は自分を表現する、3.0は人とスマホの関係を良くする」というまとめ方です。中国では、スマホを置いて自分も画面に入る撮り方が「支点拍」と呼ばれていて、話題になっているそうです。
充電製品も同じ考え方で、低温の充電製品は人と機器の関係を解決しようとし、充電器に画面を付けたFlashEye Dotのような製品は人とどんな関係が築けるのかを本気で考えているといいます。2-in-1や3-in-1の製品は、外出のあらゆる場面で、いつでもどこでも手軽に充電したいというニーズに応える。TORRASがやりたいのは、スペックや機能を積み上げることではなく、ユーザーの価値の上で問題を解決し、負担を減らすこと。
また、TORRASは、ユーザーの生活スタイルや趣味のコミュニティにも注目しているといい、日本での活動としては、今年はトレイルランや野球、学生の現場にも関わっていて、これから半年から2027年にかけて、もっと多くの製品を日本に届けていく予定とのこと。植樹など環境への取り組みも紹介されて、「次の10年」に向けた話で発表は終わりました。
新製品紹介 日本未発売も!

ここからは実際に新製品に触れたり説明を受けたりしてきました。

Ostand Q3 Air Proは2重になったデュアルエアバッグ構造で保護性能を最大限に高めつつ、デザインのアクセントにも。NIKEのスニーカーを彷彿とさせます。かっこいい。
Ostand Q3 Air Pro

Ostand Q3 Air Proは、スタンダードモデルの「Q3 Air」より保護を強めた上位モデルです。iPhone 17からボディがアルミになったこともあって、しっかり守りたい人に向けたケースという説明でした。MagSafeにも対応していて、冷蔵庫などに貼り付けて使うこともできます。Amazonではすでに販売中とのことでした。
半固体モバイルバッテリー

半固体電池を使ったモバイルバッテリーは、薄い5,000mAhのものと、少し厚い10,000mAhのものの2つ。ワイヤレス充電では熱が出てバッテリーに負担がかかりやすいところを、温度を37〜42℃に抑えるように制御しているという説明でした。MiniMag Proなど、今年のTORRASのモバイルバッテリーは飛行機に持ち込めるそうです。
キラキラとして高級感がすごい。色のラインナップもおしゃれ!全部いい色。充電系の製品も良くある白や黒だけでなくおしゃれなカラー展開をしてるものが少なくないのでそれがTORRASを選ぶポイントにもなりそう。
Ostand O3 Hue

Ostand O3 Hueは今年発売のケースで、大胆な色の組み合わせが特徴。iPhone本体のシルバーや青との相性がいいそうです。ヨドバシカメラの秋葉原や横浜などの店頭にも並んでいるとのことでした。
PackGo Cube
PackGo Cubeはカラフルなデザインのモバイルバッテリーで、ケーブルが最初から付いているので、急いでいる時でもそのまま充電できます。ストラップでカバンに付けて持ち歩くこともできて、中身は半固体電池。これから家電量販店で販売する予定と話していました。
iPhone Duo ケース

iPhone Duo ケースも展示されていました!

それも2モデル。iPhone Duo購入予定なので非常に気になる!
Ostand Q3 レザートーン 自然シリーズ(仮)

「Ostand Q3 レザートーン」に新しく加わる自然シリーズ。新しく開発したオーガニックシリコン素材だそうで、さらっとした手触りが長続きし、髪の毛や衣類の繊維、ほこりが付きにくく、汚れても拭き取りやすい仕様です。苔を思わせる深いグリーンや、風や岩肌をイメージしたイエローなど、自然の質感を思わせる模様と落ち着いた色が特徴で、背面には360°回転するゼンマイ式のスタンドが付いています。対応機種はiPhone 17 Pro/18 Proで、価格は8,480円(税込)。
Ostand O3 Air Bios

鳥の骨格の構造から着想を得たケースで、「AirProTech」のエアバッグと組み合わせて衝撃を吸収する設計。立体的なグラデーションのカラーで軽やかな見た目ながら、4.5mの落下に対応しています。360°回転式のスタンドとMagSafeに対応し、対応機種はiPhone 17〜18、価格は11,980円(税込)。
Ostand O3 Air

トレンドを取り入れた多彩なカラーに、四隅のエアバッグ構造を組み合わせて衝撃から守るケース。360°回転式のスタンドとMagSafeに対応していて、4mの落下に対応。対応機種はiPhone 16〜18です。
Ostand O1 Doco

O1 Docoは新しいモデル。「Tora-Hold」という技術で、スタンドを収納した時も背面がフラットになり、ポケットやバッグから取り出す時に引っかかりにくくなっています。強力なマグネットでMagSafeアクセサリーに対応し、2mの落下に対応。カメラレンズや画面のまわりのフチを高めにして、日常の傷や衝撃から守る設計です。対応機種はiPhone 17〜18で、価格は4,980円(税込)。
FlexLine 3-in-1 Cube

充電器とモバイルバッテリーの一体型に1mの巻き取り式ケーブルも内蔵!カラビナやストラップまで付けられる。最大45Wの出力に対応していて、コンセントがある場所でも無い場所でも、これ1台で充電を済ませられるという位置づけです。価格は15,999円(税込)。
FlashEye Dot

社内では「モニター付き充電器」と呼んでいるというFlashEye。つないだ機器の名前(iPhone 17 Proなど)が画面に表示されて、触るたびに表情が変わったり反応したりします。iPhone 18にも対応する予定で、出力は45W。価格は1万円台で、プレゼントにもいいという話でした。かわいい!
その後頂いて使用してるので動画も撮ってみました。使用してない時でも遠目にもかわいいのがいい。
FlashEye Pro

Apple Watch充電器付きのFlashEye Proは日本未発売。USB Type-Cポートのほか、巻き取り式ケーブルも内蔵。少し横幅が広いので使用する電源タップなどでは隣の差し込み口と干渉しないか気になるけど単体で見たらめっちゃ良さそう。

会場内ではマグネット内蔵スタンドや巻き取り式ケーブルモジュール、ネッククーラーの冷却プレートモジュールの内部構造の展示なども行われていました。

巻き取り式ケーブル内蔵の充電製品、知る限りはTORRASのFlexLineが最初に見た製品でしたし、その後扱った製品の中には数ヶ月で巻き取りがうまくいかなくなってしまった製品もある中TORRASのFlexLineシリーズはいくつも、そして数年使用しているモノもありながらトラブルもないので特にお気に入りのシリーズです。

ネッククーラーは温めもできて夏にももちろんだけど、どちらかといえばむしろ冬場の方が活躍してるくらいで今年もこれからの時期にも役立つはず。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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