RORRYのApple Watch対応のモバイルバッテリーをレビュー。製品をご提供頂きました。
- Apple Watch対応5,000mAhモバイルバッテリー
- USB-Cケーブルとライトニングケーブルを内蔵
- USB-Cポート搭載
- 最大4台同時充電
- パススルー充電対応
- PSE認証取得
- ぶら下げたり指を通して持てるカラビナ付き
と言う多機能なモバイルバッテリーです。
4台同時充電4台同時充電とはいえ、バッテリー容量は5,000mAhだし、最大出力も全部で15Wなので、たくさんの機器を早く充電するような用途には向いていませんが、
Apple Watchに対応したモバイルバッテリーは少ないので、Apple Watch用のモバイルバッテリーで、なおかつ必要があれば他の機器にも幅広く対応出来る便利なモバイルバッテリーという位置付けで考えると便利だと思います。
上のようなApple Watch用のUSB-Cポートに挿して使う小型の充電器はサイズ的に持ちやすいのはいいんだけど、肝心の充電する時に複数ポートのUSB充電器に挿してそこにApple Watchを置こうとすると他のポートまで潰してしまったりして結構使いづらい場面てあるんですよね。狭いスペースでやりくりしようとするとちゃんと置いたつもりがごちゃっとなってズレちゃったり。
そういう点では独立したモバイルバッテリーの方が使いやすい場面があります。そもそもの電源がなくてもモバイルバッテリーなら使えるのも大きなポイントです。
5,000mAhという容量も大きな機器を充電するとすぐなくなってしまうけど、Apple Watchだけなら7回くらいフル充電できるそうなので、連泊する旅行などでもこれだけで対応出来るし、緊急時のモバイルバッテリーとしてもApple WatchとiPhoneやAirPodsだけ充電出来ればというならそれなりに充電出来る容量です。
充電環境紹介。デスク周りの充電器からモバイルバッテリー、ポータブル電源、ソーラーパネルまで。
RORRY Apple Watch対応 4 in1 ケーブル内蔵 モバイルバッテリー パッケージ
RORRY Apple Watch対応 4 in1 ケーブル内蔵 モバイルバッテリー 同梱品一式
- ROLLY モバイルバッテリー本体
- USB C to A ケーブル
- 説明書
RORRY Apple Watch対応 4 in1 ケーブル内蔵 モバイルバッテリー 製品仕様
ブランド | ROLLY |
製品 | モバイルバッテリー |
サイズ | 9.8 × 7.2 × 1.7 cm (カラビナ部分含まず) |
重さ | 約130g |
バッテリー容量 | 5000mAh |
入力 | 10W |
出力 | Apple Watch 2.5W 内蔵ライトニングケーブル 10W 内蔵USB-Cケーブル 10W USB-Cポート 15W 複数ポート使用時は全体で15W |
冒頭でも触れましたが、4台同時充電といっても複数ポート使用時は全体で15W、容量も5,000mAhなので大きな容量のデバイスをいくつもとか、急いで充電したいという用途には向きません。
Apple Watchの充電が主目的で他の機器も必要に応じて幅広く対応出来るとか、充電速度よりも利便性を求めてiPhone用のメインモバイルバッテリーにすることも考えられるのかなといった印象です。
本体背面。PSE認証取得のマークも。
底面にはUSB-C端子と電源ボタン。機器は接続しても自動では充電されず電源ボタンを押して宮殿がスタートします。
また、モバイルバッテリー本体への充電は内蔵のケーブルからは出来ずにこのUSB-Cポートにケーブルを繋いで充電します。
内蔵のケーブルで充電出来て欲しかったですね。
右側面にUSB-Cの内蔵ケーブル。しっかりハマって収っていて不意に外れてぶらぶらしたりしません。
反対側、左側面に内蔵のライトニングケーブル。こちらもしっかりハマってます。
上部にはカラビナ。ぶら下げて持ち運んだり、充電したまま吊るしたり、何かと便利だし不要なら外せます。
内蔵ケーブルを伸ばすとこんな感じ。
充電時はUSB-Cポートにケーブルを繋いで。
せっかく内蔵のケーブルがあるんだから充電もそれで出来るようにしてくれたらなと思うんだけど、充電時は内蔵のケーブルじゃなくてUSB-Cポートにケーブルを繋ぐ必要があります。
付属のUSB~C to Aケーブルでも、それ以外のケーブルでも。
Apple Watchの充電速度を測定
一番主要な目的になりそうなApple Watchの充電速度を測定しました。
充電時間 (分) | バッテリー残量 (%) |
0 | 0 |
10 | 9 |
20 | 14 |
30 | 19 |
40 | 23 |
50 | 27 |
60 | 32 |
70 | 37 |
80 | 42 |
90 | 48 |
100 | 53 |
110 | 58 |
120 | 63 |
130 | 68 |
140 | 73 |
150 | 79 |
160 | 84 |
170 | 89 |
180 | 94 |
190 | 99 |
192 | 100 |
Apple Watch 8の充電です。充電速度はいろんな条件で多少変わるのであくまで参考程度です。
Apple Watchの充電は出力2.5W。バッテリー残量0になって電源が落ちたところから192分でフル充電になりました。
遅めではあるけど、サードパーティ製のApple Watchの充電器で5Wのモノなどもある中2.5W出力なのでまあそんなものかなというのと、Apple Watch用の充電器は結構あるけどApple Watch用のモバイルバッテリーはかなり少ないので、安全面などをとって低めの出力にする必要があったなら何よりかなとも思います。寝る時に充電して起きた時に充電が済んでればいいという使い方なら十分ですし。
iPhone・Apple Watch・AirPods Pro・iPad Airをまとめて4台同時充電
せっかく複数台同時充電出来るので試してみました。iPhone・Apple Watch・AirPods Pro・iPad Airをまとめて4台同時充電。
iPadも含めて全部ちゃんと充電中表示になりました。モバイルバッテリー本体の容量が5,000mAhで出力も全体で15Wなので流石に使い方としてはiPadを含めて4台というのは全然実用的ではないけど、iPhone,Apple Watch,AirPods Proで3台くらいだったらわりとなしではないかなと思います。とりあえずなんとかするという分には。
パススルー充電にも対応
パススルー充電にも対応していて、コンセントに挿して、充電したい機器も繋いでおけば、モバイルバッテリーを経由してまずApple watchとかiPhoneとかの機器が先に充電されて、続いてモバイルバッテリー本体も充電されるという感じ。寝る時に繋げば全部充電されてるという使い方だけど、充電速度が遅いので容量の大きな機器をいくつも繋ぐと一晩中充電してもフル充電にはならないかも。
また、前の項目で紹介したiPhone,AirPods,Apple watchを充電するというのも、モバイルバッテリー本体の充電にUSB-Cポートが必要なので、Apple Watchの他の機器の充電に使えるのは内蔵のライトニングケーブルと内蔵のUSB-CのみなのでiPhoneとAirPodsを充電するのにはライトニング端子が不足してしまいます。イヤホンがAirPodsじゃなくてUSB-Cで充電する機種だったらOKですね。
僕の場合はiPhoneにはMagSafeモバイルバッテリーを使うのでライトニングケーブルはAirPodsに回します。
RORRY Apple Watch対応 4 in1 ケーブル内蔵 モバイルバッテリー レビューまとめ
RORRY Apple Watch対応モバイルバッテリーをレビューしてきました。
Apple Watchに対応したモバイルバッテリーで、ライトニングケーブルとUSB-Cケーブル内蔵。急な外泊なんかでApple WatchとiPhoneだけ充電出来ればいいみたいな時にはこれだけあれば大丈夫という便利さがあります。
4台同時に充電出来るとはいえ、容量5,000mAhで全体で15W出力なので、たくさんの機器、バッテリーが高容量の危機の充電には向きませんが、Apple Watch用のモバイルバッテリーで、他の機器にも幅広く対応出来るという見方だったらとても使いやすいモバイルバッテリーです。
バッテリーのないUSBに挿すタイプの携帯用のApple Watch充電器だと別途USBポートを用意するための機器なり充電器なりが必要になるし、そこにApple Watchを置こうとすると他のUSBポートと干渉してしまうことなんかもあるので独立したモバイルバッテリーの方が置く場所に縛られす便利という場面も多いです。
もちろん充電器タイプの方が便利という人もいると思うけどApple Watchの場合充電器タイプは選択肢が多いのに対してモバイルバッテリータイプは選択肢が少ないので、そんな中Apple Watchが充電出来るだけでなく、内蔵のケーブルやパススルー充電対応など便利な機能も備えてる製品というのは良いですね。ちゃんとPSEの表示もあって1年の保証もついてます。
僕自身最近はポータブル電源とソーラーパネルをご提供頂いて以来それらを有効活用しようと思って普段からモバイルバッテリーを積極的に使ってるので、Apple Watchの充電がモバイルバッテリーでできる点やケーブル内蔵という点も便利に使えていて気に入っています。
充電環境紹介。デスク周りの充電器からモバイルバッテリー、ポータブル電源、ソーラーパネルまで。
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