
Project ComfyのApple Pencil ペン先 「Pencil Tips」シリーズを提供頂きました。
- ボールペンタイプのPencil Tips Ball Pen
- シャープペンシルタイプのPencil Tips Pro
- シャープペンシルタイプの書き心地で装着がネジ式になったPencil Tips SCREW
- 滑らかな書き心地に金属パーツの高級感・かっこよさ。耐久性も随一のPencil Tips Metal
- Apple純正タイプのPencil Tips Real Feelは程よい好みの摩擦感をプラス出来るカスタムTip付き

どれもそれぞれの特徴があり、Apple純正に似せたタイプ以外はペン先が細いのは共通(より細いとかの違いはあるけど)。なめらかにサラサラ書けるタイプと、程よい摩擦があって丁寧に書きやすいタイプなど書き味の違いや替え芯がねじ式になってるタイプ、金属タイプなどなど。全てApple Pencil第1世代、Apple Pencil第2世代、Apple Pencil USB-C、Apple Pencil Proに対応。
書きやすさ、書き心地の良さは細いペン先が好みならまずApple純正のペン先よりも書きやすいと言えると思います。その上でどれが良いかは用途や好み次第。僕自身はっきりとこれが良いと言い切るのが難しく、なめらかな書き味のタイプでサラサラかけるのが好みかなと思っていたけど丁寧に書こうと思うと程よい摩擦のあるタイプの方が書きやすく、どちらを使ってもやっぱりこっちのタイプが好きかなと感じます。
それぞれの特徴や比較などしながら紹介していきます。
Project Comfy Pencil Tips Ball Pen 4種入り (ホワイト・クリア)

本物のボールペンの書き心地・形状を徹底追求したというボールペンタイプ。ペン先のカラーがホワイトとクリアの2種展開。

ケースの中にペン先が4本。収納ケースもそのまま使えるのが嬉しい。

「スラスラタイプ」はコーンチップ型のボールペン形状。ペン先の短いタイプと長いタイプの2種類。
「カリカリタイプ」はニードルチップ型のボールペン形状で2Bと4Bの2種類。合計4種類のチップがセット。

↑はホワイトとクリア、共にスラスラタイプの長いほう。純正のApple Pencilのペン先と比べると真の先の細さは明らか。

Apple Pencilに取り付け。ホワイトかクリアかは見た目の好みで。

実際に使用すると確かにスラスラタイプは摩擦を感じずなめらか。表記どおりスラスラと書けます。カリカリタイプはしっかり摩擦感があって止めやハネなど一画一画丁寧に書くのにはより書きやすく感じました。実際のところ書き心地はハッキリと違うけど、僕の場合は書ける字はそれほど変わらずあくまで書き心地の違いという感じでした。文字の太さとかはiPad側でのApple Pencilの設定によりますし。
どちらも先端が細く非常に書きやすいし本当にボールペンの様。
このあと紹介するシャープペンシルタイプやSCREWタイプはカリカリタイプに近いし、メタルはスラスラタイプに近いと感じます。
僕の場合、はじめはスラスラタイプが好みかなと思いましたが、イラストなどではなく画像やPDFに文字を書き込んだりという用途が多くて、丁寧に書きたい時はカリカリタイプの方が書きやすいかなと、特にペーパーライクフィルムを付けてるiPad miniではそう感じました。
逆に普通のフィルムのiPadでサラッとした書き心地も悪くはないのでどちらが良いとは言い切りづらい感じです。単純に好みでも分かれると思うし、文字を書くのか漫画やイラスト、そのほか用途によっても向き不向きがあるのかもしれません。僕自身はどちらもApple Pencil純正のペン先よりも格段に書きやすいと感じました。
一つの商品で4種類の使用感を試せるので、まずは色んな書き心地を試してみたい人にも良いですね。
Project Comfy Pencil Tips PRO (ホワイト・クリア)

続いてシャープペンシルタイプのProject Comfy Pencil Tips PRO。

こちらはケースの中にカプセルに入ったペン先と替え芯のセット。

それぞれペン先と2種類の替え芯が入っています。黒い方がしっかりタイプ(2B)、グレーはさらっとタイプ(HB)。替え芯がたくさん付属。引っ張るだけで綺麗に切り離すことができました。芯はウレタン樹脂で出来ているそう。
僕自身はApple Pencil自体はほぼ毎日使うものの、書き込みの量や頻度は少ないのであまりペン先の消耗が気になったことはなく、替えのペン先を購入したことはないですが、ガシガシと描きまくるユーザーにもこれだけ芯がついていたら心強そう。

芯はペン先に差し込むだけで取り付け完了。抜くのも爪の先で挟んで引き抜くだけで簡単に抜けました。一方で試用中に不意に抜けてしまうと言うことは全くありませんでしたが、Amazonのレビューなど見ると持ち運びで抜けてしまったと言う声もありましたし、この後紹介するSCREWという抜けづらいタイプをあえて作ってるくらいなので運用方法次第では抜けるのが気になるのかもしれません。使ってる限り書いてる最中に抜けてしまうことはまずないように思うんですが。

Apple Pencil 2に取り付け。芯が出て確かにシャープペンシルのよう。書き心地も程よい摩擦があってカリカリとそれらしく、ペン先も純正より細いのが非常に書きやすいです。

黒い方がしっかりタイプ(2B)、グレーはすらすらタイプ(HB)とありますが、どちらもあまり差を感じないくらい程よい摩擦感があって書きやすいです。HBはすらすらタイプとありますが、先に紹介したボールペンタイプのスラスラタイプと比べるとこちらの方が摩擦感があります。すらすら感ならボールペンタイプやメタルの方が合ってるかなと思います。
ボールペンタイプとシャープペンシルタイプのペン先を比較

Project Comfy Pencil Tips SCREW (ホワイト・クリア)

SCREWタイプはPencil Tips PRO(シャープペンシルタイプ)の芯が差し込むだけだったのに対して、ペン先への芯の装着がネジのようにしっかり締められるタイプ。芯が抜けてしまうことなく使えます。

ケースとペン先、すでにSCREWタイプの芯が取り付けてあります。製品版はしっかりタイプ(4B)とすらすらタイプ(2B)の替え芯が3本ずつ付いてくるようですが、今回頂いたサンプルには装着済みの芯1つしか入っていませんでした。

販売サイトの画像と見比べた結果入っていたのはすらすらタイプのようです。よく見ると先の方がネジ式になってるのがわかります。

外すとこんな感じ。

書き心地はPencil Tips PROと同じように、すらすらタイプであっても、ボールペンタイプのすらすらタイプよりも摩擦感があって止めやハネなど一画一画書きやすいです。

シャープペンシルタイプとSCREWのペン先を比較

Pencil Tips PROと比べると、Pencil Tips SCREWはネジ式で外れないし、芯を抜き差しするよりも楽。芯部分はより細めになってます。ただ芯の細さはPencil Tips PROでも十分に書きやすく、書きやすさに関して差は感じませんでした。
摩擦感のある書き心地タイプでPencil Tips PROよりも少し細い芯先、芯の抜けが起きない構造が特徴。2種類の替え芯が3本ずつ付いて、芯は使い方によると思いますが、販売サイトでは一本で最長8週間持つという記載があります。とにかく描く量が多いとか圧が強くて消耗が早い人でランニングコストを抑えたい人はPencil Tips PROを選ぶのも良いかもしれませんが、逆にそれだけ消耗して交換が多い人はSCREWの方が交換が楽とも言えるので、予算や利便性などどれを取るかになりそうです。
Project Comfy Pencil Tips Metal (メタル) 2個入り

Pencil Tips Metal。一番高級感を感じる佇まい。Pencil Tips PRO、Pencil Tips SCREWと摩擦感のある書き心地のペン先が続きましたが、こちらは滑らかな書き心地のタイプです。

ケースに2個のペン先が入っています。

替え芯やカラーの違いなどがないので今回は純正のApple Pencil 2のペン先と並べました。
芯部分は高密度の金属素材で純正のペン先の3倍の耐久性だそう。
またApple Pencil本体の着脱部分も金属製なことで高いフィット感・一体化感の実現や、落とした時などのApple Pencil本体の接続部分の保護にもなっているそう。僕自身は経験ありませんが、ペン先によって樹脂部分やネジ部分が折れたりひび割れたりしてしまうことがあるそうで、ヘビーに使う人には大事な点かもしれません。

今回紹介しているペン先の中で随一の高級感!かっこいい!

書き心地はとても滑らか!ここまでで紹介した摩擦のある書き心地のものも丁寧に書くときに書きやすさを感じるし、そこからメタルに切り替えると滑らかさが素晴らしいと思うし、どちらの方が良いというものでもないと思います。好みや用途、気分で使い分けてもいいと思います。
MetalとBall Penのペン先を比較

Pencil Tips Metal と同じく滑らかな書き味Pencil TipsBall Penのさらさらタイプのペン先を比較。書き味だけならかなり近いものに感じます。
Project Comfy Pencil Tips Real Feel

最後に紹介するPencil Tips Real FeelはApple純正のペン先と同素材を使用して純正品と見分けがつかない、書き心地も同等を目指したという製品。ペン先に装着して書き心地を調節出来るカスタムチップ付き。

ケースの中にペン先とカスタムチップが3個ずつ。

左に置いてるのが純正のペン先。ケースに入ったProject Comfy Pencil Tips Real Feelのペン先は少し黄色がかっています。カスタムTipは2B(青)・3B(黄色)・4B(赤)の3種類。カラフルでどれがどれかわかりやすい。

ペン先だけとカスタムTipを装着したもの。カスタムTipはただ被せるでしっかり装着できます。

Pencil Tips Real Feelのペン先だけのものは本当に純正と遜色ない同等の書き心地に感じます。純正のペン先は4つで3,000円くらいするのに対して、こちらは3つで1,000円程度でカスタムTip付きなので純正の使用感でペン先のランニングコストを抑えたい人にはとてもおすすめできます。
カスタムTipは装着することで摩擦が上がり、ペン先も太く。好みで使い分けられますが、僕自身は他のペン先のような細いタイプが使いやすいと感じるのであまり魅力は感じませんでしたが、このタイプが好みとか、用途によってはこれがハマる!という使い方もあるのかなと思います。
Project Comfy Pencil Tips レビューまとめ

Project Comfy Pencil Tips シリーズを紹介しました。ボールペンタイプやシャープペンタイプ、スクリューやメタルなどはどれも細いペン先で非常に書きやすく、それぞれスラスラタイプやカリカリタイプなど記載通りの書き心地。すらすらタイプを使った後だとカリカリタイプもやっぱりいいなと思うし、その反対も。今は主にMetalとScrewを気分で使い分けていますが、僕にはどれもApple純正のペン先よりも好みの書き心地でした。見た目もペン先の細いタイプが見慣れるとApple純正のペン先が少し野暮ったく見えてきますね。

そしてApple純正が好みの人には純正に近いタイプが本当に同等の書き心地でした。
Project Comfy Pencil Tips Ball Penはボールペンタイプ。滑らかな書き味のスラスラタイプと程よい摩擦感で丁寧に書きやすいカリカリタイプのセット。
Project Comfy Pencil Tips Proはシャープペンシルタイプ。2種類の程よい摩擦感のある書き心地。芯は差し込むだけ。たくさん付属してランニングコストも良さそう。
Project Comfy Pencil Tips SCREWはシャープペンシルタイプと同系の書き心地で少し細めの芯。装着がねじ式タイプ。2種類の芯が3個ずつセットに。
Project Comfy Pencil Tips Metal はサラサラタイプの書き心地に金属パーツの高級感・かっこよさ。耐久性も。
Project Comfy Pencil Tips Real FeelはApple純正と同等の書き心地を追求したモデル。程よい好みの摩擦感をプラス出来るカスタムTip付き。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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