DeltaHub Carpio 2.0をレビュー。日本国内正規代理店のLong Fieldからご提供頂きました。
DeltaHubのリストレスト Carpio 2.0は全世界で累計2万個以上が販売されたそうで日本でも正規代理店のLong Fieldより2021年9月にはクラウドファンディングが行われ、そして2022年1月より一般販売もスタートしています。
エルゴノミクスに基づいて外科医と共に設計された医学的効果のあるリストレストだそうです。
手首の損傷原因を取り除いた設計、手首側にフィットする柔らかなシリコンパッド、設置面には滑らかに動かすための潤滑性に優れたPTFE(テフロン)素材。
一個ずつの販売で単体での使用ならマウス用リストレスト、二個で使えば、マウスとキーボード、さらには左手デバイスなどとも兼用出来る可動式リストレストとなります。
少し前に別に記事でも、手を特に酷使してる時期に、腱鞘炎というのか手の甲から前腕にかけての手首周りが痛くなるという話を書いたんだけど、そういうこともあってマウス用としてもキーボード用としても使えるという点と医学的効果という点が、今回使ってみませんか?と声をかけて頂いた際に魅力的に感じました。
最近はこれ以上行くと痛くなりそうだなとか思ったら休憩させて、お湯に手をつけて血行を良くしたり、手首周りのケアに使えるドクターエアの3Dコンディショニングボール スマートを使ったりして気をつけてるんだけど、その甲斐あってかあんまり痛みが出なくなりました。本当に辛いときは連日痛くなっては外用の鎮痛消炎剤を塗ったりしてたんです。仕事でもブログでも手を使うし、特にきっかけになった時期はトレーニングでも腕を使ってだいぶ負担をかけてしまった。
なので最近はマシとはいえ日常的に使うリストレストで対策出来るなら、負担を軽減しておけるならしておきたい。
それもマウスにもキーボードにも使えるならより効果は高そう!と。
そういうわけでありがたくご提供をお受けして1ヶ月ほど使用させていただきました。
実際に使用してマウスやキーボード操作が快適になることや動きがコンパクトになることで負担も軽減してるんじゃないかなと感じました。
DeltaHub Carpio 2.0はヨーロッパのメーカー DeltaHubの製品で、現在、日本国内では正規代理店のLong Fieldから同社の公式サイトとYahooショッピングのみで販売されています。他業者からAmazonや楽天などで販売されてる場合もありますが割高な場合がありますのでご注意下さい。
DeltaHub Carpio2.0 パッケージと付属品
パッケージ
DeltaHub Carpio2.0のパッケージ。今回キーボード用にも使いたいからと二個セットでご提供頂きました。販売は一個ずつ。
マウス用としてだけ使えればいいという場合は一個でいいし、試しに一個で使って良さそうなら買い足すという方法も。
右手用、左手用で分かれていて、3色2サイズで展開されています。
付属品一式
同梱品はブランドロゴのシールと持ち運び用のポーチ。
ポーチ1つで本体左右2つセットがまとめて入りました。仕事場でも家でも試したかったので持ち運びには嬉しい点でした。
DeltaHub Carpio2.0 サイズと重量
Carpio 2.0という製品名だけど、旧製品から2.0へのアップデートで表面のシリコンパッドが柔らかく改良されてより手首にフィットするように、裏面は潤滑性に優れたPTFE(テフロン)素材が採用されて使いやすく改良されたそうです。
親指側は厚めのシリコンパッド、小指側は薄手のシリコンパッドが使われています。
サイズ | 8.5×3.9×1.4(S) / 9.5×4.3×1.4(L) |
重量 | 14g(S) / 19g(L) |
2サイズ展開で僕はSサイズを選びました。販売ページで記載されてるクレジットカードの幅と比べてという案内に従うとSサイズが合ってそうだったので。詳しくは販売ページの画像を参照してください。
手が小さいというほどでもないつもりなので本当にSサイズで大丈夫か不安でも合ったんだけど問題なさそうでした。
1つでマウス専用にも、2つでキーボードと兼用にも。
1つの使用でマウス専用のリストレストにも、
2つ目をキーボード専用に、1つ目をマウスとキーボード兼用にという使い方も。
滑らかな滑り心地でマウスとキーボード間をスムーズに滑らせて移動できます。TourBoxやSTREAM DECKなどの左手デバイスにも。
エルゴノミクスデザインで快適な使用感
リストレストなしで普通に手を机についてリラックスさせると人差し指や中指あたりが一番高く、親指側が上がって小指側が下がった状態になるんだけど、Carpio 2.0も親指側が上がっていて小指側が下がっている形状になっています。この辺がエルゴノミクスに基づいた設計ということなのかなと。
おかげで窮屈な感じもなく自然に手を置けるし、柔らかなシリコンパッドで置き心地も良好。
使用してるマウスはLogicool MX Anyahere3という高機能ながらコンパクトなモデルで、ここ数年はこのシリーズを使ってるんだけど、それより前に大きいマウスを試した時に手が疲れる感覚があってこのコンパクトなシリーズに行き着いた経緯があります。
DeltaHub Carpio 2.0で手の高さが上がってますますコンパクトに持てるようになって負担も軽減できてるんじゃないかと思います。腕へのダメージは測定出来ないけど実際同じ範囲でマウスポインタを移動させるとき、Carpio2.0を使用してる時の方がコンパクトな動きで操作出来ているのは確認できました。
キーボードにしても手が高くなることで手の甲から指のアーチが平坦に近いくらい緩やかになるので動作も減って負担も減ってるのではないかな。これはもう本当にそうなんじゃないかなっていうくらいのもので確証もありません。
腕をどんなふうに使ってるかや高さとかの位置関係によっても使用感は違うかもしれないけど僕の場合はデスクチェアのアームレストに肘を置いて肘から先を動かしてマウスとキーボードを行き来することが多いです。マウスの操作だけとかキーボードの操作だけとかだと手首より先くらいしかほとんど動かない感じ。
この辺は後で動画を載せるのでそちらでも。
デスクマット上でもスムーズな滑り具合
裏面は潤滑性に優れたPTFE(テフロン)素材という説明を受けてもなお実際に使うまではどれだけマットの上でもスムーズに動くものかと半信半疑だったんだけど、本当に何の抵抗もなくなめらかに滑ってくれて引っ掛かる感じなど一切なく非常に快適。使用してるのはメリノウールフェルトのデスクマット。
ただし僕が使用してるマットは見ての通りマウスパッド部分がレザーになっていて、レザーの面ももちろん滑らかなんだけど、段差になってる部分を乗り越えるときは当然引っかかる感じがあります。ただ実際に使うときは画像のようにレザーの部分にかからないように置いて左右の動きだけでマウスもキーボードも操作出来るのでレザーの面に乗り上げずに使用出来ていて問題ない感じ。
もちろんマットなしで木のデスク天板で直接使っても滑らかだし、画像のウォールナットの天板の他、傷のつきやすい杉の天板のデスクで使っても天板に傷をつけることなく使えました。
キーボード、マウス、左手デバイス環境での使用感を動画で
どれくらい滑らかに動くのか動画を撮って見ました。
手を乗せる前と退けた後にしかDeltaHub Carpio2.0があるのがわからないくらい自然に動いてると思います。
あまり動きがないとわかりづらいと思って操作中はあえてキーボード操作など普段より少し左右に大げさに動かしてます。
マウスからキーボードへ、キーボードから左手デバイスのTourBo Elitexへなどの手の移動がリストレスト乗せてるとは思えなくないですか?
本当にただ滑らせるだけで移動出来るんです。
DeltaHub Carpio2.0 を1ヶ月使用した感想
今まで特にリストレストの必要さとかは感じたことがなかったというか、あるとどんな風にいいのかがよくわからなかったんだけど、今はとても快適な使用感で毎日使っています。DeltaHub Carpio 2.0が快適というより、DeltaHub Carpio 2.0を使うことでマウスやキーボードの操作感が快適に、という意味で。
この記事内では画像や動画の撮影の都合上家のデスクでの使用風景を載せたんだけど、実際に多く過ごすのは仕事場のデスクなので仕事場でメインで使いつつ、この記事のためにもデスクマットでの使用感もということで家でもそこそこ作業しそうだなっていう日は持って帰りという感じで家でも仕事場でも使ってました。そういう点でも持ち運びできる軽さとか小ささも役立ちました。
小ささという点では仕事場のデスク上を空けたい時にも両サイドに除けるだけでいいのもキーボードと同じような幅のリストレストとかと比べると良い点かなと。そういうタイプのリストレストだとマウスと兼用というわけにもいかないし。
左手デバイスは画像ではたまたま同じタイミングでご提供頂いて試用中だったのでTourBox Eliteを載せたけど、仕事場で前から使用してるSTREAM DECKでも同じように使えます。
肝心の手の負担軽減効果だけど、そもそもすごく負荷のかかった時期に痛みが出るとか、あ、もうすぐ痛むようになるなっていう感覚が来るという感じだし、それが出やすくなってからはならないように気も使ってるので、明らかに痛みがあったのがなくなったみたいなわかりやすいことはなく、なかなかリストレストのおかげで軽減されたとかを実感するのは難しいんだけど、
ただ使用することでマウス操作の手の動きはコンパクトになってるし、キーボードに両手を置いてるときなんかも窮屈さが軽減されてるというか、高さが出てちょうど良くなってる感じはするので、きっと良い効果はあるんじゃないかな。測定出来るものでもなくて断言することはできないけども。
ただ既に書いた通り快適な使用感という効果は感じてるので、合わせて負担も軽減されてるはずだ!と思って使い続けていこうと思ってます。
DeltaHub Carpio 2.0はヨーロッパのメーカー DeltaHubの製品で、現在、日本国内では正規代理店のLong Fieldから同社の公式サイトとYahooショッピングのみで販売されています。他業者からAmazonや楽天などで販売されてる場合もありますが割高な場合がありますのでご注意下さい。
最後までご覧いただきありがとうございました。