
XGIMI HORIZON S Proをレビュー。この数ヶ月製品をお借りして使用していました。
先日レビューした現在のXGIMIの最上位機種 HORIZON S Maxに次ぐハイエンド機種です。HORIZON S Maxがあまりに凄すぎたので、それと比べれば劣るものの、それに次ぐだけあってこれもまためちゃめちゃすごい。
違いとしては明るさが劣ること、IMAX ENHANCEDに非対応なこと、HORIZON S Maxの方が消費電力が大きいので電源アダプターも大きいこと、内蔵ストレージが64GBと32GB、HORIZON S Maxの方が少し重いこと、価格差といった違いがある程度。外観やその他のスペックは変わりません。
実際に使用感としては、HORIZON S Maxとははっきりと明るさに違いを感じる一方で、とはいえHORIZON S Maxが凄すぎるだけで、HORIZON S Proは1800ISOルーメンと当たり前にハイスペック。HORIZON Sシリーズが登場する以前のフラグシップモデルのHORIZON ProとHORIZONはどちらも1500ISOルーメン。HORIZONは購入してずっと使用していて明るい中でも全然見られると満足していました。HORIZON S Proはそれよりも明るい時点でこれもすごい性能なのはわかると思います。同時にHORIZON S Maxのモンスタースペックぶりも。また、HORIZON Sシリーズは他にもDolby Visionに対応したり、プロジェクターが使いやすくなる様々なスクリーンの補正機能や目の安全に関する機能などを備え、Harman/Kardonのスピーカーも素晴らしいし、OSにはAndroid TV 11.0を搭載して使いやすさも間違いありません。
でもやっぱり一番は映像の綺麗さ。実際に記事内で明るい環境での見え方・真っ暗な部屋での見え方など紹介します。
また、一方で欠点と言える部分もHORIZON S Maxと共通して、Netflixに対応していないことと外部機器と接続するためのHDMIポートが1つしかないことが挙げられます。どちらも他の機器と接続して対応出来るので記事内で対策も紹介します。
HORIZON S MAXとHORIZON S Proの違い

ブランド名 | XGIMI | XGIMI |
製品名 | HORIZON S Max | HORIZON S Pro |
解像度 | 3840 x 2160 ピクセル (4K) | 3840 x 2160 ピクセル (4K) |
輝度 | 3100 ISOルーメン | 1800 ISOルーメン |
光源 | デュアルライト2.0テクノロジー | デュアルライト2.0テクノロジー |
コントラスト比 | ダイナミック 1000000:1 | ダイナミック 1000000:1 |
HDR対応 | HDR10, HLG, Dolby Vision, IMAX ENHANCED | HDR10, HLG, Dolby Vision |
投影サイズ | 40~200インチ | 40~200インチ |
スピーカー | 12W x 2 (Harman/Kardon) | 12W x 2 (Harman/Kardon) |
システム | Android TV™ 11.0 | Android TV™ 11.0 |
CPU | Cortex-A55 | Cortex-A55 |
GPU | Mali-G52 | Mali-G52 |
RAM | 2GB | 2GB |
ストレージ | 64GB | 32GB |
入力 | DC x 1, HDMI(eARC対応) x 1, USB x 2 | DC x 1, HDMI(eARC対応) x 1, USB x 2 |
出力 | - | - |
Wi-Fi | WiFi 5 Dual-band 2.4/5GHz, 802.11a/b/g/n/ac | WiFi 5 Dual-band 2.4/5GHz, 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 5.1 | Bluetooth 5.1 |
サイズ | 273 × 174 × 234 mm | 234 x 273 x 174mm |
重さ | 約4.81kg | 約4.75kg |

冒頭でも書きましたが、XGIMI HORIZON S MaxとHORIZON S Proの製品仕様の比較です。重さは違うとはいっても大して変わらないので、大きな違いは明るさとIMAX ENHANCEDの対応の可否。
明るさに関しては実際の体感としてHORIZON S Maxは本当に驚きました。照明をつけた状態や日が入ってきてる部屋でもなんとか見られるではなくて、普通に見られるほど。明るい部屋で作業しながら映像を流していて、寝る準備が済んでベッドに入ってもう照明を消しても大丈夫なのに気づかず照明をつけたまましばらく見ちゃうくらい。HORIZON S Proも明るい環境でも全然見られるくらいでHORIZON S Maxを使う前ならきっと大満足だったと思いますが、とはいえHORIZON S Proは見ている映像によっては少し照明を暗くしたくなるし、やっぱりHORIZON S Maxとは違いを感じます。
IMAX ENHANCEDはまだまだ対応デバイスが少なくXGIMIのプロジェクターでは現状最上位のHORIZON S Maxのみ。対応コンテンツもDisney+のIMAX Enhancedバージョンなどまだ限られたコンテンツしかないので今すぐはともかく。とはいえせっかく高額なプロジェクターを買うなら将来的に増える対応コンテンツに期待して対応機種を選んでおきたいという場合もあるかなと感じます。また、対応コンテンツがあるかはともかく、IMAX Enhancedの認証を取得するという十点で相当なプロジェクター側の画質や音質のクオリティが必要になるそう。認証を受けているHORIZON S Maxの品質も、HORIZON S Maxに劣るとはいえ明るさ以外は同等のHORIZON S Proの品質も裏付けられるように思います。
↑HORIZON S Maxを起動する様子や明るい環境と暗くした環境での映像の見え方など紹介しています。HORIZON S Maxも起動する速度は同じくらい。映像の綺麗さも簡単な画像や動画で比較する程度ならほとんど差は分かりません。実際に使用するときには視聴する映像のシーンによってはっきり差を感じる場面もあるという感じ。明るい場面や暗い場面の違いだったり画によって壁紙のテクスチャーなどが目立ちやすい場面だったりで。
XGIMI HORIZON S Pro
パッケージ

続いてXGIMI HORIZON S Pro本体を紹介していきます。
本体と付属品一式

付属品は電源アダプターとコード、リモコン、電池、説明書の類。先に紹介した通り電源アダプターはHORIZON S Maxより小さめです。

HORIZONよりも落ち着いたデザイン。高級感がありながら様々な部屋のスタイルに溶け込みそうです。

角度調節可能なスタンドと一体型。電源を入れると正面のカバーが降りてレンズが現れる仕様です。使用してない時にはレンズを守れるし、起動してカバーが降りる動作もかっこいい。

スタンドは上下に135度、水平方向に360度回転可能。少し上に向けたり、下に下げたり、投影する場所へ向けて自由に調節出来ます。真上にも向けられるので天井への投影も可能です。

スタンドの底面。丸い部分が水平方向に360度回転。三脚などの設置に使える1/4インチネジ穴もあります。スタンドでも上下の角度調節が出来ますが、1/4インチネジ穴を活用してや天吊りなども可能。設置する場所や方法への自由度も高い

背面に電源ボタンや外部接続のポート類、電源端子は下部に。

HDMI端子があるので外部機器と接続出来ますが、出来ればあと1つ2つ欲しかったなと思います。僕の場合はBlu-rayプレイヤーと繋いだりするのと、Netflixに対応していないのでAmazon Fire TV Stick やGoogle TVメディアデバイスなどを繋ぎたいし、ゲーム機などと接続したい人もいると思います。
HDMIポートの不足は欠点の1つと言えますが、分配器や切替機で補うことが出来ます。後ほど紹介。

下部に電源アダプターとコードを接続。
明るさでの見え方の違い

寝室に設置しました。ここから実際に映像の見え方を紹介。なお、撮影の問題で実際に映る色味とは少し違う場合もあります。実際の色味と正しいかどうかよりも色の濃さや鮮やかさなどで、どれくらいしっかり見えるかを感じてもらえればと思います。
日中の日の差し込む部屋

晴れの日の昼前、あえてブラインドも全開で日が入ってきてる部屋でもこれだけ見える。体感としてはHORIZON S Maxはどんなシーンでも気にならずに普通に見えるのが、HORIZON S Proは映画の暗いシーンなど見えづらい場面では少し気になることも。とは言え、比較対象がHORIZON S Maxなだけで、明るい中でこれだけ見えるのはめちゃめちゃすごいです。
照明を点けている部屋

夜の照明をつけた部屋。照明は家のことをしたり寝支度をしながらプロジェクターも付けてという時用に少し暗めの照明設定なども準備してあるんですが、あえて普段過ごす明るさで撮影しています。このままでも全然見られるし、シーンによっては少し暗くするだけでだいぶ見やすくなります。
夜の照明を消した真っ暗な部屋

そして暗くすればもちろんさらに綺麗。気分は本当に映画館です。真っ暗な部屋ならプロジェクター側の輝度はかなり低めでも全然綺麗に見えるものですが、XGIMI HORIZON S Maxの綺麗さは、それまでのハイエンド機種などと比較しても壁紙のテクスチャー感などを感じさせない綺麗さで圧倒されたものでした。HORIZON S ProはやっぱりHORIZON S Maxと比べるとそういった点でも少し差を感じる場面がありました。やっぱり綺麗だなと思いながらもシーンによってはHORIZON S Maxよりも壁紙を感じる場面が。
とは言えこれも、HORIZON S Maxを使う以前ならプロジェクターを壁に投影してるんだから当然そういうものだろうし別に気になる程でもなかったものです。それだけにHORIZON S Maxでは暗い中でもこんなに違うのかと驚いたものでした。
ここからはもう少しアップで映像の綺麗さや、壁紙のテクスチャー、ドットなどが感じられるかなど見てみてください。
日中の日の差し込む部屋

アップデ見るとこんな感じ。日の入ってきてる部屋。暗い部分では少し壁紙感があると思いますが、何よりこの映像のくっきり感はすごい。
照明を点けている部屋

こちらも電球色の照明のもとでも綺麗にくっきりと映っています。夜などはじっくり何かを見る以外にも、TV感覚でテキトーにYouTubeでMVを流しておいたり、U-NEXTなどで何度も見てる映画を流しっぱなしにしたりして過ごしています。部屋に入ってくるといつでも大画面で映像が流れてるのはめちゃめちゃいいです。
夜の照明を消した真っ暗な部屋

じっくり見たいコンテンツは真っ暗にするのが一番。ベッドで寝ながら見られます。
Android TV 11.0 を内蔵

XGIMI HORIZON S Pro はAndroid TV 11.0を搭載。本体にOSやアプリが入ってるので他の機器とつながずに単体で使用できます。Android TV OSなので操作もしやすい。
起動するとまずホーム画面が映ります。電源を繋いで初回の起動は1分近くかかりますが、その後はスリープではなくきちんとシャットダウンしてもリモコンの電源ボタンを押せば毎回数秒であっという間に起動します。プロジェクターをストレスなく使うのには起動時間もとても大事。電源コードを抜き差ししたりした後は毎回最初だけ1分程度かかります。
アプリの順番などは調節できるのでよく使うアプリにアクセスしやすくできます。

主要な動画アプリは大体入っていて、起動してすぐにお気に入りのアプリを開けるし、Google Play ストアから追加することも↓。ただしNetflixには非対応。別途ストリーミングデバイスなどを使用して対処しています。

非対応のNetflixにはストリーミングデバイスで対応

Android TV OSはめちゃめちゃ使いやすいんだけど、Netflixに非対応なのが数少ない欠点。そこでNetflixに対応するために、手持ちにあったGoogle TV対応メディアストリーミングプレイヤーをHDMIに接続。
AmazonのFire TV Stickが有名ですがその手の製品です。

無事Netflixが視聴できました。というわけで、そもそも本体だけで見れたら一番いいんだけど、とりあえずGoogle TVデバイスやAmazon Fire TV Stickなどでのストリーミングデバイスを使用することで対処出来ます。
XGIMIにも同じようなタイプのオプション製品でXGIMI Streaming Dongleがありました。アクセサリーとして別売りで14,000円ほどで販売しているほかXGIMI公式サイトでHORIZON Sシリーズを購入すると無料でついてくるそうです。
もちろんXGIMIのモノにこだわらずAmazon Fire TV Stickなどを既にお持ちならそれで十分。
HDMIポートが少ないので分配器や切り替え機で増設

前の項目ではNetflixが見られない欠点の対処法を紹介しましたが、ここで次の問題。唯一のHDMIをここで使ってしまうと他の機器が繋げません。まあ同時に使う機器でなければその都度挿し替えることでも対処できますが、これも1つ対処法を紹介します。
HDMIの分配器や切り替え器を繋ぐ使用することでHDMIを増設することが出来ます。試しに↓の切り替え器できちんと切り替えて2台の機器が映せるのを確認できました。
ただし前の項目で紹介したGoogle TV ストリーミングメディアプレイヤーは差し口に本体が干渉してそのままでは挿さらなかったので別途HDMIの延長ケーブルを噛ませる必要がありました。お使いの機器でもご注意ください。でもこれで思い当たる2つの欠点が解消できました。HDMIが分配器や切り替え器を挟むのは本体の背面がごちゃごちゃしたり、壁際を広く取らなくて済むので良い点もあります。まあどっちにしてもHDMIが多くあるに越したことはないんだけど。
2台でも足りなければ3台接続できるタイプも。ストリーミングデバイス・ゲーム機・ブルーレイプレイヤーなどなど色々同時に接続しておけます。
4Kのライブ動画をチェック

まずは4Kの綺麗さを。YouTubeで配信している4Kのライブ動画でチェックしました。明るい部屋で細かい画もめっちゃ綺麗。

暗くすればより鮮明に。
4Kの綺麗さを実感出来たのもHORIZON S Maxからで、それまでは自分の部屋くらいのサイズで、壁紙への投影だと4KもフルHDも変わらないと言っていたんですが、HORIZON S Maxではそれまでの4Kプロジェクターで投影する以上にはっきりと綺麗なのを実感しました。
特に感じたのは壁紙のテクスチャー感やドット感を感じさせないことで、これが単に4Kというだけでなく明るさやデュアルライト2.0テクノロジーなどによるところかなと感じました。映像によっては一切ないことはないけど圧倒的に少なく、綺麗に見られました。HORIZON S Proだとシーンによってもう少し壁紙のテクスチャーやドット感を感じることが増えましたが、それでもそれ以前よりはやっぱり綺麗に感じています。
これまでの4Kプロジェクターは超短焦点プロジェクターでより画面サイズを広く出来たのもあって、逆にそこまでじゃない分映像の綺麗さを実感出来ているのもあるかもしれません。あとそれ以前にはHORIZON Proも試用したことがあって、やっぱりその時にフルHDで十分と感じたからHORIZON ProではなくHORIZONを購入して使っていました。
大画面で映画視聴
照明を点けている部屋

やっぱりじっくり見るものは電気を消したいところだけど、照明がついてても全然綺麗。細かい箇所まで非常に鮮明。
照明をオフに

暗くするとさらに綺麗。壁紙に映してるなんて思えないくらい。
Dolby Visionに対応

ここまでですでに映像の綺麗さを紹介しましたが、Dolby Visionにも対応。Dolby Vision対応はXGIMIだとHORIZON S Max、HORIZON S Pro、HORIZON Ultraという限られた機種のみ。対応コンテンツではより明るさ、コントラスト、色鮮やかさなどが向上した視聴体験ができます。
詳しくはXGIMIの公式サイトで解説があります。
自宅でドルビービジョンを見るには? | XGIMI公式サイト
Dolby Visionは、Netflix、Disney+、Apple TV+、Amazon Prime Videoなどのストリーミングサービスで提供されているDolby Vision対応コンテンツ、一部の4K Ultra HD Blu-rayなども対応していて、僕もU-NEXTにあったDolby Visionコンテンツを視聴してみました。
明るい環境向けのDolby Vision Brightと暗い環境向けのDolby Vision Dark、カスタムを選択できます。
Dolby Vision以外でも散々綺麗だと感じていたけど、Dolby Vision対応コンテンツにはまた1つ感動があります。オーディオもDolby Audioに対応してて、映像にも音にも厚みや重厚感、立体感が増すような映画館感がめちゃめちゃ増します。
また、Dolby Vision BrightとDarkで目に見えて明るさが変化するので、環境にも合わせられるだけでなく、すごく暗い画作りのシーンなんかでBrightにすると明るくなって見やすくなります。自分には暗すぎるなーとか、もっとここよく見たいなっていうことありますよね。
U-NEXTの場合はDolby VisionもDolby Audioもプレーヤー設定から切り替えられるので比べるとどちらも全然違うのがわかります。
アマプラは広告なしプラン、NetflixはプレミアムプランじゃないとDolby Visionで見られない中、U-NEXTだと普通のプランで見られました。以前から見ている海外ドラマのハウス・オブ・ザ・ドラゴンもDolby Vision対応だったことがわかって一段と楽しんでみられています。
また、HORIZON S Proでは非対応で、XGIMIのプロジェクターでは現状HORIZON S Maxのみが対応しているのがIMAX Enhanced。こちらは現状より対応コンテンツも少ないので、まだ機能として対応してないのもそんなに残念には感じていませんが、将来的に対応コンテンツが増えることに期待するなら、HORIZON S Maxを選ぶ理由にもなりそうです。
IMAX EnhancedについてもXGIMIの公式サイトで解説があります。
比較ガイド: プロジェクターにおけるドルビービジョンとIMAXエンハンスド | XGIMI 公式サイト
ライブ映像を見るのにも最高。推し活にもおすすめ。

音楽が好きでライブなんかも観に行くんですが、最近は配信でもあるし、ライブブルーレイなんかを買ったりもします。プロジェクターの良いところが、じっくり見る時の大画面はもちろんなんだけど、好きな映像を見るでもなくとりあえず流しておくみたいな使い方でもいちいち気分が上がるところ。音楽に限らず映画やドラマなんかでも。とりあえず流しておいて、普通に生活していて、部屋に戻って来ると好きな映像が流れてる。TVやPCのモニターでもできるけど壁いっぱいに大きく映ってるのはやっぱり違います。

アップも非常に綺麗。

僕自身は推し活という感覚ではないけど、そういう風に好きな何かがある人なんかにも非常おすすめ出来ると思います。ライブ会場にいるよう!というと流石に現地で体感するのには及ばないけれど、でもそんな気持ちで毎日過ごせるのは最高ですよね。
音もめっちゃ良いけど、家で過ごすのは深夜、住んでるのは賃貸なのであんまり大音量は気が引ける。映画なんかは程々の音量でもHarman/Kardonのスピーカーがめちゃめちゃいいけど、よりでかい音を鳴らしたい音楽はBluetoothのヘッドホンを使ったりもしています。
XGIMI Wall

動画を楽しむほかXGIMI Wallアプリを使うと壁に様々な窓やオブジェクトを投影できます。

水族館のようにしたり、他にも航空機の窓や、風景などなど。

クリスマスや誕生日などのイベント向けのものも。

僕自身はあまり使う機能ではないけど子供がいたりすると動画視聴用とばかりでなく、風景やアートなどを映して普段使いしたり、クリスマスや誕生日パーティなどのイベントにもとより活用できそうです。
使いやすい豊富な設定メニュー

最後に設定メニューを紹介。画像補正メニューが揃ってるので、きちんと使えるか、面倒くさくないか、そんな心配は不要です。
まず非常に便利なのがプロジェクター設定にある中断なしの自動台形補正↑。これがオンになってるとプロジェクターを動かすたびに壁にきちんと投影できるように投影面の形を整えてくれます。僕の場合も部屋の角から斜めに投影していますが、細かい操作は不要でこの機能だけで勝手に形を整えて投影してくれています。

自動で補正される形に加えて手動で調節したい場合には手動補正、他にも様々な補正設定があるので環境に合わせて調節できます。

Bluetoothでキーボードやイヤホン・ヘッドホンなど繋いだり、Googleアシスタントで音声操作、Google Castにも対応。
動画を見ながら寝落ち用にはスリープタイマーが便利です。
XGIMI HORIZON S Pro はこんな人におすすめ

XGIMI HORIZON S Pro をレビューしました。XGIMI HORIZON S Maxに次ぐXGIMIのハイエンドプロジェクター。
家族と過ごす時間のためや趣味の映画鑑賞、推しのライブが見たいなどなど、ここぞと奮発して最高のプロジェクターをと思うなら、XGIMI HORIZON S Maxをすすめます。高価ですが、確かに性能も他との違いを感じられます。
一方でXGIMI HORIZON S Proだって高価な機種です。ここまでは予算が出せるとか、これくらいのところまでは視野に入れつつコスパも気になるということなら、明るさだって十分に高いしIMAX Enhancedも現状対応コンテンツが少なすぎるし、その辺りを我慢してXGIMI HORIZON S Proで少し価格を抑えるというのも現実的な選択肢だと思います。
とにかく性能を取る。コスパを考える。どちらにしても非常に高価で高性能なXGIMIのハイエンドプロジェクターです。きっと満足いくプロジェクター生活を送れると思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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