追記
・この記事で紹介しているAnker PowerExtend 7-in-1 USB-C PD メディアハブは2019年2月の購入当時の名称が「Anker 7-in-1 プレミアム USB-Cハブ」だったため記事内でもその名称で紹介しています。 2020年9月に「PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD メディア ハブ」に名称が変更になりました。性能に変更はないそうです。Amazonの製品ページ内にも記載があります。
・2020年8月13日に上位機種にあたる新製品 「Anker PowerExpand 8-in-1 USB-C PD メディア ハブ」が発売されました。
この記事で紹介してる 7-in-1 プレミアムUSB-Cハブにさらに1Gbps対応のイーサネットポートが追加されたのと、ハブ自体での消費電力が20Wから15Wに変更された様です。
僕の場合は7-in-1 プレミアムUSB-Cハブで間に合ってるので買い替えまではしませんが、今から買うならこちらもいいと思います。
MacBook Proと直接繋ぐケーブルを一本でスッキリさせつつ電源からの給電や外部モニターとの接続、有線LANや外付けブルーレイドライブとも繋げたい!
そう思って2019年2月にAnkerの7-in-1 プレミアム USB-Cハブを購入しました。
2019年2月に購入したのにこの記事を書いているのは2020年4月です。今Amazonで税込み6,000円くらいなんですけど当時7,500円くらいでした。
なんで今頃かというとやっと初めに思っていたような使い方が出来たからなんです。
このブログでは基本は良かったモノを紹介していて、試してイマイチだったものについては触れていないんですが、このUSB-Cハブも初めは想定してたような使い方が出来なくて結局microSDカードスロットなんかが必要な時だけ繋いで使うっていう程度しか出来なくて、だったらもっと安いので良かったわ。みたいな宝の持ち腐れな感じだったんです。
別にこのハブの性能が悪かったとかじゃなくてこんなふうに使えるかなって勝手に思ってたのがいざ使ってみたらそうでもなかったっていう。
で、なんで最近になって想定してた通りに使えるようになったかっていうと他に一緒に使う機器が登場して色々補ってくれたから。
具体的には、RAVPower Type C 急速充電器 90WとStouchi USB type C 延長ケーブルの2つ。
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これらが揃ったから初めに考えてたMacからのケーブルを一本でアレコレ繋ぎつつMac周りをスッキリさせるというのに近いことが出来ました。
実際には結局2本繋いでます。でもスッキリ具合は十分満足いくもの。
というわけでAnker 7in1 プレミアム USB-Cハブの僕の使い方を紹介していこうと思います。
Anker 7in1 プレミアム USB-Cハブ
パッケージと付属品
付属品はポーチのみ。本体のデザインとかこのポーチの辺りに、Ankerの多くのモバイルバッテリーについてくるポーチ類と比べて、(製品名の)プレミアム感が。
搭載されてるポート類
こちらは、
- データ転送専用のUSB-C
- USB-A ×2
左側の丸いのはランプで通電時に点灯します。
こちらは、
- HDMI
- SDカード
- microSDカード
- PD対応USB-C (最大100W出力)
注意点としては、
- ハブの動作に20W必要
つまり60Wの電源アダプタからハブに繋いで、そこからMacへ給電するとMacへは40W給電に。 - データ転送用のUSB-Cはディスプレイ出力出来ない。
この辺が今は製品販売ページの一番下に注意として記載されてるんだけど、多分2019年2月当時は書かれてなかったと思うんですよね。
少し前までは一般的な充電器だと41WしかMacに給電出来なかった
だから当時100W出力と言っても120Wでハブに給電出来る電源アダプタなんか無かったし完全にオーバースペックだったというわけ。
今もMacBookPro 16インチに付属してくる電源アダプタが96W出力だけど、なかなかそのクラスのアダプタはないので今でも100W出力は相当難しいと思う。
でもいよいよ、RAVPower Type C 急速充電器 90W RP-PC128 が登場したので、これを使えば、ハブに90W出力でMacに70W流れるというわけで、MacBook Pro 15インチに十分な出力(付属の純正アダプタが61W)が出来るようになったと。それも純正の電源アダプタよりもコンパクトで。
ちなみにその直前までも 同じくRAVPowerの急速充電器 61W RP-PC112 を使用してMacへは40W給電でも使えていたんだけど、やっぱり本来61W給電が想定されてるとなると出来ればそれに合わせたいし、
実際それが原因かはわからないけど不具合として長くスリープした後復帰できずに再起動してしまうっていうことがちょこちょこ起きてた。これはたまにだったからまだしばらく様子みないと改善したとは言い切れないんだけど、少なくとも RAVPower Type C 急速充電器 90W RP-PC128 にしたここ数日はとてもスムーズにスリープから復帰出来てる。
特に最近動作が重いとか感じない限りいつも電源は切らずにスリープにするだけなので、そのうち、やっぱり再起動になったから出力の問題じゃないわとか思うかもしれない(OSの問題かなってのも疑ってる。)し、やっぱりあれ以来一度もならない!ってなるかもしれないので、様子を見て追記しようと思います。
外部ディスプレイ2枚には出力出来ない。
データ転送のUSB-CからとHDMIからそれぞれ液晶ディスプレイに繋いでハブから2枚の外部ディスプレイに繋げないかなと期待して購入したんだけど、USB-Cの方にはビデオ出力の機能はない様です。
結局色々やりたいように出来るようになってもケーブル2本繋がざるを得なかったのはこのためで、今はMacのUSB-Cの一つから直接ディスプレイへ、もう一つからこのAnker 7in1 プレミアム USB-Cハブへ。そしてハブのHDMIからもう一つのディスプレイへ。っていう形で2枚の外部ディスプレイに出力しています。
この場合は動作には全然不安なくてとても快適に動いてます。
USB-Cハブ本体のケーブルが短いからアレコレ繋ぐとゴチャゴチャする。
こういう形のUSB-Cハブってすごくたくさんあってどれもケーブルがこのくらいの長さ。
ケーブルが無いMacと合体しちゃうようなのもあるけど、どっちにしてもあれこれ繋ぐとケーブル類で机のスペースを結構使っちゃう。
だからMacと接続するケーブルが長いやつがあれば机の裏とか天板の下とかに回して邪魔にならなく出来るのにって思いつつ、でもそういうタイプが出てこないのはあのケーブル部分で長いやつってのはなかなか難しいものなのかなって納得させてました。
USB-Cって複雑みたいだし。
で、ゴチャゴチャしてしまうからハブは普段は繋がないでSDカードとかで必要な時だけ繋ごうっていう冒頭でも言った持ち腐れ状態に。
でもそれを解決するUSB-C延長ケーブルが!
これでUSB-Cハブと繋げるの?充電しか出来ないとか、何Wまでしか出来ないとか結局ダメなんじゃないの?と疑いつつ、でも製品ページに結構気になることはしっかり書かれてて、なんか大丈夫そうだなとか思いながら注文。
これがもうバッチリ使えて机の上がゴチャゴチャする心配なく、目に触れないディスプレイ裏まで Anker 7in1 プレミアム USB-Cハブを追いやってそこれでアレコレ繋ぐっていう使い方が出来るようになりました。
Anker 7in1 プレミアム USB-Cハブの僕の使い方
Anker 7in1 プレミアム USB-Cハブに接続してるモノ
今はディスプレイ裏で、
- 延長ケーブルを通してMacへ70W給電。
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- PD対応USB-Cを通してRAVPower Type C 急速充電器 90W RP-PC128から90W給電
- HDMIからディスプレイ接続
- データ転送用USB-Cからアダプタを通して有線LAN接続
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- USB-AポートからBenQ ScreenBar Plusへ給電
- USB-Aポートから外付けブルーレイドライブに接続(ケーブルだけ常時繋いで机の脇に沿わせておいてドライブ本体は使う時だけ繋ぐ)
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発熱も大したことなく安心
っていう感じでアレコレ繋いでます。ブルーレイとBenQ ScreenBar Plusは同時に動かすと動作が不安定になるのでドライブを使うときはライトは消灯。
これだけ色々繋いでるけど「熱!」って感じるような発熱をしてたことは一回もなく、じんわりと温かいというか冷たくはない程度なので安心して使えています。
RAVPower Type C 急速充電器 90WとStouchi USB type C 延長ケーブルがあるから便利になった
これだけアレコレ繋げるようになってこのハブめちゃめちゃ便利じゃんてなってるんだけどそう感じられるようになったのはRAVPower Type C 急速充電器 90WとStouchi USB type C 延長ケーブルが手に入ったからということで、
2019年の2月から持っていたにもかかわらず買っておいてよかったと感じられたのは本当ここ最近なのでした。
でも今の方が値下がりしてるからたら当時買わずに今買えばよかったんだけど、でも最近はAmazonでも結構売り切れのタイミングがあるみたいだし結果オーライということで。
何より本当今快適で大満足しているので!
2020年8月14日追記 Anker PowerExpand 8-in-1 USB-C PD メディア ハブ が発売
冒頭にも追記しましたが、
2020年8月13日に上位機種にあたる新製品 「Anker PowerExpand 8-in-1 USB-C PD メディア ハブ」が発売されました。
この記事で紹介してる 7-in-1 プレミアムUSB-Cハブには付いてない1Gbps対応のイーサネットポートが搭載、ハブ自体での消費電飾が20Wから15Wに変更され、データ転送のUSB-Cがない代わりにHDMIが2機で複数画面出力に対応したようです。
ただ、複数画面出力はMacはミラーリングのみの様子。
都合の良い人もいるかもしれないけど、僕の場合は7-in-1 プレミアムUSB-Cハブの方が良さそうです。
BelkinのThunderbolt 3 ドッキングステーションとの比較 2021年8月追記
記事を書いた2020年4月とは色々とPC環境が変わり、接続する機器も増えてポート数が足りなくなってきたのでBelkinのThunderbolt 3 ドッキングステーションを購入してAnker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD メディア ハブと交代しました。
BelkinのThunderbolt 3 ドッキングステーションの良い点は、
- 圧倒的にポートの種類と数が豊富なこと。(12ポート)種類も豊富だから変換アダプタとかが必要なくてスッキリしやすいし何か問題ある時に(本体が悪いのか、変換アダプタが悪いのかとかの)原因の切り分けがしやすい。
- USB-Cハブと違ってMacと接続するケーブルが着脱出来るので延長ケーブルではなく普通に長いケーブルを使える。付属のThunderboltケーブルも0.8mと長い。
- かっこいい!
悪い点は、
- USB-Cハブと比べて価格が高い
- 電源アダプタがでかい
というところ。価格にしても電源アダプタのサイズにしても、ドッキングステーションを必要とするくらい機器を繋ぐなら仕方ないし納得出来る範囲だと思うけど、そんなにアレコレ必要でもなくオーバースペック気味に使うなら全然USB-Cハブで良いと思います。
この記事を見にきてる人の中には土ッキングステーションの方が合うかもしれないというのと、
この記事で紹介してるAnker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD メディア ハブは一旦使わなくなるので、この1年4ヶ月くらいトラブルもなくいろんな使い方をしてきて問題は起きませんでしたという報告をしておこうと思って追記しました。
Belkin Thunderbolt 3 ドッキングステーションの記事はこちら
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