BLUETTI ソーラーパネル PV200をレビュー。製品をご提供頂きました。
200W折りたたみ式ソーラーパネルでポータブル電源を簡単に太陽光充電出来ます。ベランダやお庭に置いたり、たたんでキャンプなどアウトドアに持ち出したりと、普段使いからアウトドア、災害時などへの備えにも。
変換効率の高い単結晶ソーラーパネルで最新型ETFE素材を使用して耐久性にも優れているそう。
最大200W出力というだけあって、決してすごく日当たりが良いわけでもない環境で、1月上旬から2月にかけて使っていますがこの時期でも簡単に100W前後まで出て調子のいい時には135Wほどにも。毎日ケーブルを挿しておけば日が当たり出すと勝手にポータブル電源が充電されてるのでとても便利!晴れの日はだいたい毎日勝手にフル充電されてます。
ポータブル電源の普段使いも、アウトドアでの活用やいざという時の備えにも、ソーラーパネルが活用の幅や心強さを高めてくれます。
BLUETTI ソーラーパネル PV200の良い点・悪い点、製品仕様、設置方法や実際に使用しての感想を紹介します。
一緒にご提供頂いたポータブル電源 EB-55と合わせて使用しています。
ポータブル電源とソーラーパネル。普段使いでのおすすめ 活用法や設置方法!
BLUETTI PV200 ソーラーパネル 評価
メリット
- 最大200Wで太陽光充電
- 置くだけで簡単に設置出来る
- 折りたたんで簡単に持ち運べる
- 色んな場所で使える
- 日常使いからアウトドア用、停電や災害時の備えにも
- 曇りや雨でも多少は充電出来る
デメリット
- 特になし
BLUETTI PV200 ソーラーパネルの欠点というわけではないけど、製品の性質上、当然日当たりに左右されるし、日は動くのでどこでも最大限に効果を発揮できるわけではないので、あらかじめ使う場所の日当たりを確認しておいた方がいいです。
評価
賃貸マンションのベランダに置いてポータブル電源の充電に普段使い。しっかり日が当たれば135Wくらいまでは出るので、もっと条件のいい設置の仕方が出来れば200Wなども現実的に出るだろうなと思うのと、現状でも537Whと256Whの2種類のポータブル電源を普段使い(デバイスの充電やMacとモニターへの給電など)には十分。晴れでしっかり充電出来るのはもちろん、くもりでも5〜20Wくらいで充電出来たりするので日中放っておいて勝手に充電されてれば良いという用途なら連日曇りという時でも意外とて充電出来る。積極的にポータブル電源を使えるようになってとてもおすすめ。
BLUETTI PV200 ソーラーパネル レビュー
パッケージ
同梱品一式
付属品は説明書のみです。
製品仕様
型番 | PV200 |
最大出力 | 200W |
太陽電池積層方式 | ETFE |
セール変換効率 | 最大23.4% |
出力電圧(Max.) | 20.5V |
出力電流(Max.) | 9.7A |
開路電圧(Voc) | 26.1V |
短絡電圧(Isc) | 10.3A |
作業環境温度 | -10℃〜+65℃ |
推奨作業環境温度 | +25℃ |
折り畳み枚数 | 4枚 |
サイズ(展開時) | 59 × 226.5cm |
サイズ(収納時) | 59 × 60cm |
重量 | 7.3kg |
認証 | FCC、CE、ROHS |
保証期間 | 12ヶ月 |
単結晶太陽光パネル
200Wの高出力のソーラーパネルで変換効率 最大23.4%は、他社と比較すると他にポータブルバッテリーで有名なAnkerやEcoFlowなんかのソーラーパネルと比べても同等だったり上だったりするようでした。実際の使用感としても200Wには届かないものの決して日当たりに自信があるわけでもない中でこんなに充電出来るのかと驚いてるくらいです。
単結晶シリコンで作られた単結晶太陽光パネルを搭載しており、同じクラスの高変換率のソーラーパネルにはどれもこのタイプの太陽光パネルが使われている様子。
高耐久ETFE素材採用で使用寿命が長い
前面に高品質のフッ素樹脂コーティング (ETFE)を施し、耐食性、耐熱性、耐久性、耐水性などに優れているそう。高価な製品なのでせめて長く使えないとと思いますがちょっと心強いですね。
IP65の防塵・防水性能
IP65の防塵・防水性能なので、普通の雨風は気にしなくて大丈夫ですが、完全防水ではないので嵐の時なんかは風雨を避けられるように気にかけた方がいいかもしれません。
折りたたみ式で収納や持ち運びも簡単
持ち運ぶ時はこんなふうに折りたたんで持ち運べます。重さは7.3Kg。軽くはないけど普通に持ち運べるし、ある程度重さがないと屋外に設置するので風なんかで動いてしまって安定しません。
BLUETTI ソーラーパネル PV200 設置方法
普段はベランダにおいて毎日ポータブル電源を充電しています。普段使いしながら必要があれば外に持ち出す事もできるというのがいいですね。
ポータブル電源とMC4コネクタコードで接続
ポケットのジッパーを開くとケーブルが2本伸びています。
ケーブルの先はMC4コネクタ。
2本ともポータブル電源に付属のケーブルのMC4コネクタと接続して使用します。右側から伸びてるのがポータブル電源のケーブル。
MC4コネクタ同士を接続。
スタンドの角度調整
ポケットの隣にあるのがスタンド。
ボタンを止める位置でスタンドの角度を調整。
設置する場所と日光の関係を見て良さそうな角度に。
BLUETTI ソーラーパネル PV200普段使いでの感想
ベランダに置いての使用感
ベランダに出してみました。まずはスタンドを使わずに寝かせたまま。太陽が高いうちはこれで100Wを超えたりするのでスタンドなくてもいいなと思いました。
スタンドを使うとこんな感じ。
スタンドが必須かというと設置場所次第で、真上を通るような場所なら平置きの方が充電しやすいし、角度がつくならスタンドで調節した方が充電出来ます。
時間と共に太陽が動くのはもちろん、季節によっても軌道が変わるので、普段使いする上ではなるべく長い時間いい角度で当たる位置を見つけて、そうじゃない時はしょうがないっていう程度でいいのかなと思います。
2023年の1月上旬から使っていて、日の短い季節だし、画像を見ての通り結構影になるので設置する場所を選ぶから全面を良い感じで当てるのが難しいんだけど、見るからにしっかり日が当たってるような昼の1、2時間はその時は130W超え、その前後もしっかり日が出てる日なら朝から60Wなどで充電出来てるので朝から夕方までで537Whのポータブル電源がだいたい毎回満タン。完全に空になってるところからで日の当たり具合によってはフル充電には届かないけど5段階の表示が4段階目までは充電出来てるとかそんな感じ。
スタンドを使うとこんな感じ。日当たり的には本当は完全に↑に向けたいんだけどベランダの幅的にそれは出来ないので斜めにという感じに設置しているので、理想的な設置の仕方は出来てないんだけどそれでも十分な効果!
雨や曇りでも少しは充電出来る
雨や曇りで、肉眼では太陽がまるで見えないような時でも、外に出て真っ暗じゃなければ陽の光が届いてる証拠。完全に雲で覆われていても太陽の方向に向けていて、本来日がしっかり当たる時間帯なら曇りでも20W超えくらいで充電出来たり、雨でかなり暗くても5〜10Wくらいで充電出来たりします。
それくらいじゃその電力を使いながら何かするという用途には不十分だけど、夜間とかに消費した分を少しでも継ぎ足し充電しておきたいという時には、537Whのポータブル電源の5段階のメモリのうち雨でも1つくらい、曇りなら2つ分くらい充電出来ます。普段使いしている中でだと連日雨や曇りの時期も当然あるので、そんな時期は全く充電出来ないかなと思っていたけど、意外と実用的な範囲で充電出来るので驚きました。
ポータブル電源の充電
使い初めの頃に撮った写真。こういうしっかりしたソーラーパネルは初めて使ったので大した調整もせずにいきなり90W近くも出てたのでこれはすごいと驚きました。
↑は合わせてご提供いただいたBLUETTIのポータブル電源 EB55。
さらに以前ご提供いただいたEcoFlowのポータブル電源でもBLUETTI EB55に付いてたケーブルでそのまま端子の規格が合ってたので充電出来ました。こっちは充電残量が1%刻みで表示されるのがわかりやすいですね。
ポータブル電源ではこのケーブルがポピュラーなのかな。ソーラーパネルのケーブルの先がMC-4コネクタ、ポータブル電源付属のケーブルが僕の使用してる機種は片側がMC-4コネクタでもう片方がXT-60F。ケーブルはMC-4コネクタ同士で接続、ポータブル電源側がXT-60Fに対応という具合です。
夜のうちにケーブルを刺しておけば朝になって日が当たるようになったら勝手に充電されるのでとても楽ちん。
使い始めの時期は日当たり具合を確認したかったけど1日中ソーラーパネルの日の当たり具合を監視してるわけにもいかないのでSwitchBotの屋内カメラをベランダに向けてちょこちょこ見て何時くらいには当たらなくなるとか、これくらいの時間だとまだしっかり当たってるとか確認してました。
アプリでポータブル電源の充電状況が確認出来る機種だと出先でもソーラーパネルで何W充電出来てるとか確認しやすいです。
これだけしっかり当たってるのに数十分とかで半分くらいしか当たらなくなったりとかしてるのでこんなに日は動いてるんだなと実感。
こんな感じで夜寝るときに、日中使った機器を繋いでまとめて充電させたり、充電しながらPCを使ったりも。日中に充電させながら機器を使う事も出来ます。
ポータブル電源を出しておける収納ボックスと盗難防止のワイヤーロックも設置
外からケーブルを引き込むと窓を開けておかないといけないのと、1階や2階じゃない階層のベランダなので大丈夫だとは思うけど一応ベランダから入り込まれて盗まれるということもありうるので、収納ボックスを置いて、収納ボックスとソーラーパネルをワイヤーロックで括り付けて設置してます。
ここまでやってもワイヤーを切ることは出来るだろうけど、一切何をやらないよりもとりあえず出来る対策程度に。逆にやりすぎるのも使うのが面倒になってしまうので。
日中充電させる時はこうして収納ボックスの中で充電させておいたり。この中で他の機器も一緒に充電させたりも。夜のうちにこの中に入れてソーラーパネルとポータブル電源を繋いでおけば朝日が出てくると勝手に充電が始まります。
収納ボックスの蓋の隙間からケーブルを出したままボックス自体のロックをしたり、ワイヤーロックの開く長さを調節すれば中身を見ることは出来るけど取り出せないくらいまで開けるようにしたりとか、ワイヤーは繋がったままだけど蓋を開いたりとかも出来ます。ソーラーパネルにもポータブル電源にもそれなりに重さがあるので強風でも飛んでいってしまったりはしません。
BLUETTI PV200 ソーラーパネル レビューまとめ
BLUETTI ソーラーパネル PV200をレビューしました。
ソーラーパネルが手に入って以来、それまでいざという時の備えか、ちょっとコンセントを気軽に移動させる程度の使い道だったポータブル電源の活用の幅がとても広がりました。
今ではiPhone、iPad、Macやその他細々とした機器も全てソーラーパネルから充電したポータブル電源で充電していて、家で使うものはもちろん、仕事場で使う機器も家で充電したモバイルバッテリーを使ってたり、家のPCやモニターもポータブル電源から。
そこまでしても大きな節約にはならないと思うけど、幾らかの節電効果のほか、単純に自然から得られた電力だというのが何だか楽しいというのもあって、とても気に入っています。
そんなふうに普段使いしながらいざという時の備えにもなっているというのが嬉しいです。
この記事を投稿したのは2023年2月でしたが、6月になった今もずっとその生活が続いていて、この4ヶ月、上記のデバイス類は完全にソーラーパネルとポータブル電源で賄えています。使い始めの時期は陽の短い冬だし、今は梅雨に入って連日雨と曇りが続いていますが、それでもたまにある晴れの日にフル充電しつつ、雨や曇りでも少しの充電が出来てと、完全に空になってしまうことなく使えています。
本当に想像以上の充電性能。
一緒にご提供頂いたポータブル電源 EB-55と合わせて使用しています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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