忘れ物防止タグの「MAMORIO」を購入。財布とキーケース用にチャコールブラックとミルクベージュの2つ。他にネイビーブルーとサクラピンクが販売されてます。
今回購入したのは2019年5月30日に発売したばかりの第3世代のMAMORIO(MAM-003)。性能は向上したのに価格は安くなりました。
購入した理由や一週間ほど使用した感想を紹介しています。
詳しくは後述していますが、キャッシュレス化で財布をほとんどバッグに入れっぱなしになったからこそ忘れ物防止タグが必要だと感じました。
MAMORIO (2019年モデル MAM-003)を購入した理由
今回そもそもの忘れ物防止タグを購入した理由は、
キャッシュレス化が進み、財布はバッグに入れっぱなしということが多くなりました。
キャッシュレス化事情についてはこちらで紹介しています。
毎日仕事で使用してるバッグに入れっぱなしで、たまに他のバッグで出かける時はそっちに移し替えたりという感じ。
そんな風にしてると一つのバッグだけ使用してる時期なんかは何週間もバッグに入れっぱなしということもあって、
ちゃんとバッグに入ってるか不安になることがあるんですよね。
大抵はもちろん入ってるんだけど、確認したら本当にバッグに入ってないことに職場で気づいて、家の別のバッグにあるのか、それとも外で落としたり盗られたりしたのかと一日心配なんてこともあったり。
普段取り出す必要がなくなっただけにずっと持ち歩いてるつもりだったのに何日も持ち歩いてない日もあったりするんですよね。
昔はズボンのポケットに入れていたので失くしても少なくともその日のうちとか翌日には気づいたと思うんですが、
今は下手すると失くしても気づかないまま数週間経過とかしてしまいかねない。
そんな時MAMORIOがあれば、履歴を見て家にあるのを確認して安心したり、万が一落とした時も早く気づくことが出来ると。
また、財布を落としたことは無いんだけど、
キーケースごと鍵の束を落として結局見つからなかったということが、わりと最近の3、4年前にあったので、
念の為キーケースにも付けておきたいなということで2つ購入することに。
TileではなくMAMORIOを選んだ理由
忘れ物防止タグといえば、現状MAMORIOとTileの2択かなというイメージだったのでその2種からどちらを購入しようか考えました。
MAMORIOとTile共通で出来ること。
どちらも共通でスマホアプリで検知した時間と場所を確認することが出来ます。
タグの現在ある場所ではなくて、タグとスマホアプリで通信出来た場所の記録が確認出来るんです。
今も手元にあるとか、
家に置いたまま出かけてしまうと、何分前に家にあったという履歴を確認出来たり、
道のど真ん中で落としたなら落とす直前に通信出来ていた位置情報はわかるけど、
そこから拾われたりして移動してしまったらその後はわからないという具合。
コミュニティによる「みんなで探す」検索機能
失くしたタグの電波を別の人のスマホが受診することで、
位置情報を本来の所有者のアプリに通知してくれる「みんなで探す」機能がMAMORIOにもTileにもあります。
だからなるべく利用者が多い方が、いざという時にみんなで探す機能で見つけることが出来る可能性が高まります。
MAMORIOとTileの大きな違い
そして、MAMORIOとTileには大きな違いがあって、
MAMOIOは失くした時に自動で通知、Tileはスマホとタグをお互いに鳴らして探せる
MAMORIOには、タグと連携してるスマホが離れると、つまりタグを付けた鍵や財布を落としたり置き忘れたりするとスマホに通知が来るように設定できます。
Tileにはそういう機能がありませんが、スマホからの操作でタグでアラームを鳴らせたり、反対にTileを操作してスマホを鳴らせることが出来たりします。
MAMORIOには音を鳴らせたりMAMORIO側からスマホを見つけたりするような機能はありません。
駅や街に設置されているMAMORIO SpotにMAMORIOが届くと知らせてくれる
MAMORIOにはMAMORIO Spotの設置場所にタグが届くと知らせてくれるサービスがあります。
気になるのはMAMORIO Spotがどれだけ設置されてるかですが、かなり多くの駅に設置されている様です。
MAMORIO Spot の設置場所一覧 (https://support.mamorio.jp/articles/1774158-mamorio-spot)
まだまだ拡大中の様ですが、すでにこれだけの駅に設置されてると普段電車移動の多い僕には心強いです。
失くした時に自動で通知が来ることとMAMORIO Spotの存在が決め手でMAMORIOを選びました
Tileのスマホとタグをお互いにアラームを鳴らして探せるというのは便利そうなんだけど、
それよりも失くした時に通知が来ることと、
みんなで探す機能に加えてMAMORIO Spotがあることで、
失くした後にも見つけられる可能性がより高まりそうということが決め手でMAMORIOを選びました。
また、MAMORIO Spotの存在。これだけ他社を巻き込んでサービスを展開してる様子が、MAMORIOにかける本気具合も感じられます。
いまいち流行らなかったからあっさり撤退ということは無いんじゃないかなと想像できるのも大事なポイントでした。
【レビュー】 MAMORIO(2019年モデル MAM-003)を使用した感想
MAMORIO (2019年モデル MAM-003)の外観・サイズ
ミルクベージュがほとんど白みたいな色に写ってるけど実物は↓の画像の色の方が近いです。
小ささ・薄さが伝わればとAir Podsと並べてみました。
初期設定・使用準備は簡単
パッケージの中にはMAMORIO本体とスタートガイドだけ。
スタートガイドのQRコードからアプリをDL。
アプリから新規アカウント作成(メール認証など)をして位置情報へのアクセスだとか通知だとかを許可。
「MAMORIOを登録」からアプリとMAMORIOを連携させます。
MAMORIO側は絶縁シートを抜いてスマホの近くに置いておくだけ
検出したらカテゴリーを選んで、名前やPUSH通知のオンオフを選択する。
これだけで初期設定が完了。
MAMORIOアプリの画面
失くしたら「みんなで探す」機能を有効に
万が一、失くしてしまったら「みんなで探す」を有効にすれば見つけることができるかも。
「みんなで探す」はMAMORIOユーザーが多いほど見つかる可能性が高まるので是非ユーザーに増えて欲しいところ。
前述のTileは海外のユーザーが多いけど日本ではMAMORIOユーザーが多いそうです。
ユーザーが多いことやMAMORIO Spotなどのサービスで今回MAMORIOを選んで購入しました。
新機能 「カメラで探す」
2019年5月末に実装されたばかりの新機能「カメラで探す」は、部屋の中など、近くにあるんだけど見つからない時にカメラ上でMAMORIOの電波を視覚化した探す感じ。
「カメラで探す」で、画像の真ん中奥にある茶色のキーケースを探しています。
電波を検知するとこんな感じで場所を示してくれます。
モノに埋もれてたりしても見つけてくれるでしょう。
前述のTileはスマホとタグをお互い音を鳴らして探せると書きましたが、MAMORIOにはそういう機能はないので、
部屋のどこかにあるのを探すというなら音を鳴らせるTileの方が便利そうでしたが、「カメラで探す」はその対抗的な機能かもしれませんね。
一週間ほどMAMORIOを使用した感想
キーケースや財布に入れていても全然かさばらず、
それでいてしっかり機能しているのが、ちょこちょこ「鍵は手元にありますか?」と通知が来るのでわかります。
MAMORIOとアプリの通信が設定時間の間に1度も行えなかった時に離れたと判断して通知を送ってるようで、
同じ部屋の中にあっても電波の具合とかで通知が来ることがあります。
手元にあるのにありますか?と通知が来た時は「あります」と答えることが出来るんですが、
おそらくそのタイミングで手元にあるのに通知を出してしまったのを学習して、
通知を送るまでに電波の受信を検知する試行時間を自動調整してるんだと思います。(手動でも変えられます)
初めはすぐに通知されるように設定していたので、頻繁に通知が来ていましたが、ちょこちょこ「あります」と答えていたら自動で調整されて、そんなに頻繁には通知がこなくなりました。
それでもたまには来るんですけどね。でも失くしたりするよりマシだし、ちゃんと機能してることの確認にもなるし。
(※2020年10月追記)アップデートが繰り返されて購入当初よりだいぶ誤通知が減りました。
MAMORIOの位置情報の履歴が確認出来るだけで目的は達成
今回MAMORIOを購入した一番の目的は、前述の通り、失くした時に見つけるとか、無くさないということではなくて、
いちいちバッグの中を確認しなくても財布を持ち歩いてるかとか、家に置き忘れた時は最後に離れた時は家にあったとかを確認したかったので、
それはこの通りアプリを見るだけで確認出来るようになりました。
それだけのためにと思われるかもしれないけど、普段本当に財布を出すことが少ないので、
たまに確認しないと怖いんですよね。気づかないうちに失くしていてそのまま数週間経過とか全然ありえるので。
免許証とか落とすと面倒だし。
というわけで僕にとってはこれだけで非常に満足。
家に置き忘れたのか失くしたのか確認出来ず、多分大丈夫だよなとモヤモヤしながら1日過ごすみたいな日が年に1、2回はあるのを防げると思って。
そして万が一、本当に失くした時に発見すのに役立つかもしれないということで、もうそれだけで十分。
しかも新型になって、長寿命・高性能化したのに価格は3割くらい安くなってます。
安くなってユーザーが増えることは「みんなで探す」や「MAMORIO Spot」などで他のユーザーにもメリットがあるので、
2019年モデルが発売したばかりの今が買い時!といっぱい売れてくれればいいなと思います。
やっぱりユーザーが増えた方がMAMORIO Spotの増強も進みそうですしね。
2020年10月追記 OTAKIAGEしたのと1年以上使用した感想
MAMORIOは電池交換が出来ないんだけど、OTAKIAGEというサービスがあって、MAMORIOを購入から半年が経過すると30%程度(商品によって多少前後する)安く新品を購入する事ができます。
今回この記事で紹介していたMAMORIO2つが両方とも電池が切れたのでOTAKIAGEして安く新品を購入しました。
ちなみに、
- 片方はしばらく前から切れてたんだけど何故か片方がだいぶ長持ちした。
- 2020年7月にMAMORIO RE(新型MAMORIOの5個セット。電池交換可能。)が発売してそちらを頂いていたので、財布に入れていたMAMORIOはそちらを使用。
- キーケースにつけてたMAMORIOはMAMORIO REだと代用出来ないのでそれ用のをOTAKIAGEで購入。
- なのでOTAKIAGE未使用で電池切れのMAMORIOが一つ残ってる。
- OTAKIAGEで購入出来るのは同型のMAMORIOに限らないので何か思いついたらそれに合うものを購入するのに使おうかなと思ってる。
というのが現状。
今回はネイビーブルーを購入。とってもいい色。
OTAKIAGEではただ新品が安く購入出来るだけじゃなくて設定を引き継げる。
アプリの「新しいMAMORIOに取り換える」から。ちなみにOTAKIAGEを申し込むときはその上から。
引き継げるデータと引き継げないデータはこの通り。引き継ぎを行うを選んだら後はもう表示される指示に従うだけ。簡単だしすぐ終わる。
無事引き継ぎが完了してキーケースへ!
初めのMAMORIOを購入してもう1年4ヶ月程度が経つみたいで、まずはこの記事内でも書いてた期待通り、MAMORIOを入れてる財布やキーケースがどこにあるのかがわかるだけでめちゃめちゃ快適!という具合。
今はそれに加えてカメラで探す機能が結構な頻度で役立ってます。
特にMAMORIO REを頂いてMAMORIOをいろんなモノに仕込んでからは履歴の確認も、カメラで探すも使う頻度が増えてMAMORIOは数があるとより捗る!というのを実感してる。
ということでキーケースにつけるなどの用途ならMAMORIOを。それ以外なら数を使えるMAMORIO RE。両方必要なら両方!っていうのがオススメ。他にも貼り付けたいものがあるならFudaとか、デザインならもう好みのモノをどうぞっていう感じで。、
とにかく何にせよあるといいですよ。MAMORIO。
何かが見つからないのって結構なストレスだし、下手すれば大きな損害に繋がるかもしれないけど、逆にMAMORIOがあってうまく見つけられると、ちゃんと対策したり使いこなしたりしてるおれすげえみたいな気持ち良さ!
MAMORIO REの記事はこちら
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