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プロジェクター

XGIMI HORIZON S Max レビュー。明るい部屋でも綺麗。暗くすれば極上のホームシアターに。

XGIMI HORIZON S Max 使用時

XGIMI HORIZON S Maxをレビュー。製品をご提供頂きました。

XGIMIの最上位機種で4K解像度・3100ISOルーメンというとんでもないスペックですが、実際に使用してすぐにスゴさを実感。

これまでにもかなり高価格帯のプロジェクターをご提供頂いたり、自分でも購入したりして使用してきました。正直自分の寝室という同じ環境で使うならこれまでのモノでも十分過ぎて、どの程度ハイスペックさを実感できるのかと思ってました。

XGIMI HORIZON S Max 日の入ってきてる日中の部屋で使用してる様子

そんな中でしたが、まず初回起動ですぐにわかる照明が付いていたり日中の日の差し込んでる部屋でもくっきりと見える。映像も綺麗。めっちゃすごい。

今までのプロジェクターのレビューで自分の環境で使うなら4KでもフルHDでも映像の綺麗さはそんなに体感は変わらなかったと書いてきました(フルHDでも十分に綺麗すぎて)が、今回はそんな僕でさえはっきり感じられるほど。めちゃめちゃ綺麗。壁紙のテクスチャーや映像のドットなどの感じられなさが今までと全然違う。

この辺りが単に4K解像度というだけでなく、HORIZON S Pro、HORIZON S Maxにだけ新しく搭載されているデュアルライト2.0技術なのかもしれません。

明るさ・映像の綺麗さが半端じゃない。普通に使ってもめちゃめちゃ綺麗で、さらにまだまだ限られた機種でしか対応していないDolby VisionとIMAX Enhancedに対応。Harman/Kardonのスピーカーと合わせて映画の視聴が最高です。

そしてもちろんXGIMIのプロジェクターは内蔵OSもAndroid TV OSだから使いやすさも間違いない。

欠点としてはNetflixに非対応なのと、HDMIポートが1つしかない点がありますが、どちらも他の機器を繋いで対処したので記事内で紹介しています。

映画や海外ドラマを見たり、音楽のライブ映像を見たりと楽しんでいます。最上位機種だから価格は高いです。今はもっと安価な機種でも十分映像も綺麗でプロジェクターを楽しめます。でも確かにそんな中でより高いお金を払って選ぶなら選んだだけの価値も感じられました。無理をすることはないけど最高なホームシアター環境を作るなら奮発すればそれだけ得られるものも確かにあると納得させられる製品でした。

9/30までキャンペーン中でAmazonのXGIMI公式からのHORIZON Sシリーズの購入時にXGIMI Streaming Dongleを一緒にカートに入れて購入へ進むとXGIMI Streaming Dongleが無料になります。Netflix視聴に対応出来るストリーミングデバイス。普段からXGIMI公式サイトでの購入時には特典で付いてくるようですがAmazonでの購入では普段はついてこないので今がお得。

ショート動画で起動の速さ・明るさでの見え方の違いなど紹介

百聞は一件にしかずということで映像の綺麗さ、明るさでの見え方の違い、起動の速さなどがわかるショート動画を用意しました。20秒程度なのでよろしければ。

XGIMI HORIZON S Max 製品仕様

XGIMI HORIZON S Max パッケージ
XGIMI HORIZON S Max パッケージ

XGIMI HORIZON S Max スペック

XGIMI HORIZON S Max 本体。正面から。
XGIMI HORIZON S Max 本体

高級感があってかっこいい本体。角度調節可能なスタンドと一体型。電源を入れると正面のカバーが降りてレンズが現れる使用です。使用してない時にはレンズを守れるし、起動してカバーが降りる動作もかっこいい。

ブランド名XGIMI
製品名HORIZON S Max
解像度3840 x 2160 ピクセル (4K)
輝度3100 ISOルーメン
光源デュアルライト2.0テクノロジー (LED + 3色レーザー)
コントラスト比ダイナミック 1000000:1
HDR対応HDR10, HLG, Dolby Vision, IMAX ENHANCED
投影サイズ40~200インチ
スピーカー12W x 2 (Harman/Kardon)
Dolby Audio / DTS-Virtual: X に対応
システムAndroid TV™ 11.0
CPUCortex-A55
GPUMali-G52
RAM2GB
ストレージ64GB
入力DC x 1, HDMI 2.1 x 1, HDMI 2.0 x 1, USB x 2, LAN x 1
出力-
Wi-FiWiFi 5 Dual-band 2.4/5GHz, 802.11a/b/g/n/ac
BluetoothBluetooth 5.1
サイズ273 × 174 × 234 mm
重さ約4.81kg
XGIMI HORIZON S Max 製品仕様

XGIMI HORIZON S Max 付属品一式

XGIMI HORIZON S Max 付属品
XGIMI HORIZON S Max 付属品 一式

XGIMI HORIZON S Max 付属品は、

  • 電源アダプター
  • 電源コード
  • リモコン
  • 電池
  • 説明書など
XGIMI HORIZON S Max のリモコン(左)とXGIMI HORIZONのリモコン(右)
XGIMI HORIZON S Max のリモコン(左)とXGIMI HORIZONのリモコン(右)

リモコンは初め単体で見た時には以前購入したHORIZONに付属してきたものと同じだなと思ったんですが若干色が違う?と思って並べたらXGIMI HORIZON S Maxの方はより高級感のある薄いシャンパンゴールドという感じでした。単体で見るとシルバーだと思ってしまうくらいさりげない感じで嫌らしさもなくより高級感が出てかっこいい。

リモコンはBluetooth接続なので赤外線リモコンのようにプロジェクターに向ける必要なく使えます。快適。リモコンで音声入力も出来て反応も良好。

XGIMI HORIZON S Max 本体 背面。電源コードー・アダプターを接続。
電源アダプターとコードは接続して本体背面の電源端子へ。

背面ポート

XGIMI HORIZON S Max 本体。背面 ポート周りのアップ。
背面上部には電源ボタンとHDMI端子(eARC対応)・USB Type-A (USB2.0)ポートが二つ。

HDMI端子があるので外部機器と接続出来ますが、出来ればあと1つ2つ欲しかったなと思います。僕の場合はBlu-rayプレイヤーと繋いだりするのと、Netflixに対応していないのでAmazon Fire TV Stick やGoogle TVメディアデバイスなどを繋ぎたいし、ゲーム機などと接続したい人もいると思います。

Harman/Kardon スピーカー搭載。Dolby Audio・DTS-Virtual:Xに対応。

XGIMI HORIZON S Max 本体。右斜め前から。

Harman/Kardonの12W×2基のスピーカーを搭載。正面のカバーにHarman/Kardonのロゴ。サウンド効果として「Harman Kardonオリジナル」とバーチャルサラウンドの「DTS-Virtual:X」を切り替えられます。Dolby Audioにも対応。

角度調節可能なスタンド搭載

XGIMI HORIZON S Max 本体。左斜め前から。

スタンドは上下に135度、水平方向に360度回転可能で少し上に向けたり、下に下げたり、投影する場所へ向けて自由に調節出来ます。

XGIMI HORIZON S Max 本体。真上に投影。

真上に向けることもできるので天井へ投影することも。

XGIMI HORIZON S Max 底面に回転台と1/4インチネジ穴。

スタンドの底面。丸い部分が水平方向に360度回転。三脚などの設置に使える1/4インチネジ穴もあります。スタンドでも上下の角度調節が出来ますが、1/4インチネジ穴を活用してや天吊りなども可能。設置する場所や方法への自由度も高い

XGIMI HORIZON S Max 使用時

いつもプロジェクターを使用している寝室のベッド脇の棚の上に設置しました。今までのプロジェクターはスタンドを別途用意する必要がありました。かっこいいスタンドで満足していましたが、XGIMI HORIZON S Maxは単体でカッコよくて、それでいてただ置くだけなので簡単・便利。

ここからは実際に使用しての使用感などの紹介していきます。

明るさでの見え方の違い

日中の日の差し込む部屋

XGIMI HORIZON S Max 日の入ってきてる日中の部屋で使用してる様子
晴れの日の午前9時代の日の差し込む部屋で投影してる様子。

使ってみて真っ先に驚くのが明るい中での映像の綺麗さ。今までにも購入したもの、ご提供頂いたもの含めて2高価格帯のプロジェクターを複数使ってきましたが、映像の綺麗さ、特に明るい中での見え具合はダントツ!あえてブラインドを開けても全然見える。

照明を点けている部屋

XGIMI HORIZON S Max 照明の付いた部屋で使用

夜の照明を点けている寝室でもめっちゃ見える。寝室の照明にはプロジェクター用に普段より少し暗めの照明設定なども作ってあるんですが、特に使わずに普段使いの明るさで画像の加工などもなく↑の映り方。

もちろん暗くするとより綺麗。しっかり見たい時にはもちろん暗くするべきだけど、何かをしながらとか、普段使いするのにはやっぱり明るい環境でも見られる方が格段にプロジェクター活用の幅が広がります。

照明なしの暗い部屋

XGIMI HORIZON S Max 電気を消した寝室で使用してる様子

そして暗くした時の圧倒的な綺麗さ。最高。

同じ3パターンの明るさで映画を映してるパターンも撮影しました。なお、記事内で紹介するXGIMI HORIZON S Maxの映像を映してる画像は色の濃さなどでどの程度しっかり映っているかはわかると思うのですが、色に関しては実際に投影されてる色とカメラで映せている色に差があるものがあります。実際は壁にはもっと綺麗に映っているのに、カメラでは色が違って見えたり飛んでしまったり。

実際の色とは違う部分があるにせよ、これくらい綺麗に見えてるとか、壁のテクスチャーやドット感が目立たなく見えるとか、そういう点でのチェック材料やこんな感じで映せるなら自分の部屋だったらこんなふうに使えるなと考える材料にしてもらえたらと思います。

Android TV 11.0 を内蔵

XGIMI HORIZON S Max ホーム画面
XGIMI HORIZON S Max ホーム画面

XGIMI HORIZON S Max はAndroid TV 11.0を搭載。本体にOSやアプリが入ってるので他の機器とつながずに単体で使用できます。Android TV OSなので操作もしやすい。

起動するとまずホーム画面が映ります。電源を繋いで初回の起動は1分近くかかりますが、その後はスリープではなくきちんとシャットダウンしてもリモコンの電源ボタンを押せば毎回数秒であっという間に起動します。プロジェクターをストレスなく使うのには起動時間もとても大事。電源コードを抜き差ししたりした後は毎回最初だけ1分程度かかります。

アプリの順番などは調節できるのでよく使うアプリにアクセスしやすくできます。

↑の通り、主要な動画アプリが入っていて、起動してすぐにお気に入りのアプリを開けるし、Google Play ストアから追加することも↓。

XGIMI HORIZON S Max Google Play Store

ただ一点問題があって、Netflixには対応していません。

Netflixを使うには別途Amazon Fire TV StickやGoogle TV端末などを使うことで対応する必要があります。本体背面のHDMIポートに接続して使用可能です。HDMIポートが1つしかないので、他にも同時に何か接続したい場合はHDMI分配器などで対応できると思います。

XGIMI HORIZON S Max YouTubeホーム画面
XGIMI HORIZON S MaxのYouTubeホーム画面

一番使っているのはYouTube↑やU-NEXT↓。YouTubeは明るい中でもながら見するようなことが多くて、

XGIMI HORIZON S Max U-NEXTのホーム画面

U-NEXTはTVのコンテンツをながら見したり、海外ドラマや映画などじっくり見ることが多いです。最近はサッカーや音楽ライブなどのコンテンツも増えていて、ここ数年でよく使うようになりました。アマプラもよく使うけど、NetFlixは見たいコンテンツがリリースされた時だけ契約することが多いです。

Netflixに非対応だけどXGIMI Streaming Dongle(ストリーミングデバイス)が付いてくる!

XGIMI HORIZON S Max にGoogleTV メディアプレーヤーを挿してNetflixに対応する。

Android TV OSはめちゃめちゃ使いやすいんだけど、Netflixに非対応なのが数少ない欠点。そこでNetflixに対応するために、手持ちにあったGoogle TV対応メディアストリーミングプレイヤーをHDMIに接続。

AmazonのFire TV Stickが有名ですがその手の製品です。

XGIMI HORIZON S Max にGoogleTV メディアプレーヤーでNetflixが見られた。

無事Netflixが視聴できました。というわけで、そもそも本体だけで見れたら一番いいんだけど、とりあえずGoogle TVデバイスやAmazon Fire TV Stickなどでのストリーミングデバイスを使用することで対処出来ます。

そして実はそもそもXGIMIにも同じようなタイプのオプション製品でXGIMI Streaming Dongleがありました。現在9/30まで公式サイトの他、AmazonのXGIMI公式ショップでXGIMI HORIZON Sシリーズを購入すると無料で付いてくるキャンペーン中。

普段はアクセサリーとして別売りで14,000円ほどで販売しているようです。無料でついてくるなら嬉しいですね。ストリーミングデバイスはプロジェクターで仮に使わなくてもTVやモニターに繋いだり、何かと使い道はあると思います。

もちろん使い慣れたAmazon Fire TV Stickなどを既にお持ちならそれを使うのも良いと思います。

HDMIポートが少ないので分配器や切り替え機で増設

XGIMI HORIZON S Max にHDMI分配器を接続して複数機器を接続。
ケーブル一本の方をプロジェクターに繋いで、2つのHDMI機器を接続できるようにしています。

前の項目ではNetflixが見られない欠点の対処法を紹介しましたが、ここで次の問題。唯一のHDMIをここで使ってしまうと他の機器が繋げません。まあ同時に使う機器でなければその都度挿し替えることでも対処できますが、これも1つ対処法を紹介します。

HDMIの分配器や切り替え器を繋ぐ使用することでHDMIを増設することが出来ます。試しに↓の切り替え器できちんと切り替えて2台の機器が映せるのを確認できました。

ただし前の項目で紹介したGoogle TV ストリーミングメディアプレイヤーは差し口に本体が干渉してそのままでは挿さらなかったので別途HDMIの延長ケーブルを噛ませる必要がありました。お使いの機器でもご注意ください。でもこれで思い当たる2つの欠点が解消できました。HDMIが分配器や切り替え器を挟むのは本体の背面がごちゃごちゃしたり、壁際を広く取らなくて済むので良い点もあります。まあどっちにしてもHDMIが多くあるに越したことはないんだけど。

2台でも足りなければ3台接続できるタイプも。ストリーミングデバイス・ゲーム機・ブルーレイプレイヤーなどなど色々同時に接続しておけます。

8K動画を再生

XGIMI HORIZON S MaxでYouTubeの8K動画を再生

とりあえず高画質な動画を流してみようと8K風景動画を再生してみました。XGIMI HORIZON S Maxの対応解像度は3840×2160(4K)なので2160pで再生されています。右上のあたりに若干壁のテクスチャーを感じないことはないですが、ドット感は全然なく非常に綺麗。

でも映像が8Kだから綺麗なのかというと、フルHD以上くらいの画質のコンテンツであればどれも十分に綺麗です。僕が普段見るようなエンタメや音楽なんかの動画で4K以上のコンテンツの方が少ないですし。

大画面で映画を楽しむ

映画を流してもめちゃめちゃ綺麗。壁紙のテクスチャーやドットなどまるで目立ちません。これ、他の4Kのプロジェクターではここまでじゃなかったから、ただ4Kだからとかって話じゃないんです。

照明を点けている部屋

XGIMI HORIZON S Max 照明の点いてる部屋で映画を見てる部屋の様子。

すごいのが照明の付いた部屋でもこれだけ綺麗なこと。今までに使用して来たプロジェクターの中でも良い機種は明るい中でも実用レベルで見ることが出来て、他のことをしながら流しておいて横目で見るような使い方はしていましたが、それにしてもダントツの見え具合。暗い部屋の画像と見比べるととはいえ薄く見えるようですが、実際の体感では他のことをしながら明るい部屋で見てて、そのまま暗くするのを忘れたまま見続けてられるくらい不自由なく視聴できます。

部屋の明るさは写真では少し暗めにも見えますが最初の方に載せた「照明を点けている部屋」の画像と同じ照明設定で普段使いの明るさです。

暗くした部屋

XGIMI HORIZON S Max 暗い部屋で映画を見てる部屋の様子。

もちろん暗くすればなお綺麗。本当に素晴らしい。

デュアルライト2.0 搭載

XGIMI HORIZON S Max ピクチャー設定。光源モード デュアルライト 2.0など。

そんな綺麗な映像を実現している技術の1つがXGIMI HORIZON S Maxに搭載されているデュアルライト2.0。

デュアルライト2.0はLEDと三色レーザーの融合だそうでXGIMIのHORIZON S Pro、HORIZON S Maxといった高級機種にしか搭載されていません。

ピクチャー設定の光源モードから従来の三色レーザーと切り替えて選択できます。実際の使用感としては試した瞬間にデュアルライト2.0の方がはっきりと明るくなったのでそちらを使用しています。

デュアルライト2.0技術は、スペックルやカラーフリンジといった従来の3色レーザーに関連する問題を効果的に解決し、より快適な視聴を保証します。

詳しくは、XGIMIプロジェクターのデュアルライト2.0テクノロジーに関する完全ガイド で解説されています。

照明をオフにするとさらに綺麗。暗く出来るなら正直ここまでと言わず、むしろ結構安価なプロジェクターでも今はかなり綺麗です。だから差が出るのは明るい環境での使用時。と思っていたのですが、暗くした中でもこれまでに使用してきたプロジェクター(4Kや20万円台クラスのものも使ってきました)以上の綺麗さを感じました。一番は壁紙のテクスチャーやドット感の目立たなさ。スクリーンを用意せず壁に直接投影してるからいくら良いプロジェクターでも多少は仕方ないだろうと思っていたし、プロジェクターでの大画面にはそれ以上の魅力があるので不満にも感じてませんでしたが、XGIMI HORIZON S Maxではそれが本当に少ない(映像の種類やシーンによって多少感じることもあるけど、逆にまるで感じさせないことも多いくらい)です。

IMAX Enhanced・Dolby Vision対応

XGIMI HORIZON S Max IMAX Enhanced・Dolby Vision対応。

さらにXGIMI HORIZON S MaxはIMAX Enhanced・とDolby Visionに対応しています。どちらも対応機種はまだまだ少なく、IMAX Enhancedに関してはXGIMIではHORIZON S Maxだけ。Dolby VisionもHORIZON S Max、HORIZON S Pro、HORIZON Ultraという限られた機種のみ。HORIZON S Maxは流石の最上位機種と言えます。

より詳しくはXGIMIの公式サイトで解説されています。

IMAX EnhancedはDisney+のIMAX Enhancedバージョンなどまだ限られたコンテンツしかないようですが、そもそもIMAX Enhancedの認証を受ける上で画質や音質のクオリティが相当必要になるそう。その上でIMAX Enhanced専用モードを搭載しないといけないんだそうですが、認証を受けられてるという時点で相当のクオリティが保証されてるようなものですね。この先対応コンテンツが増えてくのも楽しみになります。

Dolby Visionは、Netflix、Disney+、Apple TV+、Amazon Prime Videoなどのストリーミングサービスで提供されているDolby Vision対応コンテンツ、一部の4K Ultra HD Blu-rayなども対応していて、僕もU-NEXTにあったDolby Visionコンテンツを視聴してみました。

XGIMI HORIZON S Max でDolby Visionコンテンツを視聴。。

ファンタスティックビーストの3作目。対応コンテンツ以外だとDolby Visionのメニューは開けません。明るい環境向けのDolby Vision Brightと暗い環境向けのDolby Vision Dark、カスタムを選択できます。

Dolby Vision以外でも散々綺麗だと感じていたけど、Dolby Vision対応コンテンツにはまた1つ感動があります。オーディオもDolby Audioに対応してて、映像にも音にも厚みや重厚感、立体感が増すような映画館感がめちゃめちゃ増します。

また、Dolby Vision BrightとDarkで目に見えて明るさが変化するので、環境にも合わせられるだけでなく、暗い部屋で見てるときにすごく暗い画作りシーンなんかでBrightにすると明るくなって見やすくなります。自分には暗すぎるなーとか、もっとここよく見たいなっていうことありますよね。

XGIMI HORIZON S Max でDolby Visionコンテンツを視聴。カスタム。

カスタムでめちゃめちゃ細かく調節することも。これもDolby Visionだからこそ。

XGIMI HORIZON S Max でDolby Audioコンテンツを視聴。

U-NEXTの場合はDolby VisionもDolby Audioもプレーヤー設定から切り替えられるので比べるとどちらも全然違うのがわかる。

アマプラは広告なしプラン、NetflixはプレミアムプランじゃないとDolby Visionで見られない中、U-NEXTだと普通のプランで見られました。以前から見ている海外ドラマのハウス・オブ・ザ・ドラゴンもDolby Vision対応だったことがわかって嬉しい。

ライブ動画なども最高。推し活にもおすすめ。

XGIMI HORIZON S Ma音楽ライブ映像を楽しむ。人のアップも綺麗。暗い部屋。

音楽が好きでライブなんかも観に行くんですが、最近は配信でもあるし、ライブブルーレイなんかを買ったりもします。プロジェクターの良いところが、じっくり見る時の大画面はもちろんなんだけど、好きな映像を見るでもなくとりあえず流しておくみたいな使い方でもいちいち気分が上がるところ。音楽に限らず映画やドラマなんかでも。とりあえず流しておいて、普通に生活していて、部屋に戻って来ると好きな映像が流れてる。TVやPCのモニターでもできるけど壁いっぱいに大きく映ってるのはやっぱり違います。

XGIMI HORIZON S Maxで音楽ライブを視聴。

どちらもバンド公式のYouTubeの映像でフルHDだけど最高に綺麗。これも他のプロジェクターよりもはっきりと壁紙やドットを感じさせない綺麗さで、4Kじゃなくてもはっきりと感じられるので、それだけ明るさや綺麗な映像を投影する技術によるところなのかなと感じます。

XGIMI HORIZON S Ma音楽ライブ映像を楽しむ。暗い部屋。細かい映像も綺麗。

僕自身は推し活という感覚ではないけど、そういう風に好きな何かがある人なんかにも非常おすすめ出来ると思います。ライブ会場にいるよう!というと流石に現地で体感するのには及ばないけれど、でもそんな気持ちで毎日過ごせるのは最高ですよね。

音もめっちゃ良いけど、家で過ごすのは深夜、住んでるのは賃貸なのであんまり大音量は気が引ける。映画なんかは程々の音量でもHarman/Kardonのスピーカーがめちゃめちゃいいけど、よりでかい音を鳴らしたい音楽はBluetoothのヘッドホンを使ったりもしています。

XGIMI Wall

XGIMI HORIZON S Max XGIMI Wallで風景や絵画などを投影。暗い部屋。

特にじっくり何かを見るでもなく何が流しておきたいという時には動画ばかりでなくXGIMI Wallというアプリも。窓から風景が見れるデザインや絵画、キャットタワーでくつろいでる猫などいろんなタイプが。

XGIMI Wall 航空機の窓

こちらは航空機の窓とか。XGIMI HORIZON S Maxを動画を見るばかりでなく部屋の空間づくりに使ったり、子供のいる家庭にもいいかもしれませんね。

スクリーンの調整が簡単な様々な補正メニュー。

XGIMI HORIZON S Max プロジェクター設定。中断なしの自動台形補正など。

XGIMI HORIZON S Maxは映像を表示するスクリーンの設定も簡単。基本的には起動したら自動で最適なサイズと形に整えてくれるから設定が難しいかもみたいな心配は不要。

XGIMIのプロジェクターは、これまでにも使ってきたけど、以前の機種にはなかった設定が、「中断なしの自動台形補正」プロジェクターを動かすたびに自動で投影する形やサイズを整えてくれます。

XGIMI HORIZON S Max さらなる画像補正。手動台形補正など。

そして他にも、画像補正設定がたくさん。障害物回避で家具などを避けた配置でスクリーンを投影したり様々な環境で使いやすくなっています。

XGIMI HORIZON S Max

手動台形補正でスクリーンの形やサイズを調整したり、

XGIMI HORIZON S Max スクリーンシフト機能で投影画面の微調整が簡単

スクリーンシフトでそのままスクリーン位置を上下左右に微調整したり、

XGIMI HORIZON S Max ウォールカラー適応で壁紙の色に合わせて自動調整2

ウォールカラー適応でその環境の壁紙の色などに合わせて最適化してくれたり。

XGIMI HORIZON S Max デバイス設定/Google Cast

他にもGoogle Cast対応でスマホやタブレットのコンテンツを送ったり、

XGIMI HORIZON S Max デバイス設定 / スリープタイマー

動画を見ながらの寝落ちにはスリープタイマーが便利です。

僕はゲームをしないので紹介できていませんが、遅延 ≤ 20ミリ秒のゲームモードにも対応。

XGIMI HORIZON S Max はこんな人におすすめ

XGIMI HORIZON S Max 日の入ってきてる日中の部屋で使用してる様子

XGIMI HORIZON S Max をレビューしました。

とにかく圧倒的な映像の綺麗さ、明るさ。これが何より。そして音の良さや使いやすさ。

価格も高いけど、性能も圧倒的で納得。自分の大好きな趣味やコンテンツを楽しむためにここは贅沢にこだわるんだとか、家族で過ごす最高な時間のために奮発するんだという人には価格以上の価値や体験、満足感は確かに得られそうに思います。

本当に素晴らしいプロジェクターとその体験でした。

購入する覚悟さえ決まれば使い方は難しくないし、気の利いた設定も多く、買ったはいいけど使いこなせないということもないと思います。

設置する部屋でどれくらいの距離でどのくらいのスクリーンサイズになるかなどはXGIMIの公式サイトでシミュレーターがあります。

HORIZON S Maxに次ぐ上位機種 HORIZON S Pro、HORIZON S Maxに比べると輝度は劣りますが比較対象が凄すぎるだけでこれも十分ハイスペックです。

9/30までキャンペーン中でAmazonのXGIMI公式からのHORIZON Sシリーズの購入時にXGIMI Streaming Dongleを一緒にカートに入れて購入へ進むとXGIMI Streaming Dongleが無料になります。Netflix視聴に対応出来るストリーミングデバイス。普段からXGIMI公式サイトでの購入時には特典で付いてくるようですがAmazonでの購入では普段はついてこないので今がお得。

少し前まで最上位機種だったHORIZON Pro、HORIZON Sシリーズの登場で最上位ではなくなったものの、その分今なら少し手頃な価格にもなっています。デザインも好みによってこちらの方が好きということも全然あるんじゃないでしょうか。かっこいい。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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てず


好きなモノ・コトをブログやSNSで発信。
Apple・ガジェット・家電・デスク周りや暮らしのモノ。革や木のモノ。
2016年ブログ「Tezlog」開設。
2021年よりYahoo!ニュース エキスパート クリエイター。
2022年よりMakuakeアンバサダー。
2023年よりXREAL Japan SNSアンバサダー。

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