
BLUETTI AC70をレビュー。製品をご提供頂きました。
768Whと大容量なポータブル電源。大容量だけあって出力もAC1000W(瞬間最大1500W)そしてコンセントやソーラーパネルからのポータブル電源本体の充電も早い。
この容量でもデスク上に置いて使える意外とコンパクトなサイズでデザインもかっこよく良かったです。以前にも提供頂いてBLUETTIのEB55というポータブル電源を使用していて、当時はデスクで使うならこれくらいの方がと思っていましたが、実際に使用してみるとAC70も全然デスクに置けるし、入力も出力もより大きな電力が使えるようになって快適そのもの。
普段使いしながら、日中はベランダに置いてるソーラーパネルに繋いで充電。ソーラーパネルも前に使用していたポータブル電源よりも入力できる電力が大きくなったので200Wのソーラーパネルを2枚繋げるようになって充電が早いので充電頻度も減って楽になりました。普段使いしてるからこそ、ポータブル電源本体への充電が早いのは非常に使いやすく感じますし、ソーラーパネルでの充電が早いのはいざという時の備えとしてもますます心強い。
インテリアなどにも馴染みやすいデザインとして日本限定モデル AORA 80も展開されています。AC70と変わらないスペックでデザイン違い。
BLUETTI AC70 製品仕様


ブラックカラーのかっこいいデザイン。以前提供頂いたEB55よりも一段とカッコよく好みです。

ブランド | BLUETTI |
製品名 | AC70 |
バッテリー情報 | |
容量 | 768Wh |
電池の種類 | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
充放電サイクル数 | 3,000回以上 |
長期保管 | 3〜6ヶ月ごとに80%まで充電 |
マネジメントシステム | BMS(バッテリーマネジメントシステム) |
出力 | |
AC出力 | 2 x 100V/10A、合計1,000W |
AC出力タイプ | 純正弦波 |
瞬間最大出力 | 2,000W(電力リフト機能) |
USB-C | 2 x (5/9/12/15/20V, 3A; 20V, 5A) |
USB-A | 2 x 5V/2.4A |
DC出力 | 12V/10A |
入力 | |
AC入力 | 最大900W |
ソーラーパネル充電 | 12-58V、最大500W |
シガーソケット充電 | 12V/24V |
一般 | |
パススルー充電 | 対応 |
重量 | 約10.2kg |
本体サイズ | 314mm × 209.5mm × 255.8mm |
充電温度 | 0℃~40℃ |
放電温度 | -20℃~40℃ |
保管温度 | -20℃~40℃ |
保証期間 | 5年間 |

さらにインテリアなどにもなじみやすい日本限定モデルとしてAORA80もラインナップされています。
出力も入力もハイパワー

ポート類は前面に集まっていて、嬉しいのは最大100W出力のUSB Type-Cが2ポート搭載されているところ。AC出力のコンセントが2つしかないのは控えめな印象ですが、実際に使っていて2つあればまあ足りないこともないので良いのかなという感じ。

付属品はAC充電用の電源ケーブル、ソーラーパネル充電用のケーブル、シガーソケットから充電するケーブル、接地用ネジ。

前面左上にカバー付きでDC入力とシガーライター出力ソケットが配置。

本体右側面にAC入力のコンセントとアース用端子。

AC電源ケーブルを接続して本体を充電。AC電源で急速900Wの充電モードだと768Whもの電源容量が45分で0〜80%まで充電できるそう。普段使いでは標準モードで約2時間でフル充電、あるいは静音モードなども用意されています。
パススルーやUPSにも対応しているのでコンセントに繋ぎっぱなしで使用しながらいざという時に備える用途にも。
ソーラーパネルからの充電も早い!

ソーラーパネルからも最大500W充電。実際に以前ご提供いただいたBLUTTIの200Wのソーラーパネルと、他社の200Wのソーラーパネルを繋げて最大400Wの状態で普段から充電しています。(実際にはそれぞれ良い日の当たり具合の時に150Wに届かないくらい。曇っててもそれぞれ数十Wとか出るので数年前から普段使いの家の色々な充電をこれでまかないつつ、いざという時の備えにも。という感じで使ってます。)別のポータブル電源だと電圧や電流の問題で2枚のソーラーパネルは使用出来なかったんだけど、AC70なら問題なく使用出来て、晴れの日に繋いでおけばあっという間にフル充電。非常に使いやすい。

アウトドア用途などで使う人もガンガン家電を使いながらソーラーで継ぎ足し充電という感じで使うならソーラーパネルも100Wだと心許ないと思います。できれば200W。予算や詰むスペースがあるなら200Wを2枚などいけるといいと思いますが、実際にとりあえず最低限のラインで使用しながら揃えていくのも良いと思います。
なお2023年の頭くらいから毎日のように使ってきたBLUETTIのEB55もバッテリーの減りが少し早くなった感じはありながらもまだまだ現役で全然使えています。この辺りはさすがリン酸鉄リチウムイオン電池だからかも。2022年に頂いたEcoFlowのリチウムイオンのポータブル電源はしばらく前に使えなくなってしまいました。
スマホアプリ対応。

アプリにも対応して充電状況の確認や詳細なモード設定操作など。以前のBLUETTIのポータブル電源はアプリ非対応でした。アプリ対応で現在のモードや切り替えなどわかりやすくて使いやすい。
デスクでの普段使いから、アウトドア、防災グッズにも。

日頃からデスクで普段使いしつつ、レジャーに持ち出したり、防災グッズとしていざという時に備えたり、1台あると便利だし安心できるアイテムです。
BLUETTI AC70 レビューまとめ

BLUETTI AC70 をレビューしました。
まだポータブル電源をそれほど使っていなかった頃は、あんまり大きすぎるモノよりも最低限のサイズでとりあえず揃えて、必要なら買い足して、大きなのが1つより、小さなのが複数ある方が置く場所や用途で分散できて便利では?と考えたりしました。
が、いざ普段使いしてみると容量の大きなものはただ容量が大きいのではなくて、出力や入力で扱える電力も大きくなるので、断然使いやすい。逆に容量の少ないものは、無いよりはもちろんマシだけど、いざという時の電源としては意外とあっという間になくなってしまうものでもあります。
今は予算や置く場所とか物理的に動かせるかとかが許す範囲でならなるべく大きいものであるに越したことないなと思います。そういう意味ではAC70よりさらに大きいものを選ぶのも全然アリ。でもこの容量でもデスクにおいて普段使いできるというのは意外とコンパクト。気軽に家の中でも移動させたりするのにもこれ以上重くなるとちょっと大変に思うので、そういうあたりでも良い選択肢になりそうです。
カラー違いでインテリアなどにもなじみやすい日本限定モデルとしてAORA80もラインナップされています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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