iPhoneにストラップホールを後付け出来る「ストラッパー」、そして一緒に使っている肩掛け、首掛け用のショルダーストラップ、ネックストラップ、腰にかけるカラビナアクセサリなどをまとめて紹介します。
バッグやポケットに入れたくないけどずっと手に持ってるわけにもいかない、ということでスマホショルダーとかスマホポーチ、手ぶらスマホなんていうのが流行っていますが、僕も少し前からそういうスマホ用の腰に下げるかショルダーのポーチを持とうかなと考えていたんですが、僕の生活だとスマホ用のポーチを持つんだと結局咄嗟に使う時にはポケットに入れる方が便利だったり、ポーチ自体が腰に下がってたりしてると電車で座る時に邪魔だったりしそうだなということで、iPhone自体にストラップを付けたいということになりました。
僕自身はポケットに入れたくないというよりは地図を見たり写真を撮るのに頻繁に取り出すからいちいちしまって、また出すのが面倒という場面が結構あるので、そういう時にショルダーストラップやネックストラップで掛けておければ便利かなという感じです。
でもショルダーストラップつけっぱなしじゃ必要ない時邪魔だから付け外しが簡単なものがいいなとか、革製品が好きだからレザーのストラップがいいなとか、場面によっては腰から下げられた方が便利かなとか、こんなのもあるなら場面で組み合わせたら面白いかもとか、思ってるうちに色々種類が増えていました。まだまだ色々試してる最中で今後も増えそうな気がするし、逆に言えばこれだけでいいっていうほど決定的なものもない状態です。
どんなモノが相応しいかは製品の良し悪しだけじゃなくて、そもそもどんな生活をしてるのかとか、どんな用途で使うのか、好みにもよるとも思います。ちょうどドンピシャだという製品が見つかってくれれば何よりですが、何かお役に立てば嬉しいです。
2024年8月追記
マグネット式のスマホホルダーにストラップ類を付けられるようにしてMagSafeでiPhoneにストラップやキーホルダーなどを付けられるようにしたところとても便利で、ストラッパーに変わって今はこちらが重宝しています。興味があればこちらもどうぞ
MagSafe スマホショルダーストラップを作った。マグネット式で着脱簡単!
ストラッパー strapper|スマホ用かんたん外付けストラップホール レビュー
まずはストラップホールがないことには始まりません。iPhoneなどのケースに挟むだけで簡単にストラップを付けられるようになるストラッパーから。ストラップホールと入ってもデバイスの本体に細い紐だけが通せるのと違って、金具の大きなストラップホールが付けられるからストラップ側の色んな金具に対応出来る点がとっても良いです。
色んなタイプのストラップが付けられるようになるから、レザー ストラップとか、カメラ ストラップとか、条件を指定すれば好みのストラップも見つけやすくなります。
パッケージ
同梱品一式
- ストラッパー本体
- ストラップ
- 保護シート
- 粘着シート
ストラッパー本体が厚さ0.4mm、保護シート 0.1mm 、粘着シート1mmとどれもとても薄く出来ています。
保護シートはストラッパーとスマホが直接当たって傷がつかないように、粘着シートはストラッパーが動かないように。動いてそのまま抜けてしまうようなくりぬきのあるケースでは必要だけど、そうでもなければつけなくても。
僕は保護シートも粘着シートも付けずに使っています。
前からぼんやり存在は知ってたんだけどストラッパー本体がこんなに薄いと思わなくて、今まで使ってきたケースじゃ使えないだろうと思い込んでたんでました。早く買えばよかった。
ストラッパー本体
めちゃめちゃ薄いけどステンレス素材でしっかりしています。
あんまり深く考えずに「ガンメタル」を注文したんだけど、他にもカラーが豊富です。僕の場合付けるアイテムの金具が黒色のものが結構あったので「マットブラック」を買ってもよかったなと思ってます。
色んなiPhoneケースにストラッパーを付けてみました
iPhone 14 Pro / Apple 純正レザーケース アンバー
ケースの内側に入れてライトニングポート部分のくりぬきからストラッパーを出します。
ここで注意点が2つあって、
1つは薄いながらも下にプレートが挟まるので、ケースのライトニングポート部分のくり抜きとライトニングケーブルが干渉するようになってケーブルが刺さらなくなる可能性があります。ケースのくり抜き部分のサイズやライトニングケーブルの端子の厚みによるので必ずしもではないけど、この純正レザーケースでは僕の手元にあったケーブルは刺さらなくなりました。僕は充電はMagSafeでワイヤレスにしてるので全く不便はないんだけど、充電をケーブルでしていたり、データのやり取りとかでもライトニングケーブルを使ってる場合は注意が必要です。
ライトニングポートの周りだけくり抜いてあるんじゃなくて上の部分が大きく開いてるケースじゃないと厳しくなるかも。
MagSafeで使える充電器などをまとめて紹介してる記事も最後にリンクを貼っておくので宜しければ。
もう1つは僕が試した中ではこのiPhone 14 Pro用のレザーケースでだけ、iPhone 14 Proを装着すると少し浮きができること。iPhoneが抜けてしまいそうな心配はない、触らないとわからないレベルの浮きなんだけど、指で押し込んでハマったように感じてもすぐ浮いてしまう感じ。
このiPhone 14 Pro用のレザーケースが一番最近購入したもので、この後紹介するいくつものケースで先に使えるかを試していました。他のケースではこの問題はなかったんです。iPhone 12 Pro Max用のApple純正レザーケースでも問題なく付けられたので、僕のiPhone 14 Pro用のレザーケースの個体差の問題の可能性も。そのままでも使える程度のわずかな浮きなので気にしないことにしてそのまま使用しています。
この通り見た目でわからないほどわずかだけど触ると押し込めるし、押し込んでもすぐにカパっと浮いてしまう感じ。
iPhone 12 Pro Max / Apple 純正レザーケース サドルブラウン
同じApple純正のレザーケースなんだけどiPhone 12 Pro Maxでは特に浮くこともなくしっかり使えました。その他のケースでも全部使えたし、販売ページには使えなかったら返金という記載もあるくらい。
iPhone 13 Pro / NOMAD レザーケース
ここまではほぼ同じようにライトニングポート部分がくり抜かれてるタイプでした。ステンレス製のプレートなのでサイズ的に使えればそんなに不安はないと思います。
iPhone 14 Pro / PITAKA MagEZ Case 3/ Pro 3
PITAKAのMagEZ Case 3は底面が広く開いてるタイプだけど、一応完全に開いてるんじゃなくて少し上に盛り上がってるからiPhoneをセットして仕舞えばそのままスルっと抜けちゃうことはないので不安なく使えました。
一応こういう場合や、盛り上がった部分もないくらい広く開いてる場合のために粘着シートが付属してるのかなと思います。
あと粘着シートを貼らないとどのケースでも金具が前後する動きはしてしまうので、それが嫌な場合も粘着シートを。
僕は色んなケースで試してたのと、最初に紹介したケースの浮きの件があったので厚みが増えちゃうのは良くないだろうと粘着シートはつけてません。
これくらいでも縁が上がってるのですっぽ抜けそうな不安はありませんでした。このタイプだったらライトニングケーブルとの干渉の心配もなさそうです。
画像を撮り忘れたけどPITAKA MagEZ Case Pro 3でも問題なく付けられました。
ストラッパーチタニウム
さらにより薄いストラッパーチタニウムも登場しました。
左側がストラッパーチタニウム。右が1年以上使用したストラッパー。
ステンレス素材で約0.5mmのストラッパーに対して、新製品のすトラッパーチタニウムはチタン素材で約0.3mm。
ストラッパーではケーブルの挿しづらさを感じていたiPhone 15 Pro MaxとNOMADのレザーケースの組み合わせでも、ストラッパーチタニウムでだいぶ挿しやすくなりました。
ストラッパー チタニウム レビュー。iPhoneをバッグに付ける・ショルダーストラップを付ける。
ここからは使用してるストラップ類を紹介。
iPhoneにショルダーストラップを付けるなら
ストラッパー 2WAY スムースストラップ 本革
こちらは初めにストラッパーと一緒に購入したストラッパーの会社が販売している「2WAYスムースストラップ」。本革バージョンを買ったけど、合皮の安価なバージョンも。
本革とはいっても革なのは部分部分のパーツで、紐自体は綿。ただ蝋引き加工がしてあります。ブーツの紐とかで蝋引きのを使ってるからなんとなくきっと高級感があるだろうと期待してたんだけど、実際には見た目は悪くないけど触り心地なんかが普通の丸紐とあんまり変わらない感じがして少し好みじゃありませんでした。
でも金具や革部分はかっこいいし、長さの調整もできてショルダーストラップにもネックストラップにもなってと使い勝手は良いと思います。
↑はレザー、↓は合皮。
ARUBA 栃木レザーショルダーストラップ
楽天で見つけた革製品のお店 ARUBAの栃木レザーのショルダーストラップ。
全長 約114cm~134cmで調節出来て、ネックストラップにもショルダーストラップにも。肩掛けにしたときは僕の場合はズボンの後ろのポケットにはすっぽり入って、横のポケットには全部は入らないけどiPhoneの半ばくらいが入る感じ。
栃木レザーの色や質感、アンティークゴールドの金具も、全部かっこいい。
使い込んでのエイジングも楽しみ。
ROOT CO. GRAVITY QUAD MAG. NECK/SHOULDER LOOP RING ver.
ROOT CO. の「GRAVITY QUAD MAG. NECK/SHOULDER LOOP RING ver.」。こちらもネックストラップにもショルダーストラップにも調節可能で、素晴らしいのがQUAD MAG LOCK SYSTEMと名付けられたマグネットを使ったジョイントシステムで、ストラップの台座からリング部分をワンタッチで簡単に着脱出来るところ。不意に外れて落下するような不安も全然ありません。
だから外して使いたい時は簡単に外して使えて便利!リング部分はスマホリング的にも使えるし。
長さはストラップ部分が二つ折り状態の最短で38cm、最長で63cm。そこに本体台座とキーリングが7.5cm。
体感的にはすでに紹介したレザーストラップと同じ感じで使えます。ズボンの後ろのポケットにすっぽり入って、横のポケットには半分くらい入る。
革製品が好きだからモノとしての感じはレザーのストラップがすごく好きだけど、着脱が簡単な点はもちろんだけど、ストラップ部分も何かとレザーより取り回しがいいし日常的な使いやすさという点ではこちらの方がいいです。ストラップ幅が1cm程度なのも、細すぎず太すぎずで使いやすいです。
ROOT CO. GRAVITY UTILITY WEBBING NECK/SHOULDER LOOP
こちらもROOT CO. で、「GRAVITY UTILITY WEBBING NECK/SHOULDER LOOP」。GRAVITY QUAD MAG. NECK/SHOULDER LOOP RING ver.よりも太くて長いのと、着脱できるQUAD MAGのシステムがありません。
そしてストラップの途中にループがついてるから、ストラップの途中に何かをぶら下げたりも。普段使いにするにはちょっとアウトドア感が強くなるけど、アクティビティやワークの用途に合うなら便利に使えそう。
GRAVITY QUAD MAG. NECK/SHOULDER LOOP RING ver.のリングと土台の部分だけ外してこちらの金具を付けちゃえば着脱簡単なQUAD MAG LOCK SYSTEMを流用できます。こんな感じで金具に合えば他のストラップで使える点もいいですね。
この使い方が便利なんじゃと思って購入したんだけど、冬場のダウンやらコートやらで嵩張る時期だったのでショルダーストラップはなるべくスッキリしてた方が使いやすいと思ってしばらく使っていませんでした。
春になって暖かくなってシャツやジャケット程度になったら今度はちょっとボリュームや長さのあるこっちの方がいいなっていう感じに。やっぱり他に合わせるモノ次第ですね。
この後紹介するカラビナリールをメインにつけつつ、外出時にぶら下げたい時はこっちのストラップも追加する感じで最近はかなり頻繁に使っています。
iPhoneのショルダーストラップにおすすめ!ROOT CO. GRAVITY UTILITY WEBBING NECK/SHOULDER LOOP レビュー。
MOFT スリングストラップ
iPhoneケースやスタンドで有名なMOFTから販売されているショルダーストラップ。ケースなどと一緒にご提供頂きました。
光沢があってサラサラしたストラップの素材感は悪いわけじゃないけど僕はあまり好みではなかったんだけど、ストラップとiPhoneの着脱のしやすさや、長さの調節のしやすさなどはとてもよく出来ていました。
MOFTのケースやスタンドと合わせて使う他、他社のケースとも合わせて使えるように複数のストラップホルダーが付属していました。
つまんで抜き差しするだけだから着脱が簡単!
MOFT MOVAS レザーケース レビュー。Snap-On スマホスタンドやスリングストラップと一緒に使い方を紹介!
iPhoneを腰やバッグにぶら下げるなら
ROOT CO. GRAVITY MAGREEL LITE
最後もROOT CO.で、「GRAVITY MAGREEL LITE」。これは今までもキーケースとAirPods Proケースで使ってたやつ。リング部分が剥げて消耗してる感じがありますよね。
上手く使えれば三個目を買おうかなと思いつつ試してみたらいい感じ。遠くまで出かけてなんか写真撮ったり地図見たり外でいっぱいiPhone触るみたいな時はショルダーストラップで肩掛けにするのが便利だと感じてるけど、普段のなんでもない時とかはこれで腰に下げておくと、そのままポケットにも入るし、グーっと伸ばして手元でも使えるし、カラビナだから付け外しも簡単。
ただ、GRAVITY MAG REEL LITEは吊り下げ可能なのが150gまでになっていて、リールを伸ばしてぶら下げると自動で戻る重量をオーバーしています。マグネットの耐荷重は2kgなので、手動で伸ばして手動でマグネットのところまで持っていけばちゃんとくっつくし、マグネットとくっつけておく分には外れて落下しそうみたいな不安は感じません。
その点では↓のLITEじゃない方の方が、リールの吊り下げ可能重量が300gなので、206gのiPhone 14 Proならレザーケースでも30gもないので範囲内に収まります。
実は初めiPhone用にはこっちを買ってみたんだけど、マグネットもLITEより強力になってるので、ちょっとした操作で何の気なしに伸ばそうと思ってもLITEの方で慣れてると少し力が要るのでLITEの方が 使いやすいなと思ってLITEを使ってます。
どっちが合うかは好みや用途にもよるところかなと思います。
ROOT CO.で、GRAVITY MAGREEL LITEは前から↓の感じで、キーケースやAirPods Proで使っていてめちゃめちゃ便利。
【レビュー】ROOT CO. マグネット内蔵カラビナリール GRAVITY MAG REEL LITE が鍵をベルトループに付けたまま使うのに超便利でオススメ。
↑の記事で紹介してます。
あとROOT CO.は
こんな感じでストラッパーなしでストラップが付けられるケースがあるので、合わせて使うのも良さそうです。ただMagSafeが非対応なので注意。
バッグにぶら下げるために金具も後付け 真鍮のシャックル
トートバッグのハンドルにそのままカラビナをつけようとすると僕のバッグのハンドルは太めで通らなくはないけどサッと付け外しをするにはキツめだったので、金具をつけて、その金具にカラビナをつける形にしました。
購入したのは真鍮のシャックルという金具。真鍮にこだわらなければもっと安いものがいくらでもあるけど真鍮のモノが使ってみたかったので選びました。
こんな感じでぶら下げられるようになります。iPhoneはずっとぶら下げてるんじゃなくて、歩きながらとかで手に持ってたiPhoneをしまう時とかにポケットにしまうにはすぐに出すけど、かといってずっと手に持ってるには邪魔みたいな時に脇に抱えたバッグのハンドルにさっと引っ掛けるような使い方をしています。
カラビナだから付け外しも楽なので、じっくり使う時は外して使うし、そのまま少し触るくらい(地図の確認とか写真を1、2枚撮るだけとか)ならぶら下げたまま使ったり。
iPhone おすすめ ストラップグッズ 7選 まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました。
- ストラッパー
- ストラッパー 2WAYスムースストラップ 本革
- ARUBA 栃木レザーショルダーストラップ
- MOFT スリングストラップ
- ROOT CO. GRAVITY QUAD MAG. NECK/SHOULDER LOOP RING ver.
- ROOT CO. GRAVITY UTILITY WEBBING NECK/SHOULDER LOOP
- ROOT CO. GRAVITY MAGREEL LITE
- 真鍮のシャックル
を紹介しました。
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