
COLBOR CL100Xをレビュー。写真や動画の撮影用に本格的な照明が欲しくなって購入しました。
最大110W出力・USB-C給電・アプリ対応・軽量というあたりが撮影用ライト初心者の僕でも使いやすく重宝しています。
購入したのが10月のAmazonのセール。結構割引額も大きくてライトを買うきっかけになりました。もう一ヶ月以上使ってすっかり欠かせないものに。
このブログやSNSで挙げている写真は大体朝から昼の間で時間が取れる日に撮影する(自然光が頼りだった)ので、以前は時間が取れる日と天気がいい日が噛み合わないとなかなか撮影できなくて、妥協して撮影してもやっぱり後々少し撮り直しみたいなこともあったりしたので、それが天気に左右されずに撮影できるようになってとても役立っています。
撮影用の本格的なライトを購入したのは初めてでライトスタンドなどもなかったので、三脚に付けられるようにして使っています。三脚用にネジ穴がなかったので使用してるアダプタなども紹介。そのうちソフトボックスなども購入したい。
撮影用ライトに関しては初心者で知識もないんだけど、そんな立場で実際に使ってみての感想、メリット・デメリット・製品仕様などを紹介します。
COLBOR CL100Xの評価

メリット
- 最大110W出力の高出力
- 高出力の割に軽量コンパクト
- USB-C給電でモバイルバッテリーでも使える
- アプリ対応で遠隔で操作可能
- 性能に対して高コスパ
デメリット
- 1/4ネジ穴なし
- アプリ設定がわかりづらい
評価
撮影用ライト初心者には驚きの光量でこれ1つで雨や曇りでも屋内で撮影できるようになりました。それだけのパワーがありながら扱いやすいサイズや重さ、場所もそんなに取らずに置けているし価格も単純に安いとまでは言わないけど他の同等程度の光量のライトと比べるとコスパは良いといえます。1/4ネジ穴などありませんがライトスタンドには取り付けられるようになっているし、他社製のアダプタなど活用して1/4ネジ穴を付けることも出来ました。アプリもペアリング操作などわかりづらいものの、一度済ませてしまえば使えるし、遠隔での操作の安定性などは問題ありません。とても役立っている買ってよかった撮影用ライトで非常におすすめ。
COLBOR CL100Xを購入した理由

冒頭にも書いた通り自分のスケジュールと天候が噛み合った時しか撮影出来ないのは不便だったので、前々から撮影用のしっかりした照明が欲しい気持ちはあったんだけど、同時に部屋にあんまり仰々しい撮影用の機材とかを置きたくない気持ちもあったし、どの程度のライトでどれくらいの効果があるのかわからずで購入には至っていませんでした。
そんな時にSNSで目に入ったCOLBOR CL100Xが使いやすそうだったので購入しました。価格もさすが本格的なだけあって高価だけど、その部類の中では手頃な印象だったこともあって購入しやすかったです。さらにAmazonのセールで結構割引もあり。
機種選定で決め手になった部分は、本体自体がそこまで大きくも重くもなさそうだったこと、USB-C給電だったこと、アプリ対応だったこと。
サイズや重さに関しては、使わないときに収納するなり目に入らない場所に移動しやすいこと、必要な時には持ち出せることなどを考慮して。
USB-C給電に関しては、使用するにしても、収納したり退かすにしても、持ち出すにしても、モバイルバッテリーやUSB-Cの充電器などを使えば、邪魔や面倒になりがちな電源アダプタやケーブルが最低限に抑えられそうだったこと。
アプリはやっぱり対応していた方が操作が楽だろうと。
心配だった点は、撮影用のライトを購入したことがなかったのと、三脚などで使うネジ穴がないことはわかっていたので、合わせて他社製のアダプタを購入したりしましたが、そのあたりで上手く使えるかということでした。
実際に購入してみてもうめちゃめちゃ満足しています。もっと早く購入すれば良かったと。天気を気にせず撮影できるようになったのはとても大きい。購入前からこれくらいの効果があることがわかっていればもちろんもっと早く前に購入していたんだけど、このようなライト1つでどこまで効果があるかわからなかったので。今度はソフトボックスなども購入したいと思っています。
COLBOR CL100X 製品仕様

ブランド | COLBOR |
モデル | CL100X |
製品タイプ | ビデオライト |
サイズ | 約 152 × 80 × 90 mm |
重さ | 約 800g |
色温度 | 2700-6500K |
CRI | ≥96 |
TLCI | ≥96 |
照明効果 | 10種類 |
ボディ素材 | アルミ合金 |
付属品 | BOWENSマウント・アダプター・キャンリングバッグ・保護ケース・説明書(英語) |

パッケージを開けると全て収納バッグに収まっています。持ち運びにも普段の収納用にも便利でしっかり実用できる収納バッグがついてるのは嬉しい。バッグも日頃からとても重宝しています。

付属品一式はこちら。COLBOR CL100X ライト本体・収納バッグの他、BOWENSリフレクター、COB保護カバー、ベースブラケット、電源アダプター。

COLBOR CL100X ビデオライト本体。アルミ合金のボディもかっこいい。

操作はこちらで。色々エフェクトをかけたりできるけど特殊な使い方は全くしていないし操作もアプリからしかしていないのでこっちは全然触ってない。
電源さえ繋げば、アプリはすぐに使用出来て、Bluetoothが繋がらないとか、操作が遅延するとかは全然感じず快適です。ただ照明を点けるほか、色温度や光量の調節以外の使い方はしていないので、他の使い方をする時にどうなのかは全くわかりません。

上下左右の凸凹を使ってCOLBOR CL100Xを連結させる使い方も出来るようだけどもちろんそんなことはしていません。1/4ネジ穴があると良かったんだけど残念ながらありません。

ベースブラケットとBOWENSマウント・リフレクターを取り付け

ベースブラケットのライトスタンドとの接続部分はこんな感じ。本格的なビデオライトは初めてでライトスタンドは持っていなかったので、購入しようかとも思いましたが、出来ればすでにある三脚などが使いまわせたら良いなと思い色々検索して他社製のアダプタを購入しました。NICEYRIG 汎用 NATOクランプ -194。
COLBOR CL100X を三脚で使えるようにするために1/4ネジ穴のアダプタを取り付け

付属のベースブラケットがライトスタンドを取り付けられるようになってるのとハンドル的にも使えるけど、1/4ネジ穴が付けられるとすでに持ってる三脚類を流用できるということでNICEYRIG 汎用 NATOクランプ -194を購入して取り付けました。
このアダプタが画像の出っ張りの部分にちょうど通るんだけど、1つ難点があって、COLBOR CL100X用に作られてるわけではないのでそのままネジを閉めてて幅が狭くなってくると、ハンドル部分がCOLBOR CL100X本体と干渉してしまうようになるので、途中から引っ張りながら(少し開くように動く)回したり工夫する必要がありました。面倒は面倒ですが、一度つけてしまえば動かす必要もそうそうないと思うので、頑張る価値はあると思います。

これですでにある色々な三脚などで使えるようになりました。

ただ、アダプタをつけるのが側面になるので、そこを下にすると本来横になる面が底面になって操作部分が縦になるという問題もあります。
Ulanzi F38 クイックリリースプレートを取り付け

さらに先日Ulanzi のトラベルビデオ三脚 TT09 VideoGoをご提供頂いたので、それに付いているF38のクイックリリースに対応させることに。

NICEYRIG 汎用 NATOクランプ -194を付けて出来たネジ穴にULANZI F38クイックリリース 偏向防止プレートをつけました。三脚などに簡単につけ外し出来るようにしました。F38はF38のベースプレートにボタンを押しながらスライドするだけで着脱できるほかアルカスイスとも互換性があります。


アルカスイスとも互換性のあるF38のベースプレートにスライドさせるだけで取り付けられるようになりました。外すときもボタンを押しながらスライドさせるだけ。

三脚につければこんな感じ。
モバイルバッテリーやポータブル電源で電源供給

USB-Cポートを搭載しているけど最大110W出力というだけあって電源アダプタが大きいです。コンセントに挿すと撮影場所との位置関係によってはコードの取り回しが大変だったり、使う時にも片付ける時にも一手間かかるので億劫になりがち。
そこでモバイルバッテリーやポータブル電源を使用しています。どちらも足元においてケーブルを繋げば周辺のケーブルの整備は必要ないので取り回しも楽だしモノを動かす時に邪魔になったりもしません。

ただし光量100%で使うと消費も約100W。めちゃめちゃ消費が早いので25600mAhのモバイルバッテリー SHARGE STORM 2でもきちんと計測してないけど体感1時間持ちません。長時間の撮影ならコンセントに挿したほうが間違いないですね。僕はポータブル電源を三脚の足元において使ったりもしています。
ちなみに最大110W出力というけど大体常時100%の光量で使ってるけど今のところ100Wを超えたことはありません。特にエフェクトなどの機能を使ってないのでその辺を使うと超える場合があるのかもしれません。
使用する環境や目的によっては100%での使用にこだわらなくてもいいと思うので、少し落とせばその分バッテリーの持ちも長くなります。
ちなみにモバイルバッテリーだと100W以上で出力出来るものも少ないので、例えば30Wとか60Wとかのモバイルバッテリーだとその範囲内の光量で使用出来ますが、それ力以上の光量を出そうとすると点灯しません。
アプリでの遠隔操作が便利

アプリで遠隔操作できるのも便利な点。
ペアリングの方法は、COLBOR CL100X本体のSETボタンを押して、BTの右側の表示がAPPになってる状態で下のダイヤルを押してペアリングの待機状態に。アプリ側で+ボタンから「New Fixtures」からCL100Xを選択して追加します。
正直UIはとっつきづらくて最初はペアリングの仕方もよく分からず時間がかかりましたが、エフェクトなど特殊な機能も全然使ってなくて、ただ遠隔で色温度と光量を変えられるだけで便利に使えています。
多分毎回ポータブル電源やモバイルバッテリーから給電してるから使い終わったら完全に電源が停止してしまうせいだと思うけど毎回ペアリングのし直しが必要になるんだけど慣れると数秒、接続自体もスムーズなので許容範囲と感じています。
ちょっといじりたい時、一度オフにしたい時、いちいちライトのところまで行かずにiPhoneで操作出来るので。最初に電源を入れてペアリングする時以外はほぼ本体は触っていません。
屋内でのモノ撮りに使用しています。

ポータブル電源もよくあるものは大体USB-Cは100W出力なのでちょうどよく使えます。容量もより大きいし使いやすい。このブログ用に部屋でモノを撮影する時に使っています。画像ではモバイルバッテリーで使ってるけど1時間ももたないので長引く時はポータブル電源を足元に置いて使ってます。どちらにしてもコンセントを通さないのでコードの取り回しなどが楽で気軽に使えます。
直接被写体に当てるといかにも光を当ててる影などがキツイので壁や天井に向けて当てて明るくしています。ソフトボックスなども興味があるのでそのうち購入してみようかと思ってますが、あまり撮影機材をごちゃごちゃ置きたくないのとライティングの知識など全然ないので効果もいまいち想像しきれず保留中です。でも新しいモノを使うのは楽しいので多分買うかな。
COLBOR CL100X レビュー まとめ

COLBOR CL100X をレビューしました。
本当に早く買えばよかったと思う撮影用ライト。ライティングやカメラは初心者なので使うまではこんなに簡単に使えてめちゃめちゃ効果がある(より知識があればもっと上手く使えるだろうけど初心者でも劇的に効果を感じられる)とは思わず驚きでした。撮影しやすい環境が作れると撮影にかかる時間が減るので本当に買ってよかった。
ちょうど同じ時期にUlanziの三脚をご提供頂けたのもラッキーでした。合わせて使えてとても快適に使えています。本来はライトスタンドを使うのがより良いのかと思うけど、今のところは三脚で十分すぎるほど。むしろ知識がないので今のところライトスタンドが別に必要になる意味もわかってないんだけど、色々使っていくうちに必要に応じて知識もついてくるのかなと思います。それに合わせて道具が増えていくのも楽しいですね。
その後、Ulanziから最大60W出力のビデオライトをご提供頂きました。メインライトは今回購入したCOLBOR CL100Xを、サブライトにUlanzi LT005を使用しています。Ulanzi LT 005のレビュー記事内ではライトの有無での撮影できた写真の比較なども掲載してるので、初めてライトの購入を検討してる人などはイメージ作りによろしければそちらもご覧ください。

Ulanzi 60W COB撮影ライト LT005 レビュー。手頃な価格でコンパクト。USB-C給電でモバイルバッテリーでも使える!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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