
「TORRAS Ostand Q3 レザートーン」をレビュー。「こくよう・ブラック」と「アンバー・ブラウン」の2種類を製品提供頂きました。
背面にはシリコンレザー素材「Organic Silicone Fabric」が貼られ、カメラフレーム、ボタン類はアルミ合金製、レザー調素材と金属を組み合わせた高級感あふれるデザインのiPhoneケース。
高級感だけでなく高い保護性能も兼ね備えて、背面にはTORRASのiPhoneケース「Ostand」シリーズの特徴のMagSafe対応の360度回転リング付き。
記事内ではiPhone 16 Pro用を使用しながら紹介していますが、iPhone 15/16のPro / Pro Maxでは ほかに白系の「パール・グレー」を合わせての3色展開、iPhone 17シリーズではさらにサファイア・ディープブルー・ファイアオパール・オレンジを加えて5色展開で販売中。
iPhone 17 シリーズ向けのケースはまだまだ限られる中、デザイン・機能性や耐久性など兼ね備えていて本命ケースにもなり得るんじゃないかと思います。
TORRAS Ostand Q3 レザートーン 製品仕様


ブランド | TORRAS |
製品名 | Ostand Q3 レザートーン |
素材 | 背面: PC + シリコンレザー(Organic Silicone Fabric) スタンド/フレーム/ボタン: アルミニウム合金 側面: TPU 内側: マイクロファイバー |
カラー | ブラック (黒曜・ブラック) ホワイト (パール・グレー) ブラウン (アンバー・ブラウン) ブルー(サファイア・ディープブルー) オレンジ(ファイアオパール・オレンジ) |
そのほか | IFデザイン賞 2025受賞 米軍規格 MIL-STD-810G 認証を取得 MagSafe対応リングスタンド搭載 グリップの良いフレーム形状 |
プレミアムシリカレザーケース

高級感あふれるラグジュアリーなデザイン。製品名に「レザートーン」と付けている通り、表面の素材は本革ではなくレザー調。

ポリカーボネートの上に貼られているシリコンレザー「Organic Silicone Fabric」は布地や不織布の層の上にシリコン樹脂をコーティングした合成皮革だそう。イタリアンカーフレザーを思わせる型押しが施されていて、見た目は本革のよう。そのこだわられたシリコンレザーは販売ページでは「プレミアムシリカレザー」と表現されています。


「スキンタッチ」という言葉も製品ページで使われていて、本革のような手触り、質感などを伝えたいのかなと思いますが、その点は本革のそれとはまだ別物に思います。

ただ合皮が悪いわけではなく、小傷や汚れ、指紋、皮脂、水濡れなどがつきづらい、拭き取りやすいので、むしろ本革より扱いやすく、綺麗にも保ちやすく、このラグジュアリーなデザインにはむしろ合ってるかなとも思います。
製造過程で有機溶剤やVOC(揮発性有機化合物)を一切使用せず、有毒ガスも発生させないため、環境にも優しいそう。

レザー調の質感は型押しのリアルさや、逆に安っぽさがある場合などは光沢なんかでもわかる人には感じられるかと思うのでアップの写真を多めに。左上にロゴが入ってますが、気を向けないと見落とすくらいさりげない感じです。
レザー調素材と金属を組み合わせた高級感

背面のシリコンレザーに加えて、カメラフレームやボタンカバー、リングなどが金色のアルミ合金製なことで非常にラグジュアリーな雰囲気。


ボタンの押し心地や反応も良好。カメラコントロールボタンも金色のカバーで覆われています。もちろん問題なく使用できます。
グリップの良いサイドフレームの凹み形状

本革の手に馴染む感じと比べて合皮は少し滑るのを感じるけど全面シリコンレザーではなく、貼ってあるのは背面だけでサイドはTPUフレーム。このTPUフレームが衝撃性能だけでなく、真ん中にかけて少し窪んでいるデザインでグリップの点でもとても良いです
保護性能も兼ね備える

ケースの内側には柔らかいマイクロファイバー素材が貼られていて、装着時の保護や使用中に内部に入り込んだ微細な粒子によるiPhone本体への擦り傷を防ぎます。
シリコンレザーとポリカーボネートのパネルは背面のみで、ケースのフレームはTPU素材。
エッジの立体設計・一体型のエアバッグ構造なども備え、3.66メートルからの落下試験を通過する耐衝撃性能だそう。米軍規格 MIL-STD-810Hの認証をクリアし、見た目の高級感に高い保護性能を兼ね備えていると言えます。

フレームはガラスフィルムを貼ってる画面よりも高くなるので画面を下に置いたり、落下時など画面を直接傷つけづらくなっています。
MagSafe対応の360度回転リングが便利

TORRASの「Ostand」シリーズの特徴の背面に搭載された折りたたみ式の回転リング。リングはそのままの場所で90度ずつカチッカチッと360度回転。リングがスタンドとして使用できるほか、MagSafe対応のマグネットを内蔵していて、リングの上からMagSafe充電やアクセサリーが使用可能。10万回の開閉や3万回以上の回転が可能な耐久性だそう。
内蔵マグネットは18Nの強力磁石。「ハルバッハ配列」特許技術が採用されていて磁力も非常に強力です。
スタンドとして使用

手に持つときの補助リングにも、スタンドにも。リングを引き出す具合で水平方向に15度∼165度の範囲で角度調節もできます。

360度回転出来るので横置きも。
MagSafe充電対応

MagSafe充電器やモバイルバッテリーでのワイヤレス充電に対応。
MagSafeアクセサリーも使用可能

OstandシリーズにはスマホリングやスタンドタイプのMagSafeアクセサリーは不要ですが、三脚や自撮り棒への着脱を簡単にしたり、最近ではMagSafeタイプのSSDやミニモニターなどなど便利なアクセサリーがたくさんあります。
MagSafeマウントで三脚などに取り付けたり、

MagSafeでつけ外しが簡単なショルダーストラップなど使っていますが、MagSafeの磁力も強力で安心して使用できています。

昔はスタンド内蔵タイプのケースはMagSafeアクセサリーを諦めなければいけなかったのが致命的だったりしましたが、今は問題なく両立できます。
TORRAS Ostand Q3 レザートーン はこんな人におすすめ

TORRAS Ostand Q3 レザートーン をレビューしました。今回使用したのはiPhone 16 Pro用ですが、iPhone 17 シリーズ向けも販売されています。
TORRASのiPhoneケースといえばこのリングのついたOstandシリーズ。昔は折りたたみ式のスタンドというだけだったのが、回転出来るようになり、MagSafeに対応し、と進化を続けてきました。保護性能はもとより、グリップのよいフレーム形状はiPhone 16 Pro・Pro Max発売時期に登場したOstand Spin Fusionからでした。
デザインも以前はシンプルなケースだけでしたが、最近は以前紹介したOstand Spin Fusionや、今回のOstand Q3 レザートーンなど非常に拘られている印象です。
日本国内ではまだ決して大勢に馴染みのあるブランドではないと思いますが、もう何年も前から国内で製品を販売していて、iPhoneケースに限らず充電器やモバイルバッテリー・ネッククーラーなど毎年どんどんより良い新製品を発売していて信頼を置いています。
機能性・耐久性・使いやすさなど非常に素晴らしいので、一番目を引く高級感のあるデザインが好みならとてもおすすめ。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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