Ulanzi TT09 VideoGo トラベルビデオ三脚をレビュー。製品をご提供頂きました。
カメラやスマホの撮影関連の製品を幅広く展開しているメーカー Ulanziの最新型のビデオ三脚 TT09 VideoGo。Ulanziは手頃な価格で良質な製品が多く今までもiPhoneで撮影に使うMagSafe関連のマウントなどのアイテムを色々使っていました。
そんな中、ちょうど先日初めてのミラーレス一眼レフカメラを購入したことや、iPhoneでもちょっとした動画を撮ることが増えてしっかりとした三脚が欲しいなと思っていたところでお話を頂いてご提供頂くことになりました。ビデオ三脚という静止画だけでなく、動画撮影でカメラを滑らかに動かして撮影できるもので、質感や安定感、機能性などしっかりしながら軽量コンパクトで携帯しやすいトラベルビデオ三脚。
今まで使っていた簡単な三脚と違ってとてもしっかりとした、高機能な三脚で、かつカーボン素材で軽量。さらに設置する機器の切り替えを簡単にするF38クイックリリースプレートが付属していてボタンを押しながらスライドさせるだけで簡単に機器の脱着が出来ます。手間がかからないのでカメラ、ライトなどを気軽に切り替えて使えます。ライト用には本来ライト用のスタンドが良いんだろうけどまだまだこれからなので僕には十分すぎるほどに役立っています。
Ulanzi TT09 VideoGo トラベルビデオ三脚のメリット・デメリット・製品仕様や実際の使用感などを紹介します。
Ulanzi TT09 VideoGo トラベルビデオ三脚の評価
メリット
- アルミ素材同等以上の安定性かつより軽量なカーボン三脚
- 約150mm~1420mmまで幅広い高さに調節可能
- 水平方向に360°、垂直方向に+60°〜-50°、ボールヘッド 10°回転と自由自在にカメラを動かして静止画も動画も撮影出来る
- 機器の切り替えを簡単にするF38クイックリリースプレートが付属
- 折りたたむと高さが450mmで持ち運びも簡単
- ハンドル部分に多機能ドライバーを搭載
- フットペグ付属
デメリット
- 特になし
評価
軽量コンパクトで持ち運びやすく、使用するときは幅広い高さに調節、動かすのも自由度が高く、静止画も動画も撮影しやすいトラベルビデオ三脚。さまざまな部位の調節のネジやレバーも大きく硬すぎずと扱いやすい。F38クイックリリースや多機能ドライバー、見やすい水準器や拡張性の高い1/4ネジ穴も2つ搭載。と、全体を通してとても使いやすい。価格も金額的には安くはないけど、相対的には手頃な価格。
Ulanzi TT09 VideoGo トラベルビデオ三脚 製品仕様
製品仕様
ブランド | Ulanzi |
製品名 | TT09 VideoGo |
サイズ | 最大高さ 1420mm 最低高さ 約150mm (センターポール取り外し時) 折りたたみ時 長さ 450mm チューブ直径2.55cm |
重さ | 1.4kg |
耐荷重 | 三脚最大耐荷重 20kg 雲台ヘッド最大耐荷重:5kg |
素材 | フルカーボン(チューブ部分) |
その他 | F38 クイックリリース搭載 ドライバー内蔵多機能ハンドル 360度パノラマボール雲台 |
付属品
箱の中からまず出てくるのは収納・持ち運び用のバッグ。しっかりした素材のバッグできちんと実用出来ます。
バッグの中にはUlanzi TT09 VideoGo トラベルビデオ三脚本体。
この状態で長さが約450mm、重さ1.4kg。簡単に持ち運べます。
設置場所に合わせて付け替えられるフットペグも付属していました。収納バッグの中にポケットがあり収納しておけて、屋外へ持ち出した時に必要なら取り替えて使えるという具合で素晴らしい。
F38クイックリリースと360°パノラマボール雲台
雲台はF38クイックリリースプレートに対応。F38はアルカスイスとも互換性があり、互換性の高さとボタンを押しながらスライドさせるだけでデバイスを着脱出来ることが特徴です。複数デバイスをいちいちネジを回すことなく簡単に素早く切り替えられます。
他にアルカスイスやClawというクイックリリースシステムを搭載してるバージョンも販売されています。僕はF38がアルカスイス互換があるということだったのとF38同士だとより簡単に着脱できるようだったのでF38のタイプを選択しました。
三脚の足の付け根あたりにある1/4ネジ穴を使って、スマホやマイク、ライトなどを付け足すことも出来ます。1/4インチネジ穴は別の角にもう一つ付いてます。
センターポールを伸ばしたり、ハンドルは静止画撮影などで不要なら下ろしたり外してしまうことも出来ます。
360°パノラマ雲台はパン(水平方向)に360°、チルト(垂直方向)に+60°〜-50°、ボールヘッドも10°の回転が行えて程よい使い心地のテンションもかかりならがら滑らかに動かせて動画撮影もしやすそうです。
水準器も視認性が良く使いやすいと感じました。
5段階伸縮カーボン脚
チューブ部分はフルカーボン。↑の脚の金属部分がロックになっていて、それぞれロックを解除して1段階ずつ伸縮出来るので、この状態で5段階調節。さらに中央のポールを抜いて足を最大まで開くことでローアングルの約15cmという一番低い高さにすることも出来ます。
各部位のロックもレバーロックで簡単に解除して脚を伸縮させられます。全体的に調節やロック用のレバーやネジが大きめな点も扱いやすい。
足の開閉角度は22°、55°、81°の3段階調整。
センターポールの下はフック状になっているので、重量物をかけるなどするとより安定するようです。そもそももしっかり安定しているけど、軽量な三脚なので屋外など使用する環境によっては不安があるのかもしれません。
最大伸長時
質感や安定感、機能性などしっかりしながら軽量コンパクトで携帯しやすいトラベル三脚ということですが、センターポールと脚、全部伸ばすとこんな高さに。142cm。
ローアングル使用時
センターポールを外して脚を最大限開くとローアングルで使用可能になります。
ドライバー内蔵多機能ハンドル
センターポールの取り外し用にハンドル内にドライバーと収納されています。ドライバーの持ち手とヘッドはマグネット着脱で手早く使えます。
F38クイックリリースの使い方
こちらがF38クイックリリースプレート。先端はキャップがついてる状態で外すと1/4インチネジ。
鍵のアイコンが付いてる部分がボタンになっていて押しながらスライドすると上の部分 F38クイックリリースプレートだけ外れるようになっています。戻すときもスライドさせるだけ。ボタンを回してロックしたりロックを解除したりします。
↑が外した状態。残っている方がF38 ベースプレート。クイックリリースプレートを複数の機器につけて、色んな機器でこの三脚を使いやすく、ということもできるし、反対にベースプレートをいくつも用意して三脚やバッグのストラップとか色んな場所につけておくとカメラを色んな場所に着けやすいというふうに使えます。
外したF38クイックリリースプレートをカメラなどの1/4インチネジ穴に装着。
↑装着するとこんな感じ。これでいちいち毎回ネジを回したりせず、スライドさせるだけでF38のベースプレートに取り付けられるようになりました。
カメラを買ったばかりで色々道具を揃えていきたいところだったので、こんな良い三脚が手に入って最高です。これからたくさん使っていきたい。
元々付属してたモノ以外にF38 クイックリリースプレートを買い足してライトにも取り付けました。
こんな感じで撮影用のライトにしています。ライトも本来ライトスタンドを用意するのが良いんだろうけどまだまだ自分で使いながら何が必要か考えていきたいと思っていたので、ひとまずというには十分なほどこの三脚が役立っています。
使用してるライトはCOLBOR CL100X 。
COLBOR CL100X レビュー。USB-C給電で使える最大110W出力の撮影用ライトが超おすすめ!
Ulanzi TT09 VideoGo トラベルビデオ三脚 レビュー まとめ
Ulanzi TT09 VideoGo トラベルビデオ三脚 をレビューしました。
幅広い高さに調節可能。カメラさまざまな角度に滑らかに動かせ静止画から動画まで撮影できます。
安定感、機能性などしっかりしながらアルミとカーボンで軽量コンパクトで携帯しやすいトラベルビデオ三脚。
UlanziのF38クイックリリースも付属で機器の着脱や切り替えが簡単。
見やすい水準器、ドライバー内蔵の多機能ハンドル、マイクやライトなど拡張出来る1/4インチネジ穴が2つ搭載。
実際に使用してめちゃめちゃ良い三脚でした。たくさん活用していきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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