Shokzの骨伝導イヤホン OpenRunを購入しました。
この記事では2020年にShokz(当時AfterShokz)からAeropexをご提供いただいてレビューしました。上の画像の赤色の方。それから約3年使用して故障してしまいました。防水仕様ではあるものの、公式には使用は推奨されていない浴室での使用だったので、それでも3年快適に使えたので十分満足していて、新たにShokzのOpen Runを購入した次第です。
OpenRunは、以前ご提供頂いたAeropexの後継機ですが、AfterShokzというブランド名からShokzになった流れでAfterShokzのフラグシップ機だったAeropexもOpenRunにモデルチェンジした流れがあり、大きくは変わりません。急速充電やスタンダードモードとボーカルモードの2種類のイコライザが搭載されたのみの違いのようです。
ここから先はAeropexをご提供いただいて書いたレビュー記事がメインになりますが、最後に今回OpenRunを購入したことで感じることなど追記します。
Shokzの骨伝導ワイヤレスイヤホン Aeropexをレビュー用にご提供頂きました。(記事を書いた当時はAfterShokzというブランドでしたが、Shokzに名称が変更になりました)
お話を頂いて、骨伝導イヤホンというモノが、存在は知っていたし興味もあったけど使ったことはないジャンルだったのでそれだけで使ってみたい気持ちではあったんだけど、まずは製品の紹介なんかも見てみることに。
AfterShokzというメーカー名もよくは知らなかったのが正直なところなんだけど、字面では見覚えがあって、骨伝導イヤホンで結構有名なメーカーなんじゃないかな、なんて思いつつだったんだけど、改めて調べた感じでは骨伝導イヤフォンの最有力メーカーという印象!
さらに今回使わせていただけるAeropexはAfterShokzの骨伝導イヤホンのラインナップの中でも上位クラスのモノの様。
骨伝導イヤホンにこれまで興味があったけど使って来なかったのは、
- 理屈の部分を聞いてもいまいち体感が想像出来ない
- 多分ちゃんと聞こえはするんだろうけどちゃんと聞こえる!っていう程度で普通のイヤホンとは音質では勝負にならないだろう
- 普通のイヤホンよりも骨伝導の方がいい!っていう場面がよくわからない
- 実用性よりも物珍しさ、イロモノ的な存在だろう
っていうイメージが拭えなかったから。
だから自分で購入してみようという気持ちにはなってなかったんだけど、今回ついに骨伝導ワイヤレスイヤホンを初体験!
それもこれ以上ないくらい高性能な機種だから、仮に良くなくても、まあ安い機種だしな。ともならない。
コレでこんなもんならやっぱり骨伝導イヤホンはそんなもんだよな。ってなるのか、
もしくは、あー骨伝導ってこういうことかーみたいに、良いとも悪いとも言わないけど使い心地はわかったっていう程度か、
もしかしたら骨伝導すげーイイ!ってなるのか、
何にしても今まで実態がよくわかってなかったからこそとっても楽しみにしていました。
で、詳しいことは中身で書いていこうと思うんだけど、引っ張るのもアレなので結果だけ言ってしまうと、
え、まじ?すげえ!!っていう感じでした。
ご提供頂いたモノだから忖度してとかは1ミリもなくて、完全に想像を上回って来た。
日頃から僕は快適さを優先してイヤホンをシーンに合わせて色々使っていて、ブログでも紹介してるんだけど、
ちょっとAfterShokzの骨伝導ワイヤレスイヤホン Aeropexはいくつもの用途を一本でまとめて引き受けちゃうくらいイイんです。とにかく快適。
手元に届いて2週間。実際にどんな風に使って良かったのか紹介します。
2021年11月AeroPexの販売は終了して現在はOpenRunというモデルがほぼAertoPexの性能で急速充電対応モデルとして販売されています。
Shokz Aeropex 骨伝導ワイヤレスイヤホン
パッケージを開封
パッケージからも溢れる高級感!期待が高まる!
製品仕様
品番:AS800 電池:リチウムポリマーバッテリー
スピーカータイプ:骨伝導変換器 バッテリー駆動時間:最大8時間
周波数特性:20Hz~20KHz 待機時間:最大10日
感度:105 ± 3dB 充電時間:2 時間
マイク特性:-38dB ± 3dB 重量:26 g
対応プロファイル:A2DP, AVRCP, HSP, HFP 保証期間:2年間
充電電圧:5.25 V 防水規格:IP67
スピーカーインピダンス:8.5hm ± 20% バッテリー容量:145 mAh
Wireless range:33 ft (10m) 最大RF出力0dBm
周波数帯域:2402MHz~2480MHz Bluetooth® VersionBluetooth® v5.0
https://aftershokz.jp/products/aeropex
付属品一式
同梱品は
- Aeropex本体
- シリコンポーチ
- 耳栓
- マグネット充電ケーブル 2本
- 説明書類
シリコンポーチは開閉するとこにマグネットが入っていてパチっと止まる。収納もしやすい。
充電ケーブルは独自規格で他のケーブルで代用出来ないんだけど、その分2本入れてるっていう点がわかってる!っていう感じ。家の充電器と持ち運び用にっていう風にも、単純に予備としても2本あると助かる。
独自規格のマグネット式なんだけど、USB-Cになる以前のMacBookの充電ケーブルみたいな感じ。近づければパチっとくっつくし取ろうとすれば簡単に外れるしで使いやすい。
耳栓は外音がうるさい時の遮音用ということ。
初めての骨伝導イヤホンを使った感想
冒頭でも書いた通り、骨伝導イヤホンは初めて。
使うまでは何らかの理由で耳を塞げない状況とか耳が使えない時に骨伝導でも耳で聴いてるのに近い感じで聴けるよっていうことなのかなーって思ってたんだけど、驚くほど普通に耳で聴いてるように聴こえるんですよね。
実際に使ってわかったのは、
- 耳を塞いでないのに普通にイヤホンをして耳から聴いてるかのように聴こえる
- 骨伝導なのに、とかじゃなくて、普通のイヤホンとしてすごく高音質
- 大きめに鳴らせば音漏れもあるけど気にならないレベル
- 当然耳は塞いでないから外の音も聴こえて屋外でも安全
- イヤーピースのサイズとか耳の形に合わないとかないし動いてもズレない安定したフィット感
- 体に触れてる部分が少ないのと軽いから驚くほど装着してる感じがしない
と、まあ快適!ということ。これは良いモノ。
あと電源ONやOFFの時の音声が日本語なのも良いと思いました。
さて、冒頭でも書いた通り、僕はイヤホン類を色々シーンごとに使い分けてます。
例えば、外出時はノイズキャンセリングのあるAirPods Proだったり、仕事なんかをするときは周りの音も聞こえて尚且つ装着感のいいAirPods、入浴中は防水性能の高いイヤホンなどなど。
AirPodsなんかは一個で全部済まそうと思うとバッテリーが持たないけど状況によって使い分けてると充電する時間も出来るのでちょうど良くて。
そんな中、AfterShokzの骨伝導ワイヤレスイヤホン Aeropex がどんな場面での使用に向くかなと考え、実際に使ってみた時に、驚くくらい色んな場面で使いやすかったので、どんな場面で使っていたかを紹介します。
Shokz 骨伝導ワイヤレスイヤホン OpenRun はこんな場面で役立つ!
周りの音も聞こえるようにしておきたいデスクワークや家事中にオススメ!
デスクワークでも集中するためにノイキャンのヘッドホンとかで周りの音を遮断したいタイプの人にはもちろん合わないと思うんだけど、
僕の場合は周りの音も聞こえるようにしておきたい。
一人で働いてて不意な来客とか電話とかに気づかないと困るから。
そういう理由で普段は、カナル型じゃないことと、装着感の良さで、AirPodsを使用してたんだけど、
AfterShokz 骨伝導ワイヤレスイヤホン Aeropex なら同じく周りの音も聴こえるのに加えて、
- バッテリーが8時間持つ(公式サイトのスペック表には8時間の表記なんだけど、使い方にもよると思いますが、実際にはもっと持ちました。)
AirPodsは仕事中ずっとはもたないから休憩や席を外すときなんかにケースに入れてこまめに充電してた。 - AirPodsよりさらに装着感が快適。仕事中何時間も付けてても耳が痛くなったり痒くなったりしない。
AirPodsも含めて他のイヤホンだとずっと付けてると荒れたりするほどじゃないけど痒くなる。
っていう風に優れてて、今は1日で一番使用時間長いのがAeropexになってる。
同じく耳をあけておけるっていう理由で、来客や家族の声なんかにも気付きたい家事をしながらなんていう場面にもオススメ。
骨伝導なら自転車走行中でも。ジョギングなんかのアクティビティにも。
初めに言っておくと、道交法で明確にイヤホンについて書かれてる文言はなくて、これがダメでこれがOKっていうのは都道府県なんかによっても取締りの方針が違う様子。なので、骨伝導であろうとダメっていう場合もあると思う。
イヤホンなどを使用して安全運転に必要な交通に関する音声が聴こえないような状態で運転しないこと。などと表記してるところもあれば、ただ単にイヤホンやヘッドホンを使用しながら運転しないこと。と条例にしてるところもある様子で。 (参考 自転車でイヤホン走行は法律違反?知っておきたい自転車のルール)
僕の場合はといえば、毎日駅から家まで自転車に乗ってるんだけど、これまでは電車を降りるまではAirPods Proで、自転車に乗るタイミングで車道側の耳だけAirPods Proをケースに入れてもう片方はつけたままっていう感じで過ごしていて、特に止められることもないので僕の地域ではこれなら取締りの対象ではないんだろうと判断してました。
最近は自転車に乗るタイミングでAfterShokz 骨伝導ワイヤレスイヤホン AEROPEX にしてるんだけど、こちらも同じく取り締まられることはないので大丈夫そう。
片耳のAirPods Proとどちらが良いかって言うと、やっぱり両方から聴こえるっていう点ではAeropexの方がいいんだけど、自転車に乗るタイミングで出すっていう動作が入るのは面倒というところもあってまだどちらかに決め兼ねてるという感じ。
電車ではAirPods Proのノイキャンは外せない。
ただこれが電車の後の自転車じゃなくて、ただただ自転車にだけ乗るとか、自転車じゃなくてジョギングなんかのアクティビティだって言う時には明らかにAeropexを推す。
入浴中・シャワー中も防水のカナル型よりも骨伝導の方が快適だった
お風呂に入る時もイヤホンをつけていて、音楽やラジオを聴いてるんだけど、試すまでは、シャワー浴びながらだとやっぱりカナル型のイヤホンの方が聴き易くて、骨伝導だとシャワーの音で聴きづらいんじゃないかなと思ったんだけど、実際には全然そんなことなかった。
逆にカナル型の方のネックだったサイズのあってるイヤーピースをしてても多少耳の中が濡れるとか、頭洗ってるときに外れかねない(外れてイヤーピース濡らしちゃうと濡れてるやつを耳に入れなきゃならないのが嫌)みたいなことから開放されていい。
ネックバンド部分のあたりを洗う時には邪魔になるっていうのはあるんだけど、防水のBluetoothイヤホンでも完全ワイヤレスでなければあることだし、少しズラしたりして洗うのにも慣れてしまうのでそんなに気にならない。
防水性能に関してはIP67の防水規格となっていて、明確にシャワーでの使用OKなどとは謳ってないけど、MicroUSBやUSB-Cの充電端子もなければ、スピーカー部分みたいなのもないから、普通のイヤホンよりだいぶ強そうな印象。
充電ポートに水分が溜まるとアラームで通知するとなってるけど、この1週間、入浴時に付けて、出る時にタオルでギュッギュッと水分を取る程度で水もしっかり切れてアラームが鳴ったことはない。
ちなみに防水のスピーカーは入浴中に使うと反響しちゃって動画を見たりラジオを聞いたりするのには言葉が聞きづらくなっちゃう。音楽に関しては反響がむしろ良いってこともあるかもしれないけど。僕はどちらもイヤフォンの方が好み。
Shokzの骨伝導ワイヤレスイヤホン OpenRunは様々なシーンで
とまあ、実際に使ってみるとこんなに色んなシーンで快適に使えました。
初めはモノ珍しさと骨伝導がどんな風に聴こえるのか試したいっていう興味だったんだけど、手元に届いて2週間。
モノ珍しさだけだったらだんだん使わなくなってるであろう中、今はデスクワーク、家事、入浴と1日通して使い倒してるくらい。
その理由は、
- 耳を塞がない開放感と周りの音が聴こえる安全性や安心感
- フィット感の良さ、安定感、付けてて痛くなったり痒くなったりしない
- 音質の良さ、聴き疲れしない
- バッテリーが長持ち
- IP67の防水防塵性能
などなど。
そして何より驚きの高音質!あくまで骨伝導にしては、とかじゃないです。マジで。
快適さと高音質を兼ね備えてた Shokz 骨伝導ワイヤレスイヤホン Aeropex。めちゃめちゃ良いです。
2021年11月AeroPexの販売は終了して現在はOpenRunというモデルがほぼAertoPexの性能で急速充電対応モデルとして販売されています。
Shokz OpenRunを購入して追記
前に使用していたAeropexは約3年ほど使用して故障してしまいました。付けながら毎日入浴してシャワーも浴びていたので水圧などのダメージもあって普通に使用するよりも過酷な状況だったと思うので、むしろよく3年ももってくれたし、おかげで毎日音楽を聴いたりラジオを聴いたりしながら快適に入浴出来たのでとても満足していて故障には不満がありません。だからこそ改めてShokzのOpenRunを購入しました。
今後もメーカー推奨の使い方ではないし故障リスクはあると思うけど自己責任で入浴用に使い続けていく予定です。
故障してしばらくは片耳しか聞こえない状態で使用していたので、OpenRunになってやっぱりめちゃめちゃ音がいいなと感じたんだけど、あくまでこの形で、骨伝導でこんなに音がいいということで。3年前のAeropexを体験した時点ではオープンイヤー型のイヤホンでも使ったことがある中ではこんなに音がいいものはないんじゃないかと思ったくらいでしたが、
ここ1年くらいでは骨伝導ではなくオープンイヤー型のイヤホンで、オープンイヤーなのに低音もしっかり出ていて音がいいというイヤホンがポツポツ登場しています。同じShokzからもOpenFitというオープンイヤー型が出ていて、どっちがいいかと言えば音質面で言えばOpenFitの方がはっきりといいと言えます。
OpenRunには防塵防水性能の高さのメリットや、骨伝導やネックバンド式ならではの使用感、着用感などがあるので、そういう点が魅力に感じる場合は本当にOpenRunはおすすめだし、
あくまで耳を塞がなくて音がいいものというような選び方ならOpenFitなどのオープンイヤー型もいいと思います。
また、OpenRunにはAeroPexの時になかったヘッドバンドの付属品がありました。OpenRunという名前のとおり走ったりしながらの使用をShokzとしては特に意識してる表れなのかなと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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