
TORRAS COOLiFY Cyber Foldをレビュー。製品提供いただきました。
TORRASのフラッグシップ ネッククーラー2026年モデル。COOLOGY 3.0™ 瞬間冷却テクノロジーを核に、3基のTEC半導体冷却モジュールを搭載しAIによる温度最適化と圧倒的な冷却面積を実現したという冷暖両用デバイス。
前モデルのCOOLiFY Cyberからすでにフィット感の良さや冷却・温熱効果の高さはとても感じていました。とはいえこの手のネッククーラーやウェアラブルエアコンといったデバイス、毎年確かにパワーアップしているものの、これ1つで真夏の一番暑い時期も快適に過ごせるというほどではないので、過度な期待は禁物。真夏にはあくまで冷房との併用や、屋外ではないよりマシ程度。
それでいて値も張るので買う価値がないかといえば、むしろ年間を通して非常に役立っています。冷却用途としては今の時期くらいの少し暑くなり始めた時期から、梅雨の蒸し暑さなどなど冷房を使うのは少し気が引けるけど暑いという時期から非常に活躍するし、真夏も冷房の温度を抑えたり、1度上げると暑いし、1度下げると肌寒いみたいな微妙な温度調節にも役立ちます。料理中とか庭やベランダに出る時などさまざまなシーンで使えるし、季節の変わり目の暑さ、寒さにも役立つ。冬の本格的な寒さでももちろん活躍。温め目的での使用は3月や4月の段々暖かくなってきたかと思うとまだ寒い日もあるみたいな時期まで使えるし、温感の気持ちよさもあるし、熱があって寒気がするといった時にも役立つ。
今回も4月に製品提供いただき、はじめは温め用途で使用していて、だんだん冷却で使う日も増えてきたという感じ。
真夏の屋外での活動をこれ1つで快適にするほどではありませんが年間を通して長く色んな場面で活躍するので1つあると便利なのも確かです。僕自身は複数所持しているのもあり、家や仕事場それぞれに置いていてちょっと寒いな、暑いな、という時にはサッと手に取って使ってます。エアコンをつけるとなると時期によっては迷いも出ますが、これだったら気軽に使える。

前モデルのCOOLiFY Cyberからの最大の進化ポイントは可動式シリコンヒンジ。装着角度を自由に調整できるようになり、首元へ密着させて固定できるほか送風の角度の調節ができるようになり、

携帯時などにはコンパクトに折りたたむことができます。これがめっちゃ良くて収納時にも今までより場所を取らないし、屋外での使用時は使わない時にかさばるのが持ち出すのを面倒に感じさせる要素でしたが、この点で今年は持ち出しても良いかもなと感じています。
さらに環境温度を検知して自動で冷却・送風を最適化してくれるAI機能も搭載。これももう少し暑くなってきた時期の使用感に期待しているポイントです。一定の温度でなく自動調節させることで温度への慣れを防いだりできると良いなと思っていますが、今の時期にはまだ恩恵を感じるほどそもそも暑くないので体感はできていません。
現在Amazonでセール中で24%オフになっています。
TORRAS COOLiFY Cyber Fold 製品仕様

スペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 冷却チップ | COOLOGY KU3.0™ |
| 冷却面積 | 14975.4mm² |
| 冷却温度 | 3 × -10℃ |
| 最大運転時間 | 16時間 |
| 最大風量 | 2.5 m/s |
| 高速充電対応 | 20W |
| アプリ搭載 | あり |
| バッテリー容量 | 6,000mAh |
| 充電ポート | USB-C |
| カラー | シルバー・ブラック |
| 重さ (実測) | 532.0 g |
付属品

付属品は本体、USB-C充電ケーブル(L字型・1m)、収納ケース、取扱説明書。
操作方法


操作ボタンは本体右側底面に集約されている。電源ボタンとモードボタンの2つだけのシンプルな構成。
電源ボタンは短押しで電源オンと風量調整。1段階(30)→ 2段階(60)→ 3段階(100)→ 電源オフ と順番に切り替わる。長押しで電源オフ。
モードボタンは短押しで「冷房 →AI → 送風」のモード切り替え、長押しで温熱モードに切り替わる仕様。
モードは冷却・AI・送風・温熱の4つ。グラフィン塗料を採用した温度可視化デザインで、それぞれのモード時にインジケータの色も変化するので現在のモードがわかります。青が冷却、白のスクロール点滅がAI、緑が送風、オレンジが温熱。
冷却時はプレートの冷却と送風の両用・送風時はプレートの温度変化はなく、温熱時は風はなし、AIモードはAIによる自動調整モード。

ディスプレイは左右に2つ。左側にはバッテリー残量、タイマー設定、お気に入りモード、Bluetooth、静音モードなどの状態が表示。

右側には各プレートとファンの動作状態、モードやレベルの状態が表示される。
専用アプリでできること

本体操作だけでも使えますが、TORRAS アプリとBluetoothで接続することで、本体ボタンだけでは出来ない細かい設定ができるように。
アプリでできることは、プレートとファンの部位別の動作や風量の調整(首の後ろの風は出して横の風はオフとかの調節ができる)、タイマー設定、お気に入りモードの登録、AIモードの詳細な切り替えなど。本体のボタン操作だけだと風量は3段階のプリセットしか選べないけど、アプリからだとより細かいカスタマイズが可能。
進化したシリコンヒンジで首元にしっかりフィット

ここが今モデル最大の進化点で、押しのポイント。可動式シリコンヒンジが新採用されていて、装着時にしっかりフィットして固定できる。Cyber Foldはヒンジを動かして自分の首にぴったりの角度で固定できるので、冷却プレートの接触面積をしっかり確保できる。これによってペルチェ素子の冷却効果がロスなく首元に伝わる。わりと前から自分としては満足していたけど、首の太さとか体型によっても違ったかもしれません。そこはより高まったと思います。

そしてシリコン部分は開閉するだけじゃなく捻れるので、風向を顔の方に向けたり、

この通りコンパクトに折りたたむことも。シリコン部分に負荷がかかりそうなので、損傷リスクなどもメーカーに確認しましたが、過度に強く引っ張る・無理な力を加えると破損リスクはあるが、このような通常の折りたたみ使用については安心して使用いただけるとの回答をいただけました。
構造面では、折り曲げ時の負荷を分散するための“構造的な蛇腹設計”となっており、素材面では、高耐引裂性・高弾性の肌触りの良いシリコン素材を使用。製品自体でも「1万回の折り曲げ耐久テスト」を実施済みだそうです。

机の周りに置いておくのにも最低限のスペースで良くなってだいぶ嬉しいし、出かける時は首にかけていくからいいけど出先でバッグにしまう時などに手間取るのが難点でした。でもこのサイズなら入れやすいのでこれなら屋外でも使いやすそう。
重さは532g。それなりにありますが、主観的には首にかけてる時に重いとは感じないし、コンパクトにすることでも軽くなったわけではないけどかさばらない分あまり重さが気にならないように思います。もともと使用してない時や荷物として見た時に重い!というよりは邪魔・煩わしいという感覚の方が大きかった気もするのでそういうことかなと思います。
AIによる自動温度調節で「慣れ」を防ぐ

もう一つ新搭載されてるのがAIモード。
AIが冷却プレートの温度と風量を自動で最適化してくれる機能だそう。

僕がこの機能に期待しているのは、一定の温度で冷たさに慣れてしまわないような調節をしてくれること。AIが微妙に強弱をつけてくれることで変化を感じられるような効果を期待しているが、実際に使用してる4月から5月にかけては普通の冷却モードで十分にキンキンに冷たさを感じ続けるので自動調整の効果は感じられていません。風量がタイミングで少し変化しているのは音で感じるのですが冷たさはそもそも十分に感じ続けられているので。
気温がそこまで極端ではない環境ですと体感差が分かりにくい場合があると説明を受けていて、30℃前後の環境になると感じやすいそう。これから使用を続けていく中で効果を感じられたら追記しようと思います。
冷却・温熱プレートの広さ

実際に手にしたことがない人にはここまでの画像を見てもどこまでこれが冷たくなったり温かくなったりするのかイメージがつきづらかったと思います。プレートといっても見るからに金属プレートといった感じでもないですし。
今回のTORRAS COOLiFY Cyber Foldは温度変化のするプレート部分が、冷却時には青く、温め時にはオレンジ色の変化する仕様になってるので温度変化のするプレートの範囲が一目瞭然。↑の通り首が触れる面はシリコンヒンジ部分をのぞいて全て冷えたり温かくなったりするんです。

こちらは冷却時。全範囲にわたって温度が変化し、フィット感も肩掛けでなく、首に締め付けて浮かせたまま保持できるくらいしっかり固定できるので効果も抜群。
年間通して使える個人用 温度調節デバイス

ここまで書いてきた通り確かに冷却や温熱効果の良さや確かな進化ポイントを書いてきたけど、冒頭にも書いた通りのネッククーラーに対するリアルな評価としては、この機種で真夏を迎えたことがないとはいえ、真夏にこれ1台で快適で過ごせるとはいかないだろうというのは変わりません。
理想を言えば、真夏の外出時や屋外での作業時にこれ1台で快適に過ごせたら最高です。が、流石にそんなことはなく暑くなればなるほど効果はないよりはマシ程度だし、冷却効果が薄くなればなるほど首元の煩わしさを感じるようになります。何より近年のような真夏の暑さにはやっぱりこれだけで快適とか、熱中症対策になる!と考えるのは危険で、そういう時期には冷房のある空間で過ごす努力が大事で、あくまで補助とかないよりマシ程度で考えるべきだと考えています。
じゃあ意味がないのかというと、そんなことはなく、それだけの酷暑の中ならないよりはマシ程度でも貴重だし、合間合間で冷房のある空間へ入れた時のリカバリー効果も高められると思います。人と会うとか取引先へ移動時に少しでも早く汗を引かせたいとか色々シーンによってあると思います。
僕自身は一番効果を感じるのは真夏の一番暑い時期よりも、少し暑い・寒いとなってくる季節の移り変わりの時期。エアコンをつけるのは躊躇うような時期でもこれなら気軽につけられる。じっとしてれば暑くないけど料理をしたり、家のことをするのに動き回ったりしてる最中や終わって暑くなってる時のクールダウンするまでの間なんかだけ使うこともできる。
本格的に暑くなったり寒くなったりしてからは冷房や暖房との併用になるけど、それもちょうどいい温度への微調整や、電気代を抑えるために温度設定を控えめにしたりするのにも役立つ。体を冷やしたくないとか血行を良くしたいという用途にも良いかもしれないし、高熱が出て寒気がして体の節々が痛いなんていう時にも持ってて良かったなんて思います。

ネッククーラーやウェアラブルエアコンなどと呼ばれるこの手の製品。どうしてもイメージとしては真夏に使うイメージや売り方が目立つ気がしますが、僕自身は通年を通して役立つ製品だと感じています。エアコンよりも使いやすい「個人用の温度調節デバイス」と考えると良いと思うし、今のような広範囲のプレートを備えながら今回のシリコンヒンジでコンパクトに折りたためる点は特に今までのモデルになかった大きな進化で、毎年気になってたけど購入に至ってなかったという人には今回は買い時かもしれません。
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最後までご覧いただきありがとうございました。
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