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【ライブ 感想】amazarashi 日本武道館公演 「朗読演奏実験空間“新言語秩序”」2018年11月16日

2018年11月20日

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【ライブ 感想】amazarashi 日本武道館公演 「朗読演奏実験空間“新言語秩序”」2018年11月16日

2018年11月20日

amazarashi 日本武道館公演 演奏朗読実験空間 新言語秩序

amazarashiが武道館でライブをする。その発表だけで感慨深いものがあったのに、

当日、会場早々に入場して徐々に席が埋まっていく様子を見ていたら、急にその凄さを実感した。

これだけの人がamazarashiを見に来ていると。

開催が発表されたのは2018年の4月か5月頃だったと思うけど、その時は確か普通にワンマン・ライブの開催が決定くらいの発表だったと思う。

その時には、ツアーに含まれないライブだし、武道館という舞台ということで、

今までの総括のような、ここまで来たぞっていう様なベスト盤的なライブになるかなと想像していた。

でもそんな想像は甘かった様で、

武道館という大舞台であっても、だからこそなのか、

全く見たことのないライブという言葉には収まらないものを出してきた。

「朗読演奏実験空間“新言語秩序”」というタイトルやリビングデッドのリリースにコンセプトストアの出店など、

ここ数ヶ月、武道館公演関連の新たな情報が発表されるたびに、

返って何が行われるのか全く想像がつかなくなってしまうという事態だった。

何をするんだろうという楽しみと同時に、何が行われるのかわからない不安も。

ライブの枠に収まらない、正に朗読演奏実験空間だった。

ちょっとコンセプトをつけてそれに沿って演出するとかいうレベルじゃない、

一体いつから構想が始まったのか、秋田さんは、そしてどれだけの人たちが、どれだけの時間をかけてここまでになったのか。

ものすごい作り込みだった。

過激な言葉を制限される様になった世の中で、言葉の検閲をする新言語秩序という組織と、言葉の検閲に反感を持ち対抗する言葉ゾンビ。

新言語秩序に所属する 実多(みた) と言葉ゾンビの中心人物 希明 (きあ)のストーリーが様々な演出で展開されていく。

武道館の中央に作られたステージは無数のLEDに囲まれていて、演奏してるメンバーはLED越しに確かに見える。

曲が演奏されてる時ステージを囲んだLEDでは、あるときは新聞の紙面だったり、ある時はTwitterなどのSNSの様な画面だったり、またある時はアニメーションがあったりで、

演奏されてるamazarashiの曲の歌詞が検閲されて黒塗りにされていったり、

SNSでコメントされていたり(SNSで過激な歌詞を批判しているコメント主の名前が実多だったり)とストーリーが展開されていく、

検閲されて黒塗りになっている箇所を観客がアプリで検閲解除する様な体で参加型にもなっていたり。

さらに検閲解除するために掲げているスマホのアプリはフラッシュで光を放ち、これも演出に。

BUMP OF CHICKENのLIVEとかで当日はステージを見ているから気づかなかったけど、後々写真やLIVE DVDで違う視点から客席を見るとこんな風になってたのかって思うことがあったけど、

今回は360度観客席がステージを囲んでいるからステージを見ながらも、自分たちの席のステージを挟んで向こうの観客席のフラッシュがとても綺麗なのがわかる。

そして数曲を終えて場面が変わると朗読に。

秋田さんが真っ暗な中で朗読をしつつ中で舞台が回転して朗読を終えるとさっきまで向かっていたのとは違う面に対して演奏する様になる。

これを繰り返すからどの方角の席でも少なくとも1場面必ず正面に見れるっていう仕組み。

一箇所だけ間違えたのか意図的にかわからないレベルで一文字くらい抜けた様に思えたけど、よくあれだけの場で噛まずに読めるものだと思う。

朗読の内容は事前に配布されていたアプリの中にテキストがあり、参加者はこのテキストを読んでいたので中身は知っていた。

当日はやっぱり朗読してる最中もあちこちを観たくなるから、初見だと聴きこぼしてしまったりしてストーリーがわからなくならない様にとか、

そういうために事前にテキストを配布したのかなと思っていたけど、

この事前に配布しておくことも後々の伏線になっていたりとここでも驚かされた。

事前に4つのテキストが配布されてて、最後に5つ目があるのかなとか思っていた。でもそうじゃなく、

アプリ上の4つ目のテキストでは実多は、希明から差し出されたマイクを受け取らずに希明の首元にナイフを突き刺してしまう。

しかし武道館公演では希明が殺されてしまう、来る来ると思っているところで、

実多がマイクを受け取った。

え?あれ?って思ったところで独白の演奏が始まる。

え?え?って思いながらだんだんと状況が飲み込める。

まるでそのままだとバッドエンドだったのが観客の参加によってグッドエンドに転がった様な。

開演前から確かに「(アプリ非対応でスマホをかざして参加出来なくても)ここにいることが新言語秩序への抵抗になります」と言っていたし。

独白は希明が捕まっているときに撮られた音声とかかと想像していたけど実多のものだった。

今回の武道館に向けてリリースされたリビングデットの収録曲はもちろん(月が綺麗は公演で見るまでどういう位置付けなのかなと思っていたけど)、

今回演奏された全ての曲が、

初めからこの武道館公演、新言語秩序に向けて作られていたんじゃないかと思ってしまうくらいに、演出が作り込まれていた。

最後の言葉を取り戻せを繰り返し叫んでいるところでは鳥肌が立ちっぱなし。

公演が終わった後には音楽はもちろん、映画や小説を見終えた後の様でもあり、それだけでもない、何を見たんだろうと考えると、

まさに朗読演奏実験空間だった。

そして実験というのならそれが大成功だったことはエンドロールが終わるまで一切衰えない鳴りやまない拍手が物語っていた様に思う。

amazarashi 日本武道館公演 「朗読演奏実験空間“新言語秩序”」セットリスト

1.ワードプロセッサー
2.リビングデッド
3.空洞空洞
4.季節は次々死んでいく

第1章

5.自虐家のアリー
6.フィロソフィー
7.ナモナキヒト
8.命にふさわしい

第2章

9.ムカデ
10.月が綺麗
11.吐きそうだ
12.しらふ

第3章

13.僕が死のうと思ったのは
14.性善説
15.空っぽの空に潰される
16.カルマ

第4章

17.独白

てず


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