Item: Revo 65
Rating: 4.5
Author: てず

VOLTME Revo 65 3ポート搭載 PD 急速充電器 USB-A×1 & USB-C×2をレビュー。製品をご提供頂きました。

単ポートで最大65W出力に対応。USB-C ×2、USB-A ×1の3ポート PD・QC対応急速充電器。

同じVOLTMEのRevoシリーズで最大100W出力に対応したRevo 100も以前紹介しました。

Revo 100はノートPCやタブレット、スマホなどをまとめて充電したり100Wの高出力が必要な時にはおすすめな一方で、機種にもよるけどノートPCやタブレット1台とか、それにスマホが入るとかの1、2台、あるいは3台でもiPhoneとAirPods 、Apple Watchくらいが充電できれば十分という時には一回り小さいRevo 65で十分。電源タップ上でも、荷物としても、小さく軽いに越したことはないですね。サイズの比較なども後半に画像とともに掲載しています。

側面の模様やロゴ、ポートの差し色などデザインもかっこいいし、コンセントに挿した時の安定感や扱いやすい折りたたみプラグなど、通電時に光るLEDインジケータなど使いやすさもよく出来ています。

VOLTME Revo 65W 3ポート搭載 PD 急速充電器 USB-A×1 & USB-C×2

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VOLTME

VOLTME Revo 100のレビューはこちら

VOLTME Revo 100 レビュー。最大100W出力 PD & QC対応 3ポート USB-C 急速充電器。

VOLTME Revo 100W 3ポート搭載 PD 急速充電器 USB-A×1 & USB-C×2

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VOLTME

充電環境紹介。デスク周りの充電器からモバイルバッテリー、ポータブル電源、ソーラーパネルまで

VOLTMEってどんな会社？

VOLTMEは中国深センのメーカーでVoltnex Innovations Technology の独立ブランドだそう。充電関連の分野で20年以上製造を手掛けてきたそうで、複数の有名メーカーの製品も製造しているそう。

「技術革新を推進し、お客様により楽しく、より快適で、より創意工夫にあふれた製品・サービスを提供する」ということを目指して、独自ブランド「VOLTME」を設立しました。とのこと。

主に急速充電器、充電ケーブル、モバイルバッテリー、カーチャージャー、ポータブル電源など充電に関する製品を製造販売しています。日本国内向けにはまだ販売されてる製品は少ないですが、歴史も長く扱っている製品もかなり多いようです。

VOLTME 公式サイト - 会社概要

VOLTME Revo 65 製品仕様や特徴

サイズ約 59 × 55.2 × 33 mm、重さ約 132g
次世代テクノロジーGaNⅢ搭載により圧倒的コンパクトを実現、65Wの高出力でありながらApple純正の67W充電器より50%軽量化
3ポート搭載で3台までのデバイスを同時充電。
PPS、 PD 3.0、 QC 2.0 /3.0 / 4.0など豊富な充電規格に対応。
折りたたみ式プラグを搭載。

VOLTME Revo 65W 付属品一式

同梱品は説明書やカードのみ、ケーブルなどは付属しません。

各ポート使用時の出力表

VOLTME Revo 65は使用するポートの組み合わせによって各ポートからの出力が変化します。

画像のUSBポートを上からA、C2、C1として各ポート使用時の出力をまとめました。

1ポート	C1 65W C2 - A -	C1 - C2 65W A -	C1 - C2 - A 36W
2ポート	C1 45W C2 18W A -	C1 45W C2 - A 18W	C1 - C2+A 20W
3ポート	C1 45W C2+A 15W

VOLTME Revo65 各ポート使用時の出力表

USB-AもQC3.0に対応して単体使用時には36Wもの高出力に対応。ただしQC（Quick Charge・クイックチャージ)はiPhoneなどApple製品は非対応なのでApple製品ではAポートは最大12Wになります。

おしゃれなデザイン

側面に入った模様やロゴがいいですね。模様はうっすら凸凹していてデザインもいいし触った感じも良いです。USB-Cポートの上にあるマークは通電すると白く点灯して見た目もいいし使う上でもわかりやすい。

扱いやすい折りたたみプラグ

折りたたみ式プラグで持ち運び時にプラグ部分が邪魔にならないのはもちろん、たまに折りたたみ式のプラグが引き出しづらかったりする製品があるけど、VOLTME Revo 65の折りたたみ式プラグはそんな問題もなく扱いやすく出来ています。

コンセントに挿すとインジケーターが点灯

コンセントに挿して通電するとUSB-Aポートの上にあるVOLTME Revo 100W レビューまとめインジケーターが点灯します。わかりやすくていいですね。

MacやiPadとiPhoneの充電に

Macに単体でケーブルを繋いだときはきちんと65Wの充電器と接続していると認識されているのが確認出来ました。

Macでもそんなに必要な場面ばかりじゃないし、USB-Cを2つ仕様したときは最大45W出力と最大20W出力になるので、MacとiPhoneやiPadとiPhoneなどの用途で使用するのにも実用的です。

iPhoneをUSB-C 有線接続で最大20Wの充電速度検証

充電時間 (分)	バッテリー残量 (%)
0	0
10	20
20	40
30	57
40	70
50	79
60	86
70	92
80	95
90	98
100	100

USB-C 1ポート単体で使用した時も、USB-C 2ポート使用時の2つ目(20W)のUSB-Cから有線で繋いだ時もバッテリー残量が少ないときは19W前後で充電出来ていました。iPhone 14 Proの充電が最大20Wなので正常です。

iPhone 14 Pro 充電切れからの測定で、50％程度までは19W前後で充電されて10分で20％など流石の充電速度。Appleが出してるiPhoneの高速充電約30分で50％充電に対応してるのが確認出来ました。

50％を超えたあたりから少しずつ出力が落ちていって、70％前後くらいの時には6W前後、85％あたりで3.5W前後,95%

あたりで2W前後に調節されてました。バッテリー消耗を抑えるためのiPhone側の仕様です。

普段は基本的には利便性をとってワイヤレス充電派なんだけど、こうして測定してみるとやっぱり有線充電も速くていいですね。

iPhone・AirPods Pro・Apple Watchを同時充電

3ポート使用時は一番上のUSB-Cだけ45Wで、残りはCとAで合計15W。2ポートで15Wというと少なそうだけどAirPodsやApple Watchを充電するのには十分です。iPhoneに45Wはオーバースペックだけど大は小を兼ねる的に考えてもいいしタブレットやPCにすることも出来るしと。

USB-Aは何かと低出力で充電出来る機器用にも1ポートあったほうが便利だったりも。Cポート搭載してるけどC-to-CじゃなくてC-to -Aじゃないと充電出来ない機器とかたまにあるんです。僕が使ってるのだとアロマディフューザーとかマッサージ器とか。

画像のApple Watchの充電器は、Apple Watchの充電に対応してるモバイルバッテリーでパススルー充電にも対応してるので、Apple Watchを充電しおえるとそのままモバイルバッテリーも充電出来ます。

VOLTME Revo100とRevo 65の比較

	Revo100	Revo65
サイズ	約 61.5 × 64.5 × 33 mm	約 59 × 55.2 × 33 mm
重さ	約 176 g	約 132 g
最大出力	100W	65W
価格	7,580円	5,480円

VOLTME Revo100とRevo 65の比較

サイズは一回り程度の違い、厚みは一緒です。僅かな違いでもあるけど、少しでも持ち物を軽くしたいとか、ポーチなんかに納める時には少しでも小さい方が良かったり、電源タップ周りでも他の充電アダプタなんかもあったりするとやっぱり少しでも小さい方が嬉しかったりしますよね。価格差もあるので、用途にあってればRevo 65を選ぶといいですね。

逆に出力高めが要求されるとか、とりあえず大きい方が良さそうという感じならRevo 100を。

Revo 100のレビューはこちら。

VOLTME Revo 100 レビュー。最大100W出力 PD & QC対応 3ポート USB-C 急速充電器。