Belkin BoostCharge Pro MagSafe付き3-in-1ワイヤレス充電パッド WIZ 016をレビュー。製品をご提供頂きました。
iPhone・AirPods・Apple Watchをまとめてワイヤレス充電出来る充電パッド。3台同時充電出来る充電器はこれまでにもたくさん使用して来ました。やっぱり1箇所で全部まとめて充電出来ると充電のし忘れやも置き忘れがなくて便利です。置く場所も、コンセント周りもスッキリするのも良いところ。
Belkin BoostCharge Pro MagSafe付き3-in-1ワイヤレス充電パッド WIZ 016はiPhoneにはMade for MagSafe認証を取得して15W MagSafe充電に対応し、Apple WatchにはMade for Watch認証を取得しての高速充電に対応したモデルで充電性能も高いです。
以前↑のタイプのBelkinのMagSafe付きの3in1ワイヤレス充電器をご提供頂いて、こちらは今も寝室で使用しています。こちらのタイプも今ではApple Watchに対応したモデルにアップデートされてますが、僕が持ってるのはApple Watchの急速充電に対応する前のモデル。
今回新しい方を使って何よりApple Watchの高速充電の速さに驚きました!充電速度など測定して記事内で掲載しています。
MagSafe対応にしてもApple Watchの急速充電にしても、出力が高めになると充電器が熱くなったりしてより安定性、安全性も気になるところですが、Belkin 3 in 1 MagSafe付き3-in-1ワイヤレス充電パッドはMade For MagSafeやMade For WatchなどのAppleの認証も受けている製品で、他にもBelkinはApple Storeでも販売されている製品が多い点も品質への信頼度が高いですね。
主要な充電器のブランドの中でも、Appleの認証を受けてMagSafe充電やApple Watchの高速充電に対応したラインナップを展開しているのがBelkinの強いところです。充電性能にしても安全性にしても。
主要なブランドの充電器類でトラブルがあった時に交換などの対応をしてもらえないということはまずないと思うけど、そもそものトラブルが起こるということ自体は ニュースやSNSなどでちょこちょこ目に入ってきます。
たくさんモノを作っていれば中には不良が出るのは仕方ないと思うけど、ちょっと目につくことが多い気がするなというメーカーも中にはあったりします。一方でBelkinのそういった声が目に入るのはすごく少ないというのが僕の印象です。
製品保証が2年あるほか、最大28万円の条件付き接続機器保証もついてる点でも安心して選べます。
モノがかっこいいだけでなく、充電性能も高く、安全面でも信頼のおける製品だと思います。
おすすめ 充電器・モバイルバッテリー・アクセサリー。iPhoneなどAppleデバイスに。
Belkin MagSafe付き3-in-1ワイヤレス充電パッド WIZ016dqBKの評価
メリット
- 3台同時充電
- Made For MagSafe ・Made For Watch 認証取得
- 最大15W MagSafe充電対応
- Apple Watch 高速充電対応
- デザインがおしゃれ
- 2 年間の保証と最大 2,500 ドルの接続機器保証
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デメリット
- シリコン素材で埃が付きやすい
評価
3台同時に充電出来るのはもちろん、Made For MagSafe ・Made For Watch 認証取得でiPhoneは最大15WのMagSafe充電、Apple Watchも高速充電に対応していると、充電性能も高く、Appleの認証を取得した製品である点や、2年保証、接続機器保証などで安全性や保証への信頼も持てます。
価格は決して安くはないけど、最大15WのMagSafe充電やApple Watchの高速充電に対応した3台同時に充電出来る充電器は少ないので、性能や保証、ブランドへの信頼性、デザインの素晴らしさなどを考えて、その辺が魅力になる人には十分許容範囲なんじゃないかと思いますが、価格重視という方には向きません。
Belkin 3 in 1 MagSafe付き3-in-1ワイヤレス充電パッド本体と 同梱品一式
- Belkin 3 in 1 MagSafe付き3-in-1ワイヤレス充電パッド本体
- 40W AC 電源アダプタ
- 説明書
電源アダプタと本体底面はこんな感じで接続。本音を言えばコンセントタイプよりもUSB-Cとアダプタだったらもっと嬉しかったです。
右側の部分がApple Watchの充電器部分で上に押し上げてスタンドを起こせる他、回して高さを調節できます、Aoole Watchのサイズに合わせて調節出来るということのようです。
Belkin 3 in 1 MagSafe付き3-in-1ワイヤレス充電パッド サイズ
コンセントを挿せば使用準備完了。
寸法は、237.35mm×87.32mm×21.15mm。ベース部分の表面はシリコン素材。素材的に埃がつきやすいのは注意点です。
Apple Watchの充電パッドはこんな風に起こすことも出来ます。好みや環境で使い分けられますね。
それぞれ並べるとこんな感じ。
iPhone・AirPods・Apple Watchを3台同時にワイヤレス充電
- 最大15WのMagSafe ワイヤレス充電(iPhone 12 シリーズ以降のMagSafeを搭載したiPhoneのみ)
- ワイヤレス充電に対応した全てのAirPods、AirPods Pro
- 全てのApple Watch (高速充電はApple Wartch Series 7以降のみ)
以上のワイヤレス充電に対応しています。
Appleの「Made For MagSafe」と「Made for WATCH」の認証を受けていて、MagSafeの最大15W高速充電や、Apple Watchの高速充電に対応し安全性も認められています。
MagSafe充電器の部分でAirPods Pro 2の充電も出来ました。
AirPods充電器の部分で他のQi対応の機器も充電出来ました(iPhoneを並べることもできました。もちろん充電は遅い。)が、基本はAirPodsケース用に設計されているそう。
LEDのランプはAirPodsの充電状況のみを表してます。AirPodsを充電中はLEDが点灯。AirPodsを置かずにApple Watchだけを充電時などはLEDは消灯しています。
一箇所で全部充電出来るから充電のし忘れや、出かける時に持って行くのを忘れることもなくて使いやすいし、ケーブルやコンセント周りも1台分でスッキリします。デスクや寝室にあると便利。
Apple Watch 高速充電の充電速度を検証
今回Belkin 3 in 1 MagSafe付き3-in-1ワイヤレス充電パッドをご提供頂くことになって楽しみにしていたのがApple Watchの高速充電です。少し前までApple Watch 5を使っていて高速充電に対応していなかったし、高速充電に対応した充電器は使ってこなかったんです。
いつも寝る時に充電して朝には満タンになってるという感じなんだけど、欲を言えば風呂に入る時に充電するくらいでフル充電になってれば寝る時にもつけてられるなと思ってました。別にそこまで睡眠ログを取りたい!と強く思ってるわけでもなかったんだけどせっかくならというくらいで。
Apple Watch 高速充電とは
Apple Watchの高速充電は、Apple Watch Ultra、Apple Watch Series 8、Apple Watch Series 7 でのみ利用できます。合わせて高速充電対応の充電ケーブルなどが必要で、サードパーティ製の充電器でAppleの「Made for WATCH」の認証を受けていて、Apple Watchの高速充電に対応してるのは現状Belkinしか見当たりません。
Apple Watch 8の高速充電を計測。通常の充電速度と比較。
ApprE Watch 8をBelkin 3 in 1 MagSafe付き3-in-1ワイヤレス充電パッドの高速充電と普段使用しているPITAKAの充電器を使った時の充電を通常充電時としてそれぞれ測定しました。それぞれ充電が切れて電源が落ちてる状態からスタート。
経過時間 (分) | 高速充電時バッテリー残量 (%) | 通常充電時バッテリー残量 (%) |
0 | 0 | 0 |
10 | 15 | 10 |
20 | 33 | 16 |
30 | 53 | 23 |
40 | 74 | 28 |
45 | 79 | 31 |
50 | 84 | 35 |
60 | 93 | 41 |
70 | 97 | 46 |
80 | 100 | 52 |
90 | - | 58 |
100 | - | 64 |
110 | - | 70 |
120 | - | 76 |
130 | - | 80 |
140 | - | 86 |
150 | - | 93 |
160 | - | 98 |
170 | - | 100 |
結果はこの通り、めちゃめちゃ差がつきましたが計測する前から実際に使っていて明らかに早いのは感じていたので納得の結果でした。公式には高速充電で最大33%高速化という表記を見ましたが、元となる充電環境の違いでより大きな差が出たのかと思います。
Appleの公式の案内では「Apple Watch Series 8 および Apple Watch Series 7 を高速充電すれば、45 分程度でバッテリーの残量が 0 パーセントから 80 パーセントになります。Apple Watch Ultra の場合は、1 時間程度でバッテリー残量が 0 パーセントから 80 パーセントになります。」と記載がありました。
実際にApple Watch 8の高速充電で45分で0から79%になりました。厳密には10分おきに充電台から外さないと細かい数字が見れないので10分おき(40から45、45から50は5分おき)に充電器から外してます。概ね表記通りの結果が出ました。
僕の場合は毎日帰ってきた時点で0%どころか余裕ある状態なので、期待してた通り高速充電のおかげで毎日入浴時の充電のみで寝る時に着けていても1日中使える用になりました。
↑や↓の充電器もAppleの「Made for WATCH」認証を取得し、Apple Watch 7以降の高速充電に対応しています。
iPhone MagSafeワイヤレス充電の充電速度を検証
続いてiPhoneのMagSafeワイヤレス充電の充電速度も測定しました。続いてというか実際にはApple Watchと両方0%にして同時に測定を開始しました。
MagSafeワイヤレス充電とは
iPhone 12 シリーズ以降のiPhoneで利用出来ます。MagSafeに対応した充電器を使用することで最大15Wの高速充電が出来ます。
普通のQi規格のワイヤレス充電だと充電器側が高出力に対応していてもiPhoneは最大7.5W。
マグネットを利用した充電器やモバイルバッテリーはたくさんありますが、MagSafeで貼り付けて使うことは出来ても15W出力のMagSafeワイヤレス充電に対応してない製品は多く、5Wや7.5Wのワイヤレス充電になるマグネット式のモバイルバッテリーや充電器が多くあります。
Belkin 3 in 1 MagSafe付き3-in-1ワイヤレス充電パッドは、Appleの「Made For MagSafe」の認証を取得していて、MagSafeの最大15W高速充電に対応していることや安全性を正式に認められています。
iPhone 14、iPhone 13、iPhone 12 モデルで MagSafe 充電器を使う方法 - Apple サポート (日本)
What Is MagSafe & Why You Want It in 2022 | Belkin
iPhone 14 ProでMagSafe充電の充電速度を計測
普段使用しているiPhone 14 Proで充電速度を検証しました。機種の違いや充電環境、使用状況など様々な条件で結果は変わってきます。
経過時間 (分) | バッテリー残量 (%) |
0 | 0 |
10 | 11 |
20 | 21 |
30 | 28 |
40 | 36 |
50 | 42 |
60 | 49 |
70 | 55 |
80 | 62 |
90 | 68 |
100 | 74 |
110 | 80 |
120 | 86 |
130 | 92 |
140 | 96 |
150 | 98 |
160 | 99 |
163 | 100 |
今までに他のMagSafe充電に対応した機器で測定した時と概ね同じような結果になりました。早いは早いけど、MagSafe充電は文字通りの15W充電が続くならもっと充電出来てていいはずなんですが、実際のところはワイヤレス充電によるロスであるとか、iPhone本体の温度上昇を抑えるために供給電力を調節しているとか色々あるようです。
また、大体10分で6、7%増えているのが、終盤で一気に充電の進み具合が遅くなっていますが、充電残量が十分になってくるとバッテリー負荷の少ないトリクル充電と呼ばれる低出力の充電に切り替わるためです。
Appleの公式の案内でも、「iPhone をできるだけ効率よくピーク時最大 15 W の電力供給で高速ワイヤレス充電できるように働きます。iPhone に実際に供給される電力量は、電源アダプタのワット数やシステムの状況によって違ってきます。iPhone 13 mini や iPhone 12 mini に関しては、MagSafe 充電器はピーク時最大 12 W の電力を供給します。」と記載があります。
とにかく充電の速さを求めるならやっぱり有線が一番になりますが、ワイヤレスはお手軽だし、MagSafeはマグネットでくっついて位置ズレが起こらないし、やっぱりワイヤレスとしては充電速度も早いのでいいですね。僕はiPhoneの充電に関してはもう100%ワイヤレスになっていてライトニングケーブルは使っていません。
2年保証と最大28万円の条件付き接続機器保証
Belkin 3 in 1 MagSafe付き3-in-1ワイヤレス充電パッドには2年間の製品保証に加え、Belkin独自の「条件付き接続機器保証(Connected Equipment Warranty、CEW)」がついており、製品が正しく接続されているにもかかわらず充電による損害があった場合には最大28万円を上限に製品の修理/交換がされるそうです。
手厚い保証は品質への自信とも取れるし、もちろん何かあった時には保証を受けれるし、安心してBelkin製品を選べる材料になりそうです。
Belkin 3 in 1 MagSafe付き3-in-1ワイヤレス充電パッド レビューまとめ
- とにかくかっこいいデザイン
- 1台でiPhone・Apple Watch・AirPodsをまとめてワイヤレス充電
- Made for MagSafe 認証取得で15W MagSafe充電対応
- Made for Watch 認証取得でApple Watch 高速充電対応
- 2年保証と最大28万円の条件付き接続機器保証
デザインにこだわる人、性能にこだわる人、どちらも大事にする人にもおすすめ出来る製品です。
ネックになるのは価格と表面を守るシリコン素材にホコリがつきやすい点。価格に関しては充電器やケーブル3台分揃えることと、性能やデザイン、使い勝手に保証と諸々踏まえて考えると意外と許容できるかもしれません。ホコリに関しても他の充電器でも表面にシリコン素材を使った充電器は多いのと、充電器が分散するとその分散らかりやすかったり増えるケーブル類などそれぞれにホコリもつくので、代わりに何にするのかを考えると許容出来るかもしれません。僕自身は気になった時にはブラシで払ったりシールで取り除いたりしています。
今回ご紹介したBelkin 3 in 1 MagSafe付き3-in-1ワイヤレス充電パッドは↑。デスクで使用しています。
以前紹介したBelkin 3 in 1 MagSafe充電器も変わらず寝室で使用していて、今はApple Watch 高速充電に対応したモデル↓が販売されています。
Made For Watch認証を取得してApple Watch高速充電に正式に対応しているのはサードパーティではBelkinのみなので、Apple Watchの高速充電だけ欲しいという場合には↓も良さそうです。
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