beak magをレビュー。メーカーのHuman Naturesより製品をご提供頂きました。
iPhoneの背面にMagSafeで貼り付けられて、スタンドやスマホリングのように使える便利グッズ。
しかも背面にマグネットが付いていてスチール素材の家具やマグネットなどにiPhoneを貼り付ける用途でも使えます。
合わせて使えるマグネットやスチールプレートのアタッチメントも販売されているので、家の必要な場所に設置しておくとさらに便利。
スマホリングやスタンドとしての使用感がとても快適な上で、背面のマグネットやアタッチメント類の便利さ。最高です。
メリット・デメリット・製品仕様や実際の使用感・アタッチメント類の活用例などを紹介します。
今回紹介するMagSafe対応版↑のほか、以前から販売されていた粘着ジェルシートでiPhoneケースに貼り付けて使うタイプ↓もラインナップされています。粘着タイプも以前から良い評判は目にしていたけど僕はMagSafeアクセサリを多用しているので試していませんでした。
MagSafeアクセサリ おすすめを活用法と共にまとめて紹介。
beak magの評価
メリット
- 指を通す・スタンド・マグネット貼り付け・アタッチメント使用など活用の幅が広い。
- スマホリングよりも持った時に指への負担が少なく持ちやすい。
- スマホリングよりもスタンド使用時に安定して置ける。
- MagSafe対応。
- デザインがかっこいい。
- 薄型軽量でかさばらない。
デメリット
- スタンド使用時の角度は固定。
- アタッチメント類の吸着力には不安も。
評価
手に持つ時や置いて使うスマホリングのような用途では概ねスマホリングよりも使いやすいと感じました。角度調整が出来ない点などが用途によって気になるかもしれないし、僕自身とても気に入ってるスマホリングがあったけど、すっかりbeak mag派になりました。特に手に持つ時の指への負担が軽いことが気に入っています。開閉も簡単。欲を言えば下からだけでなく、普通にiPhoneを持って操作してる握りからそのまま片手で開閉出来るような構造になるともっといいなと思います。スマホリングでもスムーズにやるのは難しいので、出来ないのがデメリットということはなく、出来たらより最高ということ。マグネットで貼れる点やアタッチメント類をどれだけ活用出来るかはその人の生活環境やアイデアによるところだけど、うまく使えればとても便利。
beak mag 製品仕様
メーカー | Human Natures |
製品名 | beak mag |
サイズ | 60 × 84 × 6.3 mm |
重さ | 39 g |
素材 | PU、樹脂、鉄板、磁石 |
レザーのような外観で見た目もかっこいいいし、耐水性・速乾性にも優れていて水回りでも使えるそう。
こちらがMagSafeでiPhoneにくっつける面。MagSafe対応させるリングシールなど貼ればスマホ以外でも使えます。
beak magの使い方
MagSafeでiPhoneに装着
iPhoneにくっつけるとこんな感じ。くっつけても特にかさばらないし重さも感じません。
厚さは6.3 mm。普通のスマホリングと変わらないくらい。大差ないけどこれより薄いものも厚いものもあります。
スマホリングのように使う
beak magのスタンド部分を広げるとこんな感じ。スマホリングのように中指を通せるだけでなく、薬指も収まる凹みがあるので、指一本で支えるんじゃなくて指二本で支えられます。指にかかる負担を分散出来るのでとても快適。
iPhoneを見る時だけでなく、写真や動画の撮影時なんかにも持ちやすくて重宝します。
3通りの置き方に対応したスタンド機能
縦置き
置くときにももちろん役立って、縦置きだとこんな感じ。角度調節は出来ないけど安定感はスマホリングより優れていると感じます。
横置き
縦置きしていた状態からそのまま横置きにも。スマホリングだと横置きする時はリングを回転させたりするけど、beak magはそのまま縦でも横でも。
フローティング
横向きだけど少し高さを出して動画などを見るのにより適したフローティングにも。beak magを90度回転させています。
背面マグネットでスチール家具などに貼り付けられる
beak magはiPhoneに貼り付けるMagSafe用のマグネット以外に、背面にもマグネットがあってスチール製の家具やマグネットなどにくっつけることが出来ます。
iPhone 15 Pro Maxでもこの通りしっかりくっ付きます。スチールの厚さなどによっては磁気吸着が弱くてずり落ちてしまうこともあるので、初回使用時はしっかりくっつくか手を添えながら試した方がいいです。
スマホリング的な用途も他のモノよりかなり快適な使用感で、加えてこのマグネットで貼り付けられるというのが他には無い機能でとても気に入っています。
アタッチメントとスチール・パッド・フォー・キッチンでさらに便利に
さらに背面のマグネットをより活用するために、壁などに貼り付けるマグネットのアタッチメントとスチールプレートが販売されています。
アタッチメント ( Human Natures公式サイト )
スチール・パッド・フォー・キッチン( Human Natures公式サイト )
どちらも単品販売は楽天で販売してる店舗があるものの基本公式サイトのみのようです。
アタッチメントとスチール・パッド・フォー・キッチンもそれぞれ試してみました。
スチール・パッド・フォー・キッチン
こちらはスチール・パッド・フォー・キッチン。スチールのプレートの背面に両面テープ付き。
頂いたのはシルバー。白塗装されたホワイトも販売されているので、白い壁などに貼るならそっちが良さそう。
1枚貼ってみました。1枚だとiPhone 15 Pro Maxにケースとカラビナリールがついてる状態でiPhoneを縦向きでは貼れたんだけど、横で貼るとずり落ちてしまいました。
せっかく2枚合ったので2枚並べてみました。
2枚にしてみたところ横向きでも貼れるように。ただ数時間貼りっぱなしでも大丈夫になったと思いきや、別のタイミングではマグネットとの接触位置が良くなかったのか、しばらく時間が経ったところで急に落下してしまうこともあったので、注意は必要そうです。
iPhone 14 Proにもbeak magを貼って試してみたところ、15 Pro Maxよりも位置がアバウトでもかなり安定して貼れていました。
元々デスク天板や棚板の裏などにモノを貼り付けて収納する用途でマグネットやスチールプレートを使っていて、
こういう製品も使っていました。↑はスチール・パッド・フォー・キッチン1枚と比べて厚さは変わらずサイズは大きめ。似たようなスチールプレート、メタルプレートなどは他にも色々販売されてるので貼る場所や用途に合った形状のものを探してみるのもいいかも。
アタッチメント
こちらはアタッチメント。3個入り。背面に粘着ジェルシートがついていて壁などに貼っておいて、iPhoneを好きな時に貼れるようにするアタッチメント。粘着ジェルシートは剥がして水洗いで繰り返し使えます。
beak mag背面のマグネットの張り付く場所は↑の画像の通り。
まずはアタッチメントを壁に貼ってみました。剥がす時に壁紙を破らないようにマスキングテープを貼って、その上にアタッチメントを貼りました。剥がすときはマスキングテープごとゆっくり剥がせば壁紙にダメージを与えずに剥がせます。
iPhone 15 Pro Maxにケースやカラビナリール付きでもくっ付けることが出来ました。
ただし、くっ付いてるのは小さなアタッチメント部分だけなので、丁寧に貼らないと貼る時の勢いやバランスが悪かったりで落下します。貼ったまま動画を流すとか、とりあえず置き場としてくっつけるというのにはいいけどそのままタッチ操作で作業をするような用途には不安。
また、↑のような壁紙だとちゃんと貼れましたが、別の壁では貼れたと思っていたら数分でアタッチメントごと落下してしまうパターンもあったので、貼る場所が粘着に弱くないかも注意が必要。
あとmagじゃない方のbeakはそれぞれのカラーのアタッチメントも1つ付いてくるみたいなんだけど、アタッチメントのみの販売は黒のみ。
僕はトイレの壁に貼っていて、以前はつい手に持ったまま入っちゃって置き場所がないから不安定だけどトイレットペーパーホルダーの上に置くみたいなことがよくあったので便利です。他に手洗い場とかにも貼れるようにしようかなと思ってます。
ただ白い壁に黒いアタッチメントは入った瞬間、間接視野で目に入ると虫が居るようでドキッとするので色を塗れるといいですね。でもカラースプレーなんかだとマグネット着脱時に色が禿げちゃうかな。黒スプレーはあるんだけど白スプレーがなかったので試せず。今度試して追記しようと思います。
他にもiPhoneを壁に貼る用途ではなくて、モノを貼りつけるという用途で使ってみました。試したのはポータブルSSDとXREAL Beam。
iPhone 15シリーズから端子がUSB-CになりSSDなどが繋げるようになりました。ProResの4K/60Hzでの録画は外部ストレージを繋いでいないと使用出来ません。60Hz以外でもProResの撮影にはSSDを繋いでいればiPhoneではなくSSDに直接録画出来ます。
iPhoneとSSDを繋いで録画しやすいようにiPhoneにMagSafeでSSDを貼れるようにしようかなと思っていたところでbeak magのご提供のお話を頂いたので、アタッチメントをSSDに貼れば良いんじゃ?と思って試してみました。
思った通り、SSD自体も軽量なモノを使ってるので問題なく貼り付けられました。張り付いてるのがアタッチメント部分だけなので、ケーブルを刺すと力がかかって下が少し浮いてしまったりはするんだけど、それごと持つ分には気になりません。
↑のSSDは背面はシリコン素材なので前面じゃないと粘着が弱いです。
ケーブルなどなしだとこの通りピタッとくっ付いてるし、ぶら下げたり、普通に持って歩くようなレベルで動かす分には落下の心配もないくらいしっかりくっ付いてます。
動画撮影時にはSSDを繋いだままスタンド部分を引き出して使うことも出来ました。
とりあえず試してみて実用できそうだと思うものの僕自身はそんなに動画の撮影機会がないのでまだそんなに活用する場面はありません。でも手応えとしては良さそうじゃないかなと思ってます。
XREAL Beamは、ARグラスのXREAL Airのアクセサリ。必ずしもiPhoneと一緒に持つものでもないんだけど、iPhoneとケーブルを繋ぐときはこのようにiPhoneと重ねて持つ事もできるて、置いておくとき・バッグなどに入れるときもくっ付いてると管理がしやすいし、
一番の目的は置く時に固定しやすくすること。
XREAL Air Air AirとXREAL Beamは色んな場面で使うんだけど、寝ながら動画を見るというのも1つの用途で、ベッド横の棚のスチールのボックスにbeak magのアタッチメントを介して貼り付けて固定しました。棚の脚にはiPhoneもbeakのマグネットで貼り付けてます。
スチールのボックスに固定出来て落下したり不意に動くことがないから棚の上も整うし使いやすい。薄い板と違ってボックスはかなりガチッとくっつく。
iPhoneと一緒に使うときはiPhoneもボックスに一緒に並べてくっつける事もできます。ここでは寝ながら動画を見るのに使うのがメインだから寝落ちした後に寝相が悪くてどこかに飛ばしちゃうみたいな事も防げそうです。
他にもアイデア次第でその人の生活に合った使い方が見つかりそう!
beak magの使い方を動画で
開閉が簡単な点や、持った時に中指だけでなく薬指も収まって持ちやすい点、iPhoneを見る時だけでなく撮影時など、持ったまま色んな方向へ向けやすい点などを見てもらえたらと思って動画を撮影しました。
機能が便利でも開閉に時間がかかると結局使いませんよね。
やっぱり普段使いとしてどれだけ快適に使えるかが一番大事で、そこが本当に優れてると感じる上でさらに背面のマグネットやアタッチメント類で活用の幅が広いというのがbeak magの素晴らしいところ。
beak mag レビュー まとめ
beak mag をレビューしました。
スマホリングのように指を通す用途では、2本の指で支えられて指への負担が分散して持ちやすい。
指に負担のかかる持ち方をしてのスマホによる指の変形というのは結構あると聞くので大事なポイントだと思います。
スタンド用途でも角度調整は出来ないものの置いた状態ではスマホリングよりも安定。
スマホリング・スタンド的な用途でも想像以上に使いやすく気に入りました。
さらに背面のマグネットやアタッチメント、スチール・パッド・フォー・キッチンで家具や壁に貼ったりと活用の幅広がるのはbeakならでは。アイデア次第で可能性が広がります。
beak mag めちゃめちゃ良かった。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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