BenQ LaptopBarをレビュー。製品をご提供頂きました。
LaptopBarはノートPC用のモニターライト。タッチ操作で色温度や照度を簡単に調節。マグネット着脱と充電式でワイヤレス、持ち運び用のポーチまで揃って、ノートPCと一緒に持ち運んでどこでも目に優しい照明環境を作れます。
仕事場のモニターでもBenQのSceenBar Plusを使用していて以前紹介しました。照明の大事さは実感していて2020年に購入したScreenBar Plusは今も毎日欠かさず使っています。とはいえ、ノートPC用にも必要?と思いつつMacBook Airで使って見ました。また、本来タブレット用では無いけれどiPad Proでも使用してみました。
メリット・デメリット・製品仕様や実際の使用感などを紹介します。
BenQ LaptopBarの評価
メリット
- ノートPCやタブレットでもライトバーが使える
- 目に優しい照明環境が簡単に作れる
- タッチ操作で色温度・照度調節が簡単
- 充電式でワイヤレスで使える
- まとめて持ち運べる収納ポーチ付き
デメリット
- マグネットシールを貼る必要がある
- 連続使用時間が短め
評価
仕事に集中するための白色光やリラックスに適した暖色光など、用途に合わせて調節出来て、用途や場面に合わせたノートPC用の照明環境作れます。ノートPCの画面に影響を与えずに手元周辺を明るくしてくれて、集中力を高めるスイッチ的にも、リラックス空間を作るアイテムの1つにも。使い方もタッチ操作で簡単。ワイヤレスも便利。だけど明るさを最大にすると100分程度しか使えないので、仕事中ずっと使おうと思うとケーブルを繋いで充電しながらの使用が必要かも。休憩するときなどに充電する手も。着脱用にノートPCにマグネットシールを貼らなければいけないのも、剥がす際には残らないとはいえ多少気になります。
BenQ LaptopBar 製品仕様
製品仕様
ブランド | BenQ |
製品名 | LaptopBar |
照明 | 光源 デュアルカラーLED 演色性 Ra≥95 照度 中央照度700ルクス(照射面から30㎝の場合) 照明範囲 34cm x 25cm 本体カラー ブラック, ホワイト 材質 アルミニウム合金, ポリカーボネート |
電力 | 電源入力 5V / max.1.5A USB Port 消費電力 max.7.5W 電源 USB |
外形寸法と重量 | 外形寸法 23.7 x 4.5 x 10.2 cm 本体重量 約 0.18 kg 梱包重量 約 0.51 kg USBケーブルの長さ 55cm |
BenQ LaptopBar 付属品一式
- ランプヘッド
- ランプ本体
- キャリーポーチ
- USB-C to C ケーブル
- マグネットパッチ×2
- クリーニングクロス
- 説明書
ポーチはランプヘッドとランプ本体、ケーブルまでまとめて収納して持ち運べます。
使い方
ランプの組み立て
ランプヘッドとランプ本体の接続はマグネット式。それぞれの端子部分が合うようにくっ付けます。
ランプ本体右側面に充電用のUSB-C端子。その下に画像ではわかりづらいけど充電状況やバッテリー残量を知らせるLEDインジケータも。
くっつけるとこんな感じ。
背面。
アームを伸ばして使用することも。アームを伸ばすときは先ほどまでとはランプとランプ本体のくっつける向きが裏表反対になってます。
ノートPCにマグネットシールを貼り付け
ノートPC側にも準備が。マグネットのシールを貼り付けます。クリーニング用のクロスと、シルバーとスペースグレー的(画像だと黒に近いけど)な2色のシールが付いてます。
MacBook Airはスペースグレーなので、シールもスペースグレー的な方が合うかと思ったけど、いざ並べてみるとシルバーの方が色は近いかなと感じました。まあ好みで好きな方を。
台紙がシールを貼るガイドにもなっています。
後で紹介しますが1枚余ったのでiPad Proにも貼ってみました。
正直シールを貼らないといけない点はマイナスです。マグネット式の着脱は便利でいいけど使用してない時のシールの見た目が気になってしまいます。その点はモニター掛け式の方がいいなと思います。
シールは跡を残さずに剥がせる
シール自体は全面が吸着せず、端の方が吸着してない箇所があって、そこを引っ張って跡を残らずに剥がせるようですが、貼り直しなどは対応していないので、仮に剥がしたら両面テープなど貼って再利用する感じになるのかなと思います。
ノートPCにLaptopBarを装着
MacBook Airに装着。LaptopBarとMacBook Airに貼ったマグネットシールが磁気吸着。
MacBook Airのモニター裏に、ランプ本体のボディのラインが来るので真っ直ぐになるように角度など調整します。
操作方法
ランプの上部分には、電源オンオフの非接触センサー。上に手をかざしてスライドで電源のオン・オフ。
少し下、左側にボタン、右側にタッチバー。
ボタンに触れて色温度と光量のモード切り替え、長押しで環境に合わせた自動調光。環境に合わせての他、お気に入りの設定に合わせての自動聴講にすることも。
タッチバーを指でスライドやタッチ操作で7段階の色温度と無段階の照度調整。
BenQ LaptopBarの使用感
MacBook Airに設置しました。こちらは無点灯の状態。
普段は特にこれを暗いとも認識してないんだけど、
点灯してみると一気に手元が明るく。キーボード上あたりの一番明るいエリアで700ルクス、ライトから25cmほど離れたあたりで500ルクス、32cmほどで離れたあたりで300ルクスという感じでソフトな灯りが届くそうです。
目の疲れというのは周囲との明るさの差があるほど疲れるようなので、周囲との明るさの差を最小限に抑えるために3D周囲光技術を構築したそう。画面と周囲の明るさのコントラストによる眩しさを軽減しアイケアにも配慮した照明だそう。
モニターそのものには光は当たらないのでモニター自体に光が反射して見づらいとか色に影響を与えることもありません。
BenQ LaptopBarは2700Kから5700Kの範囲で7段階の色温度調節が出来ます。↑の画像は5700Kの白色光、照度は最大で使用してる様子。
一般に覚醒効果があるという白色光はシャキッとして日中の仕事や勉強にぴったり。
部屋が特段暗いわけでなくても、LaptopBarを着けるとまるでスイッチが入るよう。これは仕事場でも常日頃モニターライトのスクリーンバーが習慣化してる理由でもあって、使い初めの頃はデスクライトってすごいと感じたものでした。
↑は2700Kの暖色の光で使用中。覚醒効果のある白色光は寝る前などには向かないので、夜などはこちらを使用。アームの角度を変えて間接照明的に使ってもいいですね。
暗い中ではこんな感じ。仕事場のモニターライトも夜は暖色で使用しています。寝る直前などに白色光を浴びすぎてると睡眠の質が落ちたりすることもあるそう。
こちらは角度を変えて無点灯の状態。
白色光で使用。後ろのモニターに光があたってますが、ライトの首元の角度は調節出来るので後ろに当たらないようにも出来ます。手前に向けすぎるとLEDの点灯部分がこちらに向いてしまって眩しいので、直接光が見えない角度で使用済ます。
MacBook Airのモニターそのものや、後ろ、横方向にはそれほど影響はなく、正面のキーボード周辺あたりだけ明るいのがわかります。
暖色だとこんな感じ。
暗い中での使用も。白色光に近く見えるかもしれないけど、部屋の照明もうっすらとした暖色になってるのでLaptopBarの暖色感が目立たなくなっています。
アームを伸ばすとこんな感じ。白色で点灯中。アームを畳んでる時よりも光とキーボードに距離が出来るのでよりソフトな感じです。アーム自体は後ろにぐいっと倒すこともできるので、壁などに向けて間接照明にも出来ます。
こちらもアームを伸ばしての暖色光での使用。
BenQ LaptopBar
続いてiPad Proでも使用してみました。基本的にはノートPC用のライトとして販売されているモノだけど、キーボード一体型のケースを使用しているので使えるんじゃないかなと。せっかくシールも2枚付属していたので。
シールの貼りつきづらい素材や形状にケースなどでは落下の危険が高まります。
使用してるのはESRのキーボードケース。
Apple Pencilが光ってるのが気になるので使用する時は外してしまいます。あくまで使えるか試してみた程度で常用はしていないんだけど、この通り問題なく使えそうです。iPad Pro自体に光があたって反射したりもしていないし。ただiPadの方がタッチ操作をしたりPencilを使ったりで角度を変えたり振動を与えたりすると思うので、揺れたりはするし付けたいかどうかは作業する内容や好みによるところが大きそうです。
暖色光での使用。iPad Proの画面が反射を受けてるけど外の光の影響でLaptopBarの影響ではありません。
iPad Proはマグネットシートを付ける部分がキーボードケースの開閉部分と重なっていたけど開閉にも問題ありませんでした。
マグネットシール自体も全体が粘着してるのではなくて、端の方が粘着のない部分があるのでそこを捲り上げて引っ張るとノートPCなどに跡を残さずに剥がせるようになっています。
キャリングポーチの中はこんな感じでランプ本体とランプヘッドを分けて収納できるようになっています。ケーブルも入るのでポーチに全部まとめて入れられるので持ち運びも簡単。
BenQ LaptopBar レビュー まとめ
BenQ LaptopBar をレビューしました。
MacBookなどのノートPC環境で簡単に快適な照明環境が作れるLaptopBar。
2700K-5700Kの7段階色温度調節に無段階の照度調節。
マグネット式の着脱に、バッテリー搭載でワイヤレスで使用可能。
バッテリーは一度の充電で50%の明るさで最大160分の使用が可能。ケーブルを繋いで充電しながらの使用も出来ました。
付属のポーチで持ち運びも簡単。
ノートPCで照明が必要かというと、当然今までなかったモノだから必須ということはないけど、家のデスクはもちろん、カフェやホテルなど出先での作業、ベッドやソファで膝の上で、などなど色んな用途や場面で使えるので、作業に集中するためだったり、リラックス空間を作るアイテムの1つとしても使えると思います。
ノートPC用の照明だけどiPadでも使えたし、マグネット着脱とタッチ操作というあたりで他にもアイデア次第で良い使い方もあるかもしれません。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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