
PITAKA UltraGuardケースをレビュー。iPhone 17 Pro用の製品をご提供頂きました。
先日紹介したPITAKAのiPhone 17 Pro用ケース Ultra-Slim Caseは薄型と軽量に特化したタイプでした。UltraGuardケースは保護性能を重視したタイプ。
アラミド繊維とTPUケースを一体化した米国防総省制定のMIL-STD-810H規格準拠の頑丈な設計で軍用グレードの保護ケース。Ultra-Slim Caseでは剥き出しだったボタン周りもしっかり覆われて傷のつきやすいiPhone 17 Pro / Pro Maxのアルミボディでも安心。
UltraGuardケースはiPhone 16シリーズ用にも展開されていましたが、iPhone 17 Pro/Pro Maxシリーズ用のモデルは新しく独自の「鯱樹脂」をアラミド繊維と融合。強度が200%向上・耐衝撃性能が2倍に強化されているそう。
それでいてUltra-Slim Caseほどではないにせよ十分軽量です。
また、デザイン面でもiPhone 16 シリーズ向けのモデルではケースの目立つ箇所に配置されていたロゴが、側面上部のさりげない配置に。2024年12月にPITAKAのロゴ変更もあったことと合わせて、ケースに溶け込んだものになりました。
ケースをつけても剥き出しになりがちなiPhone 17 Pro / Pro Maxのカメラ周りを保護しつつカラーもカスタマイズできるブラックのレンズカバーを合わせてつけた場合の外観も紹介。ブラック系のないiPhone 17 Proをまるでブラックカラーのように使えるんですが、レンズカバーが1mmにも満たないくらい僅かにケースのカメラフレームを飛び出してしまっています。

PITAKA UltraGuardケース 製品仕様


| ブランド | PITAKA |
| 製品名 | UltraGuardケース |
| 素材 | アラミド繊維・TPU・特殊樹脂 |
| 重さ | 約 31.2 g (iPhone 17 Pro用 実測) |
| 厚み | 約2mm |

ケース内側。薄いフェルトのような素材が貼られています。保護性能を重視しつつもUltra-Slim Caseほどじゃないにせよ厚みを感じさせず十分薄型。厚みは約2mm。
アラミド素材と独自素材「鯱樹脂」を融合

iPhone 17 Proに装着。PITAKAの定番デザイン 600D黒/グレーモデル。表面素材はアラミド素材と海洋食物連鎖の頂点に立つ鯱(シャチ)の皮膚構造から着想を得たという独自の高性能樹脂「鯱樹脂(しゃちじゅし)」を融合させたといい、強度が200%向上、耐衝撃性能が2倍に強化されてるそう。
Ultra-Slim Caseはアラミド繊維を織り込んでることでの立体感からザラザラした手触りでしたが、UltraGuardケースは鯱樹脂(しゃちじゅし)と融合させたということからか素材の立体感は感じずサラサラした手触りです。
アラミド繊維とTPUケースを一体化

側面までアラミド繊維が覆いつつTPUケースとの継ぎ目を感じさせない完全に一体化したシームレスなデザイン。
アラミド繊維と鯱樹脂を融合した表面素材と、TPUケースを一体化した頑丈な軍用保護グレードケースです。TPUケースは柔軟さも併せ持っているのでiPhoneとの着脱もしやすいです。
ボタンカバーもついてUltra-Slim Caseのような剥き出し部分がないのが安心。iPhone 15/16のPro / Pro Maxシリーズはチタンフレームで剥き出しになっていても簡単には傷つきませんでしたが、iPhone 17 Pro / Pro Maxシリーズはアルミボディなので、簡単に傷がつきます。それはそれで良いという人はいいけど、傷を避けたいならボタン周りもしっかり覆われているタイプの方が良いですね。
ケースに溶け込む配置と新デザインのロゴ

デザイン面でも、以前はボディの下部にドンとあったロゴが側面上部へ移動、さりげない配置やケースカラーに馴染んだ色と新しいデザイン性のあるロゴで見た目もおしゃれになったように思います。ボタンやカメラフレームなどのカラーもケースと合わせて一体感のあるカラー。
ガラスフィルムを貼ってもフチの方が高くなる設計

Ultra-Slim Caseはガラスフィルムの厚みによってはケースのフチよりもガラスフィルムが高くなってしまっていましたが、UltraGuardケースはガラスフィルムが貼ってあってもフチの方が高くなっていてこの面でも安心。

ポートやスピーカー周りも最低限しか空いてません。
PITAKA MagEZ Grip 3と合わせて使う

PITAKAからはケースだけでなくケースと合わせたデザインのアクセサリーも販売されています。こちらは今回新登場ではないけど、MagEZ Grip 3もその名の通りバージョンアップを重ねて3代目。リングが2つ連なったバージョンになっています。

手に持つ補助リングや、スタンド用途に。

リングが2つなので1つタイプよりも角度に自由が利きます。正直な話、他のスマホリングでより気に入ってるものがあるのでMagEZ Grip 3は今は使ってないんですが、ケースと合わせたデザインで使えるのが魅力だと思うので、統一感を出して使いたい人向け。PITAKAからは他にもアクセサリー類があるし今後も出ることがあると思うし、そういう点も非常に楽しみです。
レンズカバーでカメラ周りの保護とカラーのカスタマイズ

iPhone 17 Proには黒系のカラーがなかったのでシルバーを購入しましたが本当はブラックが欲しかった。ということでケースをつけた時に剥き出しになるカメラ周りの保護とブラックカラーへのカスタマイズを兼ねてレンズカバーを購入してみました。プレート部分はアルミ合金、レンズ部分は強化ガラス製。テープは3M製だそう。
ど 正直シルバーで見慣れてしまうとシルバーでもいいなと思うし、ブラックをつけて慣れるとやっぱりブラックかなとも思うし、あと合わせて持つアイテムが黒系だとやっぱり色々一緒に置いたときに黒の方が馴染むなとも思ったりします。
黒に限らずいろんなカラーのレンズカバーがあるので組み合わせを楽しむのも良いと思います。iPhone 17 Proが手元に届く前から注文してあったレンズカバーで発売日に手に入れてからわりとすぐに使っていますが、写真や動画の撮影、ライトやフラッシュ使用などへの影響は今のところ感じていません。ただケースのカメラフレームよりも1mmに満たないくらいわずかですがレンズカバーが飛び出してしまっています。
ほかにもどんな影響があるかわからないので自己責任で。
iPhone 17 Proのカメラレンズ周りの保護+カラーをカスタマイズ。SeGinn アルミ合金+強化ガラス製 レンズ保護カバー レビュー。
Ultra-Slim Case・ProGuard Caseとの比較

ここまでPITAKAのUltra Guard Caseをレビューしてきました。
PITAKAのアラミド繊維素材のiPhoneケース。iPhone 17 Pro / Pro Max シリーズのケースは3タイプが展開されています。
極薄軽量タイプでケースなしに高い使用感のUltra-Slim Case。デザインもiPhone 16 Pro / Pro Maxの時よりも洗練されたものに。スリムな使用感が本来一番好みではあるんですが、傷のつきやすいアルミボディのiPhone 17 Pro / Pro Maxには少し不安もあります。
その点今回紹介したUltraGuard Caseは軍用グレードの保護性能を持ちながら十分軽量。iPhone 17 Pro / Pro Maxではより安心して使えるし、鯱樹脂と組み合わせたアラミド繊維のサラサラした手触り、TPUケースの継ぎ目のわからない一体化デザインや新しいロゴと配置など、保護性能以外も良い感じ。デザインも保護性能も、というポジション。
同じく軍用グレードの保護性能重視なタイプでProGuard Caseもラインナップ。フレームのアラミド繊維とTPUケースの継ぎ目がわからないUltraGuard Caseに対して、ProGuard Caseはアラミド繊維は背面のみでフレームはTPU。4角がアーチ型構造になってるのが特徴で、落下時の保護耐性は最も高くなっています。UltraGuard Caseの方がおしゃれな感じで、ProGuard Caseの方がより頑丈さを感じるデザイン。
普通に使う上ではUltraGuard CaseもProGuard Caseも保護性能は十分に感じるので、より重視したい要素があるかどうかやデザインの好みなどで選ぶと良いかと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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