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Tezlogのコト

一人会社で仕事しています。起業した理由や現在まで。

2018年2月3日

このブログのプロフィール用に、自分がどんな人間なのかちょっと書いていたら、だんだん長くなって、

自分でもよくあるネットビジネスの勧誘みたいに見えてきちゃったけど、

仕事はローカルのビジネスで、このページはあくまで、このブログを書いてるのはこんな人間ですよ。という紹介です。

別に会社勤めが良いとかダメとか、みんな起業するべき!とかは全く思ってません。

それぞれに合った働き方があると思います。

起業した理由は会社勤めが嫌だったから

さて、僕は埼玉県に住む30代の男です。

2012年、当時20代で起業して生計を立てています。

起業したとか会社をやってるという言い方をすると大きく見せてるように感じてしまって気恥ずかしいので強調しておくけど、

何かと個人名義よりも信用されるかと思い、株式会社という形にしただけの一人会社です。

売り上げも事業規模も大したものじゃありません。

起業した理由は会社勤めが嫌だったこと。

会社とか学校みたいなところ、集団行動が苦手で協調性がないんですよね。

学生時代からクラスみんなで何かをするとか、毎日学校へ行くとか、出来る人には当たり前のことが苦手。別にいじめられたわけでもないし、行けばそれなりに楽しい時間も多いんだけど苦手っていう程度。

会社勤めだった頃、アルバイトだった頃などは、自分の仕事の範疇のことはしっかりやっていたと思うし、実際にその時々にそれなりに立場を与えられたりしていたと思うけど、

どうしても集団の中にいるというのは気疲れしてしまうしイライラすることも多いし、我慢したくないことはしないということも多いから周りにしわ寄せの負担をかけてしまうこともあったし、それはそれで好きにしてるのに気持ちは良くなかったりするので、

いっそ一人で働いた方がいいんじゃない?と思うように。もちろん一人でやってける保証も自信もないから思うだけで何年かは過ぎたんだけど、あるタイミングでちょっとこれならいけるかもと思い当たることも出来てきてやってみることに。

思えば、全然現実的には考えていなかったけど、学生時代からぼんやりとは将来一人で仕事をして暮らしたいなと考えていて、まさか実際にそうなるとはという感じだけど今大変ではありながらもとても満足してるので、僕にはこういう暮らし方が合っていたのだと思う。

一人になってみて仕事がキライなわけじゃないことに気が付いた

思い切って一人で仕事をしてみると、

大儲けしようと思わず、とりあえず生きていけるくらいなら何やってもやっていけそうだという気になるもんです。

だって月に20万くらい利益が出れば十分暮らせるんだから。流石にそれがマックスっていう仕事をしちゃうとずっとギリギリの暮らしになってしまうけど、なるべく早くそれくらいに持っていければとりあえず暮らしていけて、その先も利益を伸ばす余地が十分にあるならあとは努力次第。

もちろん努力は必要だったし、不安もすごかったけど、やりがいもあった。

会社設立や法人の銀行口座開設、事務所の賃貸物件探しに必要な備品を揃えたり、資料や広告の作成。

準備段階からどれもクソ面倒だったけど、一個終わるごとに達成感があったし、

初めての契約や売上は本当に嬉しかったし、これでやっていけるって気がした。

それでもそれを一緒に喜びあえる仲間がいないことに一人で仕事をするっていうのはこういうことだって認識することも。

初めの数ヶ月は予定通りではあったけど赤字続きで自分の給料はなし。

覚悟してたよりは早めに黒字になったけど、それでもいつ仕事が無くなるかわからない不安。

来月急に売上が0になる可能性だって0じゃない。

それでもなんだかんだ売上が上がっていく。

もちろん勝手に上がるわけじゃなくて、集客にはとにかく苦労した。

お客さんが少ないうちは集客についてばかり考えてればいいけど、(それはそれで辛いけど)

お客さんが増えれば仕事にかかる時間、必要な事務作業も多くなるからとにかく時間がなくなる。忙しくなる。

キャパオーバーでミスが頻発する。

このままではまずいと仕事の仕方を考え直す。改善する。

一人で働いてるからこそ無駄を省いて効率の良い仕組みや1日の流れを都度都度改善していく。

人を雇ってないんだから人を雇ってると思えば安いと思って時間を節約できる道具は積極的に導入する。

働くことそのものは嫌いじゃなかった様で、

一人で仕事をするようになってからは労働時間はかなり増えましたが、

以前の自分からすると考えられないくらい、今は苦な気持ちがなく働けています。

今では好き好んで遅くまで仕事をしているんだから環境が変われば人間変わるものです。

起業したばかりの頃とか、他にも忙しい時期とかは連日泊まり込みで働いたり。

この辺は本当に20代で良かったと思う。

今はどんなにやりたい仕事があっても夜は風呂に入ってベッドで寝たい。

起業や経営初期を助けてくれたモノと邪魔だったこと

自分で作ったHPだけで集客できるようになってからは集客コストがほとんど0になって、

かかる時間もかなり削減されてグンと経営が楽になりました。

何の知識もないままにGoogleで検索を重ね、このブログでアレコレ試しながらHPを作っていった。

ブログを書いて本当に良かったと思う。これはまた別の記事で。

机の上の画像
僕がブログを書く理由と得たモノ。集客出来るHPを作るために始めたブログが趣味に。

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ちなみにブログを書くとか、サイトを作るのに関しては特に本など読んでいませんが、
起業してからは神田昌典さんの本が大変勉強になりました。

昔の本も、内容がそのまま通用する内容じゃなくなっていても考え方は読んでいて納得出来るし腑に落ちるし、

とにかく読みやすい、読ませるのがうまいのかな、モチベーションも上がるし。

技術書とか専門書は必要に応じて読むけど、経営面や集客なんかでは神田昌典さんの本と、そこで紹介されてた本を少しっていうくらい。

逆に起業前後で邪魔になったのが人の助言。

全てではないし、勇気づけられるものももちろんあったんだけど、始めてのこと尽くしの起業や経営初期において、先輩経営者みたいな人の言葉は時にすごく迷いを生じさせる。

こうしておいた方がいいよとか、この件ならいい人知ってるから紹介するよとか、すごく簡単に何かを勧めてきたりするんだけど、その人が紹介する良い方法や良い人っていうのが、たまたまそいつが知ってること、知ってる人のことを言ってるだけに過ぎないってことがすごく多い。

ただ人と人を繋ぐポジションに入って感謝されたいだけ。もちろん悪気はないことも多いと思うけど結果的に良くない人を紹介されるのは迷惑でしかない。

他にも地域の商工会や青年会議所、倫理法人会とか、色んな集まりに呼ばれたり入会を勧められるんだけど、やっぱりわからないことばかりだと、気は進まないけどこういうところに入会して人付き合いするのが必要なのかなとか。

人脈は大事だとは思うけど、それは本当に自分に必要な人であったり、深く出来上がった関係性であって、やたらめったらとにかく人と繋がれってことではないと今は思う。

でも当時の何もわからない頃はやっぱり惑わされる。

結局迷いながらも、そもそも人間付き合いが苦手で一人で働こうってのに何でそんなもんと思って何も加入しないでやってきてるんだけど、はじめの3年くらいちょこちょこ勧誘されては断ってを繰り返してたらいつの間にかお呼びはかからなくなった。

結果なんの不自由もなくやれてるので本当に入らなくて良かったと思う。入会には月会費もかかるし、忙しい中定期的な会合にも行かないと行けないし。

とにかく、本人に悪気はないとか善かれと思ってくれてることもあるんだろうけど、うかつに色んなことを勧めてくる人が多いし、会社をやってくってのはそういうことなのかなとか惑わされがちだったけど、ちゃんと自分の頭で考えて、そんなわけなくないか?って思うことは堂々と自分の考えを貫くことが大事だと思う。

経営者としては先輩だとしても、その人とは事情が違うし、時代だって違うことも多い。

誰かが言ってたからで決めるのは簡単で、それを突っぱねて自分の考えに自信を持つのは経験がない時にはちょっと大変だったりするけど、その誰かは、その時の思いつきや本人の経験でパッ出てきたようなことを喋ってて、そうじゃなくてちゃんと自分の事情を踏まえて本気で考えてるのは自分だからね。

もちろん中にはすごく勉強になることを聞かせてくれる人もいるんだけど、そういう人の話は、そういうものかなー?って迷わされるよりは、ああ、なるほどってスッと腑に落ちることが多いように思う。

そういう人はこっちの情報を少し聞いただけで経営状況もかなり正確な範疇で察してモノを言ってくるので、ああ、本当に経験や理論をしっかり持ってる人はこうなれるんだなと思う。

ただそんな人の意見でさえ、あくまで他人事なんだと、本当に真剣に考えてるのは自分だけだと思っておくことが大事だと思っている。

2021年4月1日追記

この記事は2018年に自己紹介の流れで書いたものだったんだけど、最近やけにアクセスがあるなーと思ってたら、会社勤めが嫌とか苦手みたいな検索ワードでヒットするようになってました。

会社辞めたいみたいな人が読んでくれてるのかなと思って少し追記することに。

僕は以前の会社勤めを辞めて起業して、それとは別にブログの趣味を持って、わりと楽しく過ごせるようになりました。

かといって、だからみんな会社辞めたほうがいいとか、起業するべきとかは全然思ってなくて、人には向き不向きがあるし、その人の人生なので好きなようにしたらいいと思ってます。

踏ん切りがつかないうちは無理に行動しなくていいと思うし、慎重に考えるのも大事だけど、

逆に思い切って踏み出さないといつまでも何も動かないということもあるし、ある程度踏み出したら後は止まるわけにもいかずガンガン動くしか無くなるから思い切って行ってみるのも手だったり。

どっち付かずなことを言ってるけど、慎重さが足りない人はよく考えたほうがいいし、踏み出せないでいつまでも準備してるような人は思い切って動くべきだったりすると思います。

人の意見を聞いたり調べ物をするのもいいけど結局最後は正しいのはどうとか、利口なのはどうとかよりも、自分がどうなりたいのか、どうしたいのか。そのためにどうするのか。っていうようなところに尽きると思います。

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僕がブログを書く理由と得たモノ。集客出来るHPを作るために始めたブログが趣味に。

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てず


オススメのモノ・コトを紹介するレビューブログ Tezlog(てずろぐ)を運営。
Apple製品など生活を便利快適にしてくれる家電・ガジェットや、
革製品など素材感の良い長く付き合っていける一生モノみたいなモノが好き。
好きなモノだけを持って気持ちよく生きていきたい。
他には音楽ライブ・洋画・海外ドラマ・漫画・ラジオが好き。30代。
2012年から一人会社。
2016年ブログ「Tezlog」開設。
2021年よりYahoo!ニュース エキスパート クリエイター参加。
2022年よりMakuakeアンバサダー。
2023年よりXREAL Japan SNSアンバサダー。
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