記事を書くうえで大事にしていること

デスク周り

Tezlog を読んでくださる方と、レビューや広告掲載のご依頼を検討してくださる方に向けて、記事を書くうえで僕が大事にしていることをまとめました。

どんな方針で記事を書いてるのかを知っていただくことで、僕の書くものがあなたのお役に立てそうか判断していただく材料になればと思います。

提供か購入か、関係性を明示する

レビューや製品紹介記事を書くにあたって大事にしているのは、読み手の方がきちんと判断できる情報を載せることです。

そのため、これらの記事の冒頭には必ず「ご提供いただきました」「購入しました」といった表記を入れています。SNSで記事を告知するときも同じように関係性を明示しています。

僕自身は、提供を受けたものだろうと特に何の忖度もなく正直に書きたい内容を書いているとはっきり言えます。それが当たり前なのでいちいち忖度はありませんや正直レビューといった言い回しも使いません。ただ、読み手の方が色々考えて判断するうえでは、その製品やメーカーとの関係性がしっかり明示されていることは大事だと考えています。

提供されたものを購入したと書くのは嘘ですが、提供されたとも購入したとも書かず、そこに一切触れないことで嘘をつかずに隠すこともできてしまいます。そこで提供を受けた場合も購入した場合も、どちらも書くことで一目でわかるようにしています。

提供と自腹、どちらが正直か


提供品のレビューは書きたいことを書けない・参考にならない、自腹の方が正直に書ける、と見られる風潮があるように思います。

実際のところ提供品だからといっていわゆるステマ的なことをするような要求をしてくる依頼主はほぼいませんし、あっても断れます。勝手に忖度する人もいると思いますが、それはその人の問題です。提供品だから必ずしも起こることではありません。記事を書いた後も、事実と違う記載があっての正当な修正を求められることはあっても、感想の部分の変更を求められることはほぼありません。「ほぼ」と書いたのは過去に無かったわけではないからですが、それも「そこは僕の感想の部分なので変更はしません」とお伝えすれば済む話です。

製品提供自体はメーカーなどの依頼主にとって製品レビューや紹介を依頼する上で必要なこと、あるいはその報酬であって、率直な記事を書くことでそれに対する義務は果たしてると考えています。良いことを書く・悪いことを書かないことへの対価ではありません。

逆に自腹購入が必ずしも公正な記事になるかといえば、自分でお金を払って買ったんだから良いモノだと思いたい心理が働く人や、それこそ自腹レビューです!提供受けていません!を売りにしてアフィリエイトで報酬を得たい人もいると思います。

何が言いたいかと言えば、結局提供品だから、自腹だから、ではなく、人や記事そのもので判断するべきだと思うし、僕自身はその上で僕のことや記事を信頼してもらえるように取り組んでいきたいと考えています。

ご依頼をお受けする基準と、お断りする基準

モノや報酬をいただけることは嬉しいですが、記事を書く手間は結構かかっています。ですので、製品提供などによるレビューや記事紹介のご依頼をいただいたからといって、書きたくない内容になりそうなもの(使いたい・欲しいと思わないもの)のご依頼はお断りしています。数としてはお断りしているものの方が圧倒的に多いです。

依頼を受ける時点で、使ってみたい・欲しいと思ったものしかお受けしていないので、記事にするものは必ず何かしらの魅力を感じているものです。製品を試したり記事にするのには時間も労力もかかるので、その時間や労力をかけるのに値するくらいの魅力を感じていなければ、はじめからお断りしています。「悪くはなさそうだけど別に要らない」くらいの時点では、ご依頼を受けるモチベーションになりません。

また、ご依頼と関係なく、

  • ラインナップとしてこの記事があった方がいいから
  • 要らないけれど PV数が稼げるから

といった理由でモノを買うことはしていません。好きなモノやコトの話をしたくて書いているブログですし、これもやはり自分のモチベーションになりません。

悪いことも書く・誹謗中傷はしない

レビューをするうえで悪いと感じるところがあれば、「ここがこうだから使いづらい」というように、根拠とともに正直に書きます。そこに引け目は感じません。良いところも気になるところも書くことが、結果的にご依頼主にとっても読者にとってもプラスになると考えています。

一方で、必要以上に強い言葉で攻撃したり、悪く言うだけの誹謗中傷は必要ないと考えています。

ページビューを稼いだり話題になるために、エンタメ的にそうした手法を取る人もわりと目にします。忖度なく物申していて信用できる、と思ってもらえることもあるようです。でもそれは、売り手や作り手、製品に関わる大勢の人を傷つけることになりかねません。

僕自身、ブログで扱っている内容とは違いますが、お客様にサービスを提供する仕事をしています。製品やサービスを作ったり提供している人のことを考えると、大げさに強い表現にしたり、貶すだけのようなことはできません。当たり前のことですが、単なる攻撃や悪口にならないようにと考えています。

事実と感想を分ける

「ここがこうだから良い」と書いたとき、「良い」の部分は主観的な感想ですが、「ここがこう」の部分は事実です。

ざっくりとした良い・悪いだけだと主観的なだけの話なので、僕は良いと思ったけれど、それを良いとは思わない人もいると思います。そこで忖度だと判断されてしまうこともあるかもしれません。

だからこそ、事実の部分を丁寧に書くようにしています。ここがこうだから良いと書いてあっても読み手の方は、目的や好みによって「そこがそうなら自分にとっては良くない」と判断するかもしれません。そういうそれぞれの判断ができる材料になるように、自分なりの根拠とともに記事にしているつもりです。

事実の部分で嘘をついていれば、それを知っている人が見れば誰にでも分かることなので、今の時代嘘はすぐに明らかになると思います。逆にそこが正しければ、主観的な部分の好みなどが違っても読み手の方は自分なりの判断ができます。

価格や「コスパ」の書き方

同じように、「コスパ最強」「買うならこれ一択」「高すぎて買う価値なし」といった極端な表現は使いません。

そうした表現は目を引きますが、どの面で見て・何と比べて・なぜそう言えるのかまでが必要だと思います。コスパの良さが魅力の製品は実際にありますし、その場合はそう書きますが、そのときも「どう見たときにコスパが良いのか」を書くようにしています。ものや見方によっては、高くても最高性能のものを買う方が結局はコスパも良かった、ということもあります。コスパは単に価格が安いという意味ではないので。

もう一つ、その製品にいくらまで払う価値があるかは、読む人によって違います。何を実現したいのか、それでどこまで実現できるのか、そしてその人の経済状況によって答えが変わるからです。自分にとって高いものでも、用途に合っていれば迷わず買う人もいます。自分の金銭感覚を標準だと考えるのも違いますし、読む人の財布の事情を僕が勝手に心配するのも失礼だと思います。

ですので、単に値段が高いから買うべきではないとは言わないし、安い方がおすすめということもしません。

専門家ではなく、一般ユーザーとして

何かの分野の専門家としてではなく、あくまで一般のユーザー視点で、単なるスペックの紹介よりも、具体的な使用感や使い方の提案に重きを置いて記事を書いています。

厳密にはレビューというよりも、感想や活用方法の紹介に近いことが多いです。それぞれの分野の知見のある人の詳しい検証や解説が知りたい方もいれば、普通のユーザーがどのように使えるのかというライトな情報を知りたい方もいると思います。どちらかといえば後者に向けて、自分の使い方を紹介することで、

  • 同じように使いたい人の参考になったり
  • 「じゃあこんな風にも使えるな」と考える材料になったり
  • こちらが想定していないことでも、文章や画像から必要な情報を拾ってもらえたり

そういうものになればと考えています。

写真から読み取れること

画像も大事にしています。

記事で大事なのは本文で、画像はおまけ、あるいは見映えのためと思われるかもしれません。でも僕自身、Webで記事を探すときは、公式の製品情報だけでは分からない情報を画像から見つけようとしていることが結構あります。

僕が本文で紹介するのはあくまで僕が紹介したいと思った点です。その製品の特徴的な点を紹介することが多いですが、わざわざ紹介される特徴的な部分ではないけど知りたいことがある場合もあると思います。

たとえば、

  • 素材の質感や、色のトーン・つや感(光の当たり方が違う写真が何枚かあると分かりやすいし、触った感じの想像もつきます)
  • 「このスペースにこれを付けられるかな」と考えるための細部
  • 他の色やモノ・家具と合うかどうかのイメージ

こういったことは、書き手が言葉で紹介しようとしている部分とは別のところで、たまたま写っていた一枚から得られることもあります。

なので、なるべくいろんなパターンの写真、あるいは動画を載せるようにしています。紹介する製品だけでなくあえて他のモノを映り込ませることでも色やサイズ感のイメージに繋がるようにと考えています。

気をつけている点としては、見栄えを意識して本来の色がわからないような照明を当てたり、明るくしすぎたりせず、日常生活で自分の目で見た時となるべく同じように見えるような色・明るさで載せられるように素人なりにですが心がけています。

間違いがあったときは

記事の内容に間違いがあることが分かった場合は、確認のうえ修正します。修正した内容が単なる誤字など些細なものでなく、それまでに説明していた内容と変わってしまう、読んだ方の判断に関わるものであれば、こっそり書き換えるのではなく、修正した旨が分かるようにします。

お気づきの点がありましたら、お問い合わせフォームからご連絡いただけると助かります。

ご依頼を検討されている方へ

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執筆者: てず