記事内にはアフィリエイトなどの広告を含んでいます。

カメラ・撮影機材

COLBOR CL100X レビュー。USB-C給電で使える最大110W出力の撮影用ライトが超おすすめ!

2023年11月23日

COLBOR CL100Xを三脚に取り付けて使用

COLBOR CL100Xをレビュー。写真や動画の撮影用に本格的な照明が欲しくなって購入しました。

最大110W出力・USB-C給電・アプリ対応・軽量というあたりが撮影用ライト初心者の僕でも使いやすく重宝しています。

購入したのが10月のAmazonのセール。結構割引額も大きくてライトを買うきっかけになりました。もう一ヶ月以上使ってすっかり欠かせないものに。

このブログやSNSで挙げている写真は大体朝から昼の間で時間が取れる日に撮影する(自然光が頼りだった)ので、以前は時間が取れる日と天気がいい日が噛み合わないとなかなか撮影できなくて、妥協して撮影してもやっぱり後々少し撮り直しみたいなこともあったりしたので、それが天気に左右されずに撮影できるようになってとても役立っています。

撮影用の本格的なライトを購入したのは初めてでライトスタンドなどもなかったので、三脚に付けられるようにして使っています。三脚用にネジ穴がなかったので使用してるアダプタなども紹介。そのうちソフトボックスなども購入したい。

撮影用ライトに関しては初心者で知識もないんだけど、そんな立場で実際に使ってみての感想、メリット・デメリット・製品仕様などを紹介します。

COLBOR CL100Xの評価

COLBOR CL100X パッケージ

メリット

  • 最大110W出力の高出力
  • 高出力の割に軽量コンパクト
  • USB-C給電でモバイルバッテリーでも使える
  • アプリ対応で遠隔で操作可能
  • 性能に対して高コスパ

デメリット

  • 1/4ネジ穴なし
  • アプリ設定がわかりづらい

評価

撮影用ライト初心者には驚きの光量でこれ1つで雨や曇りでも屋内で撮影できるようになりました。それだけのパワーがありながら扱いやすいサイズや重さ、場所もそんなに取らずに置けているし価格も単純に安いとまでは言わないけど他の同等程度の光量のライトと比べるとコスパは良いといえます。1/4ネジ穴などありませんがライトスタンドには取り付けられるようになっているし、他社製のアダプタなど活用して1/4ネジ穴を付けることも出来ました。アプリもペアリング操作などわかりづらいものの、一度済ませてしまえば使えるし、遠隔での操作の安定性などは問題ありません。とても役立っている買ってよかった撮影用ライトで非常におすすめ。

COLBOR CL100Xを購入した理由

COLBOR CL100Xを三脚に取り付けて使用

冒頭にも書いた通り自分のスケジュールと天候が噛み合った時しか撮影出来ないのは不便だったので、前々から撮影用のしっかりした照明が欲しい気持ちはあったんだけど、同時に部屋にあんまり仰々しい撮影用の機材とかを置きたくない気持ちもあったし、どの程度のライトでどれくらいの効果があるのかわからずで購入には至っていませんでした。

そんな時にSNSで目に入ったCOLBOR CL100Xが使いやすそうだったので購入しました。価格もさすが本格的なだけあって高価だけど、その部類の中では手頃な印象だったこともあって購入しやすかったです。さらにAmazonのセールで結構割引もあり。

機種選定で決め手になった部分は、本体自体がそこまで大きくも重くもなさそうだったこと、USB-C給電だったこと、アプリ対応だったこと。

サイズや重さに関しては、使わないときに収納するなり目に入らない場所に移動しやすいこと、必要な時には持ち出せることなどを考慮して。

USB-C給電に関しては、使用するにしても、収納したり退かすにしても、持ち出すにしても、モバイルバッテリーやUSB-Cの充電器などを使えば、邪魔や面倒になりがちな電源アダプタやケーブルが最低限に抑えられそうだったこと。

アプリはやっぱり対応していた方が操作が楽だろうと。

心配だった点は、撮影用のライトを購入したことがなかったのと、三脚などで使うネジ穴がないことはわかっていたので、合わせて他社製のアダプタを購入したりしましたが、そのあたりで上手く使えるかということでした。

実際に購入してみてもうめちゃめちゃ満足しています。もっと早く購入すれば良かったと。天気を気にせず撮影できるようになったのはとても大きい。購入前からこれくらいの効果があることがわかっていればもちろんもっと早く前に購入していたんだけど、このようなライト1つでどこまで効果があるかわからなかったので。今度はソフトボックスなども購入したいと思っています。

COLBOR CL100X 製品仕様

COLBOR CL100X
ブランドCOLBOR
モデルCL100X
製品タイプビデオライト
サイズ約 152 × 80 × 90 mm
重さ約 800g
色温度2700-6500K
CRI≥96
TLCI≥96
照明効果10種類
ボディ素材アルミ合金
付属品BOWENSマウント・アダプター・キャンリングバッグ・保護ケース・説明書(英語)
COLBOR CL100X 製品仕様
COLBOR CL100X 収納バッグ

パッケージを開けると全て収納バッグに収まっています。持ち運びにも普段の収納用にも便利でしっかり実用できる収納バッグがついてるのは嬉しい。バッグも日頃からとても重宝しています。

COLBOR CL100X 本体と付属品

付属品一式はこちら。COLBOR CL100X ライト本体・収納バッグの他、BOWENSリフレクター、COB保護カバー、ベースブラケット、電源アダプター。

COLBOR CL100X

COLBOR CL100X ビデオライト本体。アルミ合金のボディもかっこいい。

COLBOR CL100X

操作はこちらで。色々エフェクトをかけたりできるけど特殊な使い方は全くしていないし操作もアプリからしかしていないのでこっちは全然触ってない。

電源さえ繋げば、アプリはすぐに使用出来て、Bluetoothが繋がらないとか、操作が遅延するとかは全然感じず快適です。ただ照明を点けるほか、色温度や光量の調節以外の使い方はしていないので、他の使い方をする時にどうなのかは全くわかりません。

COLBOR CL100X

上下左右の凸凹を使ってCOLBOR CL100Xを連結させる使い方も出来るようだけどもちろんそんなことはしていません。1/4ネジ穴があると良かったんだけど残念ながらありません。

COLBOR CL100X ベースブラケットを装着

ベースブラケットとBOWENSマウント・リフレクターを取り付け

COLBOR CL100X ベースブラケットの内側はネジで固定

ベースブラケットのライトスタンドとの接続部分はこんな感じ。本格的なビデオライトは初めてでライトスタンドは持っていなかったので、購入しようかとも思いましたが、出来ればすでにある三脚などが使いまわせたら良いなと思い色々検索して他社製のアダプタを購入しました。NICEYRIG 汎用 NATOクランプ -194。

COLBOR CL100X を三脚で使えるようにするために1/4ネジ穴のアダプタを取り付け

COLBOR CL100X

付属のベースブラケットがライトスタンドを取り付けられるようになってるのとハンドル的にも使えるけど、1/4ネジ穴が付けられるとすでに持ってる三脚類を流用できるということでNICEYRIG 汎用 NATOクランプ -194を購入して取り付けました。

このアダプタが画像の出っ張りの部分にちょうど通るんだけど、1つ難点があって、COLBOR CL100X用に作られてるわけではないのでそのままネジを閉めてて幅が狭くなってくると、ハンドル部分がCOLBOR CL100X本体と干渉してしまうようになるので、途中から引っ張りながら(少し開くように動く)回したり工夫する必要がありました。面倒は面倒ですが、一度つけてしまえば動かす必要もそうそうないと思うので、頑張る価値はあると思います。

COLBOR CL100Xをミニ三脚に設置

これですでにある色々な三脚などで使えるようになりました。

COLBOR CL100Xをミニ三脚に設置

ただ、アダプタをつけるのが側面になるので、そこを下にすると本来横になる面が底面になって操作部分が縦になるという問題もあります。

Ulanzi F38 クイックリリースプレートを取り付け

COLBOR CL100X

さらに先日Ulanzi のトラベルビデオ三脚 TT09 VideoGoをご提供頂いたので、それに付いているF38のクイックリリースに対応させることに。

ULANZI F38クイックリリース 偏向防止プレート

NICEYRIG 汎用 NATOクランプ -194を付けて出来たネジ穴にULANZI F38クイックリリース 偏向防止プレートをつけました。三脚などに簡単につけ外し出来るようにしました。F38はF38のベースプレートにボタンを押しながらスライドするだけで着脱できるほかアルカスイスとも互換性があります。

COLBOR CL100X
Ulanzi TT09 VideoGo カメラ三脚 F38クイックリリース付き

アルカスイスとも互換性のあるF38のベースプレートにスライドさせるだけで取り付けられるようになりました。外すときもボタンを押しながらスライドさせるだけ。

COLBOR CL100Xを三脚に取り付けて使用

三脚につければこんな感じ。

モバイルバッテリーやポータブル電源で電源供給

COLBOR CL100Xを100W出力のモバイルバッテリー SHARGE STORM 2で使う。付属の電源アダプタよりもコンパクト。

USB-Cポートを搭載しているけど最大110W出力というだけあって電源アダプタが大きいです。コンセントに挿すと撮影場所との位置関係によってはコードの取り回しが大変だったり、使う時にも片付ける時にも一手間かかるので億劫になりがち。

そこでモバイルバッテリーやポータブル電源を使用しています。どちらも足元においてケーブルを繋げば周辺のケーブルの整備は必要ないので取り回しも楽だしモノを動かす時に邪魔になったりもしません。

COLBOR CL100Xを100W出力のモバイルバッテリー SHARGE STORM 2で使う

ただし光量100%で使うと消費も約100W。めちゃめちゃ消費が早いので25600mAhのモバイルバッテリー SHARGE STORM 2でもきちんと計測してないけど体感1時間持ちません。長時間の撮影ならコンセントに挿したほうが間違いないですね。僕はポータブル電源を三脚の足元において使ったりもしています。

ちなみに最大110W出力というけど大体常時100%の光量で使ってるけど今のところ100Wを超えたことはありません。特にエフェクトなどの機能を使ってないのでその辺を使うと超える場合があるのかもしれません。

使用する環境や目的によっては100%での使用にこだわらなくてもいいと思うので、少し落とせばその分バッテリーの持ちも長くなります。

ちなみにモバイルバッテリーだと100W以上で出力出来るものも少ないので、例えば30Wとか60Wとかのモバイルバッテリーだとその範囲内の光量で使用出来ますが、それ力以上の光量を出そうとすると点灯しません。

アプリでの遠隔操作が便利

COLBOR CL100X iPhone アプリで遠隔操作が便利

アプリで遠隔操作できるのも便利な点。

ペアリングの方法は、COLBOR CL100X本体のSETボタンを押して、BTの右側の表示がAPPになってる状態で下のダイヤルを押してペアリングの待機状態に。アプリ側で+ボタンから「New Fixtures」からCL100Xを選択して追加します。

正直UIはとっつきづらくて最初はペアリングの仕方もよく分からず時間がかかりましたが、エフェクトなど特殊な機能も全然使ってなくて、ただ遠隔で色温度と光量を変えられるだけで便利に使えています。

多分毎回ポータブル電源やモバイルバッテリーから給電してるから使い終わったら完全に電源が停止してしまうせいだと思うけど毎回ペアリングのし直しが必要になるんだけど慣れると数秒、接続自体もスムーズなので許容範囲と感じています。

ちょっといじりたい時、一度オフにしたい時、いちいちライトのところまで行かずにiPhoneで操作出来るので。最初に電源を入れてペアリングする時以外はほぼ本体は触っていません。

屋内でのモノ撮りに使用しています。

Ulanzi TT09 VideoGo カメラ三脚 F38クイックリリース付きにビデオライト COLBOR CL100Xを装着 全長で使用時
モバイルバッテリーで使うなら最低限のケーブルしか場所を取らないので周辺がごちゃごちゃせず使いやすい。

ポータブル電源もよくあるものは大体USB-Cは100W出力なのでちょうどよく使えます。容量もより大きいし使いやすい。このブログ用に部屋でモノを撮影する時に使っています。画像ではモバイルバッテリーで使ってるけど1時間ももたないので長引く時はポータブル電源を足元に置いて使ってます。どちらにしてもコンセントを通さないのでコードの取り回しなどが楽で気軽に使えます。

直接被写体に当てるといかにも光を当ててる影などがキツイので壁や天井に向けて当てて明るくしています。ソフトボックスなども興味があるのでそのうち購入してみようかと思ってますが、あまり撮影機材をごちゃごちゃ置きたくないのとライティングの知識など全然ないので効果もいまいち想像しきれず保留中です。でも新しいモノを使うのは楽しいので多分買うかな。

COLBOR CL100X レビュー まとめ

COLBOR CL100Xを三脚に取り付けて使用

COLBOR CL100X をレビューしました。

本当に早く買えばよかったと思う撮影用ライト。ライティングやカメラは初心者なので使うまではこんなに簡単に使えてめちゃめちゃ効果がある(より知識があればもっと上手く使えるだろうけど初心者でも劇的に効果を感じられる)とは思わず驚きでした。撮影しやすい環境が作れると撮影にかかる時間が減るので本当に買ってよかった。

ちょうど同じ時期にUlanziの三脚をご提供頂けたのもラッキーでした。合わせて使えてとても快適に使えています。本来はライトスタンドを使うのがより良いのかと思うけど、今のところは三脚で十分すぎるほど。むしろ知識がないので今のところライトスタンドが別に必要になる意味もわかってないんだけど、色々使っていくうちに必要に応じて知識もついてくるのかなと思います。それに合わせて道具が増えていくのも楽しいですね。

その後、Ulanziから最大60W出力のビデオライトをご提供頂きました。メインライトは今回購入したCOLBOR CL100Xを、サブライトにUlanzi LT005を使用しています。Ulanzi LT 005のレビュー記事内ではライトの有無での撮影できた写真の比較なども掲載してるので、初めてライトの購入を検討してる人などはイメージ作りによろしければそちらもご覧ください。

Ulanzi LT005 60W バイカラー COB ビデオライト

最後までご覧いただきありがとうございました。

昨今個人ブログはGoogleなどで見つけてもらいづらくなっています。TwitterInstagramでブログの更新情報など投稿してるので是非フォロー頂けると嬉しいです。

記事の感想・質問・意見・要望、その他なんでもお気軽にお寄せ下さい。SNSのリプやコメント・DM・そのほかメールなど何でも大丈夫です。とても励みになります!

てず


好きなモノ・コトを紹介するブログ Tezlog(てずろぐ)を運営。
Apple製品など生活を便利快適にしてくれる家電・ガジェットや、
革製品など素材感の良い長く付き合っていける一生モノみたいなモノが好き。
好きなモノだけを持って気持ちよく生きていきたい。
2016年ブログ「Tezlog」開設。
2021年よりYahoo!ニュース エキスパート クリエイター参加。
2022年よりMakuakeアンバサダー。
2023年よりXREAL Japan SNSアンバサダー。
プロフィール

-カメラ・撮影機材