
PREDUCTS Magnet Gadget Armをレビュー。MagSafe対応のマグネットを使用してデバイスを固定して動かせる折りたたみ式アーム。
PREDUCTSのデスクやデスクシェルフと組み合わせて使用できるモジュールですが、カメラ機材などでよく使われているアルカスイス規格やネジ穴も付いてるのでPREDUCTSのデスク等と組み合わせずとも使えて、
折りたたみ式で使うときだけ引き出したり、使い方に合わせて動かしたり、アームを動かせる自由度も高く、様々な用途や環境に合わせた使い方が出来ます。
デスクなどに設置して便利に動かしたり最適な位置に微調節出来たりと自由度の高いスマホやタブレットスタンド的な用途がメインかと思いますが、僕はデスクへの設置よりも撮影用などに使用したいと思い購入してみました。

元々↑のようなMagSafe対応の三脚マウントをよく使っているのでより自由に動かせたり設置の自由度が高まるのが魅力。
iPhoneでの撮影用に三脚などと組み合わせての使用のほか、iPad mini 6・iPad Pro 12.9インチでもどんな感じで使用できるか試してみたので紹介します。
PREDUCTS Magnet Gadget Arm 製品仕様

ブランド | PREDUCTS |
製品名 | Magnet Gadget Arm |
本体素材 | アルミ, 樹脂, マグネット, ステンレス |
耐荷重 | 500g |
内容物 | Magnet Gadget Arm × 1 キーレンチ × 3 メタルリング × 1set 両面テープ(※使用しません) × 1set クリーニングペーパー × 1set M6ネジ × 1 M5ネジ × 1 M6ワッシャー × 1 M5ワッシャー × 1 |
PREDUCTS Magnet Gadget Arm 本体と付属品一式

ヒンジの方さを調節するキーレンチ、PREDUCTSのDESKやDASHBOARDに取り付ける際に使用するワッシャーとネジ、MagSafe非対応のデバイスも着脱できるようにするメタルリング、クリーニングシートなどが付属しています。ヒンジの硬さ調節出来るのが嬉しい。MagSafeのアクセサリー系では結構出来ない製品が多い。

カラーはブラックとシルバーの2色展開。ブラックを購入しました。金属感がかっこいい。折りたたむと10cm程度でコンパクト。重量は約100g。

マグネット部分だけを展開するとこんな感じ↑。

iPhoneをくっつけるとこのままグリップ的にも使えます。

さらに下部も展開するとこう。そのまま置いて使うことも。

全部伸ばすとこんな感じ↑↓。この状態でもグリップや自撮り棒的に使うことも。
下部をPREDUCTS製品のレールに取り付けられるようになってるほか、ネジ穴やアルカスイス対応になってることを利用して三脚などに設置することも出来ます。

反対側。
アルカスイス規格対応やネジ穴を使用して三脚などへの設置が簡単

アルカスイス対応のクイックリリース クランプを使って三脚などへの設置が簡単。

ボール形状のジョイントで自由に動かせる


ジョイントの1つがボール型で全方位に動くことで、ただ折りたためるだけでなく横や斜めに動かしたり、くるっと回転させたりととても自由に動かせます。


もう少し横に傾けたい、斜めにこちらに向けたい結構MagSafeのマウントでこう設置すればこう使えるかなとか考えていてマグネットの面が反対だった!みたいなことがあるけどPREDUCTS Magnet Gadget Arm なら丸々反対側の面に回転させられる。
ヒンジの硬さ調節が出来る

付属のキーレンチを使ってヒンジの硬さを調節出来ます。iPad Proなどの重いデバイスをつけても関節が折れないくらいしっかり閉められる。
iPhoneで使う

iPhoneをくっつけるだけでMagSafeで簡単に装着。グリップや自撮り棒的に使用したり、

三脚に設置しての撮影にも。

関節部分が弱いと下に折れてしまいそうな形でもしっかりキープ。

俯瞰撮影などの用途にも。俯瞰撮影だと三脚によっては脚の部分が写り込んでしまうのでご注意を。

iPhoneをMacのWebカメラにする連携カメラ機能を結構使うので、ミニ三脚などで少し高さを足して目線に近い高さにしたりするのにも便利。
iPad miniで使う

特にiPadで使いたくて購入したわけではないんだけどどんな感じで使えそうかのテスト的に使ってみました。iPad miniのケースには以前からMagSafe対応のアクセサリーを使えるようにするためのメタルリングを貼ってあるのでそのまま使用することが出来ました。

アルカスイスのクイックリリースを利用したりネジを使用して三脚に設置して、出先での作業やサブモニター的にも使えそうです。

iPad miniでも問題なくしっかり固定できます。
iPad Pro 12.9インチで使用する

iPad miniに続いてiPad Pro 12.9インチでも使用してみました。ちなみに使用してるiPad Proは第3世代で12.9インチは約579g。さらにクリアケースなどでも重量がプラスされています。
PREDUCTS Magnet Gadget Arm 耐荷重は500gとなってるのでオーバーしていますが、ただくっつけているだけなら大丈夫そう。元々仕事場で使用してるiPad Proで同じようにMagSafeのマウントをつけてPCのモニター上に設置したりしているのでくっつけるだけなら多分大丈夫だろうと思いつつ、じゃないかと思いつつ試しました。ヒンジをしっかり締めることでiPad Proでもしっかり保持できました。

以前の経験ではiPad ProをメタルリングでMagSafeマウントをくっつけているとMagSafeマウント側ではなくメタルリング側が耐えきれずに剥がれてしまっていたので、付属のメタルリングでは危なそうです。PREDUCTSの販売ページ内でも耐荷重の項目内で500gを超える場合メタルリングが剥離する可能性があるという記載がありました。
で、今回iPad Proのケース背面にくっつけているのはMOFTのタブレット用マグシール。
MOFTのタブレット用マグシールは2022年からiPad ProをMagSafeマウントに付けて使用していて不意な落下など全くなくしっかり使えています。シールとマグネットの関係としては使ってる限り不安は感じませんが、PREDUCTS Magnet Gadget Armは前に伸ばしたり横に伸ばしたりと設置に自由が効くので、取り付ける三脚などによっては重心位置に気を使わないと倒れてしまうので注意が必要です。
また、iPad Proを固定するときはヒンジが緩んでるとアームが下に傾いてしまうのでボールジョイントが動かないくらいしっかり締める必要があるのでiPad Proをくっつけつつスイスイとアームの角度を調節するような使い方は難しそうです。
iPad Pro マグネット式スタンド!Ulanzi R101 MagSafe三脚マウントとLUONOCAN プロジェクタースタンドで。iPhoneの連携カメラMagSafeスタンドにも。

普段は仕事場で使用してるiPad Proなので、この形で常用してるわけではなくとりあえず使えそうか試してみたというところです。アームを動かしたりするときはiPad Proを外してからの方が良いし、三脚などもある程度しっかりしたモノを選んだ方が良いと思います。
PREDUCTS Magnet Gadget Arm レビューまとめ

PREDUCTS Magnet Gadget Arm をレビューしました。本来デスクやデスクシェルフへの設置してのスマホやタブレットのアームスタンドという用途がメインかと思いますが、ボール形状のジョイントを含むアームやアルカスイス規格のクイックリリースや1/4 インチネジなども使用出来て動かしたり設置の自由度が高い。iPad Proの重さがかかっても保持出来るくらいしっかりしていてアイデア次第で様々使い方が出来そうです。
よくあるMagSafe対応のスタンドやリング、マウント系では出来ないことが多いヒンジの硬さ調節が出来るあたりも非常に嬉しいポイント。
僕自身もデスクへの設置よりもiPhoneでの撮影用途に期待して購入しましたし、実際に今までのものより自由度が高まって画角の調節などがしやすくなりました。今後も出来ることを増やしていけそうで楽しみです。持ち運び用のスタンド用途と撮影用途を兼ねたような使い方も考えていたんだけど、持ち運び用はまた別のもので僕には良いのが見つかったので、それもそのうち紹介する予定です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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