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ロボット掃除機 生活家電

TECBOT M1 レビュー。自動モップ洗浄搭載!吸引・水拭き両用ロボット掃除機。1ヶ月使用した感想。

2022年3月10日

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ロボット掃除機 TECBOT M1を ご提供いただきました。TECBOT M1は吸引と水拭き両用のロボット掃除機。最大の特徴はモップの自動洗浄!

水拭きまで出来るロボット掃除機というのは珍しくなくなりましたね。僕も今も仕事場で使用してるモノを含めて2機種水拭き出来るロボット掃除機を使用してきました。

やっぱり自分で掃除するとなると水拭きまでは余程気になる箇所があったときくらいしかしないんだけどロボット掃除機で水拭き出来るとなると毎日気兼ねなく使用出来ていいんですよね。床もツヤが見られると自分じゃここまでやってられないと効果を実感できます。

ただ水拭きで使用すると当然水拭き用のパッドなんかは汚れていくので洗濯しないといけないし使用する前には水を補充したりする必要があります。もちろんそれくらいの価値は感じてるから全然不満にも思わずに洗濯したり水を補充したりして使ってるんだけど、

TECBOT M1はいちいち水拭き用のパッドを取り付けるんじゃなくてモップが内臓式。清掃が終わった後や清掃中でもモップが汚れると自動洗浄してくれます。自動洗浄後の汚くなった水を溜めておく汚水タンクに溜めていき、また綺麗な水の入ったタンクから水を補充して掃除を再開!だから広範囲の掃除でも最初から最後まで綺麗なモップで水拭きしてくれます。

最近だと上位の機種はごみ自動収集機が付いてるパターンが多い中、水拭き機能周りに特化した変わり種と言えます。

もう1ヶ月くらい使わせてもらったんだけど、一番価値を感じてるのは手がかからなくてロボット掃除機の自動化がしやすいこと。

仕事場で使用してるロボット掃除機は水拭き用のパッドをつけたり水を補充したりするので水拭きまでしたかったらスケジュールで自動運用はしづらい。仕事場にはセキュリティのセコムを契約してるので退勤した後はセンサーのある箇所をロボット掃除機が通ると反応してしまうのもあってそもそも留守中の自動運用は考えてなかったので困ってはなかったし、やろうと思えばこまめに水タンクだけ予め補充しておけば自動にも出来るし、水拭きは抜きで吸引の清掃だけ自動化という手もありますね。

でも家にはセコムもないし、深夜に帰ってきて朝には家を出るので留守の時間に自動化したいと思っていました。TECBOT M1だとスケジュール設定で自分が居ない時間帯に掃除が始まるように出来て、数日に一回汚水タンクの水を捨てて綺麗な水を補充するのとたまに溜まったゴミを捨てるだけで後は自動化できます。掃除をする前にモップをつけたり水を補充したりするんじゃなくてたまに気づいた時に予めやっておくだけでいいし、仮に忘れて水が無くなっちゃっても吸引の掃除だけで動いてくれるので掃除が滞る心配もありません。

手間をかけずに毎日帰ってきたら掃除が済んでるという状態は最高です!

他にもマッピング機能や手動で自由自在に動かすリモコン操作、立ち入り禁止エリアの設定など快適に使うための機能が揃っています。

TECBOT M1は2022年3月30日までMakuakeでクラウドファンディング中です。

モップ自動洗浄まで一体化!床掃除が驚くほどラクに!ロボット掃除機TECBOT|マクアケ - アタラシイものや体験の応援購入サービス

クラウドファンディングは終了しました。一般販売を待ちましょう。

TECBOT M1 パッケージと付属品

TECBOT M1 パッケージ

ロボット掃除機 TECBOT M1 パッケージ

TECBOT M1のパッケージ。ご提供いただいたのはサンプル品ということで実際にご購入された方に届くモノはパッケージにしてもそれ以外にしてもサンプルからアップデートされてる箇所もあるかもしれません。

TECBOT M1 付属品一式

ロボット掃除機 TECBOT M1 付属品一式
  • TECBOT M1 本体
  • 充電ドック
  • 説明書
  • クイックスタートガイド
  • HEPAフィルター
  • リモコンn
  • 電源コード
  • 汚水タンククリーニングブラシ

サイドブラシ2つは本体に取り付け済み。

販売ページによるとサイドブラシの予備やカッター付きクリーニングブラシが付いてるはずらしいんだけど欠品してたのでちゃんと購入する人には揃って届くことと思います。

TECBOT M1 製品仕様

ロボット掃除機 TECBOT M1

TECBOT M1本体。使用感などの前にまずTECBOT M1の製品仕様はこの通り。自分で計測した数字ではなくて販売ページに記載されてる数字です。一部を抜粋。

サイズ350mm × 350mm × 118mm
重量約4.5kg
吸引力静音モード 1,600Pa
標準モード 2,480Pa
パワフルモード 4,000Pa
騒音値≦65db
バッテリー容量5,200mAh
充電時間約5時間
駆動時間約160分

質感なんかは普通のロボット掃除機で特に高級感がある訳ではないんだけどデザインはカッコいいなと思います。ホワイトとブラックがあるので部屋に合いそうな方を選ぶと良さそう。サイズはちょっと厚みがあるかなっていう印象。

吸引力のパワフルモードの4,000Paというのはだいぶ高い部類で僕が過去に使用したロボット掃除機ではトップ。標準モードの2,480Paでもかなり高め設定と言えると思います。静音モード 1,600Paでも全然実用レベルなのでお好みで。留守中に自動で動かすなら音を気にせずパワフルで、音が気になる環境なら静音でとか使い分けも。

駆動時間160分というのも大抵の家では十分すぎるバッテリー持ち。

ロボット掃除機 TECBOT M1 底面

底面はこんな感じ。サイドブラシとロングサイドブラシ。左右で違う長さのブラシが付いてました。2つが回転してゴミを集め、モップは格納式。水拭きを使わない場面では中に収まって濡らさずに掃除をします。今までに見てきた水拭き機能付きのロボット掃除機はモップじゃなくてパッドを取り付けるタイプだったのでモップ付きのロボット掃除機というのは初めて使いました。

モップは自動洗浄だけどブラシ類共々取り外しも簡単なのでメンテナンス性も良いです。

充電ドックはそのままだと充電に戻る時にズレるので両面テープで固定しました。

ロボット掃除機 TECBOT M1 充電ドック 設置風景

充電ドックはこちら。小さく省スペースで設置しやすいようなんだけど、一応説明書には両脇に60cmずつスペースを取るようにと記載がありました。

左右に60cmは設置する場所が難しかったのでとりあえずちゃんと使えるか試しにと狭い場所に設置してみましたが概ね問題なく使えています。

左右にスペースを取ることを気にしなければドック自体は小さくてかなり設置しやすいですね。

ただ一点問題があって、充電ドックに帰る時に結構この充電ドックが動いてしまって。これが狭い場所に設置してるから綺麗に戻れず動いてしまうのか、関係なく動くのかはちょっとわからないんだけど、充電ドックが動かないように両面テープで軽く止めたら動かなくなったので問題なく使えています。

両面テープは剥がす時に床材を痛めずに簡単に剥がせるようにまず広めにマスキングテープを床に貼って、その上に数cmの両面テープを。元々ガンガン動いてしまう訳ではなくて少しズレる程度だったので少しの両面テープで全然動かなくなりました。

ロボット掃除機 TECBOT M1 充電ドック 底面
真ん中の小さく出っ張ってる部分にだけ両面テープを貼って固定しました。

充電ドックの背面はこんな感じ。ケーブルを巻けるので必要な分だけ出して設置がしやすい。

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こんな感じで狭いスペースに設置できて使いやすいです。

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上から見るとこんな感じ。壁際にピッタリつけてケーブルをちょっとだけ出せるので綺麗に設置できます。

浄水タンクと汚水タンク、ダストボックス。

ロボット掃除機 TECBOT M1 蓋を開いたところ

上蓋を開くと浄水タンク(右)とダストボックス(左)。

ロボット掃除機 TECBOT M1 クリーンウォータータンクとダストボックス

ただ引き抜くだけで取り出せます。使用する前は浄水タンクに水を入れてはめ込むだけで使えます。ゴミは毎回捨てなくても溜まってきたら捨てるだけで大丈夫。

ロボット掃除機 TECBOT M1 汚水タンク

汚水タンクは前面に。汚水タンクと書くとめちゃめちゃ汚そうだけど要は床を拭いたモップから汚れを落とした水だからよっぽど汚い場所を掃除したんでなければ見た目で引くような汚さじゃないです。これも溜まってきたら捨てるくらいでいいので数日に1回浄水タンクの水を補充して、汚水タンクの水とゴミを捨てる。これだけであとは特に準備も後始末も要らずにスケジュール設定なんかをして掃除を自動化できます。もちろん手動でも。

ロボット掃除機 TECBOT M1 蓋を開いたところ

タンク類を外すと本体はこんな感じ。

高性能マッピングで効率的。

ロボット掃除機 TECBOT M1 清掃中

1回目の掃除を始めると自動的にデータを集めて部屋のマッピングをしながら掃除していきます。なので一回目だけは結構壁とか家具にぶつかりながら要領も悪い感じで進むのでコレは大丈夫なんだろうかと不安になったりも。

でもちゃんとマップの出来た2回目からは部屋の形や家具なんかの場所を把握するので、壁や動かない家具なんかにはほとんどぶつからなくなって安心しました。とはいえいつも定位置にある訳じゃないモノとかもあると思います。一切ぶつからない訳ではないのでぶつかられて困るモノがあるならアプリ上で立ち入り禁止エリア設定を利用するのが間違い無いですね。障害物検知の機能もあるみたいだけど、別で使用してるECOVACKS DEEBOT N8 Pro Plusには障害物回避の性能は劣る印象です。

同じ場所で使用してないので単純に比較できないけど、ECOVACKS DEEBOT N8 Pro Plusは床に出てるケーブルとかも避けてくれるんだけどTECBOT M1はデスクチェアの脚は避けてくれるけどフットレストには毎回軽くぶつかるようで大きく移動してしまいはしないけど斜めになってたり、ダイニングにある椅子の細い脚もぶつかってる形跡がある感じ。留守中に掃除してくれるから衝突音も気にならないし、家中の他の場所ではぶつかってそうな形跡はないからそんなに気にしてないけど、住環境によっては気になるかもしれません。

実際に生成されたマップと清掃経路

TECBOTアプリ マップ画面

こんな感じでマップを自動生成して通った経路がわかります。すごく効率的に動いてるのがわかりますね。段差にも気づくので、マップの青い場所の上の部分は全く通ってないけどそこは玄関で通ってない場所はそこを進むと落下するところ。落下するギリギリまでしっかり掃除しつつ無理なところはちゃんと避けてくれています。

そんな調子で2LDKを丸々自動で掃除してくれています。

この画面内で範囲設定のところから立ち入り禁止エリアを設定したりが簡単に出来ます。

2cmまでの段差はスムーズに乗り越え。

ロボット掃除機 TECBOT M1 清掃中 2cmまでの段差を乗り越えられる

各部屋の出入り口はこんな感じで段差になってるんだけどこれくらいはものともせずスムーズに進めます。2cmまでの段差を進めるらしいのでそれ以上の段差のある場所に対応させるには何かスロープ状になるようなモノを設置するとか一工夫必要かもしれません。

リモコンやアプリで手動操作も

ロボット掃除機 TECBOT M1 リモコン

マッピングや立ち入り禁止エリアの設定でかなり高精度で自動で掃除してくれるんだけど、ピンポイントでこの辺だけ掃除させたいとか、ここに移動させたいという時にはリモコンやアプリの十字キーで手動で移動させたり清掃のコントロールも出来ます。

これがかなり珍しい機能なんじゃないかと思うんだけど少なくとも今までに使ってきた3機種のロボット掃除機にはない機能でした。

矢印ボタンを押してる間だけその方向に進むっていう感じで動かせます。押しっぱなしで進ませるとかなので長距離動かすのとかは面倒だし普段は自動化してこそのロボット掃除機だと思うけど、ちょっと何かゴミの出る作業とかをして場所をコントロールして掃除したいっていう時には便利そうです。

ちなみにリモコンは単4電池2本が必要で付属されてないので注意。リモコンなしでも使えます。

チェアマットやカーペットを自動認識

ロボット掃除機 TECBOT M1 チェアマット上で清掃中

水拭きと両用のモードで掃除していても画像のようなチェアマットや絨毯などに乗り上げるとモップが自動で収納されて濡らさずに掃除してくれます。

端っこだけ濡れたりしないのかなとか思ったけど全く水気はありませんでした。

TECBOT M1を1ヶ月使用した感想

ロボット掃除機 TECBOT M1 充電ドックで充電中

冒頭にも書いた通りとにかく手がかからなくて自動化がしやすいというところに価値を感じています。水拭き用のパッドをつけるタイプのロボット掃除機だとどのタイミングでパッドを洗濯しようかなとか、いざ掃除しようと思ったらパッド付けてなかったとかパッドの洗濯の時に外した水のタンクどこやったっけとかなることがちょこちょこあって、それがTECBOT M1はモップを外す必要がないからたまにまとめてタンク類を綺麗にしたりするだけで良いのがとっても楽。

僕の場合1日の時間のほとんどを仕事場で過ごして家にいる時間は短いので手がかからないというのは本当助かる。それでいて毎日スケジュール設定で留守の時間に自動で掃除してくれるので毎日帰ってくる頃には掃除が済んでるっていうのは最高。自分で掃除するとなると掃除する時は隅々までしっかりやったとしても毎日やるのは大変だしそれでも掃除が終わった途端に今掃除機かけたのに!っていうような場所にホコリが落ちてたりしますよね。ロボット掃除機だと入り込めないような場所があって隅々とはいかないとしてもその分毎日でも、日に何回かでも気兼ねなく自動で動かせるので簡単に綺麗に保ってくれますね。

家も仕事場も床の掃除はロボット掃除機にほとんどを任せてるので、とにかく席を立つタイミングとかで机や棚の上とかのホコリなんかもブラシでサッと落としたりしておけば後はたまにどうしてもロボット掃除機じゃ入り込めないような隙間だけハンディ掃除機で掃除するだけで補える。

特に長時間家で過ごしてる訳でもないのに数日おきにダストボックスを見るとよくもまあこんなにホコリが溜まるもんだなと思うので効果もとても感じています。水拭きに関しても水量多めの設定で水拭きしてもびしょびしょに床が濡れてるような状態にはならずに水拭き出来てるので安心して使えます。ゴシゴシ擦らないと落ちないような汚れに関してはそもそもそういう場所がなかったのでテストできなかったけど、そもそもそういう用途よりは日常的に使えるから綺麗に保てるという感じでゴシゴシ擦らないと落ちないような部分はその時くらい手作業で落としたらいいのかなっていうのがTECBOT以前からロボット掃除機の水拭き機能を使うようになって思っていることです。

高価格帯のロボット掃除機だと後は自動ごみ収集機能や高機能な障害物回避なんかが備わってるモノがあるので、TECBOT M1にあとこれがあればっていうのはそんなところ。後は他のロボット掃除機についてるような目ぼしい機能はまずまず備えてるんじゃないかなと感じます。それでいてモップ自動洗浄やリモコンの手動操作とか特徴的かつ実用的な機能も備えていてとっても良かったです。

設置に取られるスペースが少ないのとか本体のデザインもかっこいいのとかもいいですね。本体がもっと薄ければとも思うけど、モップ周りで他のロボット掃除機よりも機能が多い方仕方ないだろうなと思います。

TECBOT M1は2022年3月30日までMakuakeでクラウドファンディング中です。

モップ自動洗浄まで一体化!床掃除が驚くほどラクに!ロボット掃除機TECBOT|マクアケ - アタラシイものや体験の応援購入サービス

クラウドファンディングは終了しました。一般販売を待ちましょう。

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てず


好きなモノ・コトを紹介するブログ Tezlog(てずろぐ)を運営。
Apple製品など生活を便利快適にしてくれる家電・ガジェットや、
革製品など素材感の良い長く付き合っていける一生モノみたいなモノが好き。
好きなモノだけを持って気持ちよく生きていきたい。
2016年ブログ「Tezlog」開設。
2021年よりYahoo!ニュース エキスパート クリエイター参加。
2022年よりMakuakeアンバサダー。
2023年よりXREAL Japan SNSアンバサダー。
プロフィール

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