2021年の3月にFLEXISPOTの電動式スタンディングデスク E7を使い始めて、その後もどんどん周辺機器なんかが増えていってPCデスク下の配線がだいぶ散らかってきてたので重い腰を上げて配線整理をしました。
配線整理に使用した道具やなんかを紹介します。
僕の環境だと配線整理にネックなのが2点あって、
- 机が電動式スタンディングデスクなので配線も昇降に対応する必要がある
- デスク下にネット回線の光ケーブルが来てるのでルーターなんかの機器、電話機への配線も集中してる
この辺がケーブル配線を難しくしてました。
そこでルーターボックスの他にサンワサプライのケーブル配線トレーメッシュと、
配線トレーに入れるのとは別にスタンディングデスク脚にも電源タップをマグネットで貼り付け、
- ルーターやモデム周りと直接接続するものはケーブルボックス
- Macと接続するモノはケーブル配線トレー メッシュ
- 充電機器類はマグネットで貼り付けた電源タップ
というルールにしてほとんどのケーブル類をスタンディングデスクの昇降に影響されないようにしました。
昇降を考慮しないといけないのはスタンディングデスク本体と電源タップのコードとデスク下のルーターボックスから伸びてるネットの有線ケーブルくらいにということでこんな感じになりました。
記事内では配線整理前の状況からFLEXISPOTの電動式スタンディングデスク下に設置したサンワサプライの配線トレーメッシュや電源タップの設置方法など実際にした整理の流れを紹介します。
ちなみに使用したケーブル配線トレー メッシュはサンワの電動式スタンディングデスクのERDシリーズ専用というモデルなんだけど、専用とは言いつつそのシリーズのデスクだったら穴が空いてるからボルトを締めるだけで設置出来るというだけで、他のデスクでもネジなんかを用意出来れば設置出来たのでその辺も合わせて紹介します。
ねじ穴を開けるのが嫌だったり簡単に取り付けたかったら↓の汎用タイプという方だったらクランプ式になってるのでネジ穴なんかの心配が要りません。一方でクランプの設置スペースが必要になるのとデスク上からもクランプが見えることになります。僕はすでにデスク奥に色々設置してるのでクランプ式より天板下をねじ止めする方を選びました。
他に使用してるケーブルマネジメントグッズはこんな感じ。
ケーブル配線まわりも含めてデスク環境をまとめたデスクツアー記事はこちら。記事の最後にもリンクを貼っておきます。
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【デスクツアー】ガジェット・モノ ブロガー のMac・デュアルモニター ワークデスク周り
続きを見る
FLEXISPOT 電動式スタンディングデスク導入前のデスク下配線環境
サンワダイレクト ケーブルボックス 200-CB007DMto
以前のFLEXISPOTの電動式スタンディングデスク E7を導入する前のデスク下配線がこんな感じ。
スタンディングデスクの分がないからケーブルは固定出来るし、ネット回線のモデムやルーターなんかと電源タップ類をまとめてサンワサプライのケーブルボックスに入れてました。ケーブルの固定にはMAVEEKのケーブルクリップ。
ケーブルボックスの右上に見えてる壁についてるのが光ケーブルの来てる場所でそのままケーブルボックスの中でモデムやルーターに接続してます。右側にケーブルが伸びていってるけどモニター裏を通って目につかない感じに処理してました。
こんな感じで完璧とは言わないけど許容できる程度に収めてたんだけど、この時点でケーブルボックスはパンパン。
FLEXISPOT 電動式スタンディングデスク導入直後のデスク下配線環境
その後電動式スタンディングデスクを入れたのを機に上下動に対応できるように電源タップやアダプタ類を収めるトレーを天板下に設置。
このトレーは家のデスク用に2個セットを買ったんだけど1個で足りたから余ってたのであり合わせでという感じでした。スチール製なのがマグネットが付いたりとよかったんだけど高さがなくて収納力も弱いし機器の設置もしづらいしであまり良くなかったです。
トレーには実は電源タップとかは乗ってなくてモニターなんかの接続機器の大きめのアダプタやケーブルを左右へ渡す道として設置。
でもすでにケーブルもあちこちに飛び出てて見栄えも悪いしトレーもケーブルボックスもいっぱい。
この頃からもうなんか形を変えないといけないなと思っていたんだけど、さらに周辺機器もどんどん増えて、
特にその後増えたHueシリーズのテープライトやライトバーにはそれぞれ電源ケーブルがあるし、Hueのブリッジっていうのをルーターに繋がないといけなかったりで電源タップもルーター周りも結構場所を取り、BelkinのThunderbolr3ドックはケーブルを集めやすくしてくれたんだけどでかいアダプタがあったり。
そこで今回サンワサプライのケーブル配線トレー メッシュをデスク天板下に取り付けて、ケーブルボックスに入れてたうちの、モデムやルーターと接続してないものは全てそこに入れることにしました。
そしてデスク下に置いてあるケーブルボックスにはモデムとルーター、それらを繋いでる電源タップとHueのブリッジ類なんかだけに。
そうすることで冒頭の感じでだいぶシンプルに収めることができました。
そのサンワサプライのケーブル配線トレーメッシュは後で紹介。先にもう一つ新たに備えた電源タップを。
ELECOMの電源タップと強力マグネットプレートでスチール製デスク脚に固定
Macに繋いでる機器以外に左の棚にあったスマホやタブレットなどの充電機器類を繋いでた電源タップ類を、FLEXISPOTの電動式スタンディングデスク脚 E7にマグネットで取り付けてそこからデスク天板下をケーブルを這わせることで目立たないようにしました。
FLEXISPOTの電動式スタンディングデスク脚 E7がスチール製なので電源タップの裏側にマグネットを貼り付けるだけで簡単にくっ付きます。ケーブルトレーと合わせて設置するスペースもこの通りありました。そもそもケーブルトレーがかなり収納力あるんでトレーだけで十分な場合が多いと思いますが。
電源タップにこのマグネットプレートを貼り付けただけでスタンディングデスク脚に貼り付けられる。簡単に外すことはできるけど不意に外れちゃうことはないくらいしっかり付きます。
サンワサプライ ケーブル配線トレー メッシュ ERDシリーズ専用 CR-CTERD5
さて一番重要なサンワサプライ ケーブル配線トレー メッシュ ERDシリーズ専用 CR-CTERD5を紹介。
冒頭にも書いた通りサンワの電動式スタンディングデスク用のモノだけどFLEXISPOTの電動式スタンディングデスクに取り付けました。正規の値段だと5,000円しないくらいで買えるんだけど割増価格で販売してる店も多いので注意。
ねじ止めの方が目立たないけど設置がより簡単なのはクランプ式で一般のデスク向けに販売されてるこちら。
パッケージ
モノが大きいので段ボールもでかいです。
付属品一式
- メッシュトレー本体 幅は90cm
- 説明書
- 取り付け金具
- 電源タップ固定用マジックテープ5枚
- ボルト4本と工具
銀色の取り付け金具をデスク天板下奥に取り付けて、メッシュトレーの切り抜いてる部分を引っ掛けてトレー状にするっていう具合。
引っ掛けてるだけだから片方を外すだけでつけるのも外すのも簡単でメンテナンス性も高い。
メッシュトレーの中央部分の黒いシートはマジックテープがくっつくようになってるので、電源タップを置いて上からマジックテープで固定する。
サンワサプライ ケーブル配線トレー メッシュ ERDシリーズ専用 CR-CTERD5 をFLEXISPOT 電動式スタンディングデスク脚 E7に取り付け
本来はサンワのERDシリーズというスタンディングデスク専用のモデルということで、そのシリーズで使うならすでに空いてる穴にボルトを入れて締めるだけで取り付けられるんだけど、今回は穴の空いてないデスクにねじ止めすることに。
とは言っても杉無垢材のデスク天板は硬くないのでそのまま木ネジが通るのでネジを用意して締めるだけ。
前に買ったネジセットが役立ちました。何かに付属してきた余ったネジなんかもここに入れて保管できるし、急に思いついてなんかに使いたいときにもすぐ対応出来るので便利です。
デスク下に取り付け金具を設置
デスク下に潜って金具を取り付け。スタンディングデスクはこういう作業の時もデスクを高く出来るので潜るのが楽でいい。
何かと役に立ってるXiaomiの電動ドライバー。このスタンディングデスクを組み立てるときや、天板についてるFLEXISPOTの引き出しや山崎実業のデスク下収納ラックを取り付けるときに使ったのもこいつ。ワイヤレスで使えるしコンパクトで手近なところに収納出来て便利です。
ネジがそのまま通らない素材の天板に取り付けるなら下穴を開けてからねじ止め。
キリなんかでも開けられるけど電動ドライバーがあるなら↓みたいなドリルがあると簡単に開けられます。Xiaomiの電動ドライバーでも使えました。
Xiaomiの電動ドライバーとドリルビットについてはこちらの記事で紹介しています。
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【レビュー】Xiaomi Mijia ポータブル充電式電動ドライバー。 コンパクト・収納ケース付き・ドライバービットのマグネット着脱で使いやすい!
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また、ネジの下穴じゃなくてコードなんかを通すような大きい穴を開けたい時はホールソーが便利。こちらはXiaomiの電動ドライバーでは使えませんが。
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【レビュー】棚にケーブルを通す穴をあける!NESHEXSTのホールソーセットとRYOBIの電動ドライバー
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取り付け金具にメッシュトレーを取り付け
金具を2個取り付けたら、金具の奥からメッシュトレーを引っ掛けて設置。よく見ると金具を設置してる右側にミスって開けた穴が。片方の穴の位置はテキトーでいいだろうといい加減に開けたらモニターアームのクランプと干渉してしまったので位置をズラして開け直しました。
こんな風に引っ掛けてトレー状になります。110cmの天板に設置していてトレーは90cm。
トレーに電源タップを取り付け。配線整理。
ちょっとわかりづらいけどトレーの黒いシートに電源タップがマジックテープで固定されていて、その電源タップにいろんなケーブルを繋いでいってます。
使用してる電源タップはマグネットで貼り付けたのと同じくこちら。家でも仕事場でもあちこちでこのシリーズを使ってます。
ぶら下がってるモニターやThunderbolt3ドックなんかの大きな電源アダプタも最後このトレーに積み込んじゃうんですが、整頓中はこんなにぶら下がってても剥がれないくらいしっかり電源タップを固定出来てます。マジックテープは5枚付属してきたうちの3枚使用。
この状態でちゃんと閉じられるのかというと、
この通り。むしろこの前の画像は途中で撮影したモノだったので最終的にはもっと増えてるんだけどちゃんと閉じられてます。ケーブルの束とかアダプタとかは閉じた後に位置調整したりして収めてる。
外部モニター2枚、MacBook Air 、Thunderbolt3ドック、スピーカー、ディスプレイアダプタ、Hueライトリボンプラス、Hueライトバーなどなどのアダプタやケーブル類がここに全部まとまりました。
充電機器系のケーブルはマグネットで貼り付けた方の電源アダプタに。
配線整理完了後のデスク周り
これでFLEXISPOT 電動式スタンディングデスク E7を昇降させても動くケーブルはここだけになりました。
電源タップ2つと有線接続してるLANケーブルをサンワサプライのマジックバンドで束ねてます。
ルーターとかがここに必要なければ、
こういうのを付けると尚いいのかなと思います。
下から覗き込むとこんな感じですが、
正面から見る分には後付けしてる引き出しと収納ラックでケーブルトレーは隠れて目に入りません。
ちなみにルーターボックスの隣に置いてるのはLevoitの空気清浄機、上に乗せてるのはTP-LinkのメッシュWi-Fiルーター。
また使用する機器が変わってくると状況も変わってくるかもしれないけどひとまず納得出来る範囲に収めることが出来ました!
ウォールナットのデスクにもサンワサプライ ケーブルトレー メッシュを設置 2022年2月追記
この記事で紹介してきたのは仕事場のデスク環境の配線整理だったんだけど、家の書斎デスクにもサンワサプライのケーブル配線トレー メッシュを設置したくなったので再び購入しました。
仕事場の杉の天板の時は下穴など開けずに持っていたネジをXiomiの電動ドライバーでそのまま回して留めることが出来ましたが、家のウォールナットのデスクは杉天板より硬いのでそのままではネジが通りませんでした。
なので、記事内でも既に紹介したドリルビットで下穴を少し開けてからネジを回しての設置になりました。
下穴が必要になった以外は特に前と変わらず簡単に設置できました。
仕事場のデスクよりも機器が少ないのでトレーも余裕があります。トレーの中の電源タップも仕事場デスクト同じエレコムの10個口。
今後繋ぐモノが増えたりもするだろうし余裕があった方がメンテナンス性が高くて安心。
トレーの収納力の高さとガバッと開ける快適さがやっぱり最高です。
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FLEXISPOTの電動式スタンディングデスクについてはこちら
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