
Aulumu M01 Qi2対応 4in1 ワイヤレス充電器をレビュー。製品をご提供頂きました。
Qi2対応iPhone・Apple Watch・AirPodsのワイヤレス充電器に最大10W出力のUSB-Type-Cポートを備えた4-in-1充電器。

高い充電性能に、ターンテーブルのようなデザインのかっこいい外観。アームを動かして平置きタイプの充電パッドにも、充電スタンドにも。搭載されているライトはただ充電状況を知らせるだけでなく呼吸するように光る心地良いアンビエントライトモードや3段階調光に対応して部屋環境のアクセントにも。
メリット・デメリット・製品仕様や実際の使用感、有線・Qi2・QiでのiPhone 16 Pro 充電速度比較やApple Watch充電器の5Wと3Wの比較なども紹介しています。
AULUMU(オルム)からは他にも製品提供頂いてまとめて紹介しています。

AULUMUのiPhone・AirPods・Apple Watchアクセサリー 7製品まとめて紹介。
Aulumu M01 Qi2対応 4in1 ワイヤレス充電器 製品仕様


ブランド | Aulumu |
製品名 | M01 Qi2対応 4in1 ワイヤレス充電器 |
サイズ | 約 173 × 84.5 × 13.5 mm |
重さ | 約 260 g |
出力 | スマホ用充電パッド Qi2 最大15W ワイヤレスイヤホン充電パッド Qi 最大5W Apple Watch 最大5W USB Type-C 最大10W |
その他 | 過充電保護機能・異物検知機能・ライトコントロール |
付属品 | M01 Qi2対応 4in1 ワイヤレス充電器本体・USB Type-C to Cケーブル・収納袋 |

Aulumu M01 Qi2対応 4in1 ワイヤレス充電器。ターンテーブルのようなデザイン。Qi2の充電パッド周りやアーム部分はアルミ合金・ワイヤレスイヤホン充電パッド周りはポリカーボネート。
側面には放熱口で熱対策も。ファンが回ったりはしませんが実際にこの1ヶ月ほど使用していてもそれほど熱くなることはありません。

底面には滑り止めが貼られています。

USB Type-Cは入力と出力用の2ポートを搭載。出力は最大10Wと控えめ。入力のUSB Type-Cポートに給電用のケーブルを繋いで使用します。

通電するとライトが白く点灯して待機状態に。
待機中もライトコントロールのボタンからライトのオンオフ、オレンジにして3段階の照度切り替えなど出来ます。
平置きのワイヤレス充電パッド時は完全フラットになっていないようで上から端を押すと少しガタつきがあります。普通に充電する時に気になるほどではなく、あえて調べようとしなければわからない程度。

アームを起こすとワイヤレス充電スタンドに。アームもパッド部分も回転するけど角度によっては前に重心がかかりすぎてiPhoneの重さと合わさると倒れてしまうので注意。

スマホ用の充電パッド部分にはQi2の表記も。前モデルがほぼ同じ見た目でQi規格なので購入を考える場合にはQi2表記があるか注意を。

下部にはApple Watch用とワイヤレスイヤホン用の充電器。さらにライトはただ充電状況を知らせるだけでなくアンビエントモードや調光機能付き。本体デザインにライトのアクセントでちょっとした照明付きのインテリア小物にも。ライトの上にライトコントロール用の黒いボタンが配置されています。
ライトコントロールのボタンを2度押しで呼吸する様に点滅するアンビエントモードのオンオフを切り替え。1度押しでアンビエントモードオン時はライトのオンオフ、アンビエントモードオフ時はライトの照度3段階+オフを切り替え。

充電を開始するとライトがオレンジに。他の画像も含めてライトの色が黄色く写ってしまってるけど実物はもっとオレンジ色に点灯しています。ライトの色は販売ページの公式の画像で確認出来ます。
最大4台同時充電

複数台充電できる充電スタンドとしてはコンパクトな部類だけど、iPhone・Apple Watch・ AirPodsなどの3台同時ワイヤレス充電に加えて、出力用のUSB Type-Cポートを使えば最大4台同時充電が可能です。

USB Type-Cポートは最大10W出力なのでそれほど出力を必要としないとか、ゆっくりでも一晩繋いでおいて充電が終わってれば良いとかの用途むけ。

Apple WatchとAirPods Proをおくとせっかくのライトが見えづらくなりますが、

スタンド使用時なら斜めに置くとかちょっと工夫すればライトが見えるようにも。
ワイヤレスイヤホンのQiワイヤレス充電パッドはマグネット式ではないのであんまりガチャガチャ動かして位置ズレしないように注意。

ワイヤレス充電パッドとして使う場合は3台置いてライト見えるようにするにはApple Watchのバンドを外すしかなさそう。公式でも使い方としてバンド部分を外す使い方を案内してるけど、実際普段使いでいちいちバンドを毎回外すのは現実的じゃないように思います。

有線・Qi2・QiでのiPhone 16 Pro 充電速度比較

スマホ用の充電器部分は最新のワイヤレス充電規格「Qi2」に対応。Qi2はマグネット式のワイヤレス充電で、従来のワイヤレス充電規格 「Qi」ではiPhoneへのワイヤレス充電は最大 7.5Wだったのに対して Qi2 は最大15Wに対応。
実際にどれくらい充電が早いのか充電速度を測定しました。別の記事用に測定した有線30Wでの充電時とQi7.5の充電器の結果もあったので比較用に掲載。充電量は様々な要因で変動するのであくまで一例としてご覧ください。
充電時間 | 有線最大 30W | Qi2 Aulumu M01 | Qi 充電器 |
---|---|---|---|
0 (分) | 0 (%) | 0 (%) | 0 (%) |
10 | 20 | 12 | 10 |
20 | 37 | 28 | 18 |
30 | 53 | 43 | 26 |
40 | 65 | 54 | 34 |
50 | 74 | 62 | 42 |
60 | 80 | 70 | 49 |
70 | - | 79 | 57 |
80 | - | 80 | 65 |
90 | - | - | 72 |
100 | - | - | 79 |
110 | - | - | 80 |
iPhoneの設定で80%までしか充電されないようになってるのでそこまでの測定結果です。
iPhoneはバッテリーへの負荷を抑えるためにバッテリー残量や発熱具合など様々な要因で充電残量をコントロールするので、ずっと一定では充電されません。最大30Wの有線の充電は当然早いですが、とはいえ、10分ごとの充電出来た量を比べると、Qi2よりも明らかに早いのはバッテリー残量40%程度まで。後半はどの方法もそれほど変わらない速度で充電出来ています。
バッテリー残量が少ない時ほど急ぎで充電したいと思うので、少ない時に早いに越したことはないし、30分で53%/43%/26%というふうにみるとそれぞれ差は感じるものの、有線30WとQi2を60分で80%と70分で79%とみるとそれほど大きな差という感じはしません。有線に比べてケーブルのわずらわしさや準備や片付けが不要というメリットもある。それでいてQiと比べると同じ79%に到達するのに70分と100分なので大きな差があると言えると思います。
とはいえ、据え置きの充電器なのでデスクや寝室などで長時間充電する使い方の人ならそれほど気にならないかもしれません。結局のところ用途や好みでどこに重きをおくかですが、1つの判断材料として充電速度を計測してみました。
Apple Watch 充電器 最大5Wと3Wを比較

Aulumu M01 Qi2対応 4in1 ワイヤレス充電器はApple Watchを最大5Wで充電。充電器によっては最大3Wのものもあるので、これも以前測定した3Wの充電器での測定結果と比較してみました。
充電時間 | 5W | 3W |
---|---|---|
0 (分) | 0 (%) | 0 (%) |
10 | 7 | - |
20 | 14 | 9 |
30 | 24 | 15 |
40 | 34 | 22 |
50 | 46 | 28 |
60 | 55 | 36 |
70 | 64 | 43 |
80 | 73 | 49 |
90 | 82 | 56 |
100 | 90 | 62 |
110 | 98 | 69 |
120 | 100 | 76 |
130 | - | 82 |
140 | - | 88 |
150 | - | 93 |
160 | - | 100 |
5Wの方が早いのは当然の結果ですが、ちゃんと3Wのものよりも早く充電出来てるのを確認出来たというところに意味があるのと、明らかに充電速度に差があるので寝る時に一晩一気に充電するという人にはあまり関係ないけど、隙間時間などで充電して寝る時は睡眠ログをつけるから着けて寝るというような人には5Wで充電できるのは大事なポイントだと思います。
僕の場合は睡眠ログを取りたいというよりは朝つけ忘れたりモタモタしたくないのでなるべく寝る時に付けてるという感じで、入浴時や仕事中の長時間デスクに向かってる時なんかに充電しています。
充電だけじゃない照明小物にも。アンビエントライトモード搭載。

Aulumu製品はどれもデザインがかっこいいけど、かっこいいだけでなく他にはあまりない機能も備えていて見た目も機能性も、という製品が揃っています。M01 Qi2対応 4in1 ワイヤレス充電器もすでに紹介した通り4台同時充電にQi2や最大5WのApple Watch充電など充電性能も十分に良く、見た目のデザインもかっこいい。

それに加えて、充電時に点灯するライトはただ充電状況を知らせるために点灯するだけでなく、呼吸するように点滅するアンビエントライトモードや3段階の調光機能を備えていて照明効果のアイテムとしての魅力も。
もちろん照明が不要な場合にはオフにすることもできます。

Aulumu M01 Qi2対応 4in1 ワイヤレス充電器 はこんな人におすすめ

Aulumu M01 Qi2対応 4in1 ワイヤレス充電器 をレビューしました。
- Qi2対応
- Apple Watch充電も最大5W
- 最大4台同時充電
と、充電性能も高く、
- かっこいいデザイン
- 用途や好みに合わせて変形
- おしゃれなライト
などかっこいい充電器としても、あるいは部屋の雰囲気を作るようなインテリアや照明小物としても使える。
欠点としてあえて挙げるなら、
- 高価
- フラット使用時のわずかなガタ付き
- Apple WatchやAirPodsなど同時に使うときの窮屈さ、ライトの見えづらさ
などが気になる点ですが、価格に関してはQi2で3in1以上のようなタイプである程度有名ブランドだと同じように高価になりがちでAULUMUはセール時などに割引やクーポンなど出てることも多いので良いタイミングを狙うと良いかも。
ガタ付きは記事内でも書いた通り、あえて調べればあるけど気にせず使える程度に思うのと、充電スタンド使用時には全くありません。窮屈さやライトが見えづらくなる点に関してはどのように使うかやどんな点に魅力を感じて購入するかによってかと思うので、このような気になるかもしれない点をわかった上でそれ以上にメリットの部分を魅力に感じる人にはおすすめ。
僕自身3台を充電する時に置きやすいとか、そういう点だけで見るなら前に使っていた方が使いやすかったと言えるけれど、それ以上にデザインやライトが気に入って今実際に使い続けています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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AULUMUは記事内で紹介したiPhoneやApple Watch、AirPods Proなどで使っていたケース・バンドなどどれもデザインがカッコよく他にも色々アクセサリーなどご提供いただいて紹介しています。充電器単体で使ってもかっこいいけど他の製品と揃えて使うのも良いと思います。