睡眠グッズ専門会社 ムーンムーンから睡眠リズム照明のトトノエライトを頂いてレビューします。
今までにin4sなど4機種の光目覚まし時計を販売してきて5世代目となった集大成だそうで今までの光目覚まし時計の枠に収まらない睡眠リズム照明。
ありがたいことに今回特にレビューのお約束もなくただただ良かったら使ってみませんか?と声をかけて頂いてプレゼントして頂きました。
光目覚まし時計というと、ただ起きるためのアイテムのような印象だけど、起きるためだけではなく睡眠リズムを整え、ひいては生活リズムを整えるという睡眠リズム照明。
というのも、トトノエライトからは
・目覚めるための覚醒を促す朝日のような白色光
・眠りに悪影響を与えない夕日のような赤色光
の2つの光を出すことが出来ます。
朝しっかり白色光を浴びることで目覚めを促すセロトニンが分泌され、同時に眠りを促すメラトニンの分泌が抑制されてスッキリした目覚めに繋がるんだけど、
セロトニンは夜にはメラトニンの材料になって良質な睡眠に繋がるので、朝はしっかりと白色光を浴びつつ、睡眠前には睡眠に悪影響を与えない赤色光で過ごすというのが睡眠のサイクルを整え、良質な睡眠をとることで日々の生活も整うということのよう。
覚醒効果のある白色光とか、寝る前は暖色の光の方がいいというような話は今までにも聞きかじっていたので、寝室の照明を色温度を変えられるHueのスマート電球に変えた時の記事 を書いた時にも触れていました。
そして、トトノエライトから出る赤色光は暖色の照明の色じゃなくて本当に赤!という赤なんだけど、これがただ睡眠に悪影響を与えないというだけでなく、美容の面でもいいんだそう。実はこれもトトノエライトを頂く前からちょっと聞いていた話で、効果までは実感したことはないんだけど赤色 LED 効果や光線療法などで調べると医療機関や美容機器なんかでも、赤色の光が皮膚の深部まで届いて繊維細胞を活性化したり、抗炎症作用とか創傷治癒作用があるということで使われてることがわかるんですね。
と、そんな風にちょっと今までに聞きかじっていた話と結びついていたこともあって興味はありつつも、
僕自身はというと、寝るのが遅いので睡眠不足ではあるものの、寝つきは悪くないし、朝も眠いけど時間に追われるわけではないから目覚ましも特にかけない生活だし、美容に関しても悩みという悩みもないのでなかなか効果が感じられるものかなと思ってたのだけど、特にレビューのお約束も要らないということだったので軽い気持ちで使わせて頂きました。
何も感じなければ本当に記事も書かない予定だったんだけど、実際に数日使ってみてスッキリ目覚めやすくなってるのを感じました。
僕は寝るのが遅めで最近は特に3時、4時に寝るのが当たり前。朝は早くないので目覚ましをかけずに自然に目が覚めたら起きるという感じで、8時前に一回起きて少しだけ目を瞑ってるつもりがぐっすり寝て気づくと9時半くらいみたいなことも多く。それでも学生の頃とかは平気で昼とか夕方まで寝てたからちゃんと起きれるようになったもんだっていうくらいの気持ちなんだけど。
で、トトノエライトは枕元に置いて美容効果の期待できる赤色光を浴びながら寝て、朝には設定した時間に朝日のような白色光で照らされて目覚めるという感じ。
目が覚めた瞬間に気持ちよく起きれてるというよりは、普段なら起きても加減起きなきゃという時間まで目を瞑ってるか、二度寝、三度寝してしまう感じなんだけど、トトノエライトの方に向いて目を瞑ったまま思いっきり光を浴びてると、目を瞑ったままでも明るさが伝わってきて、しばらくそのままで居ると、ああ、なんか起きれるなーっていう感じに。キツイけど起きるというよりなんか後を引いてるような眠さが少なくてスッキリ起きれる感じ。それでも起きずにダラダラしてると寝ちゃうんだけど、よし、起きよう、という気持ちになれるところに効果を感じました。
これ使って数日で新しいモノを使いたてだから思ってるっていうわけじゃなくて、10月の上旬にプレゼントして頂いてもう2ヶ月くらい毎日使ってます。
元々寝るのが遅いし睡眠時間も足りてない筈だから寝付くのは一瞬なので寝付きがどうとか、あと美容面での効果とかは自分が無頓着なだけにわからないというのが正直なところだけど朝の寝起きのスッキリ感は本当に実感しています。
トトノエライト レビュー パッケージ
トトノエライトのパッケージ。高級感がありますね。
よく読むとローマ字にもメッセージが。何でトトノエライトなのかわかる気がします。
開封すると始め方が書かれています。
トトノエライト レビュー 同梱品一式
- トトノエライト本体
- 電源アダプタ
- 説明書
トトノエライト レビュー 使用感
頂いたカラーはネイビーで、実は広く販売されてるモデルは、アイボリー・ベージュ・グレーの3色。
ネイビーは一部の店舗で販売されてるカラーだそうです。
サイズは 100.4 × 100.4 × 29.4 mm。重量 約165g。
本体の上部に操作ボタン、右側面に電源端子。
付属の電源アダプタを繋いでコンセントへ。コードの長さは1.5mくらい。
置き型や壁掛け、三脚にも対応で設置しやすい
背面にはスタンドがあって、
角度を付けたり、
フックなどに引っ掛けて設置することも。
底面には三脚ネジ穴もついてるので三脚やアームなども付けれて設置の自由度が高い。
光を浴びやすい場所に設置したいから自由度が高いのは嬉しいですね。
トトノエライト 本体ボタンの操作方法
操作するためのボタンは全て本体上部に。
左から順に、
- スリープボタン 時計表示とスイッチ部分のランプの点灯/消灯
- 目覚ましボタン おはようアラーム(設定した時刻に白色LEDを点灯する光目覚まし機能)のオン・オフやおはようアラームの時間設定
- センターボタン 通常時:短押しで赤色、長押しで白色のLED点灯/消灯 おはようアラーム時:短押しで一時消灯、長押しでスヌーズを解除して完全消灯
- 時計ボタン 長押しで時刻設定
- アラーム音ボタン おはようアラーム時のアラーム音のオン・オフ切り替え
スマホアプリに繋がなくても本体操作で使えるけど、スマホアプリに繋げばスマホでも操作出来るように。時刻設定とかはアプリと繋げばスマホの時刻と同期してくれるので手動の設定は不要。
僕の場合は日常的には本体操作は朝目覚ましの光を消灯する時くらいしか本体のボタンは触ってません。
睡眠環境をトトノエ、美容効果も期待出来る赤色光
白い強い光は覚醒効果があるから夜はあんまり浴びないほうがいいというような話はどこかで聞いたことがあって、以前から夜はなるべく暗めで暖色の照明で過ごすようにしていました。トトノエライトは真っ赤な光で眩しそうだし赤い光なんて過ごしづらそうなイメージだけど実際には全然抵抗なく過ごせます。眠りに導く赤い光なんだそう。
そしてこの赤色の光は633nm(ナノメール)という美容効果も期待出来る周波数の光。寝る前の部屋の間接照明としてもいいけど、寝るときにはこれを直接顔に当てながら寝るとより効果が期待出来そう。光の美容効果については光線療法とかLED美顔器とかを調べると解説してる医療機関のHPなども出てくるのでちゃんと根拠のあるものの様。例えば 赤色led 効果 でGoogle検索をして見た結果がこちら。
赤色光は皮膚の表面よりも深いところまで届いて繊維細胞を活性化させたり、抗炎症や皮膚の再生を促すなどの効果が期待出来るそう。美顔器や育毛機器などでも使われているそう。
美容なんかに無頓着な僕でも光目覚ましとして使いつつ、ついでにそういう効果も期待出来るのは嬉しいところ。
強い白色光が目覚めを促す。光量が重要!
販売ページによると太陽の光を浴びるなど強い照度の光を取り入れることが大事らしく、目覚めを促すセロトニンの分泌や生活リズムを整えるのには最低2,500ルクス以上という明るさが必要だそう。ところが家庭やオフィス、コンビニの照明などでは700〜1500ルクス程度と2500以上というのは難しいことのよう。
で、トトノエライトは、というと最大20,000ルクス!20cm離れても3,300ルクスもの光を浴びれるんだそう。
実際に白色で一番強くするとめちゃめちゃ眩しいです。でも直接見るというモノでもないし眩しいんだけど不快なモノでもないです。朝これを浴びて自然に目覚めてるんだけど、起きた後もパッとは起きれる方じゃないのでしばらく目を瞑ったまま顔を当てて、だんだんそろそろ起きれるなーっていう気になってくるっていうのが僕の使い方。これなしだと大体目を瞑ってる間にまた寝ちゃうんだけどこれを浴びながらだと不思議と寝ずにスッキリと起きれています。
経験上二度寝、三度寝を繰り返してると最後は時間的に起きなきゃいけないから渋々起きるけどその後もずっと眠いし起きたくない気持ちがすごいんだけど、これで目覚めると、よし、起きようっていう気になって、ギリギリまであとを引いたようにやっぱりもう少し寝ようかなとか眠い、眠いという感じにならないので効果を感じています。
で、強い白色光を浴びると分泌されるのが、幸せホルモンなどと呼ばれ目覚めを促すセロトニンで、同時に眠りを促すメラトニンの分泌が抑制されるんだそうだけど、日中しっかりセロトニンが分泌さてこれが材料になって夜には無理を促すメラトニンがまたしっかり作られるというものだそう、
だからこれで毎日しっかり良い目覚めをすることが夜の睡眠にも繋がり、良質な睡眠が日中の活動にも繋がりというあたりで単なる目覚まし時計ではなくてトトノエという名称になっているのかなと思います。
トトノエライト レビュー 高価格のワケと他社製光めざまし時計の明るさ
トトノエライト、自分で使っててすごく気に入っているんだけど、頂いて使ってる立場なだけに価格の話はしづらいところでもあります。決して安価な製品ではないのと、光目覚ましとかで検索すると安価な製品がいっぱい見つかるんですよね。
そういう安価な製品を実際に試したわけではないのでどう違うのかは言い切れないところなんだけど、ただトトノエライトを頂いた際にお聞きした話だと、
「光量」と「LEDの質」という点で大きく自信があるそう。
で、前の項目でも、トトノエライトは最大20,000ルクス!20cm離れても3,300ルクスという話があったので、安価な光目覚ましでこの辺はどうなのかと探して見たんだけど、製品の説明で何ルクスと表記してるような製品は全然見つからず。
そんな中ある製品の質問の中で言及されてるものが見つかりました。
最大で2,000ルクス、20cm離れると500ルクスとのこと。4,000円くらいで販売されている製品です。目覚めを促すセロトニンの分泌に必要な2,500ルクスにはまるで届かない様子。
他のこの価格帯の製品全てこんな感じかはわからないし、この製品でどの程度効果を感じられるのかもわからないけど、少なくともこの製品に関して言えばスペック的に明確に差があるのはわかりました。
トトノエライトの操作を動画で
動画で見ると光自体は強そうに見えないかもしれないけど実際は一番強くするとかなり眩しい。でも不思議と嫌な眩しさじゃありません。
スマホアプリから細かな設定や操作が出来ます。
左側をスクロールで光の色や強さをコントロール。丸の中に表示されてる時間は目覚ましの設定時刻で、動画の具合だと深夜2時ごろにアプリを起動するのを促す通知。通知からそのまま起動することも出来るし、後で手動で起動してもOK。そして朝の7時半に白色のLEDが点灯して徐々に強くなって8時に1番強くなるという感じ。そのまま2時間とか3時間とか光らせておく時間も設定出来る。
右側のアイコンで細かい設定が出来るけどどれも難しいことはないので説明書を読まなくても使えるくらい。
スケジュール設定で毎日朝は何時に光らせるとか、曜日単位でも設定できます。
光と共にアラームオンを設定することも。僕は音無しで光だけで使用してます。
トトノエライト レビューまとめ 使用風景と感想
枕元に置くとこんな感じ。使ってない時は消灯しておけます。
僕の場合はちょうど真横に棚があるのでそこに置いてるけど、ちょうどいい場所に置けないときには壁掛けにしたり三脚やアームを使うとか一工夫すると良いかも。
真っ暗な中で赤色を一番強くしてる時がこんな感じ。寝る前はこの光を部屋の照明として過ごして、寝るときには直接浴びながら寝るというのが一番良さそう。
僕はというと寝る前の時間は最近はプロジェクターで映画なんかを見てることが多いのでこの光で過ごすということはあまりないんだけど寝るタイミングで赤色光を付けてから寝るようにしています。
赤色の光をつけて何分後、何時間後に消えるっていう設定が出来て、さらに朝になると設定した時間に白色の光が点灯するっていう流れです。徐々に弱い光から強い光へ。
寝つきに関しては元々あっという間に寝れる方なので良くなったということはなく。画像で見ると眩しくて寝れなそうだけど全然寝づらいこともないし、なんなら良い光を浴びながら寝てるということでより良い気分で寝てるかな。気分て大事ですよね。赤色の光を3時間くらい浴びっぱなしでぐっすり。
美容効果に関しては、そもそも肌の具合とかに無頓着な方で悩みという悩みもないので正直実感してることはありません。
で、朝になると白色光に。真っ暗な部屋にカーテンの隙間から差し込む朝日もこんな感じかなという風に見えませんか?
窓から差し込む光で目覚めてると思うと良い感じですよね。
実際には僕の部屋だと窓のブラインドを開けて差し込む光より全然眩しい。これで起きたあと横に体を向けて目を瞑ったまましばらく光を浴びてから起きるというのが最近の目覚め方。
少し前にカーテンを自動で開けてくれるSwitchBotカーテンというのを頂いて家のカーテンを自動化したんだけど、肝心の寝室の窓がブラインドだったので朝になるとカーテンがあいて陽の光で目覚めるというのは出来なかったと残念に思ってたんだけど、このトトノエライトで達成したような気持ちです。
スッキリ起きれて気に入っています。元々寝るのは大好きだけどこういう気に入ったモノがあるとますます寝るのが楽しみに。
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