ウォールナットとオーク2種類の木製のパームレストをレビュー。メーカーのWoodenJAPAN 匠一松からご提供頂きました。
家でデスクとして使ってるウォールナットのダイニングテーブルが2021年1月にWoodenJAPAN 匠一松で購入したモノで、めちゃめちゃ気に入ってるデスクです。ウォールナットのデスクで他所だったら天板だけでももっと高くつきそうという良心的な価格でテーブルをサイズ指定でオーダー出来ました。注文前にサンプル木材をレンタルできるところでも木材の良さや加工の種類なんかが確認出来て安心感。
ダイニングテーブルを購入した当時にはなかったように思うけど最近は天板だけで無塗装のモノなんかも販売されていてFLEXISPOTなどのスタンディングデスクの天板にしたい用途でも良さそうです。
少し前にデスクに続いてウォールナットのスツールを購入して、その際にはデスクをブログやSNSで投稿してる様子を見ててくださってて、いつも愛用ありがとうとウォールナットのコースターをプレゼントして頂いてたりしてきました。
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そして今回は新製品のウォールナットとオークの木製パームレストを良かったら使って意見をと、特にブログやSNSで紹介するようなお約束もなしに送ってくださいました。
一見パームレストにはクッション製のある素材の方が良さそうで、木製じゃ手が痛くなりそうとか思うかもしれないんだけど、全然そんなことはなくて沈み込まずにしっかり支えてくれるし何より痛くないどころかウォールナットもオークも手の置き心地、触り心地が最高です。
以前別の木製パームレストを使ったこともあるんだけどこんなに良いとは思わなかったからさすが最高級無垢材を使ってるというだけあるなと思うし確かな職人さんの腕によるものかも。以前使ったパームレストはもっと細めだったから、キーボードに手をかけながら手のひらから手首あたりまで預けられる奥行きの広さも手の置き心地の良さになってるのかなと。
ただ僕の使ってる薄型のコンパクトキーボード 「Satechi X1 Slim Keyboard」と「Logicool MX KEYS Mini」はそのままだと高さが合わなくて、手の置き心地はいいし使えなくはないけど、パームレストとキーボードの高さは揃ってた方がもっと使い心地が良さそうだと思って。そこでキーボードの底面にゴム板を貼って調整しました。かなり雑な工作だったけどちょうど厚みのあるゴム板が安く売ってたので両面テープで貼っただけ。
高さを揃えると手のひらからキーまでがほとんどフラットな高さに一体化したようでめちゃめちゃ打ちやすく最高に!
薄型のキーボードじゃなくてHHKBなどのメカニカルキーボードのようなキーに高さのあるキーボードを使ってたら特に調整なんかしなくても使いやすいんじゃないかと思います。
幅も3種類用意されていて、僕のコンパクトタイプのキーボードは幅30cmのSサイズでほぼピッタリ。他にもテンキーレスキーボード用 36cmのMサイズとフルサイズキーボード用 44cmのLサイズの3サイズ展開なので色んなキーボードで使えそうです。
WoodenJAPAN 匠一松 ウッド パームレスト
ウォールナット(左)とオーク(右)の2種類、両方ともSサイズを送って頂きました。
撮影してる家のデスクがパームレストと同じWoodenJAPAN 匠一松のウォールナットのダイニングテーブルです。
仕事場では杉無垢材の天板のデスクを使っていて、そちらでオーク材のパームレストを使います。
ウォールナット
サイズ | 幅30cm × 奥行き11cm × 高さ2cm |
重さ | 約500g |
よくあるパームレストより奥行きが広めで、僕的には手首から手の平まで広く受け止めてくれて触り心地、置き心地がよくて気に入っています。
底面はそのままだと何も付いてないんだけど、販売ページを見たところすべり止めシート付きらしく、多分僕のにも付けてくれてたのかと思うけど気づかず捨ててしまったっぽく紹介出来ずに申し訳ない。ただ僕の使い心地としてはすべり止め不要で十分使いやすいです。
デスク上に置いてるペンスタンドやトレーなんかの底面には、今回付属してたはずのすべり止めシートと同じようなものを以前から購入して使っていてストックもあるので必要に感じてればそれを貼るんだけど特に必要性を感じないくらい。パームレスト本体がずっしりしてて不意に動いちゃうことはないけど動かしたい時には滑らせて動かせるという感じで。
この無垢材の質感、見た目にもたまりませんよね。冒頭にも書きましたが以前にも木製のパームレストは使ったけど今回ほどいいとは思わなかったんですよね。
WoodenJAPAN 匠一松 は家具の町 大川の家具メーカー。僕は好きなだけで決して詳しくはないけど大川家具っていう言葉は聞いたことがありました。国内の家具の一大産地だそうですね。
単に素材が木だからというだけでなく、最高品質の木材を使って木材家具メーカーが作ってるからやっぱり違うんでしょうね。
モノとしては一枚の木材があるだけのようなのにすごく贅沢感があります。触り心地も最高。
それでいて水や汚れに強いウレタン塗装で気を使わずに使っていけます。ツヤ消しで自然に近い状態に仕上がる塗料を使ってるそう。
オーク
こちらはオーク材。こっちも木材の質感や触り心地などは最高。
耐久性に優れているほか使い込めば使い込むほど落ち着いた色合いに変化するそう。
ウォールナットもオークも長く使っていっての経年変化が楽しめそう。
PCやキーボードとか家電やガジェットはどうしたって新しいモノに乗り換える時が来るけど、木製のデスクとかパームレストとかは長く付き合っていける仕事道具っていう魅力がありますね。
薄型キーボードの底面にゴム板を貼って高さを調節
冒頭に書いた通り、コンパクトな薄型のキーボードを使ってるので、そのままだとキーの高さとパームレストとの高さ関係がイマイチに感じたのでキーボード裏にゴム板を貼って調整しました。
HHKBなどのメカニカルキーボードみたいにキーの高さのあるものなら調整などせずに使えるのだと思います。
高さ調節前
まずは高さ調整前の状態がこちら。キーボードはSatechi X1 Slim キーボード。キーが高いタイプのキーボードだったらちょうど良いんだろうなという感じ。パームレストへの手の置き心地はとってもよかったけどキーの打ち心地はどうなんだろう?いいのかな?という感じでした。
こちらも仕事場で使用してる薄型のコンパクトキーボード Logicool MX Keys Mini。
ゴム板を貼って高さ調整
加工前のSatechi X1 Slim キーボードの裏面。角度をつけるゴム足は両面テープで後付けされたモノなので引っ張って剥がしました。
今回貼り付けるゴム板は厚さは気にしたけど、縦とか横のサイズはとりあえず問題を解決するのに十分そうであれば後は値段と納期優先でAmazonで都合のいいものを見つけました。
厚い方が10mm、薄い方が3mmのゴム板です。
両面テープで貼り付け。実際に良い使い心地になるかもわからなかったのでとりあえずと雑な工作をして、良いけど手直ししたいなら改めてと思ってたけど、結果的には裏側を見なければ使い心地はとても満足いくものになったのでそのまま使ってるという感じです。
パームレストとキーがフラットになってめちゃめちゃ打ちやすくなりました。
ある時期に腱鞘炎気味になったこともあって、手を酷使してるとこれ以上行くとまた手が痛くなるなっていう感覚になる時があるので手の負担には気を使うようにしていて、そういう面でもやっぱりキーとの高低差がないと手が自然な感じで楽な気がします。
横から見るとキーボードが浮いてるみたい。横とか奥からとかは普段自分で見ることはないので気にしてません。
仕事場で使ってるLogicool MX KEYS Miniは斜めに角度がつくように段になってて、しかも高くなってる方は少し曲面になってるので両面テープで貼り付けて安定するか不安でしたが、
同じゴム板のセットで、
曲面になってる部分だけ両面テープをちょっと厚みのあるコマンドタブにしました。ぐーッと押しつければ曲面でも張り付きやすいかなと思って。
雑な工作感がさらに酷いけど、別に裏返さないし、ということで。
使い心地はめちゃめちゃよくなってこちらも満足。端っこのキーとか打っても全然ぐらつくこともなくしっかり安定してます。テープが外れそうな気配もなし。
キーボードの裏側さえ見なければキーボードの打ち心地、パームレストへの手の置き心地、触り心地などめちゃめちゃ良くなって満足しています。
厚みもこれで大丈夫という確信も持てたし裏側の工作感はもうちょっとサイズがジャストになるように選び直して手直ししてもいいかなと思うけど、まあ急ぎのことでもないのでしばらくはこれで行こうと思います。
WoodenJAPAN 匠一松 ウッドパームレスト レビュー まとめ
- 最高品質のウォールナットとオークを使用して国内家具一大産地のメーカーの職人がつくる贅沢なパームレスト。
- 手触り、手の置き心地が最高。
- 固くて疲れるなんてことはない。快適な使い心地。
- 高級感があってデスク周りをカッコ良く。
- 水や汚れに強いウレタン塗装で気をつかわずに使用出来る。
- ツヤ消し塗料で自然に近い状態。
- 長く付き合える仕事道具に。経年変化が楽しみ。
まとめるとこんな感じ。最高です。意味もなく手を置いていたくなるくらい。
悪い点というのは特に思い浮かばないけど、記事内で紹介した通り薄型のキーボードだとひと工夫して高さを調節した方がいいかなと。でもそれくらいしてでもあえて使いたいと思うモノでした。
あと高さとかは好みの部分でもあるので必ずしも高さを揃えないといけないとは思わないです。手の疲労には高低差は少ない方が良さそうな気はするけどそれが全てじゃないですし、本人が気持ちよく使えればそれでいいですよね。
仕事場の杉の天板のデスクにはオークのパームレストが合いました。どちらもめちゃめちゃ気に入ってます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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