iPhone 15 Pro Maxをレビュー。ブラックチタニウムの256GB を購入しました。
チタニウムボディがかっこいい・待ちに待ったUSB-C・5倍望遠カメラ搭載!などなど賛否両論あるだろうけど僕にはめちゃめちゃ魅力的な機種でした。
購入した理由や、期待していたこと、実際に使用しての感想などを紹介しています。
iPhone 15 Pro Maxの評価
メリット
- 5倍望遠カメラ搭載
- USB-C搭載
- チタニウムデザインがかっこいい
- その他諸々ハイスペック!機能多数!
デメリット
- 高価
評価
スペックや機能は1つ1つ解説してるとキリがないし専門分野でもないので、ただただ期待していた部分と実際に使ってみての感想として、めちゃめちゃ良かったです。iPhoneは最近は毎回新製品を買っていて、12 Pro Maxから 13 Proの時はインパクトは少なかったもので、それに比べて13 Proから14Proの時はめちゃめちゃ使いやすくなったと感じました。今回はさらに今まで出来なかったことが出来るようになったという面でめちゃめちゃ満足しています。傷がつきやすいとか発熱がひどいとかの情報を見かけた気がするけど自分としては感じていません。
iPhone 15 Pro Max / ブラックチタニウム / 256GB を購入した理由
iPhone 15 Pro Max / ブラックチタニウム / 256GB を購入しました。
容量は、基本的に写真とかデータ類は全部GoogleフォトやらDropbox、Evernoteやらを使ってるので、現状は256GBで十分。ただ写真も動画もどんどん容量が大きくなって、さらに今回は将来的に空間ビデオっていう当時は全然情報のないものが撮影できるようになる予定だったから、念のため容量の大きいモノを買うというのも考えたんだけど、まあどれだけ活用するかもわからないし、SSDも使えるし、順当な製品が出ればまた来年も新しいの買うだろうし、現状256GBで大丈夫なら、途中で容量キツくなったら次大きいのを買おうと考えて256GBにしました。
チタンの側面がめちゃめちゃかっこいい。iPhone 14 Pro Maxと比べて少し小さく軽くなって持ちやすくなっています。
購入した中で、特に期待していた部分はカメラ性能・動画撮影・USB-C・チタニウムデザインの4つ。
カメラ
カメラに関しては、購入した当時はミラーレスなどのカメラも持っておらず写真撮影といえばほぼiPhoneだけでずっとやってきました。厳密にいえば写真を撮影できる道具は他にもあったし全く使ってないわけでもないけど、ほぼiPhoneのみ。
そんな中でブログでも写真撮影は大事で、収益が上がってることもあって、仕事でやってるわけではないけど商売道具を買うような気持ちも込めて、iPhone X以降は毎年新型を買っていました。革新的なアップデートがあるに越したことはないけど、なくてもカメラ周りで少しでも使い勝手が向上しそうな見込みがあるならということで。
ただ、今回に関しては、ブログ用にモノを撮るというのにはiPhone 14 Proでかなり満足していたのがあって、ブログのために、というよりは、普段の生活の中で、外で写真を撮るのに5倍の望遠レンズが魅力でした。
モノを撮るのにも使えるに越したことはないけど、そこだけ見るなら3倍の方が使いやすいかなという気持ちはありつつ、iPhone 14 Proはどちらにしてもまだ下取りに出さず他にも使う予定があったので、出来ることが増えるiPhone 15 Pro Maxを選ぼうと。
動画・空間ビデオ
動画撮影に関してもiPhone 14 Proで十分だし、直ちに動画投稿を始める予定なんかも全くなかったけど、出来るに越したことはない、出来るようになってみたいということと、その時点では将来的に空間ビデオの撮影が出来るようになるというのも期待していました。やっぱり興味がある程度で、何をしようというほどでもないけど。
本気でやる気があるなら道具はなんだってとりあえず始めることができると思うけど、逆にいい道具があることで気軽に体験してそれなりに良いものが簡単に作れてのめり込むというパターンもあって、僕にはiPhoneはそういう風に役立ってくれてると感じます。
USB-C
USB-Cに関しては、充電はMagSafeに統一していたので、それ以外の面でどこまで何が出来るようになるだろうかと楽しみにしていました。
特に一番はXREAL Airがアダプタなしで使えるようになること。これが本当に何より。他にもSSDやUSB-Cハブを繋げたり外部出力が簡単になったりとかメリットはあるけど、そんなに頻繁に使うことでもないので。
あとMagSafeに統一してるから充電は別にどちらでも、と思っていたけど、いざUSB-Cになると、だったらケーブル挿しておくか、という場面も増えてやっぱり充電は早いので、有線もMagSafeも使えるに越したことはないですね。
チタニウムデザイン
チタンはケースを付けてるからほとんど見ないんだけどやっぱりかっこいいに越したことはないよねっていう。期待してる一方で、ほとんどは見えないのにだから何っていうのもあるけど、でもやっぱり楽しみなところ。
iPhone 15 Pro Max 製品仕様
製品仕様については項目も多いのでごくごく一部だけ。詳しくは公式サイトでご確認ください。
製品名 | iPhone 15 Pro | iPhone 15 Pro Max |
容量 | 128GB / 256GB / 512GB / 1TB | 256GB / 512GB / 1TB |
サイズ | 146.6 × 70.6 × 8.25 mm | 159.9 × 76.7 × 8.25 mm |
重量 | 187g | 221g |
ディスプレイ | Super Retina XDRディスプレイ 6.1インチ(対角)オールスクリーンOLEDディスプレイ 2,556 x 1,179ピクセル解像度、460ppi | Super Retina XDRディスプレイ 6.7インチ(対角)オールスクリーンOLEDディスプレイ 2,796 x 1,290ピクセル解像度、460ppi |
カメラ | Proのカメラシステム 48MPメイン:24mm、ƒ/1.78絞り値、第2世代のセンサーシフト光学式手ぶれ補正、100% Focus Pixels、超高解像度の写真(24MPと48MP)に対応 12MP超広角:13mm、ƒ/2.2絞り値と120°視野角、100% Focus Pixels 12MPの2倍望遠(クアッドピクセルセンサーを活用):48mm、ƒ/1.78絞り値、第2世代のセンサーシフト光学式手ぶれ補正、100% Focus Pixels 12MPの3倍望遠:77mm、ƒ/2.8絞り値、光学式手ぶれ補正 3倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、6倍の光学ズームレンジ 最大15倍のデジタルズーム | Proのカメラシステム 48MPメイン:24mm、ƒ/1.78絞り値、第2世代のセンサーシフト光学式手ぶれ補正、100% Focus Pixels、超高解像度の写真(24MPと48MP)に対応 12MP超広角:13mm、ƒ/2.2絞り値と120°視野角、100% Focus Pixels 12MPの2倍望遠(クアッドピクセルセンサーを活用):48mm、ƒ/1.78絞り値、第2世代のセンサーシフト光学式手ぶれ補正、100% Focus Pixels 12MPの5倍望遠:120mm、ƒ/2.8絞り値、3Dセンサーシフト光学式手ぶれ補正とオートフォーカス、テトラプリズムのデザイン 5倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、10倍の光学ズームレンジ 最大25倍のデジタルズーム |
iPhone 15 Pro Max 2ヶ月ちょっと使用した感想
毎度オンラインの注文が混み合ってもなんだかんだ発売日に手に入っていた新型iPhoneだけど、今回は発売日に手に入ることはなくて10月7日に手元に届きました。
購入した理由の項目で、期待していたと書いた、カメラ・動画撮影・USB-C・チタニウムデザインの4つに関して、実際に使用した感想を挙げていくと、
カメラ
カメラはやっぱり5倍の迫力がすごい。この記事を書いてる少し前にミラーレスを買ったんだけど、それまではまともなカメラは持ったことがなくて写真撮影といえばiPhone。iPhone 12 Pro Maxで2.5倍、 13 Proで3倍で撮れるようになった時もすごく感じたはずだけど、当時はやっぱり物撮りと仕事で必要な撮影用途がほとんど。もう少しいうと11 Proから 12 Pro Maxの時は感動が大きかったはずだけど、12 Pro Maxから13 Proの時はちょっと使いづらさも感じていた記憶があります。その上でiPhone 14 Proはめちゃめちゃ良くて、デスクで写真撮るとかは今でもiPhone 14 Proが全然使いやすい。
で、iPhone 15 Pro Maxでは、3倍望遠がなくなったとはいえ、物取りにも全然使いづらさは感じないし、元々の期待していた街中でパッと撮影してみようかなという時に5倍がめちゃめちゃいい。道路を挟んでも全然大きく撮影出来るので溜まると邪魔になりそうな建物前とかから距離を取ってもいい感じで撮れたり、なんでもない壁とか道とか、草とか撮っても、なんかそれっぽい!みたいな感じでただ誰に見せるでもない写真を撮るのが楽しくなりました。
その後ミラーレスを買ったとはいえ、常にぶら下げてるわけじゃないので、やっぱりiPhoneで撮れた方が便利な時は多い。
よくライブを見に行ったりするんだけど、前の方とはいえ観客席から先頭とかでもないのにこれだけの感じで撮影出来るのは今までのiPhoneではありえなかったのでめちゃめちゃ効果を感じた。
東京駅に行った時に撮影した写真も同じ位置からの撮影で↑が1倍、↓が2倍。
5倍にするとここまで大きく。
5倍でカメラを向けると普段目に入ってもよく見てないような場所がしっかり見えて、何でもないようなモノからも発見があって楽しくなりました。意味もなく家の近くの汚い壁とかフェンスとか電柱とか信号機とかにカメラを向けてみたりして。
物撮り的なことで言うと、性能が上がってるというポートレートモードも僕はほぼ使わないし、iPhone 14 Proと比べてここが良くなったとかは別に感じてない(すでにiPhone 14 Proでめちゃめちゃ満足感があったので引き続き満足している)ので、本当に普段使いの用途でのメリットを一番感じています。
あと最近ミラーレスを使うようになってiPhoneのカメラがいかに簡単に写真が撮れるかというのも痛感しています!ミラーレスで試行錯誤してそれなりに撮れるようになっていくのも楽しさをめちゃめちゃ感じてるけど、iPhoneで簡単に気軽に撮れるのも素晴らしい。
動画撮影
動画撮影に関しては、元々それほど活用出来ていなかったので、比較してと言うわけではないけど最近ちょこちょこ動画を撮るようになって、(とりあえず撮るという程度には)こんなに簡単に撮れるんだなとか、編集したり投稿出来るんだなと感じて色々試しています。
空間ビデオの撮影も先日のiOSのアップデートで実装されました。今は撮るだけで、見れるようになるのはVision Proが出てからになるのかと思っていたけど、意外にも (Vision Proで空間ビデオとして見る時にはまた違った体感で見られる演出や何かがあるかもしれないけど) XREAL Airで3D動画として見ることができて。
3D動画自体は新しいものじゃないけど、iPhoneで撮れてXREAL Airなんかで見られると言うのは撮るのも見るのもハードルが下がってめちゃめちゃいいですね。なんかイベントごととか、とりあえず動画撮っとこうと言う時には4Kでは撮れないけど空間ビデオで撮っとくと言うのもいいなと思います。
空間ビデオはVision Proはもちろん、他社製品やアプリなど今後どんな動きがあるのか楽しみ。
もう亡くなってしまった愛犬が居たときにあったら良かったとつくづく思います。
USB-C
USB-C対応はXREAL Airユーザーとしては一番嬉しい点と言えるかもしれないし、XREAL Airに大きなアップデートがあったようなもの。めちゃめちゃ使いやすさが向上しました。
ProResで動画撮影するときはSSDを繋いでればUSB-Cの表記が出てSSDに直接録画出来る。USB3.2 Gen2で最大10Gbpsのデータ転送に対応しています。
薄くて小さなSSDと合わせれば重ねて持つのも容易なので動画を撮るからと大きな容量のiPhoneを選ばなくても良さそうです。
USB-Cのスマホ用のアクセサリなどiAndroidだけじゃ販売が見込めなかったようなものもPhoneで使えるようになることで今後作られるかも知れないし、MagSafeのマグネットなどと組み合わせて今まではなかったようなアクセサリなんかも登場を期待したいです。
USB-Cになったことを喜ぶとAndroidだったら普通という声も見るけど、iPhoneでUSB-Cだというのが大事なんですよね。
充電に関してもiPhone 14シリーズまでは最大20Wだったけど、iPhone 15シリーズは最大27Wに。
ただ、めちゃめちゃ早くなるのかなと思ったけど、実際のところは最大27W近くで充電できるのは40%程度までで、そのあとは緩やかに落ちていって、100%までの時間はそんなに変わりませんでした。27W出てる間も%表示の増え方はiPhone 14 Pro使ってた時とそんなに変わらず、その辺はバッテリー容量の違いかな。
時間(分) | バッテリー残量(%) | 出力(W) |
0 | 0 | |
10 | 18 | 27 |
20 | 38 | 22 |
30 | 55 | 10 |
40 | 68 | 10 |
50 | 77 | 7 |
60 | 83 | 6 |
70 | 88 | 4 |
80 | 92 | 2.5 |
90 | 94 | 1.5 |
100 | 96 | 1 |
110 | 97 | 1 |
120 | 98 | 1 |
130 | 99 | 1 |
140 | 100 | 1以下 |
測定結果はあくまで、その時の環境でのことなので参考程度に。2023年10月の手にしたばかりの頃に測定しました。
iPhone 14 Proまでは手軽さとライトニングケーブルをわざわざ用意しておくのも邪魔だったのでMagSafe充電を選んでいたけど、USB-Cは他の機器でも使うので、だったら今は有線で充電しようかなという機会もかなり増えました。
チタニウムデザイン
チタニウムデザインは本当にかっこいいの一言。指紋や皮脂などついても拭けば撮れるしスチールの時よりも圧倒的に気になりません。傷なども全然ついてないけど、金属は傷がついてもかっこいいと思う方なので側面に関しては特に心配もしていなくてただただかっこいい。
ケースなしで使いたい気持ちも大きいけど、とはいえ、側面以外は傷というか割れたりするとショックがでかいので使わないわけにいかないし、やっぱり気にいるケースを選べるのもiPhoneの楽しいところ。
↑みたいなくりぬきの大きいケースはチタン素材も感じられて好きです。傷がつくのが怖い人には勧められないけど。
とはいえ最近は全然チタン素材は見えないレザーケースをつけています。革製品が好きなので。
iPhone 15 Pro Max レビュー まとめ
iPhone 15 Pro Max をレビューしました。
5倍望遠での撮影や、USB-Cの充電以外での活用、空間ビデオの撮影など今までのiPhoneでは出来なかったことが出来るようになって、大きな進化を感じました。
買いどうかと言えば、今何を使っていて、どういうことを重視するのか、期待するのかによると思うけど、僕は非常に満足しています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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