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XR・VR・AR

XREAL Beam Pro レビュー。空間ビデオや空間コンピューティングを体験出来るARグラス専用端末でXREAL Airが進化!

2024年7月26日

XREAL Beam ProとXREAL Air 2 Pro

XREAL Beam Proを紹介。XREAL Japan SNSアンバサダーとして一足先に頂きました。6月に製品の発表・体験会にお邪魔して以来とても楽しみにしてたんですよ。でもこんなに早く手に出来ると思っていなくてめちゃめちゃ嬉しい。体験会で触った以上に色々使用してみて、ますますめちゃめちゃ良い製品だと感じました。

XREAL Airをどう使いたいかにはよるんですが、率直な気持ちとしてXREAL Airを使ってる人は全員買った方がいいくらい良いと感じてます。

製品の発表・体験会へ行った際には以前Yahoo!ニュースで記事にしました。

Android14ベースのNebula OS搭載のほぼスマホのようなXREALのARグラス専用デバイス。目玉機能としては空間ビデオ・画像の撮影が出来てXREAL Airシリーズと繋げば3Dで視聴も出来るというのと、XREAL AirシリーズでARモードで空間コンピューティングを体験出来る。そしてAndroidアプリが使えるほぼスマホのような端末です。

iPhoneでXREAL Airを使用していた時よりも圧倒的にAR体験が向上した(iPhoneでも満足して使ってたのに!)し、ほぼスマホな端末が非常に使いやすい。

もっと使い込んでいく中で色々更新するかとも思うし、まだ発売前なので製品としてリリースされるまでにはアップデートなども入るかも知れません。都度更新していきます。

※アップデート項目

  • 2024年8月4日、Bluetoothマウスの使用感がアップデートで向上しました。詳しくは記事内で紹介しています。
  • 2024年9月10日、XREAL Beam Pro 1.4.0へのアップデートでゲームモードの追加やMiracastのサポートが追加されました。詳しくは、https://www.youtube.com/watch?v=JOuQAZyWJQo 現状ワイヤレスのミラーリングは一部の機種のみがうまく使えるようで主にゲーム用のよう。WindowsやMacだとカクカクしていまいち。でもそもそもワイヤレスミラーリングなどはBeamに任せていてBeam Proではサポートしない機能だと思われていたので今後が楽しみ。
  • 2024年9月26日 XREAL Beam Pro 5G対応版が発表されました。通話機能はありません。SIMを挿せばWi-Fiがなかったり、テザリングなど不要で気軽に使えるように。位置情報の必要なアプリ、マップやポケモンGOなどが使えるようになるはず。現在は公式サイトで予約受付中。12月中旬出荷予定

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空間ビデオ・画像の撮影・視聴 (動画あり)

XREAL Beam Pro カメラは2つ。各レンズの中央から中央までが50mm。人間の目の間隔が60mm程度だそうで、撮る人が目の前に構えた時の延長線上に来る程度の間隔に配置することで目に見てる景色に近い映像を撮影するそう。

まずは目玉機能の空間ビデオの撮影と視聴やARスペースでの空間コンピューティングの使用感を簡単に紹介します。

空間ビデオから。

カメラは2つ。各レンズの中央から中央までが50mm。人間の目の間隔が60mm程度だそうで、撮る人が目の前に構えた時の延長線上に来る程度の間隔に配置することで目に見てる景色に近い映像を撮影するそう。

また、一般的なスマホは広角や望遠など種類の違うレンズが配置されているが、XREAL Beam Proは空間動画や写真のためのカメラなので同じレンズを搭載。

撮影は普通にスマホでカメラで撮影する感覚で撮れて、視聴はXREAL Beam上ではサイドバイサイドの横長に2つ繋がった動画で、Airシリーズと繋げば写真アプリから普通に再生するだけで立体的な空間ビデオとして再生できます。

↓のショート動画で動作を紹介。動画の立体感まではわからないけど普通に動画を撮る感覚で撮影できるのがわかります。

空間ビデオの撮影と試聴の仕方をショート動画で紹介しています

実際に出かけた時に3D動画を撮ってみました。細かい動画を撮って繋いだだけのものですが色んな場面で撮影してるのでXREAL Beam Proでの立体感の確認などによろしければ。

ARスペースで空間コンピューティングを体験(動画あり)

XREAL Air 2 Proと繋いでXREAL Beam Proでレーザーポインター兼タッチパッドのように操作出来る

XREAL Air 2 Proと接続。Airシリーズのグラスを繋いでXREAL Beam Proはレーザーポインター兼タッチパッドという感じで使えます。グラスをかけてる状態でBeam Proを動かしてレーザーポインターのように操作してタッチパッドでクリックする感じ。

ボタンをタッチしてアプリ一覧を空間上に呼び出したり、アプリを2つまで起動して空間に並べたり。という様子を↓のショート動画で紹介しています。タッチパッドで操作したりBluetoothで接続してるマウスで操作してる様子も映しています。

ARスペースにYouTubeとXを並べて表示したり、アプリ一覧を呼び出してる使用感を紹介しています。

また、XREAL Air側で動画を再生しながらBeam Proでは普通のスマホライクな画面に戻して他の操作をするということも出来ます。↓のショート動画で紹介。こちらは冒頭で少しBeam Proのポインターで操作してる様子も映っています。

ちなみに各アプリのウインドウサイズは普通のMとL、さらに広範囲表示ベータ版のMとLという4段階で切り替えられて、3DoFモードだと各サイズで拡大や縮小したりウインドウの位置の移動も出来ます。

iPhoneとXREAL Airを繋いで動画を見るときなどは細かい操作はXREAL AirではなくiPhone側を見ながら操作したりしてましたが、Beam Pro本体でレザーのようにポインターを動かしたりタッチパッドをタップしたりしてXREAL Air側を見ながら快適に操作出来ます。動画を見るだけでなく記事後半で紹介しますがマウスやキーボードを繋いで文字入力などの作業も。

動画内ではYouTubeを再生していますが、豊富なAndroidアプリからアマプラやNetflixなど自由にインストールして再生出来ました。アマプラのオフライン再生が可能なのも確認。

僕自身は空間ビデオや写真の撮影よりもARモードでの使用感の良さがとても気に入っています。空間ビデオや写真の撮影は子供とかペットとか居たりするとここぞという思い出を残すのに良いのかなと思うけど僕の場合はそんなにタイミングもなく。その点こちらはiPhoneで使用していた時よりもよっぽど使い勝手が向上していて日々使っていてこれは良いと感じられています。

XREAL Beam Pro 製品仕様

XREAL Beam Pro パッケージ

先に目玉機能をサッと紹介したところでここからは製品の仕様などについて。

Android14ベースのNebula OS搭載のほぼスマホのようなXREALのARグラス専用デバイス。単体でスマホのように使えながら、XREAL Airシリーズと繋いでグラスを通して空間コンピューティングを体験出来ます。

Google Playストアに対応しているからAndroidアプリが全てダウンロード・インストールが可能。ARグラスの体験自体はいいのに、肝心のコンテンツがないという問題を解消するための一手ということ。これは最高。将来的にはAndroidアプリにとどまらずAR 、XRのコンテンツが増えることが期待されるけど、まずはAndroidアプリ全般が使えるようになったということで非常に嬉しい。

すでに紹介した「空間ビデオ・写真」と呼ばれる3Dの動画や写真の撮影が可能に。iPhone 15 Pro・Pro MaxやVision Proなどで身近になりつつある空間ビデオや写真をXREAL Beamでも撮影出来て、XREAL AirシリーズのARグラスを使えば視聴も可能。今までの3D動画撮影が出来るカメラやiPhone、Vision Proなどと比べて圧倒的に安価。

発表会では誰でも空間クリエイターになれる!と紹介されていました。

XREAL Beam Pro パッケージ・本体・付属品一式
XREAL Beam Pro パッケージ・本体・付属品一式
ブランドXREAL
製品名XREAL Beam Pro
OSAndroid 14ベースのNebulaOS
チップセットSnapdragon spatial companion processor 「空間コンパニオン オクタコア GPU」
メモリ6GB / 8GB
容量128GB /256GB (SDカードスロットを備え最大1TBまで拡張可能)
バッテリー4,300mAh
サイズ162.84×75.55×10 mm
重さ205.9 g
その他Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、USB-Cポート×2
XREAL Beam Pro 製品仕様
XREAL Beam Pro 本体背面

本体カラーはパールホワイト。写真はあんまり上手に撮れていなくて単なる白のようだけどパールホワイトでイメージされるような高級感が実物にはあってかっこいいです。

頂いたのはメモリ6GB・容量128GBのモデル。他に8GB・256GBのモデルもラインナップされています。

XREAL Beam Pro 本体ディスプレイ側。

ホーム画面はこんな感じ。通話などは出来ないけど本当にほぼスマホという感じ。Wi-Fi版しかないけど、通話機能なくても構わないからセルラー版が欲しいという声も多そう。

XREAL Beam Pro
XREAL Beam Pro 左側面にはMicroSDカードスロット

左側面にはMicroSDカードスロット。最大1TBまで対応。付属のSIMピンでトレーを引き出します。

XREAL Beam Pro 右側面。上からモードボタン・音量ボタン・電源ボタンを配置。

右側面。赤いボタンはモードボタン。短く押してブレ補正モードと3DOFのモードを切り替え。長押しで画面を中央にリセット。

真ん中の長いボタンは音量。下は電源ボタン。

XREAL Beam Pro 底面にはUSB-Cを2つ搭載。XREAL Airシリーズと接続しながら、充電ケーブルも挿せます。27W急速充電対応。

底面にはUSB-Cを2つ搭載。XREAL Airシリーズと接続しながら、充電ケーブルも挿せます。27W急速充電対応。

Bluetoothでマウスやキーボードと接続出来る。

XREAL Beam ProとXREAL Air 2 Pro、Bluetoothのマウスとキーボードを接続してミニマル作業環境。

XREAL Beam ProはBluetoothでマウスやキーボードを接続することもできます。ただちょっと問題もあって、アプリによってマウスがうまく機能しないことがあります。例えばChromeのURLなどを入れる上部のバーまではクリックが効くんだけど、Webサイトなど開いてバナーなどクリックしても効かなかったり、TwitterやInstagramでタイムラインやリストはスクロールできるのにユーザーのプロフィールの画面でスクロール出来なかったり。またカーソルの移動が不安定になることも。マウスの機種にもよるかもしれないけどLogicool MX Anywhere 3でこのような具合です。

キーボードの方は使ってみてる範囲では安定してるように感じていて、マウスに問題なければブログとかも全然書けそうなくらい。文字入力には全然問題なくてカーソル動かしたりするときにマウスのクリックが効かないので、両手でキーボードを打ちながらXREAL AirをするときはいちいちXREAL Air Beam Proでポインターを動かさないといけないので、今はちょっと出来るけど実用的ではないという感じ。

マウスが安定するようになれば、とってもミニマルな作業環境が出来上がるかも。まだ発売前だしアップデートなどで向上することに期待しています。

Bluetoothのイヤホンも接続出来てXREAL Air 2や2 Proは音もとても良いけど、音漏れさせたくない状況ではBluetoothのイヤホンが役立ちます。

マウスの問題に関して、XREALに確認したところ、バグを認識していて修正中だということ。スケジュール的にはまだ未定だということですが、修正されるのであれば一安心。解消されればより一層幅広く活用できそうで楽しみです。

2024年8月4日 アップデートが来てマウスの安定感が向上しました。少し使用した感じでは上記のChromeでクリックの効かない問題が解消したように感じます。TwitterやInstagramでのユーザープロフィールの画面でのスクロールは相変わらず出来ませんでした。カーソルの安定感も向上したように感じますが、一時的にたくさんあれこれ試していたときに少し乱れることもありました。

Chromeでマウスが使えるようになったことで、普通にブラウジングしたりするときにはただただ快適。Chrome上での簡単な作業もXREAL Air Beam Proとマウス、キーボードだけでも可能になったと感じます。PCなどが使えるのにわざわざこちらを使うほど便利というわけじゃなく、出先でスマホやタブレットで作業していたのならこちらに切り替えるのも良いかもという感じ。同じXREAL Airで作業するにしても、いろんなアプリを跨いで作業するならBeam ProよりもMacとXREAL Airを繋いだ方が快適に感じるけど、Beam Proで作業できることの魅力は荷物が少なくて済むミニマルな作業環境を作れることだと思います。なんせスマホとマウスとキーボードだけで済むようなものだから。

まだ正式発売前ですが早速アップデートで一部の問題は解消。この先も期待が持てます。

XREAL Beamとの違い

XREAL Beam ProとXREAL Beam

ここまでの製品紹介で元々のXREAL Beamを使ってる人は察しがついてると思いますが、XREAL Air Beam Proという名前ですが、以前から販売されているXREAL Beamの単純な上位版というわけではなくて、別物です。

XREAL BeamにもBeam本体にapkファイルをインストールすることでアプリを使うことが出来るようになっていて、その面では単純にBeam Proの方がより使いやすくなってるといえますが、Beamはそもそもスマホやゲーム機など他のデバイスと繋いで使用する目的があり、Beam Proは他のデバイスとは繋ぎません。

スマホと繋いでの用途ならBeam Proで大体それ以上の使い方が出来ると思いますが、ゲーム機と繋ぐ目的ならBeam ProではなくBeamを使います。僕自身はゲームを全然しないので、その辺の使用感は分かりません。

他にBeamで出来たブレ補正モードと3DoFモード、サイドスクリーンモードのうち、サイドスクリーンモードはBeam Proでは使えません。でもアプリのサイズを調整する中でサイドスクリーンモードに近いくらいには調節できるので似た感じでは使えます。

XREAL Beam Pro レビューまとめ

XREAL Beam ProとXREAL Air 2 Pro

XREAL Beam Proを紹介してきました。まだ使い始めたばかりだし、これからも実際に使用して情報の追加をしていきます。Twitterなどでも発信していきます。

これまでずっとXREAL AirシリーズをiPhoneやMacと繋いで主に使ってきて、とても気に入っていたんだけど、Beam Proマジでめちゃめちゃ良いです。体験会で触った時にもこれは良さそうという体感があったけど、なんせ価格が手頃なものだから、実際に長時間使うようになってどれだけ動作が軽いのか、安定してるのかなど気にもなっていました。実際に使ってみてとても快適な使用感に驚いてます。

もちろんもっとこうなればというのは常にあるんだけど、XREAL製品は購入して以来ずっと、もっと視野角が広がればとか、より映像が綺麗になればとかもっと○○になれば、というのはありつつも、その時点でもかなり満足度が高い・実用的に使えて、その上でさらにすごく早いペースでアップデートや新製品がリリースされ、というのを繰り返して進化してきました。

今回もBeam Proでまた先へ進んだと思うし、この先のアップデートや、XREAL Air 2 Ultraと合わせて使えるようになるのも、さらにその先もとても楽しみです。

冒頭にもXREAL Airを使ってる人は全員Beam Proを買った方がいいくらいだと書きましたが、それは本当に正直な気持ちで、まだXREAL Airを使ってない人も、この記事を読む程度に興味があるなら、そして良さそうと思える部分があったなら、もうXREAL AirとBeam Proセットで購入したらいいと思います。本当めっちゃいいから。

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てず


好きなモノ・コトを紹介するブログ Tezlog(てずろぐ)を運営。
Apple製品など生活を便利快適にしてくれる家電・ガジェットや、
革製品など素材感の良い長く付き合っていける一生モノみたいなモノが好き。
好きなモノだけを持って気持ちよく生きていきたい。
2016年ブログ「Tezlog」開設。
2021年よりYahoo!ニュース エキスパート クリエイター参加。
2022年よりMakuakeアンバサダー。
2023年よりXREAL Japan SNSアンバサダー。
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