Shokzの骨伝導ヘッドセット OpenCommのサンプルをご提供頂きました。
(骨伝導イヤホン・ブランドAfterShokzは2022年1月にShokzにブランド名を変更しました。)
Shokzからは2020年8月にもAeropexと言う機種をご提供頂いていて、これがとにかくすごく良くてお気に入りだったんです!
Aeropexを頂いてからは、それまで別々のイヤフォンを使用していた事務所での仕事中と、家事なんかをしてる時、そして入浴中と全部Aeropexを付けていました。
【レビュー】驚きの高音質かつ超快適!Shokz 骨伝導ワイヤレスイヤホンAeropex 通勤・仕事・家事・入浴と1日中活躍!
(Aeropexに関しては、良かったらこの記事もご覧ください。この記事の終わりにもリンクを貼っておきます。)
そんな1日通して使用していたAeropexだけど、それだけ使ってるからこその難点として、うっかり仕事場に置いて帰っちゃって入浴時に使えないというのがあったんだけど、
今回ご提供頂いたOpenCommはオフィスワーク、テレワークなんかのビジネスシーンによりフィットするモデルだからこっちを仕事用にすると家ではAeropexと使い分けられる!と、単純に使い分けられる!くらいに考えてたんだけど、いざ使ってみると今まさに1番欲しいタイプだった!ということに気付かされました。
というのもそれほど重視していなかった通話性能の高さが日中の仕事中に使うのにすごい良かった。
実はこれまでに何種類かのテレワーク用のスピーカーとマイクが一体化して製品なんかのレビュー依頼を頂いてたんですが、ちょこちょこ電話を受けたりはするものの、そんな会議とかしないし新しくモノを置いてまでは必要ないしと思って僕には使いどころがないと思って断ってたんですね。
でも日常的に使用してるイヤフォンがその部分も兼ねてくれて、実際に使うと聞きやすい・話しやすいとあって、これはめちゃめちゃ良い!と。
ただマイクが付いただけとかじゃなくて、Aeropexをベースにしながら音質・バッテリー・マイク性能などあらゆる面を強化したモデルというのも納得。
Shokz OpenComm 付属品一式
- OpenComm 本体
- マグネット充電ケーブル
- キャリーケース
- マニュアル類
充電ケーブルはマグネット式
昔のMacbookのMagSafe充電器みたいな感じ。近づけるだけでパチっとくっ付いて充電出来るので楽!
充電機器に繋ぐ側はUSB-A端子。
1時間のフル充電で最大16時間使用可能。音楽の再生は8時間・待機時間最大14日間。
5分の充電で約2時間通話出来るそう。
充電し忘れでこれからビデオ会議!みたいな時にも5分あれば必要なくらいの充電出来ちゃうっていうのはスゴイ!
Shokz OpenCommの操作方法
マルチファンクションボタンの操作
OpenCommにはAeropexになかったマルチファンクションボタンが加わって、通話や曲送りなんかの操作はここで。
- 音楽再生 / 一時停止 一回押し
- 次の曲にスキップ 音楽再生中に二回押し
- 前の曲にスキップ 音楽再生中に三回押し
- 電話に出る 着信時に一回押し
- 電話を切る 通話中に一回押し
- 現在の通話を切って次の通話に出る 通話時に二秒間長押し
- 通話を拒否する 着信時に二秒間長押し
- 音声アシスタントを有効にする 音楽停止時に二秒間長押し
- 最後に発進した番号へリダイアル 音楽停止時に二回押し
音量ボタンの操作
電源のオンオフやペアリングはAeropexと同じく、こちらの音量ボタンが。
装着した時に耳に近い方が+、遠い方がマイナス。
- 電源オン +ボタンを二秒間長押し
- 電源オフ +ボタンを三秒間長押し
- ミュート 通話時に+ボタンとーボタンを同時に二秒間長押し
- イコライザ切替 音楽再生時に+ボタンとーボタンを同時に三秒間長押し
- バッテリー残量確認 音楽停止時に+またはーボタンを一回押し
- 音量調整 +またはーボタン一回押し
Shokz OpenCommを使った感想
Shokzの骨伝導ヘッドフォンは音が良い!
そもそも骨伝導ヘッドフォンを使用したことがないという人も多いと思うんだけど、僕自身冒頭に書いたAeropexを使うまでは骨伝導ヘッドフォンを使用したことがなくて、
それまでのイメージは、あくまで何らかの理由で耳を塞ぐわけにいかない状況でも使えて、当然耳で聴くイヤフォンには劣るけど、耳に付けてないのに聞こえる!っていうようなモノかなって思っていて、
それの音質が良い!って言われても、あくまで普通に聴くよりは劣るけど、骨伝導のわりに音がよいっていう程度かと思っていたんです。
ところが実際に使ってびっくりだったのが、
骨伝導にしては、とか抜きに、とっても音が良い!
耳に入ってないのが不思議なくらい。
Aeropexをよりビジネスシーン向けに!
OpenCommは、そんなAeropexをベースに、よりビジネスシーン向けに強化されたモデルという感じ。
ノイズキャンセリング付きのブームマイクが搭載されて通話がクリアに。
あと、ビジネス向けと言っても、来客なんかがいなければずっと付けてる僕みたいなタイプもいれば、会議や通話がある時だけ付けるっていう人もいると思うんだけど、
長く使う人であればあるほど問題になりやすいのが耳の中が荒れるっていう問題。
痒くなるくらいの人もいれば、炎症起こして落ち着くまではイヤフォン付けれないなんていうこともあるみたいで、僕も普通のカナル型のイヤフォンの時はちょっと痒いくらいのことはよくあったんだけど、骨伝導ならこの問題も解消!
一日中ビデオ会議やボイスチャットを交えながら仕事をしてるような人ほどこの問題は深刻だと思うけど、そんな人には骨伝導は超オススメ。
Shokz史上最高音質
ビジネスシーン向けに強化というと音楽を聴いたりという音質は切り捨ててるような印象を受けるかもしれないけど、OpenCommは音質も過去のShokzの骨伝導ヘッドフォンで最高音質だという。特に通話に焦点を当ててるから人間の声がクリアで聞き取りやすくなってるんだそう。
正直音楽やなんかを聴く上ではAeropexとの違いはそんなに認識できなかったんだけど、そもそもAeropexがめちゃめちゃ音が良い!と思っていて。
特に中高音域がより綺麗な印象。1日中聴いてても疲れないし、強くはないけど低音もしっかり聴こえてる。仕事をしながらとか、何かをしながら聴くっていう分にはこれ以上ないくらい満足。
逆に映画や音楽だけをしっかり浸り込んで視聴したい時はスピーカーを使っていて、これもまたとても気に入ってるんだけど、1日中これでガンガン音を鳴らしながら仕事が出来るかというととても仕事に集中出来ないし、聴き疲れもしちゃう。
だから日常使いにはOpenCommは本当に素晴らしい。
Aeropexとの違い
じゃあビジネスシーン向けに強化っていうことでAeropexに分があるのはどういうところかというと、
- OpenCommの方が若干重量が重い(26gと33g)
- OpenCommのブームマイクが必要ない人には邪魔
- 防塵防水性能がAeropexはIP67なのに対してOpenCommはIP55
IP67だと防塵が6、防水が7という等級。IP55だと防塵も防水も5の等級を示していて、
防塵の6は、粉塵が侵入しない。
5だと機器の正常な動作や安全を損なう量の粉塵が内部に侵入しない。というのを表している。
防水の7は、水面下15cm~1m、30分間、水没しても内部に浸水しない。
5は、あらゆる方向からの噴流水を受けても有害な影響がない。
という等級。
ビジネスシーンとスポーツシーンでの使い分けとも考えられるし、
もっと単純に、重さは大した差じゃないから、防水性能とブームマイクの有無をどう取るか。という感じ。
僕の場合は日常使いのOpenCommと入浴時のAeropexという使い方に。
普段から使いたい快適で高音質なヘッドフォンに通話性能の高いノイズキャンセリング・ブームマイクが
そしてビジネスシーン向けにと備えられたブームマイクで本当のところどうなったのかといえば、
まじで今回OpenCommを使って一番すげえ!ってなったのは通話性能。
とにかく相手の声が聞きやすいし、こちらの声もしっかり届いてるらしい。
普段は出先ではイヤフォン、家や事務所ではiPhoneのスピーカーとマイクで通話するんだけど、聞く側としても話す側としても、とても話しやすくなった。
一番実感するのはやっぱり聞く側として相手の声がとてもクリアでハッキリ聞こえることで、話す側としてはよく通話する相手に確認したら普段出先でAirPods Proだったり、事務所でiPhoneのマイクで話してる時よりも、だいぶ聞きやすいそう。実際に普段より聞き返されることが少ないと思う。
やっぱり通話用にわざわざノイズキャンセリングのマイクを備えただけある!
このノイズキャンセリングっていうのはAirPodsみたいな常に周囲の雑音を軽減するものではなくて、通話時に自分が声を発してる時に声をメインで拾うようにする事で周りの雑音を軽減するっていうもの。
だから雑踏で喋ってもこちらの声が相手にしっかり届くというもの。
そして一番重要なのが、それが日常的に使いたいというヘッドフォンに付いてるっていうことで、
電話するためやビデオ会議をするためだけに設置するようなタイプだと僕は面倒くさがりなので、あった方がいいだろうけどなくても良いっしょ。ってなっちゃう。充電したり設置したり設定したり面倒だしって。
MacとiPhoneにマルチポイントペアリングが便利!
その点、普段から使用してるヘッドフォンでそのまま良い通話環境が使えるっていうのが良くて、
僕は仕事中、MacのiTunesで音楽をかけたり、Youtubeで音楽を流したり、動画を流したり、飯時には、映画や海外ドラマを流したりしてるんだけど、iPhoneでradikoを流してることも結構あって、で、通話もMacでもiPhoneでも受けられる。大体iPhoneで出るんだけど。
OpenCommはiPhoneとMacと同時にペアリングしておけるから、
MacでiTunesの音楽をOpenCommで流してる時に電話がかかって来てiPhoneで取ると、MacのiTunesの再生が止まって、iPhoneの通話をOpenCommで受けれるようになる。で通話を切ってまたMacの音楽を再生するとまたOpenCommで再生されるっていう具合。
通話が来たからこっちのヘッドホンに切り替えて…みたいな操作をせずに、使えるのがすごく良い。
音楽ならこっち、通話ならこっちって機器が分かれてるとこうはいかないからどちらも優れてるOpenCommだからこそ!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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