
2018年9月リリースのiOS12で登場したiPhoneアプリ 「ショートカット」アプリの使い方と活用例を4つ紹介しています。
紹介しているレシピ自体は本当に簡単なものなのでわざわざ紹介するか迷った部分でもあるんですが、簡単だからこそ各々の生活に必要な形に応用出来ると思います。
iOS アプリ ショートカットとは
元々はWorkflowという名前のアプリでしたが、Appleに買収され、apple純正の「ショートカット」というアプリに生まれ変わりました。
Workflowだった頃から便利そうだなとは思っていたものの、いまいち有効な使い方を思いつかなかったり日本語対応していなかったのでとっつきづらかったこともあって使用していませんでした。
それも何年か前のことなのでiOS12でショートカットに生まれ変わる直前がどうだったのかわからず、厳密にショートカット アプリになって何が変わったのかは把握していないのですが、
日本語になって少し触りやすくなったように感じたので試してみたところ、とても便利でした。
まだまだ簡単な使い方しかしていないのですが、日常的に頻繁に使うような部分を簡単に出来たので、もう欠かせないという感じです。
ショートカットの使用方法
まずショートカットアプリで作成したショートカットは、
- ショートカットアプリ内のライブラリから使用する
- ウィジェットからショートカットを使用する
- ホーム画面にショートカットを配置する
- Siriでショートカットを使用する
という風に使用することができます。
ショートカットアプリのライブラリからショートカットを使用する
ウィジェットにショートカットを配置する
ホーム画面にショートカットを配置する
Siriでショートカットを使用する
Siriではショートカットを起動するためのフレーズを録音して設定することで、自分で決めた言葉でショートカットを起動させることが出来ます。
例えば、〇〇さんと言えば〇〇さん宛にメールを作成するとか電話をかけるとかっていう設定が出来ます。
オススメのショートカットの使用例 4つ
ショートカットでミュージックアプリのプレイリストを再生する
通常ミュージックアプリで特定のプレイリストを再生するときは、
- ミュージックアプリを起動する
- プレイリストを選択する
- 再生したいプレイリストを選択する
という操作をします。
一応Siriに〇〇のプレイリストを再生して、などと伝えることでも再生出来ますが、聞き取ってもらいやすいプレイリスト名を付けておくなど工夫をしないと難しいです。
いつも一つのプレイリストを使うなら簡単な名前にしておけばいいですが、僕はかなりたくさんプレイリストを作ってるのでこれまではSiriにお願いするのは諦めていました。
ショートカット アプリを使うと、作成したボタンを一押しでプレイリストを再生出来ます。
一度ショートカットを作成してしまえばミュージックアプリを起動することからしなくていいので、本当に楽。
これもいつも同じプレイリストしか再生しないのならミュージックアプリを開けば再生出来るんですけど、新しくインポートしたアルバムを再生するときは最近追加した項目から探したり、プレイリストを再生するにもいくつもプレイリストがあるので目的のプレイリストを選ぶとかにも、少しの手間が必要で、それが無くなりました。
プレイリストを再生するショートカットの作り方 Siriからの提案を使用
複雑なことをしないのでレシピ作成も簡単
- 設定したいプレイリストから一度音楽を再生する(日頃から使用してるプレイリストなら飛ばしてOK)
- ショートカット アプリを起動してショートカットを作成を選択
- 下半分くらいのところにある検索バーをタップして出てきた項目からSiriからの提案をタップ
- 下へスクロールしていってミュージックの項目の中に表示されている、「目的のプレイリスト名」を再生する を選択。
これだけ。Siriからの提案は最近使用したような内容をショートカットにするのを提案してくれる様子。
画像は「邦楽 2010-19 男性vo 」というプレイリストを再生するショートカットを作成した画面。
実行時に表示をオンにしておけば、ショートカットを使用した時にミュージックアプリの画面が表示されるようになります。僕はオフにしておいて再生はされるけどアプリの画面には切り替わらないようにしています。
ちゃんと動いてるか不安になるようなレシピの時にはオンにした方がいいでしょうが、音楽を再生する場合には流れればすぐにわかるのでいちいち画面を表示させる必要はないかなと思います。
Siriでショートカットを実行するフレーズを設定する
上の2010-2019☆5再生の画像の右上、完了の下のアイコンからショートカットの設定画面へ。
タイトルやアイコン・Siriでショートカットを実行するためのフレーズ・ウィジェットに表示するかなどの設定、ホーム画面への追加などが出来ます。

Siriで再生する場合には「音楽再生」といえばでこのプレイリストが再生されるようにしました。プレイリスト名と関係なく言葉を設定出来るのでSiriからの再生も活用出来るようになりました。Siriのフレーズは実際に喋って録音して設定するので周りを気にせず喋れる場面で設定しましょう。後で録音し直すことも出来ます。
スマートプレイリストについて
邦楽で男性ヴォーカルで好きな曲に星5、洋楽で男性ヴォーカルで好きな曲に星4、邦楽で女性ヴォーカルで好きな曲に星3、洋楽で女性ヴォーカルで好きな曲に星2を付けるっていうのをマイルールにしていて、
下の画像のは2010年から2019年の曲で、かつ星5(邦楽男性ヴォーカルの好きな曲)の曲が抽出されるスマートプレイリストになっています。
スマートプレイリストの運用についても記事にしています。
ショートカットで乗換案内で特定のルートを検索する

電車に乗る時には欠かせない乗換案内アプリ。決まった駅の往復だけなら手間はかかりませんが、そうじゃない場合はその都度出発駅と到着駅を入力しなければいけません。ルートを登録しておく事もできるので大した手間でもありませんがやっぱり省略出来るなら省略するに越したことないですね。
僕が通勤に使う路線は時間帯によって急行を待った方が良かったり、各駅で行った方が良かったりするので、いつもの通勤の駅でもちょっといつもと時間帯が違うときに電光掲示板を見逃すと、あれ、急行待った方がいいんだっけ、とか迷ったりします。
しかもちょうど各駅が到着するときなんかもあるので急いで乗換案内で検索したり。
なのでいちいち乗換案内のアプリの起動からでなくホーム画面のショートカットを一押しで検索出来るのは嬉しいんです。
ショートカットの作り方も既に紹介したSiriからの提案を利用すれば最近利用した区間を選択できるので、いつも通勤や通学に使うような決まったルート以外にも、今後もたまに使うだろうなっていうような区間を乗換案内で検索したらその度にショートカットを作成しておくと次回以降が簡単でいいと思います。
画像の黒塗りで塗りつぶしてあるところは日頃利用する駅名が入ってます。ショートカット名:渋谷新宿乗換・渋谷新宿のルートを表示の様に。
外ではSiriで実行することはなさそうなのでSiriは設定していません。
ショートカットでリマインダーをセットする
度々利用する条件のリマインダーをショートカットで準備
続いてショートカットを作成したのがリマインダー。
度々利用する内容だけど、毎週とか何曜日にとか決まった間隔ではない不定期なもの。(決まった間隔で繰り返すものは繰り返し設定で済む)
今回作成したのは「ポストへ行く」と「チケットを発券する」です。他によくありそうなのは奥さんにスーパーで買い物して来てとか頼まれることがあるとか。そんな人には役立ちそう。
僕の場合のポストやチケットの発券はどちらも仕事の行き帰りの時に済ませようと思ってついつい忘れてしまうことがあるものです。特に急ぎでないものだといつでもいいと思ってるから何日も忘れ続けたり。
リマインダーに登録するだけなら今までもSiriに頼めたんですが、場所の条件などがおそらくSiriでは付けられなかったと思います。なので今までは通知なしでSiriに頼んだ後場所の条件を入力していました。
これがショートカットを登録しておくことで〇〇駅に着いたらポストやチケット発券と通知されるリマインダーがショートカット を一押し、あるいはsiriにポストって言うだけ。
メールでチケットが発券できる様になりましたって届いたらヘイSiriチケット。奥さんに買い物を頼まれたらヘイSiriスーパー。これだけ。
設定の仕方
今回は先程までのSiriからの提案ではなく、Siriからの提案よりさらに下へスクロールしてリマインダーの項目から選択。
新規リマインダーを追加を選択して詳細を入力して設定します。Siriからの提案ではなくなったけどアプリを選んで項目を埋めるだけなので簡単。
ショートカットでメールを送信する
ドトールでWi-Fiを利用するのに必要なメールを送信する。
僕は出先でコーヒーを飲む時とかによくドトールを使うんですが、ドトールってWi-Fiが無料で利用出来るんです。
ただしWi-Fiに接続するには決まったアドレスにメールを送ってゲストコードを受け取る必要があります。ゲストコードを取得したらWi2 Premiumというwi-Fiに繋いでゲストコードを入力・送信すればWi-Fiに接続できます。
なのでいつもドトールへ行ったら注文待ちの時とかにメールアプリを開いてメールを送ってゲストコードを取得するんですが、これもショートカットを押せば自動でメールが送れる様に出来ます。

設定は先程のリマインダーと同じ要領でメールの項目を選択して新規メールを送信するを選択したらあとは画像の通り。
作成シートを表示はオンにしておくと作成画面を表示して、オフにしておけば作成画面すら開かずにボタンを押したらメールの送信が済むという具合。僕はオフにしています。
きちんとメールを送れたらゲストコードの記載されたメールが届きます。
ショートカットアプリの使い方と活用例 まとめ
ショートカットアプリの使い方と活用例として、
ショートカットを利用した
- ミュージックアプリのプレイリスト再生
- 乗換案内
- リマインダー登録
- メール送信
を紹介しました。僕自身操作に慣れ始めなので複雑なレシピは一つもありません。
それでもよく行う操作の手間が一つ二つ減るだけでとても快適になってオススメです。
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