
前から使用しているAnkerのPD対応USB-C急速充電器 PowerPort Atom III Slim 30W の新型 Anker PowerPort Atom Ⅲ45WSlimが発売されました。
実は同じサイズのまま30Wから45Wにパワーアップしたのだと勘違いして即購入してしまったんですが、実際はサイズもひとまわり大きく。
そうなると僕の用途だと相変わらず30Wの方で良かったかなっていう感じなんだけど、どちらがいいかは用途次第。
必要な人にとってはこんなちょっと大きくなっただけで出力1.5倍になったなんて!と嬉しい新モデル。
で、前から使用してる30Wの方も他の記事で少し触れたりはしてるものの、紹介する記事は書き逃していたのでこのタイミングでまとめて紹介しておこうと。
書き逃していたのは書きたいネタが多すぎて書けてなかっただけでPowerPort Atom III Slim 30Wはめっちゃ使ってるの。
だからこういう記事中にも登場してます。
-
-
革のポーチをガジェットポーチに。イルビゾンテ レザーポーチ。
続きを見る
-
-
おすすめ 充電器・モバイルバッテリー・アクセサリー。iPhoneなどAppleデバイスに。
続きを見る
で、正直サイズ大きくなってるの気づいてたらわざわざ購入はしなかったんだけど、持ってるなら持ってるで僕の場合でも使い道はあるかなって思ってます。
でこの2製品の特徴は高出力かつスリムでコンパクトなUSB-C急速充電器っていうことで、
そうなると他に比較対象になりそうなのが形のタイプは違うけどRAVPowerの RP-PC112 っていうめちゃめちゃコンパクトなのに61W出力っていう急速充電器があるので、その辺にも触れておこうと思います。
RAVPower RP-PC112も単体のレビュー記事は書いてないんだけどこの記事で紹介しています。
-
-
【レビュー】RAVPower RP-PC128 PD USB-C2ポート充電器。90W出力が欲しかった僕の使い方。45WずつでMacとiPhoneを同時に急速充電も!
続きを見る
Anker PowerPort Atom III Slim 30Wと45Wの比較
サイズ
大きい方が新モデルのPowerPort Atom III Slim 45W Slim で 8.4 x 5 x 2 cm 77.1 g
PowerPort Atom III Slim 30Wは、4.5 x 7.6 x 1.6 cm 59 g
特徴
どちらもスリムでコンパクトなPD対応のUSB-C急速充電器。
GaN(窒化ガリウム)っていう新素材を採用した製品がここ1、2年でガーっと登場してどんどんバッテリー関連の製品の小型化が進んです。
で、名前の通り30W出力の、より小型な方と、ひとまわり大きくなった代わりに45Wでより高出力な方。
PD対応のUSB-Cとは、
USB-Cっていうのはあくまで端子の形のことで、その同じ端子でも製品によって性能が違う。
充電だけ出来たり、データの転送が出来たり、映像を送れたり。
で、USB-PD(Power Delivery)っていうのは、高出力で急速充電出来るよっていう給電の規格の一つ。
要は、PD対応の充電機器を使えば、PD表記のない機器よりも短時間でたくさん充電出来るよってこと。
ただし、
- PDで急速充電するには充電器、ケーブル、充電する機器全てが対応してる必要がある
- PDに対応してても何Wまで対応してるかは製品によって違う(現状最大100W)
例えば、8以降のiPhoneだとPDによる急速充電に対応してるけど充電器とケーブルが30W出力だろうが45W出力だろうがiPhoneに給電出来るのは最大18W程度まで。iPad Pro 12.9インチだと最大30W程度まで給電出来る。

Anker PowerPort Atom III Slim 30Wと45W どちらが良いか
この2製品のウリは、スリムでコンパクトなのにPD対応で高出力なUSB-C充電器だということ。
売りであるスリムでコンパクトっていうところを突き詰めたければ30Wだし、45Wでも十分コンパクトだから出力面を重視して45Wというのもアリ。
っていう風に考えられるんだけど、そもそも用途が何なのかっていうことが大事で、
iPhoneやiPadに使うならは30Wで十分
前述の通り、iPhoneには18W程度まででしか給電出来ないので、30Wで十分。
同じくiPadも12.9インチのiPad Proのみ45W、その他のサイズのiPadはminiから11インチのProまで最近のは全て最大30W程度まででしか給電出来ないので30Wで十分。
というように実は30Wの方で十分っていう機器が多い。
しかもiPad Pro 12.9インチに付属の電源アダプタは18W出力。
つまり30Wでも付属のものよりはかなり早く充電出来る。
だからiPad Pro 12.9インチをガンガン使って、最大出力を一番大事にしたいなら45W。
iPad Pro12.9インチを使うけどまあまあ充電出来れば良くてそれよりスリム差に拘りたいなら30Wも全然あり!
そしてそれ以外のサイズのiPadはそもそも30W一択と。
そんな中MacBookシリーズは機種によって付属する電源アダプタの出力が大きく違う。
MacBookシリーズに付属する電源アダプタの電力の比較
- MacBook (2015年以降のモデル) 29Wまたは30W
- MacBook Air (2018年以降のモデル) 30W
- 13インチのMacBook Pro (2016年以降のモデル) 61W
- 15インチのMacBook Pro (2016年以降のモデル) 87W
- 16インチのMacBook Pro 96W
MacBookとMacBook Airなら30Wで十分ということがわかる。
MacBook Proは45Wでも不足するけど充電は出来る。
そしてじゃあMacBook Proはというと、なんと全機種45Wでも不足するっていう事態。
でも、上記の13インチなら61Wとか、15インチなら87Wとかっていうのは、あくまで付属する電源アダプタの出力で、まあそれくらい出るのが最適だろうとは思われるんだけど、それより低い出力の充電器で充電できないわけではない。
つまり僕が使用してる13インチのMacBook Proでいうと、61Wの充電器が望ましいだろうけど、実際に30WのAnker PowerPort Atom III Slimでも充電自体は出来てる。(15インチも充電出来るという情報あったけど、16インチは確認取れてません。)
ただ使いながらだと、使い方にもよるだろうけど給電される電力よりも消費される電力の方が多くなってしまって、充電残量が増えるというよりは減っていくのを軽減するっていう形に。
とはいえ、充電なしでも何時間も使えるんだから減っていくのを軽減出来れば、出先で使う分には十分な場合が多いでしょう。
家や職場で常用する充電器としては不足だけど、外出時に持ち歩く分には十分と考えます。
今回はMacBookシリーズで考えましたが、Windows PC などでも付属の電源アダプタが何Wなのかを確認すれば判断出来ますね。
45Wが必要な機器を使うなら、その上で出力を取るか、サイズを取るか
その上で30Wの方がいいのか45Wの方がいいのかは、どのくらいの頻度、時間使うのか、
念のため少しでも出力の高い45Wなのか、頻繁に使うわけでもないけど邪魔にならないようにバッグに入れておきたいから少しでも小さくとか、用途や好みで判断すればいいと思います。
僕の場合はモバイルバッテリーは頻繁に使うんだけどコンセントに挿す充電器は出先ではそんなに使わないし、使うにしても基本はiPhoneとかモバイルバッテリーを充電するのに使って、すごくたまにiPad ProとMacBook Pro13インチもっていうところなのと、荷物は極力軽くしたい方なので30Wを使っていくと思います。
でも何泊もする時とかちょっと荷物増えてもしっかり備えておきたい時なんかには追加で持っていくっていう使い方も出来るかな。
ただ、それくらいしっかり備えたいっていうんであれば45Wよりこちらの方がいいかもしれない。
61W出力のRAVPower RP-PC112もオススメ

画像の通り厚みある立方体に近い形のRAVPower(ラブパワー) RP-PC112はこのサイズで61W出力。
61Wといえば前述の通りMacBookPro 13インチに付属する電源アダプタと同じ出力。もちろんサイズはApple純正よりもこちらの方がめちゃめちゃ小さい。
え、じゃあMacBook Pro使うならこっちで良くない?って思われるかもしれないんだけど、僕の場合は普段持ち歩く時にこの立方体みたいな形よりAnker PowerPort Atom III Slimのカードみたいな形の方が持ちやすいのでそれを優先。
じゃあRP-PC112は何で持ってるのかといえば、前までMacBook Pro13インチに常用する電源アダプタとして使ってたんだけど、90W出力のものに乗り換えて今は使ってないという経緯が。
-
-
【レビュー】RAVPower RP-PC128 PD USB-C2ポート充電器。90W出力が欲しかった僕の使い方。45WずつでMacとiPhoneを同時に急速充電も!
続きを見る
僕の場合は違ったけど、人によってはむしろRAVPower RP-PC112の方が持ち易いという人もいると思うんで、それは普段使ってるバッグとかポーチとかにもよるだろうし、当然出力優先でこっち!っていう人もいると思います。
Anker PowerPort Atom III Slim 30W/45W・RAVPower RP-PC112 どれが良いのか まとめ
- とにかく小ささ、それも薄さが大事 ・出力は30Wで十分!ならAnker PowerPort Atom III Slim 30W一択!
- なるべく小さく、でもMacBook Proなどで高出力も必要。なら3つの中から一番条件に合うモノを。
- 薄いタイプよりも立方体に近い形が持ち易い or とにかく高出力!ならRAVPower RP-PC112
2番目の項目なんかは結局より重視するのはどこなのか、許容できるのはどこなのかっていうところなのであえて限定しなかったけどこんなところかなと。
とにかくこの分野の製品は頻繁に新製品が出てどんどん高性能になったり、小さくなったりするんだけど、おかげでどんどん荷物が減ったり軽くなったりして生活を快適にしてくれます。
僕の持ち方だと薄い方が持ちやすいって言ったけど、普段持ち歩いてる充電セットがこんな感じ。

こちらはいつも使用してる充電グッズ。バッグにはこのポーチのセットを入れてます。
- Anker PowerCore Slim 10000 PD
- Anker PowerPort Atom III Slim
- Anker PowerLine II USB-C & ライトニング ケーブル (0.9m)
- Anker USB C ケーブル (0.9m) (何かに付属してたケーブル)
- イルビゾンテのレザーポーチ
- TAVARAT 姫路レザーコードクリップ
前はもっとバッテリーも充電器も大きかったし、充電速度も遅かったからスマホとあれとこれとって充電すると思うともう少しケーブルがないととかバッテリーもう一個とかってこともあって嵩張ってたんだけど、今は軽く出かけるならモバイルバッテリーだけでいいし、ガッツリ出かける、なんなら何泊かするんでもこのセットだけで十分なくらいで本当ありがたい。
今後の進化も楽しみですね。
-
-
おすすめ 充電器・モバイルバッテリー・アクセサリー。iPhoneなどAppleデバイスに。
続きを見る
-
-
【レビュー】Anker PowerCore Slim 10000 PD 1.4cm薄型設計 & PD対応。今まで使ってきたモバイルバッテリーとの比較と購入した理由など。
続きを見る
-
-
革のポーチをガジェットポーチに。イルビゾンテ レザーポーチ。
続きを見る
-
-
TAVARAT(タバラット) コードクリップ レビュー。姫路レザーのコードクリップでありふれた充電ケーブルをお気に入りに。【Tps-059】
続きを見る
Amazonで購入するならギフト券がお得
Amazonで買い物をする際はプライム会員ならクレジットカードでチャージすると0.5%ポイントが貯まるキャンペーンが行われています。
同時にプライム会員でAmazon Mastercardで支払いをすると2.0%のポイント還元があるので合わせて2.5%還元に!
大きなセールの時もAmazon Matercardだったらポイントアップということが多いのでAmazonを今後も使うなら年会費無料のAmazon Mastercardは作っておいて損はないですね。
