BROSKI AND SUPPLY Rover2 をレビュー。製品をご提供頂きました。
BROSKI AND SUPPLYは防水の本革を使用したバッグをたくさん販売しているブランド。
そんなブランドの「旅行や趣味を堪能する大人のバックパック」がコンセプトの防水レザー バックパック (リュック) です。Rover2と共に人生の楽しみを見つけて歩んでいって欲しいという思いがあるんだそう。
かっこいいデザインに、豊富なポケットや細部までの使いやすさ、そして独自開発したという防水レザー。まじでめちゃめちゃ良いです!
良い点・悪い点・製品仕様や実際の使用感などを紹介します。
ガジェットにおすすめ バッグ まとめて紹介。レザートートやショルダー、バックパックなど。
BROSKI AND SUPPLY Rover2 の評価
メリット
- かっこいいデザイン
- 独自開発した防水レザーで水濡れを気にせず長く綺麗に使える
- 豊富で使いやすいポケット類
- 背面のオリジナルエンボスパッドやチェストストラップで快適な使用感
- 各ストラップに余った部分を留めるループ付き
- 価格もこれだけのバッグにしてはお手頃
デメリット
- 特になし
BROSKI AND SUPPLY Rover2 製品仕様
ブランド名 | BROSKI AND SUPPLY |
製品名 | Rover2 |
素材 | 防水本革(牛革) / 1680D Durable高密度ナイロン |
容量 | 29L |
原産国 | バングラディシュ |
サイズ | W 320 H480 D190 mm |
重さ | 1250g |
外装 | ・メインコンパートメント ・フロントサイドポケット×1 ・サイドポケット×2 ・PCポケット×1 |
メインコンパートメント | ・ポケット×2 ・ファスナー付きメッシュポケット×2 |
PCポケット | ・PCスリーブ |
サイドポケット | ・メッシュポケット×2 ・ポケット×2 |
上部にハンドル、ストラップには余った部分を留めるループも。チェストストラップもあり。背中が当たる面もクッション性、通気性、吸汗生の良い素材が使われています。
サイドのポケットは2重構造。ボリューム感のあるファスナーもかっこいい。各ストラップには余った分がピラピラしないように留めておけるループがついていたり細部までしっかりしています。
写真撮影のために自立させてるけど、うまくバランスが取れる形を探ってのもので、簡単にポンとおいても自立するみたいな構造ではありません。
前後左右どこから見てもかっこいい!
底面はレザーではなく、1680D Durable高密度ナイロン素材。耐久性、撥水性にも優れた丈夫な素材です。
収納時などハンドルをフックにかけるとこんな感じ。手に持つ時にもハンドルが便利。
ここからは各部位を細かく見ていきます。
防水レザー「umbrella WATER PROOF LEATHER™」
上部にはハンドル付き。しっかりしていて使用感も良好。
メイン素材の独自開発したという防水レザー「umbrella WATER PROOF LEATHER™」は革の上からの防水加工ではなく、なめしの段階で他の薬剤と共に防水の薬剤が入れられているので剥がれていくものではないそう。使用を続けていくと弱くはなるが、実際に5年以上使用してるモノでも問題がないそう。
今まで使用してきた革製品には防水レザーと言っても防水効果が持続するのは1年程度みたいなモノもあったので確認して教えてもらいました。
防水性以外にも、強度や軽量など機能性の高い上質な防水シュリンクレザーだそう。クロムなめしなので経年劣化も少なく長く綺麗なまま使えます。ギラギラせずマットな質感のレザーで品もあってカジュアルにも、仕事にも使いやすいと感じます。
ファスナーはYKKの止水ファスナー。少し硬めだけど止水ファスナーだから、ということだそう。ゴム部分に負担がかかって千切れないように引き手の根本をしっかり持って開け閉めした方が良いようです。メイン収納だけじゃなく、フロントポケットやPCポケットなど外側についてるファスナーは全部止水ファスナー。
iPad mini 6も入るフロントポケット
フロントポケットの入れ口はiPad mini 6がちょうど入るサイズ。中はもっと広いので合わせて財布やハンカチなど他にもいろいろ入るけど、入れ口の幅がジャストサイズ。
電車で座る時とかに上のジッパーを開けて取り出すって両脇に人が座ってると少し窮屈だけど横にポケットが付いてるから出し入れしやすいです。ただジャストサイズなので僕が使用してるApple Pencilホルダー付きのケースだとPencilホルダーが少し引っかかって邪魔な時も。
メイン収納。視認しやすいメッシュポケット付き。
メイン収納部分には背中側にメッシュ素材のポケットが2つ(画像では下側のメッシュポケットがわかりづらいけど、上下に2つ同じサイズ感で並んでます)、外側のポケットは横に二つに分かれていて上が空いています。
メッシュポケットは中身が視認しやすいので、細々したものを入れておいてもわかりやすいし、外側のポケットは開けてすぐに取り出しやすいです。
ポケットがたくさんあっても、使い分けが定着するまではどこに何を入れたか忘れがちだけど、その点メッシュポケットはとても良いなと思います。画像ではわかりづらいけど下のポケットにも小さなポーチを入れてます。
ポケット外のメイン収納部分も十分な収納スペースがあって、大きなものもしっかり入るしとても使いやすい。
ガバッと開く背面 PCポケット。
背中側にはPC収納用のポケットも。片側は↑のようにガバッと開いて、
↑こちら側は上の方しか開かない設計になってます。
こうして片方ガバッと開くだけで出し入れのしやすさは十分。
中でPCスリーブの口を留めているバンドはベルクロのマジックテープタイプ。
↑13インチのM1 MacBook Airをポケットの外に置くとこれくらいのサイズ感。
中に入れるとこんな感じ。すっぽり収まります。ポケットの外にも、書類とかノート、タブレットとか薄いものなら十分入ります。
サイドポケットは2重構造
両サイドにもポケット付き。
上に交差してるストラップで三脚など長いモノを入れる時も抑えてくれます。
外からはわからないけどマグネット式のボタンが内蔵。
サイドポケットは内側にメッシュ素材の生地が挟まれて、ポケットが二重に。
サイドポケットには折りたたみ傘とか、水筒、ミニ三脚なんかを入れる場合が多いかなと思うけど、
2重になってるので使い分けて小物を入れるのにも。↑ではスマホとXREAL Air(ケースがメガネケースの形)を入れてみました。用事によってハンカチ、手帳や筆記用具とか入れるときも。
ストラップにぶら下げているAirPods Proのケースはいつも付けていて、そのままサイドポケットに入れてぶらぶらしないようにしています。
快適な背面クッション素材
背面クッションにはオリジナルエンボスパッドを配備。独自の幾何学システムが肩から背中への負荷の軽減、背中から腰への衝撃吸収、素材の通気性、吸汗性など快適に背負える構造だそう。
実際に今回使い始めたのが8月の頭からで、ご提供頂いたのはとてもありがたいけど、一番暑い時期にレザーのリュックは使いづらいかもなーと思ったんだけど、全然そんなことはなく、レビュー用に数回使ってみて、とかじゃなくて、頂いてか毎日使い続けています。
日頃からレザーのトートバッグを使っていたこともあって、全然重くないし、何より警戒していた夏の暑い時期の使用で、より背中に汗をかいたり、汗でバッグ本体も湿ったり、びっしょりみたいなことにならないかなと思ったんだけど、普通に暑くてしっかり汗をかいても、Rover2を背負ってるせいで背中が不快だったり、下ろした後にクッションが濡れてるようなこともありませんでした。
チェストストラップもついてるので、荷物の重い時や長時間歩き時なんかはしっかり付けると背負いやすさ、歩きやすさは段違いです。
ストラップの余りを留められるループ付き
僕がリュックとかショルダーバッグとかを使う時に気になるのがストラップの余った部分がぴらぴらすること。Rover2にはこのストラップの余った部分を留めるループが、メインのストラップはもちろん、サイドのストラップやチェストストラップなど各部位についていて快適に使えます。もちろん長さ調節なども各部位でしっかり行えます。
BROSKI AND SUPPLY Rover2 レビュー まとめ
BROSKI AND SUPPLYの防水バックパック Rover2 をレビューしました。
レザーのバックパックでかっこいい見た目だけでなく、使いやすさもしっかり考えられたポケット類やストラップなどの各部位、背面の通気性や吸汗性のいいクッション素材、そしてレザーなのに防水!
レザーのかっこいいバッグは使いたいけど、機能性も捨てがたい、水濡れなどに気を使うのが面倒そう、価格も抑えたい、お世辞抜きに全部叶えてくれるバッグじゃないかと感じています。
もちろんデザイン面はそれぞれ好みがあると思うけどBROSKI AND SUPPLYは他にもたくさんかっこいいバッグがあって、その中でも僕はRover2が一番好み。
また、革製品の良いところは、新品でかっこいいのはもちろん、長く使ってもかっこいい点だと思います。合皮素材だと新品の時はまるで本物の革のように見えることがあっても消耗を重ねるとどうみても合皮になってくるし、ただ消耗しただけという感じ。
本革だとタンニンなめしの革には革らしい経年劣化がアジになって、消耗してもそれが好きな人にはむしろカッコよくも感じられます。Rover2で使われている革はクロムなめしといって、タンニンでなめされた革よりも経年劣化が少なくより丈夫で長く綺麗に使えるはず。
革製品好きにも、革製品を使ったことがないけど手を出してみようかなという人にもおすすめです。