
PITAKA Ultra-Slim Caseをレビュー。製品をご提供頂きました。
軽量で丈夫なアラミド繊維素材のiPhoneケースで有名なPITAKAのiPhone 17 シリーズ用のUltra-Slim Case。iPhone 15シリーズ用までは「MagEZ Case」というシリーズでしたが、iPhone 16 シリーズ用から「Ultra-Slim Case」にシリーズの名称が変わりました。
iPhone 17 Pro / ProMax 向けには、「Ultra-Slim Case」「UltraGuardケース」「ProGuard」の3種類のケースが展開されています。
「Ultra-Slim Case」は薄型軽量に特化したアラミド素材ケース。極薄ながら素材が丈夫なので覆われてる箇所はしっかり守ってくれると思いますが、ボタン周りなどオープン設計の箇所もあるので保護性能は控えめ。「UltraGuardケース」「ProGuard」はアラミド素材による軽量さなどは残しつつも保護性能も大事にしたシリーズ。
共通して、以前は黒/グレーの定番デザインか、それをベースにしたデザインのみでしたが、最近はおしゃれな柄物のデザインも定番化しています。僕自身本来はシンプルなデザインが好きな方ですが、PITAKAのiPhoneケースは柄物のデザインも非常に好みで、今回は定番の「600D/グレー」「StarPeak 山」と「Sunset」の合わせて3種類を紹介します。僕は「StarPeak 山」が一番好みです。
それぞれiPhone 16シリーズにもあったデザインですが、そのままiPhone 17シリーズ向けにサイズなどを合わせただけでなく細部がアップデートされています。各デザインを見ながら紹介していきます。

また、黒系のないiPhone 17 Pro / Pro Maxのカメラ周りを黒くカスタマイズしながらレンズを保護するレンズカバーを購入したので、シルバーのiPhoneでケースをつけてる状態に加えて、レンズカバーを付けてカメラ周りを黒くしたiPhoneでのケース装着の様子も紹介します。
PITAKA Ultra-Slim Case


パッケージ内にはそれぞれのiPhoneケース本体と、

付属のステッカー類は、細長い方はiPhoneのカメラコントロール部分の製造交差によりケースのボタンが反応しない場合に貼り付けて調節するものだそう。僕の場合は3種類全てで使う必要なくカメラコントロールが使えました。右側の3つ連なってる方はケース内のフィット感を調節するものでこれも好みで必要ならという感じです。僕は特に使用していません。

この薄さでも丈夫なアラミド素材。最薄部は0.88mmだそう。
重さは実測で600D ブラック/グレーが17.3g、StarPeak 山が19.7g、Sunsetが18.2g。この軽さと薄さだからケースをつけてないような使用感になるのが魅力。それでいて丈夫なのがアラミド素材。

iPhone 17 Pro シルバーに装着。PITAKAの定番デザイン。
カメラフレームがケースデザインに合わせたカラーに。

16シリーズ向けはどのデザインでもカメラ周りのフレームはシルバーでしたが、iPhone 17シリーズ向けは本体デザインに合わせたカラーリングになりました。
ロゴもケースデザインに合わせたカラーでさりげない配置に。

以前のモデルではケースのわかりやすい位置で、今となっては主張があったようにも見えるロゴが、フレーム側面の上に移動。ロゴもよりデザインされたものに変更されていたのに加え、ケースのデザインに合わせたカラーリングで自然に溶け込んで良い感じです。

こちらがiPhone 16 ProのUltra Slim Case。今こうしてみるとiPhone 17 Pro向けのデザインはより洗練されたものになってるように思います。
カメラコントロールに新開発のPitaTapボタン搭載

カメラコントロールにはPitaTapボタンも新搭載。以前は剥き出しだったカメラコントロールボタンが覆われています。「硬質で高級感のあるアラミド繊維に感度の高いカメラコントロールを一体化することは加工精度と素材特性の両面で難しいことだった」そうですが、アラミド繊維の美しい連続性を保ちながら、軽いタッチで正確にシャッター操作ができる「PitaTap」一体型カメラボタンを開発したそう。実際にカメラコントロールが覆われてるのを感じさせない使用感です。
薄型軽量・ケースなしのサイズ感で使用出来るのが魅力

ケースが極薄・軽量でほぼケースなしのままのサイズ感で使用出来るのがPITAKA Ultra-Slim Caseの良いところ。
USB Type-C、スピーカー周りは必要なだけ空いてる感じ。画面側もケースの薄さでフレーム周りのスッキリ感は非常に良いです。

また、ケースの縁の高さが本体のフレームは守っているものの、ガラスフィルムよりは若干低め。ちょこちょこ落とす人はガラスフィルムを割りやすいかも。
ボタン周りなどのオープン設計がアルミボディのiPhoneには少々不安も。

極薄軽量な使用感や、各部位のアップデート部分など良いところが多いけど、ボタン周りが最低限の範囲とはいえオープン設計なのが、見た目は好きだけど、アルミボディのiPhone 17 Pro ・ Pro Maxだと少し心配になる部分でもありそうです。
iPhone 15 Pro MaxやiPhone 16 Proの時には背面だけを守りサイドはフルオープンのケースというか背面のカバーを付けて使っていたので、あくまでボタン周りだけ、とも思いますし、周りが一段高くなってるので落とした時にもぶつけどころが悪くないと直接ボタン周りを打ちつける心配は少なそうですが、傷つきやすいアルミ素材なので万全を期したいならボタン周りも覆われている「UltraGuardケース」や「ProGuard」を選んだ方が良さそうです。
チタンフレームのiPhone 15 Pro Maxや16 Proなどはサイド全部剥き出しでもずっと無傷で使えているので、同じくチタンフレームのiPhone 17 Airなら剥き出しの箇所もより心配は少なく使えそう。
数世代前のUltra-Slim Caseは上下もオープンの箇所が大きかったりしたので、極薄軽量に特化しながらもその中では保護性能も高まってはいると思います。
PITAKA Ultra-Slim Caseの600D 黒/グレーの画像とともにざっとケースの特徴を紹介してきました。ここからはStarPeak 山とSunsetのケースのデザインを掲載していきます。
PITAKA Ultra-Slim Case StarPeak 山

PITAKAのiPhoneケースで一番好きなのがこのStarPeakシリーズの山デザイン。他に星デザインのバージョンも販売されています。暗めの青のグラデーションがとてもかっこいい。

本体デザインに合わせたカメラフレームやロゴの青も良い感じ。



PITAKA Ultra-Slim Case Sunset

こちらはSunset。夕焼けデザイン。StarPeak 山とはまた違うけど派手なようで落ち着いたトーンと高級感もあってこれも好みです。Ultra-Slim Caseは、「黒/グレー」「黒/ブルー」「Moonrise」「Sunset」「StarPeak 山」「StarPeak 星」の6種類展開。僕は「StarPeak 山」に次いで「Sunset」が好み。

カメラフレームやロゴ、PitaTapボタンの金色部分もかっこいい。



PITAKA MagEZ Grip 3

PITAKAからはケースだけでなくケースと合わせたデザインのアクセサリーも販売されています。こちらは今回新登場ではないけど、MagEZ Grip 3もその名の通りバージョンアップを重ねて3代目。リングが2つ連なったバージョンになっています。

手に持つ補助リングとしてや、

スタンド用途に。

リングが2つなので1つタイプよりも角度に自由が利きます。正直な話、他のスマホリングでより気に入ってるものがあるのでMagEZ Grip 3は今は使ってないんですが、ケースと合わせたデザインで使えるのが魅力だと思うので、統一感を出して使いたい人向け。PITAKAからは他にもアクセサリー類があるし今後も出ることがあると思うし、そういう点も非常に楽しみです。
iPhone 17 Proとブラックのレンズカバー、PITAKA Ultra-Slim Caseを組み合わせての使用例

iPhone 17 Proには黒系のカラーがなかったのでシルバーを購入しましたが本当はブラックが欲しかった。ということでケースをつけた時に剥き出しになるカメラ周りの保護とブラックカラーへのカスタマイズを兼ねてレンズカバーを購入してみました。プレート部分はアルミ合金、レンズ部分は強化ガラス製。レンズカバーを付けた状態での各ケースの使用例を掲載していきます。
どれも正直シルバーで見慣れてしまうとシルバーでもいいなと思うし、ブラックをつけて慣れるとやっぱりブラックかなとも思うし、あと合わせて持つアイテムが黒系だとやっぱり色々一緒に置いたときに黒の方が馴染むなとも思ったりします。
黒に限らずいろんなカラーのレンズカバーがあるので組み合わせを楽しむのも良いと思います。iPhone 17 Proが手元に届く前から注文してあったレンズカバーで発売日に手に入れてからわりとすぐに使っていますが、写真や動画の撮影、ライトやフラッシュ使用などへの影響は今のところ感じていません。とはいえどんな影響があるかわからないので自己責任で。
600D 黒/グレー

StarPeak 山

Sunset

PITAKA Ultra-Slim Case はこんな人におすすめ

PITAKA Ultra-Slim Case をレビューしました。極薄・軽量のUltra-Slim Case、ケース無しに近い感覚で使用できるのが非常に良いです。
パッと見は歴代続いてるデザインのようですが、アップデートされてる箇所を見るとケースのデザインも洗練されていってるように感じました。特にロゴデザインのみの変更の発表を見た時はイマイチ良くなったのか必要だったのかピンときてませんでしたが、こうしてケースに入るとデザインに合わせたカラーリングや配置変更と合わせてとても良い変更に感じます。
極薄軽量でケースなしに近い使用感、そして各柄のデザインが気に入った人におすすめ。ボタン周りのオープン箇所や画面のフチの少し低いところなどが気になる場合は保護性能の高い「UltraGuardケース」「ProGuard」などが良いかもしれません。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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